ウルトラマンの横顔を、
3回に渡ってお送りしましたが、
【1回目】
【2回目】
【3回目】
円谷プロダクションは「ウルトラマン」シリーズ以外にも、
多数のヒーローを生み出してきた。
一番組、同一タイトルで、複数ヒーローを登場させたのも、
かなり早かった。
※「突撃!ヒューマン」の方が先。円谷プロファンクラブ会報30号(2013/9)は、
広げると裏面がB2サイズのポスター
「TSUBURAYA HERO ALL STARS」に!
大判画像はこちら。
上段左より①初代ウルトラマン②ゾフィー③ウルトラセブン④ウルトラマンジャック⑤ウルトラマンエース⑥ウルトラの父⑦ウルトラマンタロウ⑧ウルトラの母
2段目左より⑨ウルトラマンレオ⑩アストラ⑪ウルトラマンキング⑫ウルトラマンジョーニアス⑬エレク⑭ロト⑮アミア⑯ウルトラマン80(エイティ)⑰ユリアン
3段目左より⑱ウルトラマンスコット⑲ウルトラマンチャック⑳ウルトラウーマンベス㉑ウルトラマングレート㉒ウルトラマンパワード㉓ウルトラマンゼアス㉔ウルトラマンティガ㉕ウルトラマンダイナ㉖ウルトラマンガイア㉗ウルトラマンアグル
4段目左より㉘ウルトラマンナイス㉗ウルトラマンネオス㉘ウルトラセブン21(ツーワン)㉗ウルトラマンコスモス㉘ウルトラマンジャスティス㉙ウルトラマン ザ・ネクスト㉚ウルトラマンネクサス ジュネッス㉛ウルトラマンネクサス ジュネッスブルー㉜ウルトラマンノア
5段目左より㉝ウルトラマンマックス㉞ウルトラマンゼノン㉟ウルトラマンメビウス㊱ウルトラマンヒカリ㊲ULTRASEVEN X㊳ウルトラマンゼロ㊴ウルトラマンベリアル アーリースタイル㊵ウルトラマンサーガ㊶ウルトラマンギンガ
6段目左より㊷アンドロメロス㊸アンドロウルフ㊹アンドロマルス㊺アンドロフロル㊻ウルトラニャン㊼レイモン㊽ミラーナイト㊾グレンファイヤー㊿ジャンボット 51. ジャンナイン
7段目左より52. ミラーマン 53. レッドマン 54. レッドファイター 55. グリーンファイター 56. オレンジファイター 57. トリプルファイター 58. ファイヤーマン 59. ジャンボーグA(エース) 60. ジャンボーグ9(ナイン)
最下段左より 61. アステカイザー 62. アイゼンボー 63. コセイドン 64. グリッドマン 65. グリッドマンシグマ 66. オタスケガール 67. ミラーマンREFLEX 68. アイ吉
ウルトラマン以外にも、円谷ヒーローはこんなにいて、
フェイスブックの円谷プロダクション
円谷アーカイブス
一部は
タイムラインの写真
にも、
ウルトラマン以外のヒーロー画像が山盛り。
そこでせっかくなので、
彼らの画像もまとめておこう。
マイナーヒーローも多いので、
ついでに解説も添えておくことにする。
ミラーマン 1971/12/5
円谷プロがウルトラシリーズとは異なる路線で制作した巨大ヒーロー番組。
『帰ってきたウルトラマン』とともに、第二次怪獣ブームの一端を担った。
↑1話と2話の目の色は黒で無発光。
↓目が黄色く発光したのは、3話から。1971/12/12
本作の企画は、金城哲夫が円谷プロへの置き土産(みやげ)として執筆した原案を基本に、
田口成光や満田かずほが1969年に本格的な番組案とした企画書が発端。
これつながりで、
小学館が発行する学習雑誌などの児童誌におけるマンガ連載が行われた。
1969年9月号から1970年3月号まで、
「幼稚園」に森藤よしひろが、
「小学一年生」に中城けんたろうが、
「小学二年生」と「小学三年生」に久松文雄が、
そろって掲載。
これと並行して、
番組も東京12チャンネルなどへ売り込まれた。
こうした経緯を経て、
一度は旭通信社を通して、
よみうりテレビの土曜日 19:00 - 19:30枠における
『巨人の星』の後番組として候補に挙がっていた時期もあったが、
結局は実現しなかった。
当時のフジテレビでは、
旭通信社の担当枠(日曜日 19:00 - 19:30)で、
新番組企画『長くつ下のピッピ』が原作者の許可を得られず、
制作中止に追い込まれていた。
そこで急遽、旭通信社は代替企画として『ミラーマン』をフジテレビに売り込み、
9月3日の同局企画会議において、
1971年12月から同枠での放映が決定することとなった。
こうして、最終的に本作は円谷プロが企画と制作を兼ね、
広告代理店は旭通信社が担当し、
提供スポンサーは大塚製薬グループが単独で務める形となっている。
大塚製薬の殺虫剤フマキラーのCMでは、
露出の目立った↑ハエブーン、
ゴキブラー、モスゴジラの3匹は、
「ミラーマン」25話「怪獣を探す妖精少女」では、ほんのチョイ役。
冒頭であっさり殺処分された。
設定については、
満田が各局に売り込んでいた『戦え! ウルトラセブン』の企画書における、
スライサーVやスライサーHなどの必殺技なども流用することで、
細部が固められていった。
『シルバー仮面』との視聴率競争
本作は、放映開始時から裏番組として同じ特撮ヒーロー番組である『シルバー仮面』
との視聴率競争を繰り広げていたが、
シリアスで地味な世界観や、
制作費を抑えるため同じ怪獣が再登場するパターンが繰り返されたことなどから、
視聴率は初回の27%を最高値として徐々に下がっていった。
この視聴率競争では「ミラーマン」が優勢であり、結果的には勝利したものの、
翌1972年の4月編成期を境に、第二次怪獣ブームが過熱していくなかで、
派手なアクションやドラマを展開するライバルヒーロー番組が各局ともに続出することとなり、
制作スタッフはさまざまな番組強化策を検討せざるを得ない状況となる。
『変身ブーム』の中での設定変更
こうして、ライバル番組が一気に増加したことへの対策として、
第2クール目から怪獣が再登場する方針が改められ、
序々にインベーダーの作戦のスケールが大きくなり、派手な特撮シーンが増えていった。
そして第3クール目からミラーマンの世界観はインベーダーと人類との総力戦を描くものへと変わる。
ソルガン(太陽や星の光をエネルギーとする光線銃)以外に武器を持たず、
事件の調査と航空防衛隊への指揮が中心だったSGMは、インベーダーによって基地を壊滅させられ、
実力で対抗すべく大型戦闘機ジャンボ・フェニックスを導入。
ミラーマンを支援する攻撃部隊としての側面を持つようになる。
また、インベーダーの策略で埋め込まれたエネルギー時限爆弾と、
その対抗アイテムとして父親から与えられたカラータイマー 、
胸ではなく、ベルトのバックルに装備。
そして敵の強大さをアピールするため2体の怪獣を相手にするケースも多くなり、
戦いの緊迫感は俄然増した。
また番組初期でみられなかったインベーダー側のドラマが描かれる話(42・46話)や、
環境破壊を批判した社会派のドラマ(32話)や、
インベーダーの地球侵略の理由が明かされる話(41話)もあり、
バラエティに富んだ作風となっていく。
視聴率も第34話から16%台に持ち直し、
安定した人気を得るようになり、
続編『ミラーマン・兄弟』も企画されるが、
柏市の沼南消防署・高柳分署の、「フィヤーマン二世」も、ミラーマン兄弟?
こちらは映像化されることなく終わった。
このように紆余曲折を経た「ミラーマン」だが、
放映されていたのが、ヒーロー番組が乱立した空前の「変身ブーム」であったことを考えれば、
十分な人気を得た番組であったと言える。
視聴率も、平均17.2%と、決して悪いものではなかった。
一方でキャラクター商品化市場では苦戦を強いられ、
ことに
怪獣のソフビ人形の売り上げが伸び悩み、
ミラーマンや怪獣のソフビ人形を販売していたブルマァクの倒産の一因となった。
パイロット版ミラーマン 1971/6〜7
鏡京太郎役は柴本俊夫、ミラーマンのスーツアクターは天野潔。
放送決定に先駆けてパイロット版も制作されていたが、出演者やヒーローのデザインなどが異なっている。
番組の制作決定以前の1971年6 - 7月頃、プロモーションの一環として制作されたもので、ミラーマンDVD-BOX2や単巻DVD.第9巻に映像特典として収録されている。
ミラーマンREFLEX(リフレックス)2006/3/24(2006/1/28)
ミラーマンREFLEX(リフレックス)は、
2006年に発売された全3話の特撮オリジナルビデオ。
先行して劇場公開されたことから、
映画作品として扱われることもある。
先述の『ミラーマン』のリメイク作品。
原典から「鏡」「光と闇の戦い」などの要素を作品の中核として引き継ぎつつ、
鬼道をモチーフとした大人向けのハードSFアクションとして仕上げられている。
主人公ミラーマンREFLEXのデザインは、
初代ミラーマンの初期デザイン(1969)をモデルにしている。
ミラーナイト 2010/12/23
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』に登場。
2010/12/23
二次元人を父に、エスメラルダ人を母に持つ、鏡の星出身の鏡の騎士。
惑星エスメラルダの王家の守護を使命とし、騎士らしく礼儀正しい性格。
児童誌版のミラーマン原案のデザイン(1969)は、ミラーマンREFLEXと、
↓ミラーナイト(右・2010)にも受け継がれた。
普段はエメラナ姫のティアラを介し、
彼女に危機が迫ると現れる。
アークベリアルとの最終決戦の際に、
鏡を使ったトリックプレイでベリアルを翻弄する活躍を見せ、
ベリアルが倒された後は、
ゼロに半ば強引に誘われるような形でウルティメイトフォースゼロに加入した。
レッドマン 1972/4/24
『レッドマン』は、1972年4月24日から10月3日まで、
日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送された。
放映時間は1回当たり5分間、月曜から土曜の朝7時30分頃 - 7時35分頃放送。
1話完結。94話から99話のみ連作。全138話。
レッド星雲のレッド星からやってきた平和を愛する戦士。
その名の通り全身が赤を基調としており、
顔や胸・背中の模様や手袋・ブーツ・ベルトが銀色にデザインされている。
頭部は清朝の暖帽(えぼし?読み方不明)をかぶっているウルトラマンのようなルックスで、
耳は独楽(こま)の上にアンテナ状のものが立った形状になっている。
番組の構成上、怪獣が街中に出現して悪さをする場面がなく、
冒頭で野原などを徘徊している怪獣を発見したレッドマンが猛然と挑みかかり、戦闘開始となる。
そのため、レッドマンが一方的に襲いかかっているようにしか見えない場面も見られた。
それゆえ、レッドマンはファンから「赤い通り魔」との異名をとっており、
これは円谷プロの公式エイプリルフールネタでも使用されている。
また、レッドマンには台詞が存在せず、
「イヤッ」「トォーッ」といった掛け声と
必殺技の名前(「レッドアロー!」など)を発するのみで番組が進行する。
2013年にチャンネルNECOで放送された際には、
「怪獣たちが次々と襲い、地球を守るために戦っている」というようなナレーションが流れている。
トリプルファイター 1972/7/3
レッドファイター 1972/7/3
グリーンファイター 1972/7/3
オレンジファイター 1972/7/3
※各キャラの正確な登場月日は異なります。
1972年(昭和47年)7月3日から同年12月29日まで、毎週月曜日 - 金曜日17:30 - 17:40に、TBS系で放送された、
1週5回分の放映で1話が完結する形式(いわゆる「帯番組」)の特撮テレビ番組。
130回(全26話)放送。番組終了後、同じ枠で再放送された。
月 - 金曜日の1話分が、ほかの30分ものの作品に比べ、
オープニング、CMを除いた本編パートだけでも31分40秒と長尺なものとなっている。
アクションに主眼が置かれ、
デーモン怪人テロル
デーモン怪人ミラージュ
デーモン怪人バービーブー(バービブー記述もあり)
SATとデビラの格闘や、
デーモンカーとのカーチェイスもふんだんに盛り込まれた。
これは、同じ時間枠で放映された『ウルトラファイト』の
「全編立ち回り」という路線を発展・継承したものであり、
また『仮面ライダー』に代表される
「等身大ヒーロー」の影響によるものでもある。
その一方で、第8、13、18、20、最終話など、ドラマを重視した回も存在した。
提供のブルマァクの意向でメカアクションが盛り込まれることとなり、登場車両が多数登場することになった。
主人公側の「SATカー」は、
↓手前はデーモン怪人アパッシュ博士
トヨタ・クラウンをベースに1000万円の費用をかけて改造を施されたが、
走行中にパーツが破損するなどのアクシデントが絶えずアクションに不向きであったことから、
第10話(第49回)より「SATバギー」が登場することになった。
また、敵側の「デーモンカー」はスバル・360を黒くペイントを施したものである。
ファイターの登場はおおむね固定されており、
火 - 木曜日に各ファイター、
金曜日にトリプルファイターが登場するのが基本的なパターンであるが、
例外もたびたびみられた。
当時の円谷プロでは、
『ウルトラマンA』
『ミラーマン』
『緊急指令10-4・10-10』
と作品が集中していたため、
『シルバー仮面』(ジャイアント)
を終えた日本現代企画の一部スタッフが、
助っ人として制作に携わっていた。
監督の1人である安藤達己は、
当時ピー・プロダクションの『快傑ライオン丸』に参加していたが、
円谷粲から安藤をメインに考えているという誘いを受け、
『ライオン丸』を1クールで降板し本作品へ参加した。
低予算番組のため大がかりな特撮の撮影は行われず、
デーモンによる都市破壊や、大災害、地球に迫る宇宙船団などのシーンは、
すべて過去の円谷作品の映像を流用している。
一方でマット合成による大胆な画面作りが行われた。
単独スポンサーであるブルマァクは、
本作の直前に『ミラーマン』の関連商品の売り上げが不調だったために、
同社の取締役は本作の単独提供に難色を示し、
奔走して万創と2社提供の契約を取り付けたものの、
ブルマァク社長は円谷プロと懇意にしていたことから単独スポンサーにこだわり、
結果的に同社の経営を圧迫する一因となった。
3人の各ファイター
早瀬三兄弟の変身体。銀を基調とし、額や体のラインは個別のカラーで統一されている。
額には緊急時にテレパシーで連絡を取り合うと光る十文字のスターポイント「トリプル・ビーム」がある。
-
- グリーンファイター
- グリーンを持ち色とする早瀬哲夫の変身体。
- マスクは面長で若干目が細く精悍な印象を与える。
- 常に相手の出方を計算しながら戦闘を行なう。あまり敵の標的にはされないものの、弟妹を人質に取られて絶体絶命の危機に立たされたこともある。「知性」の戦士。
レッドファイター
レッドを持ち色とする早瀬勇二の変身体。
マスクは吊り目で顔つきに若干丸みがある。
力任せに敵に突っ込んでいくのが戦闘スタイルで、大勢の敵を相手に渡り合うことが少なくないが、却って危険を招くこともある。
「力」の戦士。
オレンジファイター
オレンジを持ち色とする早瀬ユリの変身体。
マスクは目が丸く、ほかのファイターに比べてやや丸みを帯びたラインも特徴的。
敵をも思いやる優しさを持ち、相手の不利な状況では手を下さない。
兄たちに負けない戦闘力を持つものの、敵の標的にされることも多い。「心」の戦士。
トリプルファイター
グリーン・レッド・オレンジの各ファイターが合体して誕生する最強の戦士。
哲夫の「優れた知性」、勇二の「強靱な肉体」、ユリの「純真な心」を併せ持つ最終形態。
胸の大きな円形のプレート、「ミラクル・シグナル」は、
3人のうちの誰かが弱っていたり限界を迎えると、そのファイターのパーソナルカラーに変わり、
残り時間が1分となり、さらに時間切れになると合体が解けてしまう。
これが唯一の弱点である。
ファイヤーマン 1973/1/7
『ファイヤーマン』は、1973年(昭和48年)1月7日から同年7月31日まで日本テレビ系列局で放送された。
全30話。
1万1500年前、アバン大陸は小惑星アステロイドBの地球衝突で海底深くに没したが、
住民たちは優れた科学力でそれを予知して地底に移住し、
マグマのエネルギーによる無公害社会を作り上げていた。
その末裔の地底人類たちは地球を襲う危機を予知し、
地球を守るために知力も体力も優れた若者に、
マグマエネルギーにより超人に変身する能力を与えて地上に派遣した。
その若者ミサキー=岬大介がファイヤースティックと呼ばれる変身アイテムを掲げ、
「ファイヤー!」と叫ぶことで変身する。
第18話でアバンの長老・オーザの命を得て復活して以降、両手首にブレスレットを装着するようになった。
また、変身ポーズが変更され、掛け声も「ビッグ・ファイヤー!」に変わった。
真っ赤なボディと大きな目が特徴。
マグマをエネルギーとする炎の超人で、体温は1000度。
ただし、高熱を吸収して回復するなどの能力は持たない。
設定上は地上や空中よりも海中で戦うことの方が得意とされている。
身体のサイズが合えば楽器を吹くことも可能で、
第24話ではハーモニカ怪獣のハモニガンを持ち上げて吹いている。
戦闘では苦戦する描写が多かった。
最終話のダークマンダー戦で大幅に消耗したエネルギーの回復を待たず、
物体Xを宇宙に運んで爆破する。その後の消息は不明。
『ウルトラマンタロウ』や『ジャンボーグA』などと同様、
円谷プロ創立10周年記念番組として製作された作品である。
制作当初の方針は「怪獣特撮番組の原点に還る」だった。
しかし、視聴率は平均6 - 7%台と低迷した。
そのテコ入れとして第13話より放送枠が火曜日19時台に変更され、
オープニングのタイトルバックを一新(アバンタイトルとしてファイヤーマン対怪獣のハイライトシーンも挿入)。
さらに第17話と第18話の九州ロケ編(ファイヤーブレスレット、新技ファイヤーダッシュが登場)を経て、
コミカルな宇宙怪獣を登場させたり、
山村を舞台にした牧歌的な描写を増やすなどの策が取られた。
しかし視聴率は向上せず、作品の独自性も薄れる結果となり、全30話をもって終了した。
本作品は、円谷プロと萬年社の共同作品である。
両社の接触のきっかけは、萬年社と東宝の特撮番組『レインボーマン』の製作発表に端を発する。
『レインボーマン』製作発表よりも前に円谷プロでは(具体的な番組企画としては進行していないものの一応の形で)
「レインボーマン」の名称を商標登録しており、
製作発表当日に版権協会からその旨を指摘された萬年社は「レインボーマン」の商標権の移譲を円谷に打診する。
この依頼に応諾する対価として円谷側は萬年社に新番組枠の確保を提案し、
それに応じる形で実現したのが本作品である。
グレンファイヤー 2010/12/23
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』に登場。
燃えるマグマの魂を持つ炎の戦士。
何よりも自由を愛し、炎の海賊の用心棒をしながら仲間達と共に銀河を飛び回っている。
粗暴で口が悪く、自分が認めた相手としか話をしない主義だが、
認めた相手に対しては信頼や尽力を厭(いと)わずに行う、義理堅い性格。
炎の星の出身で、胸の奥にあるファイヤーコアは、感情が最高潮に達した時、自らの力が本当に必要とされる時に発動する。
また、髪を掻き揚げるような仕草をすると炎が起きる。
バラージの盾の情報を求めて炎の海賊と接触したラン達の前に立ちはだかり、ランが変身したウルトラマンゼロと交戦。
互角の勝負を繰り広げるが、そこにダークゴーネ率いるベリアル軍艦隊が乱入したため勝負は中断。
ゼロと共同でベリアル軍と戦い、ゼロの勇敢な戦い振りを見て彼を仲間と認め、
バラージの盾が鏡の星にあることを伝えるとグレンスパークでスペースニトロメタンの小惑星群に突っ込み、
大爆発を引き起こしてベリアル軍を追い払った。
その後はしばらく行方不明となるが、アークベリアルに苦しめられるゼロの元にレジスタンス艦隊を引き連れて参戦。
ミラーナイト、ジャンボットと共にアークベリアルと戦い、
ウルティメイトゼロがファイナルウルティメイトゼロを撃つまで陽動を行った。
戦いが終わった後、彼もまたウルティメイトフォースゼロに加入した。
中でもムードメーカー的存在であり、
仲間達に対して砕けたあだ名で呼んだり戦闘中でも軽口をたたけるなど特にコミカルな言動が多く、
真面目なミラーナイトやジャンボットとは後の作品で口喧嘩をすることも多い。
ここで文字数限界。
続きはまた!