2月10日に放送予定の、
「銭形警部」のタイトルロール、
鈴木亮平を基準に、
オレ版ルパン三世実写版理想のキャストを考える、第2弾。
とはいえ今回は、
ルパン候補でも、
次元候補でも、
五エ門候補でもなく、
前回に引き続き、
峰不二子候補2017。
あれ〜、
大川藍で決まりじゃなかったの?
たしかにシンクロするイメージに事欠かず、
コスチューム、
シチュエーション、
雰囲気等々を総合的に考え併せて、
現時点では、ベストチョイスと思われる。
だがしかし、
もっぱらプロポーション、
つまり体つきだけが選出基準で、
顔は全然、峰不二子に似ていない。
ただし、一口に峰不二子と言っても、
時期によって顔がぜんぜん違う。
パイロット版(1969)
作監:芝山努
テレビファースト=PART1(1971)
作監:大塚康生
テレビセカンド=PART2(1977)
作監:北原健雄
映画1作目(1978)
作監:椛島義夫
映画2作目(1979)
キャラデザ:大塚康生
スピンオフ「LUPIN the Third -峰不二子という女-」(2012)
キャラデザ:小池健
テレビ第4シリーズ=PART4(2015)
キャラデザ:横堀久雄
まるで高梨沙羅とか、
カラコンとメイクだけだと言うが…。
三田友梨佳みたいに☆
フジの「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦 4時間SP」2017/1/6に、
↓日テレの岩本乃蒼(右)みたいな見慣れぬ顔の女子アナ(左)が。
声を出したら、ミタパンだった…。
☆時期によってまるで別人。
アイドリング!!!後輩の佐藤麗奈に、
「○だけで描ける顔」と形容された大川藍の顔は、
そのいずれにも似ていない。
自分的に理想の峰不二子の顔は断然ファースト(パート1)で、
声は二階堂有希子。
各話ごとのバラつきどころか、
同一話の中でさえ安定しないが、
カワイイ女性という魅力的なイメージは一貫しており、崩れない。
それだけに、
セカンド(パート2)の「誰?」な不二子にいたく失望。
モデルチェンジには、こだま兼嗣が貢献したと勝手に推測。
※ただし異論のコメントをいただいている。
二階堂と交代した増山江威子の声まで、キライになりかけた。
そのうえ同じ大塚康生がキャラデザ、作監なのに、
ファーストから8年後の『カリ城』の不二子の顔が、
すっかり「未来少年コナン」のモンスリー化してしまい、
もう大塚康生は、ファーストの絵柄を描けなくなったのか…
と残念だったが、
『カリ城』翌1980年3/25発売の、
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テレビオリジナルBGMコレクション ルパン三世 〜山下毅雄オリジナルスコアによる「ルパン三世」の世界〜
に付属したポスターでは、
ファーストの全キャラが記念写真としゃれこんでいて、
「描けるじゃんか」とフシギな思いに。
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とにかく、峰不二子として探す顔は、
ファーストとの比較となる。
↑後年にファースト不二子のイメージで描き直されたイラスト。
とはいえ、平成生まれは総じてアニメ顔なので☆
平手友理奈(欅坂46)
生駒里奈(乃木坂46)
☆ワンカットオンリーでなく、
できるだけ、多くのカットとの共通項を探してみる。
「最近この顔見かけたよな」と思い浮かぶのが、
小嶋菜月(こじま・なつき/AKB48)
AKBに3人いる小嶋の中では最もマイナーで、
総選挙で圏内に入ったことは一度もないが、
一部に熱狂的な支持を得る。
選出基準はあくまでも顔だけだったが、
偶然にも、かなりのグラマーで
身長が大川藍(164センチ)より10センチも低い、153〜154センチと小柄なのに、
大川の「調子の良い時」と同じ、Fカップ。
体重は最大でも44キロ。舞台出演中は30キロ台にまで落ち込んだというスリムさ。
167センチでバスト99.9センチという不二子の絵柄と、
外見のバランスは近いのかも。
2Dの絵柄との比較ならまだしも、
理想形を突き詰めた、
3Dのフィギュアと比べるのはいささかキツイが、
そもそもナース姿の不二子って、どこに出て来たのか、
見覚えがない。
ただし小嶋菜月は、演技もヘタなら、
歌もひどいポンコツぶりが持ち味なので、
本当の峰不二子役は、とうていつとまりそうもない。
「
愛犬や友人への愛情表現が生々しすぎて、
「性のニオイがする」と敬遠されている小嶋菜月。
色々と残念なところが、
まさに小嶋菜月クオリティ!
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峰不二子の顔候補/ルパン三世実写版キャスト案2017(2)
あんなのと一緒にするな!/週報『ローグ・ワン』〈第4号〉
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-05)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-10)
昨夏のSWセレブレーション・ヨーロッパ2016(7/15–17)で、
『ローグ・ワン』メインステージの中継を見て、
気になる違和感が。
セッションの司会を務めたのが、
『フォースの覚醒』でキャプテン・ファズマを演じた、
グェンドリン・クリスティーだったこと。
身長191センチの長身で、女性格闘家のようなガタイに、
CG合成をしくじったような小顔が、チョコンと乗っかっている。
顔の大きい人・小さい人
とか、
巨大女伝説
で取り上げようかと思ってるうちに、
日々はいたずらに過ぎていったが
問題はそこじゃない。
バカなの?〈その1〉
ファンイベントだから当たり前だけど、
彼女は会場の拍手喝采を受けていた。
?????
会場に集ったみんなは『フォースの覚醒』を見ていないのか?
ファズマの出番も見せ場もほとんどなく、
これはボバ・フェット以来の、
見かけ倒しバブル人気キャラの踏襲で、
無駄キャラの最たるもの。
悪しき慣習の引き継ぎに、
嘆かわしい思いでいたのに、
ファンは無批判に歓迎している。
演技力もキャラの重みも無関係に、
とにかくSWに関わったと言うだけで、
名士扱いで厚遇される、
『エルストリー1976』現象を
永遠に引きずり続けるつもりなのかと、
呆れるばかりだった。
バカなの?〈その2〉
グェンドリン・クリスティーは、
「同じSWファミリーに仲間入りする後輩を迎えてくれる先輩」
という位置づけだから、
『ローグ・ワン』の俳優陣、
(左から右へ)
ソウ・ゲレラ役のフォレスト・ウィテカー
ゲイレン・アーソ役のマッツ・ミケルセン、
K-2SO役のアラン・テュディック、
ベイズ・マルバス役のチアン・ウェン、
チアルート・イムウェ役のドニー・イェン、
ジン・アーソ役のフェリシティ・ジョーンズ、
ボーディー・ルック役のリズ・アーメッド、
キャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナ、
———の8人は平身低頭だったが、
誰もが心の中では、
「お前みたいな脇役とは違うんだ」
と思っていたに違いない。
言葉を替えれば、
キャプテン・ファズマなんかと同席したら、
自分の役まで、どうせ見かけ倒しのカスキャラと思われやしないかと言うこと。
「単にSW出演俳優でくくってもらっちゃ困る」という思いである。
もっともこの時点では、
『ローグ・ワン』の全貌は誰にもわからなかったから、
従来のノリで行くしかなかったわけだが、
それでもひたすら盛り上がれるファンはおめでたいと言おうか、
映画本編を見てから、このイベントを振り返って、
どう思い、どう感じるのだろうか。
(どうせ忘れてるに決まってるけど)
バカなの?〈その3〉
そして年末。
『ローグ・ワン』からは、
「こっちは『フォースの覚醒』みたいな、粗悪なSWの模造品とは違うんだ。
同列に扱ってもらっちゃ困る」
という主張がギンギンに感じられた。
たとえばSWではお約束の、
高所恐怖症的な奈落の底でのアクションが、
『ローグ・ワン』にも用意されているが、
スカリフのデータタワーを下りて、
壁面からユニットを引き出さねばならないという必然がある。
一方で、『フォースの覚醒』のレイは、
スターキラー・ベースで、
(いつ習得したのかも不明な)フォースの幻惑術により、
拘束を解いた後、
脱出をはかるでもなく、いたずらに施設内を行動動機もなくウロウロ。
絶壁の中腹に潜入する必然性は何もなく、
たんにレイ救出にやって来た、ハンとフィンに見つけてもらうためだけという、
デタラメにもほどがある状況設定。
真剣に見ていたこちらがバカだった…。
バカなの?〈その4〉
ルーカスフィルム新社長に、
キャスリーン・ケネディが就任当初は、
ルーカスはそのまま顧問(相談役)として常駐、
創作で行き詰まれば、道標となり助言を与えるはずだった。
ところがケネディはあっさり裏切る。
ルーカスの提出した『エピソード7〜9』の原案では、
『エピソード4〜6』で勝ち取った自由と平和が、
30年を経過して次第に失われていく過程が描かれ、
本格的な戦争は『エピソード9』でようやく、のはずだった。
※勝手な推測で、証拠はありません。
ディズニー新体制の製作陣には、
これが大不評。
「これじゃあ新三部作(『エピソード1/2/3』)の二の舞じゃないか。だからルーカスはダメなんだ」
かくして「ファンに向けた作品」を口実に、
ルーカス案は破棄。
これにより、ルーカスとディズニーは決裂した。
かくして新国家体制のリーダーであるべきレイアは、
“なぜか”正規軍ではなく、
体制に背く抵抗軍(レジスタンス)=地下組織の将軍として、
劣勢の側に身を置き、
帝国の残党で、圧倒的に劣勢なはずのファーストオーダーは、
軍事力も施設の規模も軍資金も“なぜか”かなり優勢で、
“なぜか”最初から戦時中の話になっているという、
ムチャクチャな設定。
ディズニー新体制が、
SWを「儲かるコンテンツ」としか考えておらず、
「とりあえず、SW(『エピソード4/5/6』)的なものをちりばめときゃ、
ファンは喜ぶだろ」
という、恐ろしく表層的な判断で、
もっぱら商売の必然のみで(=創作動機や創作意義抜きで)製作、公開された『フォースの覚醒』がまんまと成功したことには、
「ファンもつくづく、見くびられたもんだよな」
と感じ、そのディズニーの思惑通り、
ファンの大半が踊らされたことに、
「バカなの?」と感じざるを得なかった。
つづく。
新・ウルトラつま先クロニクル
マンBタイプの先の尖った反り足に影響を与えたのは、
バルタン星人に違いない。
「いやいや、それより前にケムール人でしょ」
と思った、そこのあなた!
私もそう思い込んでましたが、
それはデザイン画の時点で、
先は尖っているが反り上がってはいない。
さらに古谷敏が着用したケムール人のスーツの足は、
意外やブーツではなく、裸足の指足だということが、
倒れる場面で確認できるんだとか。
エクスプラスのフィギュアではこうなっており、
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成田氏の後年のイラストでも、
指足になっている。
鮮明な資料写真が公表されず、
↑後年の再登場がこうなので、
長年、誤認されていたようだ。
バルタン星人に話を戻せば、
↓この撮影会がきっかけで、
成田亨は、「はっ、しまった!」と思ったに違いない。
ボディこそ生物的な皮膚感にあふれ、
↑こういう爪足こそが似合いそうなバルタンの方が、
宇宙文明的な靴を履いている。
そもそも、バルタンのデザイン画だけでなく、
ウルトラマンの方だって、
レッドマンの時点では、
いつもの成田スタイルの足先だったんだから、
後悔はなおさらだった。
さいわいバルタン星人は2話に1度出たきりだったので、
ほとぼりの冷めた14話から登場した、
マンBタイプの足にひっそりと移植した。
ところが、たった2話後の16話にバルタン星人二代目が登場。
はからずも、同じ足同士が敵味方に別れて戦うことになる。
マンCタイプ初登場の30話では、
Bタイプの足を受け継いでいるのに、
その後はAタイプ風の平足に戻ったのは、
対戦こそなかったが、
33話に再々登場する
バルタン星人との差別化のためだったのかも知れない。
※勝手な憶測で、情報ソースはありません。
こうした経緯を知らずに、
単に、にせウルトラマンの足先をまねた、
ウルトラマンシャドー以降は、
反り上がった尖り足は、
悪のウルトラマン、
もしくはニセモノの目印になってしまった感があるが、
全てのニセモノ/悪の足先が、
尖ったり反っているわけではないのと同様、
正義のウルトラマンの中にも、
平足でないものが、たまにいる。
↑テレビ「ダイナ」本放映時ではなく、後年の劇場版での姿。
↑テレビ「ガイア」本放送時ではなく、後年の劇場版での姿。
↑「メビウス」客演時のゾフィー。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』のゾフィー。
のぞき穴がスリット状のゾフィーは、この足になっている。
ダイナ、ガイア、ゾフィーの共通点は、
スーツの裾にブーツをたくしこむ構造。
つまり同じブーツ=靴をキャラで区別せず、使い回しているだけ。
↑このヒュドラの足先が尖っている理由がようやく判明。
↓のぞき穴が点状のゾフィー(アツイ胸の勘違い野郎)は、
セブン/新マン以来の外履き平足ブーツ。
足に「©円谷プロ」がかぶっていない大判画像が見つかった記念に、
ここに載せます。
以上で、足かけ2年越しの記事、
ウルトラつま先クロニクル
は終了です。
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字幕大賞!/週報『ローグ・ワン』〈第5号〉
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-10)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-17)
2016/12/に公開された、
『ローグ・ワン』は、初日にIMAX-3Dで鑑賞したが、
それからしばらくご無沙汰だったので、
1/19に字幕版2Dで再見。
そこで、ふだんの週報『ローグ・ワン』の流れを小休止、
林完治氏の字幕の隙の無さ、
見事さを称えようと思う。
ライラ・アーソ
「称える」と言いながら、しょっぱなから疑問を呈するが、
ゲイレン・アーソは自分の妻を、
終始「レイラ」と呼んでいた。
綴りは“Lyra”だから、
「ライラ」表記で当然だし、
日本はL音とR音のどちらもラリルレロ表記なので、
「レイラ」では、「レイア」や「レイ」とまぎらわしいってのもあるが。
キャプテン
キャシアン・アンドー(左)は、肩書きが「キャプテン」
実はキャプテンの日本語訳はややこしく、
『スタートレック:ビヨンド』のカークも、
「船長」でも「艦長」でもなく、
「キャプテン」だった。
かの、「キャプテン」ジャック・スパロウ(右)がいたからかも知れないが、
キャプテン・ソロ(左)は、
ミレニアム・ファルコンの「船長」
ファルコン号は貨物艇だから、「艇長」とする日本語訳もあった。
米海軍ではキャプテンは、戦艦の艦長以外に、
階級としての大佐でもあり、ややこしい。
あまねくフォース
当初ルーカスはSWにフォース(
「他者のフォース」「万物に宿るフォース」という意味で、
Force of othersとしていた。
ジェダイ発祥の地であり、フォース信仰が根強い、
ジェダの月(衛星ジェダ)で、
盲目のチャイルート・イムウェが、
「フォースと共にあらんことを」ではなく、
「あまねくフォースのあらんことを」
と唱え、Force of othersが復活している。
ウィルズ
チャイルート・イムウェは、かつては「ウィルズ守護団」の一人だった。
ウィルズとは、ホイルス星系史(Jopurnal of the whills)の「ホイルス」のこと。
ルーカスはSWの物語を、不死のWhill(ホイル/ウィル)族の伝承と設定していた。
ホット「ホイール」が、ホット「ウィール」と、より原音に近い表記になったので、
ウィルスとするかと思われたが、日本ではウィルスは病原体の意味。
※語源のvirusは、「ヴァイラス」と発音。
字幕はウィル「ズ」で、どうにか切り抜けている。
発射手順を開始
“Commence primary ignition.”を、以前は「第一次点火」としていた。
「点火」って…と引っかかったが、
どうでもいいので、
DVD発売の際に、直せる立場にいたが放置。
このたびめでたく、
「発射手順を開始」に。
さすがです!
シンドゥーラ将軍
ヤヴィン4の反乱軍基地に流れる館内放送。
シンドゥーラとは、
『反乱者たち』の、ヘラ・シンドゥーラのこと。
レッド5
スカリフのシールドゲート周辺の戦いでは、
小太りで白木みのるみたいな
レッド5が戦死。
ルークが〈ヤヴィンの戦い〉で、コールサインを引き継ぐ前段となっている。
字幕でしっかり「レッド5」も登場し、めでたし。
息切れしないように気をつけろ
クレニックがベイダーの元を訪れ、
皇帝への進言を直訴。
身の程をわきまえぬクレニックに、
ベイダーの怒り炸裂。
フォースで首を絞め、
こう脅す。
"Be careful not to choke on your aspirations, Director."
「行きすぎた野心は、自分の首を絞めかねないぞ」
アメリカでは爆笑が起き、
ベイダーはジョークをかましているんだとか。
実際はベイダーが首を締めているのに、
クレニックが自分で締めているかのように、うそぶいているから?
こうした要素を、字幕の短文でどう示すか。
林氏の解答は、たしか
「息切れしないように気をつけろ」
お見事です!
画像アップグレード・パート2
海外のウルトラマンWikiに、
なぜか本ブログの
全ウルトラマンリストで、
正面仁王立ち白抜き画像で
不十分なものを中心に補充されている気がする。
自意識過剰かなあと思ってたが、
↓この一連の画像の後も☆
ティガ(映画再登場時)
コスモスコロナ
ジャスティス スタンダードモード
ジャスティス クラッシャーモード
ノア
ヒカリ
サーガ
ギンガビクトリー
☆まるで足りないところを穴埋めするように、
続々とおあつらえ向きの画像がアップされ続けているので、
まとめて紹介しよう。
※全ての画像が、ウルトラマンWikiからではありません。
※同一の画像を転載しても仕方ないので、一部修正や色調補正処理済みです。
3.ゾフィー 1967/4/9
38.ティガパワータイプ 1996/9/14
いつか胴太のパワータイプの全身画像を見てみたい。
41.ダイナミラクルタイプ 1997/9/13
ダイナストロングタイプ 1997/9/24
これが正像で、
長年、中途半端な切り抜き画像が普及していたと判明。
67.ネクサスアンファンス 2004/10/2
つい先日まで、
↓これが最大だったから、大きな前進といえる。
ネクサスジュネッス 2004/10/16
↑あまり大きな画像ではないが、
↓これよりは、いくぶんまし。
ネクサスジュネッスブルー 2005/4/16
↑ジュネッスよりはいくぶん大きい画像だが、
↓改善具合は似たようなもの。
メビウスインフィニティー 2006/9/16
メビウスフェニックスブレイブ 2007/3/31
ブログでは横幅620ピクセル表示に限定されるが、
実際はかなりの大判画像。
「正面仁王立ち」ではないが、
左腕のメビウスブレスと右腕のナイトブレスの形状が明確なので。
ULTRASEVEN X(ウルトラセブンエックス) 2007/10/5
ウルトラ市民 2009/12/12
他にも、まだ分類しきれていないものでも、
発見した現時点で、画像だけでも挙げておく。
ウルトラマンゼロ
テクターギア 2009/12/12
ウルティメイトゼロ 2010/12/23
ダークロプスゼロ 2010/11/26
テクターギアブラック 2010/11/26
マント姿
父+ファザーマント 2006/4/8
ファザーマントの初出は、「メビウス」第1話
母+マザーマント 2009/12/12
このマントの初出は、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
にせウルトラの母 2012/12/12
も同じマント姿だが、
こちらは目の光がまだらでなく均一な、
2002年モデル。
ちなみに、マザーマントという名称は公式認定ではない模様。
ゾフィー 2009/11/25
ブラザーズマントの初出は、
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009/12/12)
ではなく、
『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』
『STAGE1 暗黒の墓場』(2009/11/25)。
初代マン 2009/11/25
初代マンには、↑映画版のBタイプのマント姿と、
↓Cタイプのマント姿があり、後者は、
『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース STAGE1 暗黒の墓場』か、
↓ウルトラマン基金のPVに登場。
セブン 2009/11/25
↑『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース STAGE1 暗黒の墓場』
↓映画『ウルトラ銀河伝説』
ジャック 2009/11/25
↓映画『ウルトラ銀河伝説』
鮮明さに欠けるので、元画像は小さかったと思われる。
↓『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース STAGE1 暗黒の墓場』
エース 2009/11/25
↓『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース STAGE1 暗黒の墓場』
↓映画『ウルトラ銀河伝説』
タロウ 2009/11/25
↓映画『ウルトラ銀河伝説』
鮮明さに欠けるので、元画像は小さかったと思われる。
↓『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース STAGE1 暗黒の墓場』
レオ+ウルトラマント 2010/11/26・12/22
『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』
「レオマント」ではなく、ウルトラマントなのは、
元来、ウルトラマンキングの持ち物で、
譲り受けて以来、
マントとしては使ってこなかったが、
2010年に、ようやくマント姿が復活。
今年のウルトラマン一覧表は、
かなり充実しそうです。
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画像アップグレード・パート3
なんか最近、
これ(画像アップグレード)ばっかりやってる感じだが、
海外英語版(しかないが)ウルトラマンWikiでの、
歴代ウルトラマンの、
正面仁王立ち白抜き画像の、
充実ぶりと、新画像アップのペースが止まらない。
どうやら講談社や小学館の書籍からスキャンした画像ファイルが、
タイのサイトにため込んであり、
そこから順次転載されてるみたいだが、
なにせタイ語表記なため大元にたどりつけず、
転載を待つしかない。
時期を置くと、
追随しきれない恐れもあるので、
新規画像がたまった時点で、まとめようと心に決めた。
例によって、
※欠落箇所の補修、色調補正を施し、トリミングをやり直している。
※画像検索中に、他サイトから見つけたものも混在している。
たとえば、
↓このウルトラセブン 1967/10/1
英語版ウルトラWikiからではない。
なにしろ、近年の、もはや原形をとどめぬ
↓こいつに、どうにも納得できず、
かといって、
↓こちらは「正面」像ではなく、
解像度も低いので、
納得いかなかったところに、
↓突如現れた救世主。
すかさず、料理(=白抜き)させていただきました。
サムネイル画像の横幅220ピクセルは、
腕や脚を張り出しているキャラにはキツイので、
縦450ピクセルを目安に揃えることにしている。
まだ徹底しきれているわけではないが。
セブンの体色が現行の純赤、あずき色に近いスカーレットではなく、
黄色の混入率が高い、オレンジ寄りのバーミリオン(朱色)なのも、
他とは足並みは揃わねど、資料価値的にはポイント高い。
昭和の時代(1966〜1988・89)には、発色の良い純赤の塗料が存在せず、
エースや、
エイティのように、
無理して純赤を使っても、
すぐに酸化して、黒ずんでしまったそうな。
『ウルトラマン物語』(1984)では、新調されたスーツと再利用のスーツの、赤の色調の差が激しい。
ティガ 1996/9/7
↓パワータイプの白抜き画像程度で喜んでいたら!
なぜか続々、正面仁王立ち、しかも番組放送当時のものがアップ!
マルチタイプ 1996/9/7
スカイタイプ 1996/9/7
パワータイプ 1996/9/14
イーヴィルティガ 1997/7/5
長らくこれを使っていたが、
正面仁王立ちがあれば、それに越したことはない。
と思っていたら、
↓一応これが見つかった。
ソフビ人形のパッケージ写真が、
ネットに転載されたものを加工。
そのため、上掲のサイズと画質が限界。
ダイナ
ミラクルタイプ、
ストロングタイプの画像が、
相次いで更新されたので、
フラッシュタイプも揃えようとしたが、
↑この画像を唯一大きく公開していた、
海外ウルトラWikiが、
↓これに差し替えてしまった。
いやいや、これは劇場版
『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』1998/3/14
もしくはそれ以降の劇場版に登場するスーツで、
他のタイプと並べても違和感がある。
そこで他を色々あたったところ、
↓これが見つかった。
少々色味が悪いが、
↓後は横幅調整をして、ひとまとめになり、
同じ課題はネクサスにも残される。
ナイス 1990/10
なにせ前は、
↓このガビガビさだったので。
コスモス
エクリプスモード 2002/1/26
↓これを差し替え。
フューチャーモード 2003/8/2
何となくフィギュアっぽい、独特の体型のフューチャーモード。
↓今後はこれを差し替える予定。
光の国のウルトラ市民
シルバー族男性1
ブレスレット装備で、
ウルトラ監獄の警護にもあたっていた。
レッド族男性1
こちらも警備兵役を兼任。
ブルー族男性1
シルバー族男性2
レッド族男性2
ブルー族男性2
シルバー族男性3
ウルトラ市民のマスク造型の参考は、
『ジャンボーグA』のエメラルド星人。
ウルトラ市民女性
シルバー族女性
レッド族女性
ブルー族女性/ピアニー
更新時間ギリなので、今回はこのへんで。
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白眉のシーン/週報ローグ・ワン〈第6号〉
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-24)
週報『ローグ・ワン』も6回目なので、
さすがに本論を。
『ローグ・ワン』で最も秀逸なくだりは、
反乱軍の会議シーン。
プラネット・キラーと噂された、
帝国軍の最終兵器、
デス・スターが完成間近だと突き詰めたジン・アーソは、
この超要塞の構造設計図の奪還が不可欠と訴える。
ところが集った、
反乱軍を支援する元老院議員たちはビビりまくり。
「そんなものが完成したら、
抵抗運動など完全に無駄」
「降伏しかない」
と、消極的な意見続出。
実の父(ゲイラン・アーソ)と、
育ての親(ソウ・ゲレラ)を相次いで失った代償に、
命がけでこの情報を得たジンは、
「はぁ? 何言ってくれちゃってんの?」
とブチギレ。
「そんなにやすやすと希望を捨ててどうすんの?」
=ここであきらめたら、私はなんのためにここまで頑張ってきたの?
ところが彼女に対する、難癖やディスリが止まらない。
「そもそも、こんな誰ともつかない、ただの女を信用できんのか?」
ジン・アーソ以下、
ローグ・ワン面々のキャラが立っておらず、
覚えにくく、
印象に残らない名前の理由がここにある。
『ローグ・ワン』は、メインサーガのようなスカイウォーカー家の英雄物語ではなく、
トントン拍子で成功を重ねて、最後の勝利まで突っ走ったりせず、
何もかもが当初の思惑通りに行かず、
失敗続きで無様に地べたを這いずりながら、
それでもかろうじて、英雄へと希望(可能性)をつなぐ、
名もなき(歴史に名前が残らない)人々の物語だから。
そう考えると、殺戮の連鎖の末に、
自分の手元に情報を手に入れたレイアが、
「下々の者」への情を全く示さず、
「しめしめ」と微笑むラストはきわめて象徴的だ。
しかもこの時点では自分の正体をレイアは知らず、
高貴な身分(オルデランのプリンセス)と信じているが、
実は極悪人の娘で、
はからずも父と同じ非情さを示しているのだから、
余計に皮肉である。
ヤヴィン4の反乱軍作戦会議に話を戻すと、
合議制が原則の会議では、
反対意見多数を尊重せざるを得ず、
モン・モスマ(ジュヌヴィエーヴ・オライリー)は、
作戦の中止を決める。
もちろん、裏ではオルデランのベイル・オーガナ議員と、
作戦の続行を決めはするが、
この時の後悔の念あればこそ、
『ジェダイの復讐』(公開当時邦題)では、
堂々と反乱軍の指揮を執ることになる。
演じたのは、キャロライン・ブレイキストン。
つくづくスゴイ映画でした!
USSフランクリン/『ビヨンド』研究
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-12-23)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-10)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-24)
『ローグ・ワン』公開で、
すっかりかすんでしまった、
『スタートレック ビヨンド』
劇中ではエンプラが墜落大破。
後半は、かわりにUSSフランクリンが活躍する。
これには感心しきり。
2009年の再起動『スター・トレック』以来の問題は、
とにかくメカデザインがイケてないことで、
↑『イントゥ・ダークネス』(2013)のUSSベンジャンスは、まだまし。
設定上は、未来かやってきたネロ(エリック・バナ)の歴史干渉で、
USSケルヴィンより後の宇宙船のデザインが、
大きく変更されたから、
ということになっている。
だが、『ビヨンド』に出てくるフランクリンは、
ケルヴィン・タイムラインと呼ばれる歴史改変よりうんと前の船なので、
変更以前のデザインであるべき。
だから、フランクリンが現役だった時代に近い、
『スタートレック:エンタープライズ』(2001-2005)に登場する、
ジョナサン・アーチャーが船長(キャプテン)の、
NX−01に通じる外形を有している。
これには、2009年以降のエンプラ(JJプライズ)の、
ダメダメデザインに
ウンウンとうなずいてしまった。
『ビヨンド』のデザイナーは、
ショーン・ハーグレイブス(Sean Hargreaves)。
本ブログではおなじみのポンコツコンビ、
トレックヤーズのキャプテン・フォーリーと、
サミュエル・コッキングがインタビューしている。
コッキングは相変わらずピントがずれていて、
フランクリンとNX−01の類似性に言及せず、
ドマイナーな
USSロクナー(Locnar)、
ロクナー級との類似性を取り沙汰している。
…そんなドマイナーな船、
「STファンだが、トレッキー(マニア)ではない」ハーグレイブスが、
知ってるはずもないんだが…。
ところがハーグレイブスによれば、
フランクリンはロクナーはもちろん、
NX−01さえ参考にしておらず、
経過は以下のとおりだという。
◎元来の船名は、USSパイオニアだったが、
監督ジャスティン・リンの父がフランク・リンだったので改名された。
◎当初は砂漠で発見されるはずで、
ワープナセルが下向きのデザインだった。
◎劇中の状況設定に沿うように、ナセルを上方に配置したら、
結果的にNX−01に似てしまった。
何事も、直接本人に聞いてみないと、
わからないものである。
メビウスとヒカリ/全名鑑〈番外編G〉/ニセモノの奥深き世界7
ニセモノの奥深き世界は、
〈その1〉
〈その2〉
〈その3〉
〈その4〉
〈その5〉
〈その6〉
ノアや
2004/2/1
ネクサス
アンファンス 2004/10/2
ジュネッス 2004/10/16
ジュネッスブルー 2005/4/16
と対立する、
ダーク一味まで進んだ。
ダークザギ 2004/6/1
ダークファウスト 2004/11/13
ダークメフィスト 2005/1/8
ダークメフィスト(ツヴァイ) 2005/5/21
マンダーク 2013/11/27
セブンダーク 2013/12/4
次のマックスと、
2005/7/2
ゼノンには、
2005/9/24
ニセモノが存在しないので、
次はメビウスと
2006/4/8
ヒカリになる。
ハンターナイトツルギ 2006/5/6
ヒカリ 2006/6/17
ニセウルトラマンメビウス
ザラブ星人の変身 2006/9/16
名前こそ、
「ニセウルトラマンメビウス」
と一括りでも、
実際は2種類いて、
先に、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』に登場した、
ザラブ星人の変身がいて、
街を破壊して本物のメビウスをおびき寄せて交戦した末にメビュームスラッシュを受け、ザラブ星人の正体を現す。
にせウルトラマンと同じく目付きが悪く、足先が尖っているほか、全身および頭部の赤いラインに沿って黒いラインが引かれているが、にせウルトラマンと異なりメビュームスラッシュも放てる。
デザインは丸山浩。脚本を担当した長谷川圭一の要望により、本物との差異はにせウルトラマンをオマージュしている。両目にはザラブ星人と同じ意匠が入っている。
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次に、
『ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ』
SAGA3「光の帰還」に登場する、
ババルウ星人の変身がある。
◎スーツは本物のメビウスと同一。
◎資料によっては、名称をニセ・メビウスと記述している。
ババルウ星人がアーブにおいて、最初に変身していた姿。
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でザラブ星人が変身したニセウルトラマンメビウスと違い、本物との差異が見られない完璧な変身である。
アーブに再訪したヒカリが、感慨に浸っているところをいきなり攻撃したことで偽者と見破られ、
すぐにニセハンターナイト ツルギの姿となる。
ニセハンターナイト ツルギ
2006/11/20
※ブレードの色が、本物とは違うらしい。(詳しくは知りません)
ニセメビウスの姿でに化けてメビウスを仲間に引きこもうとするが、拒否されたためにニセツルギの姿で戦いを挑む。
口から冷凍ガスを吐いてヒカリを氷付けにするが、アーブの民の声によって勇者の鎧となったアーブギアを纏って復活したヒカリに猛反撃を受け、ナイトシュートで深手を負わされる。
それ以降は雪辱を果たすことを誓い、高笑いをあげながら煙幕と共に姿を消して地球へ逃げ去った。
「メビウス」本編 2006/12/2
第35話で地球に飛来しハンターナイト ツルギに化けて街を破壊し、地球人に「青いウルトラマン」に対する恐怖と疑惑を植え付けようと目論む。
ただし、本物のヒカリが既にメビウスに託して持っていなかったはずのナイトブレスもそのまま真似たため、メビウス=ヒビノ・ミライにはすぐに偽者だと見破られる(この回でメビウスはヒカリにナイトブレスを返却しているため、再戦時は本物の腕にもナイトブレスがある)。
ヒカリ=セリザワ・カズヤがGUYSに監禁されたと知るや再びツルギに化けて街を破壊するが、監禁はGUYSの総本部陣がババルウ星人を油断させるために立てた計略だったためにヒカリへの疑惑は完全に晴れ、解放された彼と再戦する羽目となる。
ヒカリのブレードショットを食らって正体を暴かれた後、カッターでナイトビームブレードと相殺させながら光弾で攻撃するという卑怯な戦法で彼を追い詰めるが、自らの意思で制御できる新たなアーブギアを纏ってツルギに再変身したヒカリにはまったく歯が立たず、最後はナイトシュートを受けて倒された。
ヒカリは、このババルウ星人も地球を狙う何者か(のちにエンペラ星人であることが判明する)の尖兵であったと述べている。
時期的には、
ザラブ版ニセメビウスと、
ババルウ版ニセメビウスの間に、
プロトマケットメビウス
2006/10/7
が存在する。
ウルトラマンメビウス第27話に登場したウルトラマンメビウスの「偽物」…というよりは VRバージョンの分身(アバター)。
戦力増強を図ったGUYSが用意したプロトマケット怪獣の1体で、なんとウルトラマンメビウス本人をマケット怪獣としたもの。姿や能力はオリジナルと全く同じ。
当然ながらオリジナルであるミライは驚き、その心情を慮ったサコミズが「(メビウスが)びっくりするといけない」と口述した上で却下される。
その後、仮想空間内で暴走したゼットンを倒すために急遽投入。
しかしクルー達の纏まりのない命令を複数同時に受けて混乱した上、ゼットンの特性を理解していなかったトリヤマ補佐官の軽はずみな命令で発射したメビュームシュートを吸収され、そのまま波状光線をカラータイマーに当てられて倒された。
プロトマケットメビウスがゼットンに倒される時の描写は、『ウルトラマン』第39話へのオマージュである。
やむなくヒビノ・ミライ=本物のウルトラマンメビウスが自らをデジタルデータ化して仮想戦場に突入し、戦うことになる。
本物と同様の能力を駆使してメビウスを苦戦させるが、ミクラスとウインダムがメビウスの救援に現れたことで劣勢となり、さらにはバリヤーが頭上に張られていないことをジョージに見抜かれてメビウスの流星キックを喰らい、最後はメビウスのライトニングカウンター・ゼロによって消滅。
その後、GUYSのメインコンピュータからはゼットンのデータが念入りに消去・破棄された。
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続きはゼロ関連のニセモノを取り上げる予定ですが、
今回の記事の準備は、昨2016年の7月に終えていたのに対し、
ゼロ関連は白紙同然なので、
いつになるかはわかりません。
しぶといNGスーツ・再開の時/新マン(10)/ふぞろい怪獣37
「帰ってきた新マン二世ジャック」の9回目、
2016/4/18を最後に長らく中断していた。
これまで取り上げたのは、
初代マンの模様に縁取り二重線を追加した
NGスーツ
NGスーツを改訂デザインに合わせて模様を塗り直した
ヤマトラマン(NG改)
1・3話
初期のスタンダード
ウミトラマン
1〜10話
胸のU字が、カラータイマーに大きく食い込み、
タイマーの下には杭(くい)のある、
サブちゃん
11・12話 16〜18話
ヤマトラマンのリペイントで、
胸板沿いの帯が貧弱で途絶え気味な、
ヤマ2(ヤマトラマン改)
13〜17話
前回、2016年4月には、ヤマ2の全身大判画像はネットに発見できず。
今回、16話のテロチルス戦で、悪島(あくじま)でかまえるヤマ2の鮮明画像が、2016年9月に公開されていたと知る。
ウルトラブレスレット装着後のスタンダードで、
後頭部のヒレ裾(すそ)が大型化された、
ヨッちゃん
18・19話まで確認
——を分類した。
1話(アーストロン)ウミ/ヤマ 1971/4/2
2話(タッコング)ウミ 1971/4/9
3話(サドラー/デットン)ウミ/ヤマ 1971/4/16
4話(グドン/ツインテール)ウミ 1971/4/23
5話(グドン/ツインテール)ウミ 1971/4/30
6話(キングザウルス三世)ウミ 1971/5/7
7話(ゴルバゴス)ウミ 1971/5/14
8話(ゴーストロン)ウミ 1971/5/21
9話(ダンガー)ウミ 1971/5/28
10話(ステゴン)ウミ 1971/6/4
11話(モグネズン)サブ 1971/6/11
12話(シュガロン)サブ/ウミ 1971/6/18
13話(シーモンス/シーゴラス)ウミ/ヤマ2 1971/6/25
14話(シーモンス/シーゴラス)ウミ/ヤマ2 1971/7/2
15話(エレドータス)ヤマ2 1971/7/9
16話(テロチルス)サブ/ヤマ2 1971/7/16
17話(テロチルス)サブ/ヤマ2 1971/7/23
18話(ベムスター)ヨッ/サブ 1971/8/6
当初、7月30日に放送する予定だったが、全日空機雫石衝突事故の報道特別番組のため、放送が翌週に順延された。放送に際し、メインタイトル部に郷秀樹による放送順延に対するお詫びのナレーションが入った。この音声はDVD・LD・VHS版などでは収録されていないが、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパンより発売された「帰ってきたウルトラマン 1971」(2006年)に収録されている。
19話(サータン)ヨッ 1971/8/13
ということで、
今回は20話から調査再開。
20話(マグネドン) 1971/8/20
この画像も、16話のヤマ2と同じサイトから無断でパクリました。
なぜかダム周辺の写真に事欠かず、
ヨッちゃんの資料写真として、
たいへん役に立つ。
一方で、
戦いの舞台を宇宙に移してからの写真は皆無に等しい。
↓地上戦、
↑宇宙戦を区別なく、
どちらもヨッちゃん。
21話(ビーコン) 1971/8/27
マグネドンに続き、スチルの豊富な対ビーコン戦。
後頭部のヒレは、ヨッちゃんより前の仕様。
ということは既存スーツのリサイクル?
引き(ロング)の全身像だとわかりにくいが、
上半身のアップだと、
ヨッちゃんではないことは確実。
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模様の見分け方は、
タイマー上の赤いU字模様が、
↓ヨッちゃんでは達せずに、短い太目の帯でつないでいるのに対し、
※ベムスター戦
ビーコン戦のスーツは、
丸首Tシャツの襟(えり)にあたる部分がくたびれて垂れ下がり、
それにつられて、U字がタイマーに食い込んだようになっている。
アゴ直下の首のたるみや、
模様のヤマ2との類似性から、
↑13話(シーモンス/シーゴラス前編)にワンカット初登場したヤマ2。
どうやらNG→ヤマ→ヤマ2の補修・再々々利用らしい。
胸板沿いの貧弱だった模様が、厚く塗り直されている。
後頭部のヒレが小さい理由も、これで説明がつく。
(左)ウミ・5話/(中)ヨッ・18話/(右)ビーコン戦・21話
なのでこれを、ヤマ3とする。
これで、体の模様が読み取れなくても、
アゴ下の首のたるみの有無で、
スーツを判別できるようになった。
ビーコン戦の大半はヤマ3だが、
顔面のアップのみ、
首のすっきりした、ヨッちゃんが使われている。
ふしぎなことに、
22話(ゴキネズラ) 1971/9/3
では、
↓ヨッちゃんが大半だが、
最後にスペシウム光線を放ってからの数カットのみ、
↓胸板沿いの模様がたどたどしい、
ヤマ2が復活している。
当時の特撮場面のステージ撮影は、
2話単位で進められ、
ビーコン戦21話と、
ゴキネズラ戦22話は同時期の撮影だった。
しかし21話の、
建物が密集し、
夕日の照明効果も加わる手間のかかる撮影が後回しにされ、
簡素なゴミ埋め立て地のセットの
22話の撮影が先行。
この時点ではヤマ2のままだったスーツが、
ビーコン戦で、
ヨッちゃんに模様を似せて塗り替えられたのだろう。
本編には一度も登場せずに姿を消した…と思われていたNGスーツは、
意外や3度も模様を塗り替え、
22話までは生き延びたことが判明。
というわけで、まとめると
20話(マグネドン)ヨッ
21話(ビーコン)ヨッ/ヤマ3
22話(ゴキネズラ)ヨッ/ヤマ2
長らく中断していた理由を思い出した!
調査とまとめに、メチャメチャ時間と手間がかかるからです。
そんなこんなで、
一応、今後の予定。
23話(ザニカ/バキューモン) 1971/9/10
24話(キングストロン) 1971/9/17
25話(ザゴラス) 1971/9/24
26話(ノコギリン) 1971/10/1
27話(グロンケン) 1971/10/8
28話(バリケーン) 1971/10/15
29話(ヤドカリン) 1971/10/22
30話(オクスター) 1971/10/29
31話(プルーマ) 1971/11/5
32話(キングマイマイ) 1971/11/12
33話(ムルチ) 1971/11/19
34話(レオゴン) 1971/11/26
35話(プリズ魔) 1971/12/3
36話(ドラキュラス) 1971/12/10
37話(ナックル星人/ブラックキング) 1971/12/17
38話(ナックル星人/ブラックキング) 1971/12/24
39話(バルダック星人) 1972/1/7
40話(スノーゴン) 1972/1/14
41話(バルタン星人Jr./ビルガモ) 1972/1/21
42話(パラゴン) 1972/1/28
43話(コダイゴン/グロテス星人) 1972/2/4
44話(グラナダス/ケンタウルス星人) 1972/2/11
45話(メシエ星雲人/ロボネズ) 1972/2/18
46話(レッドキラー/ズール星人) 1972/2/25
47話(フェミゴン) 1972/3/3
48話(ヤメタランス/ササヒラー) 1972/3/10
49話(ミステラー星人・善/同・悪) 1972/3/17
50話(キング・ボックル) 1972/3/24
51話(ゼットン二代目/バット星人) 1972/3/31
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追加撮影の真相/週報ローグ・ワン〈第7号〉
今回は、『ローグ・ワン』の再撮影について。
一説には、
全体の40パーセントが撮り直しで、
監督のギャレス・エドワーズが当初に納品したバージョンは、
予告編に痕跡をとどめるのみ。
しかも再撮影の現場には、
エドワーズはおらず、
かわりに名だたる面々が集結し、
よってたかって、強引に完成させたらしい。
しかしなんだって、それほどムキになって、
余計に手間も人手も予算もかかる、
撮り直しなんぞを、
公開の半年前のギリギリに、あえて行ったのか。
『ローグ・ワン』(「ならず者」or「はぐれ者」)は、題名どおり、
内部造反、
つまり旧来からのルーカスフィルムのスタッフが、
ディズニー新体制のSW再起動に、異を唱える動きだった。
旧来のスタッフが新シリーズを苦々しく思い、
否定するような作品をぶつけた先例には、
宮崎駿がいる。
「ルパン三世」PART2の質の低下と、
それにもかかわらず人気が続き、
最終的に3年以上(1977/10/3〜1980/10/6)も続く成功を収めたことを嘆かわしく感じていた宮﨑は、
テレビ放送2年目の1979年に、
映画『カリオストロの城』で、
「赤ジャケのルパンなんてニセモノだ」と示し、
第145話「死の翼アルバトロス」では、
本物のルパンは、日本にはおらず海外を放浪。
最終155話「さらば愛しきルパンよ」で、
本物が日本に帰国、
ニセモノを駆逐する。
つまり、新スタッフが3年かけて築き上げてきたことを、
宮崎駿はあっさり否定。
全てを「なかったこと」にして、
強制的に、1作目に差し戻したというわけ。
『ローグ・ワン』で、この宮崎駿の役割を担ったのは、
ILMのジョン・ノール。
ノールの危惧は、
ディズニー新体制で製作公開された、
『フォースの覚醒』が、うわっつらだけ旧三部作をまねて、
SWの本質から大きく逸(そ)れていたこと。
おまけにあろうことか、分家に過ぎないディズニーは、
『フォースの覚醒』がこれまでの六部作と辻褄が合わない内容になったからと、
本家たる『エピソード1・2・3・4・5・6』の方を、
カノン(正史)からレジェンド(作り話)へと格下げするという本末転倒ぶり。
これってあたかも、
赤ジャケのルパンが、緑ジャケの元祖ルパンを、
「あんなの、ルパン三世じゃねえよ」
と否定するようなもんで、
もはやメチャクチャである。
この状況に大いなる危機感を覚えたノールは、
こう考えた。
ここは本家の意地を見せ、
見かけや作風こそ、既存作とは異なれど、
見終われば、これもまさしくSWと示せるものにしなければ。
こうして納品されたギャレス・エドワーズ版『ローグ・ワン』はしかし、
ルーカスフィルム新社長、
キャスリーン・ケネディの逆鱗(げきりん)に触れた。
これは『フォースの覚醒』の全否定であり、
自分が乗っ取った新体制への批判ではないか。
このままの形で公開したら、
自分の非を認めることになる。
あるいは、自分の目は節穴で、
あからさまな造反を見過ごしたことにさえなりかねない。
彼女は狡猾な策士ではあるが、
バカではない。
そこでフランク・マーシャルとの共同会社、
マーシャル/ケネディ社で育てた人材、
『ボーン』シリーズの脚本家、
トニー・ギルロイ等の、自分の手の内の者を大量投入。
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自分抜きでのSW新作などありえないと、
その存在を鼓舞(こぶ)した。
かくして、
当初のバージョンは、
エドワーズの前作『GODZILLA』同様にスカスカな構成で、
具体性のないイメージカットの羅列だったのが、
タイトな構成でぎっしりと要素が詰まったものに様変わり。
その補充要素の大半は、
『フォースの覚醒』同様に、SW既存作に寄せたものになった。
当初はほんとうに、
SW映画で初めて、ライトセーバーの出て来ない作品になるはずが、
ご存知の通りのラストの大盤振る舞い。
後述する理由により、
前半は退屈と感じた観客も、これにはやんやの拍手喝采。
ケネディの決断は吉と出た。
それでも『ローグ・ワン』は、
『フォースの覚醒』に浮かれたファンに、
「いいかげんに目を覚ませ」と、冷水を浴びせるような作品であることに変わりはない。
ジョン・ノールは相当な才人であり、
クリエイターと言うよりはタクティシャン(理論戦術家)。
当然、その戦術を読み取る頭がなければ、
彼の仕掛けは読み取れず、その面白さはわからない。
というわけで、
『ローグ・ワン』がつまらなかったという人は、
その程度の頭なだけだが、
中には「どうせ私はバカですよ」と心理的反発を覚えて、
叩く方に回る者もいる。
SWは、そんなにお高くとまった高尚なもんじゃない。
万人の童心に訴える大衆文化なんだから。
しかし1作目から40年。
40歳トシを取った、大人に向けたSWがあったっていいじゃないか。
大衆食のラーメンでも、老舗(しにせ)の高級中華料理店では、
ハンパなものは出せるわけがない。
それが老舗の意地というもの。
『ローグ・ワン』に怒っている人は、
横浜中華街で出されるラーメンを、
「こんなのオレは、ラーメンとは認めない。
やっぱり環七沿いの、ガッツリ系でなくちゃ」
と文句を言っているようなモンである。
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-01-31)
真相
特撮ブログ界の「新たなる希望」
今ご覧いただいている、
私のこのブログは、
この回(画像アップグレード・パート3)で、
目の冷めるようなウルトラセブンの画像を紹介した。
全ウルトラマンの、
正面仁王立ち全身像を集めて、
ウルトラマン総一覧早見表を作成すると決めて、
画像検索をくり返す日々に、
一度もヒットしなかったのに。
さらにわずか10日後、
「帰ってきた新マン二世ジャック」研究で、
またまた目も冷めるような、
新マンの画像を発見。
こちらは、画像の出典を明記し、
無断転載(=勝手にパクッた)とだけは断った。
いつものことながら、
記事作成には時間と手間がかかっているので、
許諾を得ていては時間切れが確実だったため。
その記事の更新後に、
セブンも同じブログが出本だったと知り、
コトの重大さにようやく気づく。
これはタイヘンだ!
そこで後日、遅ればせながらおうかがいを立てたところ、
特におとがめもなく、
ありがたくご許可をいただいた。
改めて各記事をのぞいたところ、
随所に顔をのぞかせる激レア画像も見事ながら、
掘り下げると決めたテーマに関しては、
追求の手をゆるめない、
研究者の姿勢に感服(エラソー)。
こちらのブログと、
かすかにかぶる項目でも、
「そこまではやらなくていいや」
と手抜きした部分が、きちんと完遂されている。
なんでこの、すごいブログに、
今まで気づかなかったのか。
「特撮つれづれの記」
の開設日は、2016/2/16
新マンの画像アップが、2016/9/10
セブンの画像アップが、2016/11/10
なるほど、そういうことね。
本ブログの新マン研究は、
2016年4月18日付けを最後に、長らく中断。
また、各ウルトラマンの、一覧表用の正面仁王立ち像は、
国内サイトはたいてい版権問題にビビって小出しでもあり、
すぐに行き詰まるので、
SWや、
ヤマトの例に倣(なら)い、
もっぱら英字で検索してもいた。
それでも行き詰まり、
再び日本語で検索、
最新アップ画像に行き着いたというわけ。
それやこれやで、
皆様もぜひ、
特撮つれづれの記
をご訪問いただき、
その深遠な世界をご堪能下さい!
奇妙な符合/訃報・松野莉奈
我が家のブログ作成マシン、
MacBook Pro(13-inch, Late 2011)は、
もうボロボロ。
キーボードが効かず、
トラックパッドもバカになり、
別売りの安物キーボードとマウスをつないでしのいでいるが、
USB接続部もアヤシく、
時々作動しなくなる。
さすがに買い代え時だろうか…。
だが、タッチバーの最新型(Macbook pro 2016)には、
どうにも乗り換える気がしない。
というのは、しょせんは酸っぱいブドウで、
新型に買い代えるどころか、
所有しているマシンの不具合を修理する金さえない!
ハードの故障に加えて、
ソフトのもたつきも、かなり深刻。
特にFirefoxがねえ。
最初は、デフォルトのSafari(サファリ)のトロさと比べて、
劇的にサクサク動く…はずだったのに。
すぐにもたつき、再起動しても、
なかなか前回の表示に復帰しない。
そこで思い立ち、履歴を消去したのが、
2/7の日中。
ウソのように軽くなったはいいが、
登録していたパスワードは全て打ち直し。
YouTubeも初期設定に戻ってしまった。
その日の夜。
アイドリング!!!の動画を流しっぱなしで、
眠ってしまった。
ふだんなら再生が終わったら、それでオシマイのはずなのに、
なにやら再生が続いていて、
なぜか、ももクロ(その1)に話題が移っている。
どうやら自動再生がオンになっているらしい。
再生は、
ももクロ(その2)、
ももクロ(その3)から、
エビ中に移り、
エビ中でも自分がただ一人名前を認識している、
幼児アニメ声で鉄オタ女子(鉄子)の、
廣田あいかで、6本続いていた。
〈1本目〉
〈2本目〉
〈3本目〉
〈4本目〉
〈5本目〉
〈6本目〉
すぐに終わると思っていたので、
けっこうな音量で再生していたため、
熟睡した気分にならず、
起きがけに真っ先にマシンにとりつき、
再生を止めながら思ったことは、
「なんでエビ中やねん?」
そしたら、その日、2/8の夕方に、
エビ中メンバーの松野莉奈さんの急死を知り、
二重の意味で驚いた。
死因は、所属事務所から8日の夜に発表されるとの情報があったが、
「致死性不整脈の疑い」とようやく発表されたのは、
10日金曜日の夕方だった。
それにしても、
前触れとしか思えない、
松野さんの死亡推定時刻に連続再生された、
エビ中関連動画は、治部にとって、何の意味があったのだろう。
こういうことは、「考えすぎだ」「こじつけだろ」と思えばそれまで。
何か自分と関係があると思えば、何かしら思い当たることがあるもの。
私は松野莉奈さんと聞いても、まったく顔も思い浮かばなかったが、
突然死や突然の大病なら、
それこそしょっちゅう出くわしており、
だからこそ、私なりに納得する部分はある。
当事者と傍観者を分けるのは、
自分の意識だけである。
松野さんの急逝に報いる自分の生き方を考えている。
画像アップグレード・パート4
画像アップグレード
パート1
パート2
パート3
「ザ☆ウルトラマン」
1979/4/4〜1980/3/26
ジョーニアス 1979/4/4
リストの画像は随時見直し、
改善、更新に努めているが、
中には下書き、準備段階で、
さらなるベターな画像に差し替えられ、人知れず姿を消す画像も。
ジョーニアスは、
本記事作成時点では、
↓これとニコイチすればいいとわかるが、
とにかく差し替え予定だった画像は、
↓足先が切れているし色も悪い。
↑おまけに現行のスーツの、
×マスク造型
×プロポーション
共に、どうにもしっくり来ない。
やはりここは、
放映当時まで遡(さかのぼ)るべきではないか。
アミア 1979/8/15
エレク 1979/8/15
ロト 1979/8/15
——との兼ね合いからも、
↓このような形にする予定。
映画「ウルトラマン怪獣大決戦」1979/7/21
に登場したジョーニアスは、
マスク造型はともかく、プロポーションはバツグン。
ところで、
映画ではチョイ役のジョーニアスにこれほど配慮しながら、
なんだって主役の初代ウルトラマンは、
マスクもプロポーションも残念すぎたのか。
バク転のできるスーツアクターが、
こういう体型だったらしい。
アンドロ超戦士
「アンドロメロス」
1983/2/28〜4/29
アンドロ警備隊長メロス
最近、相次いで公開された、
アンドロメロスの正面像。
↑どちらも胸にアンドロクロス(勲章)がないので、
↓同じ時期に撮影されたのだろう。
ニコイチしようと思ったが、
ビミョーにずれていて、うまくいかなかった。
アンドロメロスは、
2015年のウルフェスのステージに登場したらしい。
↓左腕が、ゼロの背中とかぶっているので、
↑別画像と切り貼りすれば、
↓けっこう高画質のメロス全身像が完成。
しかし、
現役当時のスリムなメロスとは、体型が大きく異なる。
「本物」のアンドロ超戦士たちは、意外とスリムだった。
アンドロマルス
長く使ってきた、
↓このマルスの全身像も、
ズングリと寸詰まりで短足気味だが、
これは元画像になった、
↓ヤマカツのメカニックウルトラ超戦士の、
箱の写真が歪んでいるため。
ウイルビィ(詳細不明)のアンドロ合金の箱側面には、
もっと正像に近い画像があるのを発見。
小さい画像しか見つからなかったので、
これを定規代わりにあてがって、
↓正像に近づけたのが、これ。
並べて見れば、違いがわかる。
左:修正前/右・修正後
先ほどのメロスと比べると、
修正後でも脚がかなり短い。
ところで、アンドロマルスといえば、
やりかけでそのままになっていたことを思い出したが、
「アンドロメロス」テレビ放送に先駈けること2年前、
小学館の児童誌展開の時点(1981/4/1〜)では、
メロスの正体はゾフィー、
ウルフの正体はセブンまでは明確に定義され、
それはバイザーからのぞく目の形からも判明したが、
マルスの正体が初代マンではというのは噂レベルで、
明確に定義まではされなかったらしい。
(詳しくは知りません。誰か教えて下さい)
断定に至らなかった一つの要因は、
メロスの目の形だけは、児童誌展開の時点でも、
バイザー越しで不明確だったからだが、
タマゴ型の目をしたマン系シルバー族と、
六角形の目をしたセブン系レッド族は、
口の形の違いでも見分けられる。
口の形だけで判断すると、アンドロマルスの正体は、
セブン系レッド族のはずである。
グランテクター 1983/4/22
テレビ第40話で登場したグランテクターを、
メロスではなく、マルスが着用した画像がある。
切り抜いてゆがみを直していたら、
原形をとどめぬ姿に。
2016/7に手をつけたまま放置していたが、
今回、修正版のマルスをあてがい、
半年以上ぶりにどうにか修復。
ただし図版の正確さは保証できない。
アンドロフロル
若干の印刷ズレはあるものの、
かなりの鮮明大判画像がネットに出回った、アンドロフロル。
足先が切れているのが残念だが、
同じ画像の低解像度版が見つかったので、
ニコイチして、ここに更新。
今回はここまで!
(更新時間8分前)
『ドクター・ストレンジ』IMAX-3D(2016)
ドクター・ストレンジ
2/13 T・ジョイPRINCE品川
シアター11 G-17
映画自体は、しっかりした作りで、
とりたてて不満なし。
というより、ダメなところがほとんど見あたらない、
超優等生な作品である。
空間がねじ曲がって、建物が丸まり、世界を巻き込む描写は、
『インセプション』(2010)
精神世界の物語で、固定観念から脱すれば、
不可能が可能になるという主旨は、
『マトリックス』(1999)に通じるが、
この2作と『ドクター・ストレンジ』の違いは、
個々の要素がその場しのぎで未消化に終わらず、
作劇の必然であると同時に、
普遍的な意味合いを持つところ。
人生の真理をよく突き、
現代に観ることに大きな価値がある。
セリフが上滑りしないため、
まったく退屈せず、
アクビの出るヒマもなかった。
日本人は総じて保守的で、
なじみのない新キャラへの食いつきが悪い。
そのため、興行は本国の足下にも、
一つ前の上映作『ローグ・ワン』にも及ばないため、
館数が限定されているIMAXシアターでは、
引きつづき交互に上映されている(各劇場で条件は異なる)『ローグ・ワン』とは、
◎ディズニー製作、
◎音楽がマイケル・ジアッキーノ
Hollywood Records (2016-11-18)
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◎重要な役にマッツ・ミケルセン(カエシリウス
ゲイレン・アーソ)が出演等、
共通項が多い。
ミケルセンは、初見の『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)の、
冷酷非情なル・シッフルの印象が強すぎて、
根っからの悪人のカエシリウスの方が似合っている。
出演俳優と言えば、
レイチェル・マクアダムスの、
左頬のホクロが、IMAXの大画面ではけっこう目立ってキツかった。
メルシャン軽井沢IMAXシアターで観た、
『スパイダーマン2』(2004)で、
トビー・マグワイアの頬のU字の凹み(傷?)が目立ったり、
※この画像では判りません。
キルスティン・ダンストのサル顔が一層強調されて、
まるでホラーだったのを思い出した。
文章で読んでもちっとも面白くならない話を、
映画、つまり映像でしか表現できないドラマで紡いだこともポイント高く、
言葉ではうまく説明できないことを、よくぞ映像で見せたものよと感心し、
その点でもIMAXの大画面と、
3Dに立体感には格好の作品…ではあった。
だがしかし、
品川のアイマックスでは、真価は発揮されず
横幅は文句なしの(推定)22メートル。
ところが正規の規定では16メートルあるはずのスクリーンの高さは、
ビスタサイズなら推定12メートル、
シネスコサイズなら、推定9.4メートルしかない。
前にこの記事で指摘して、知っていたはずなのに、
どうしてわざわざ行ったのか?
この前、このIMAX館で観たという人に会い、
「縦方向、あるんですか?」
と訊いたら、「ありますよ」との返答で、
「そうか、あるのか」と確認しに行ったら、
予想通り、縦方向はなかったという次第。
先述の記事では、
新宿TOHOシネマズに気を遣ったのでは
と仮説を立てたが、
よくよく考えると、
あくまでも施設運用の兼ね合いらしい。
メルシャン品川IMAXシアターは、
(2002年3月25日~2007年3月31日)
座席はそのままのスタジアム形式(273席)で、
縦16m×横22mのビル5~6階分に相当する巨大なIMAXスクリーンから、
通常作品用では最大級の、縦6.7m×横16.5mに改修し、
シアターZEROとして、2007年12月12日に営業再開した。
2016年4月1日より東映グループのティ・ジョイとの共同運営に移行し、現名称T・ジョイPRINCE品川に変更。
2016年7月1日には10年ぶりとなるIMAXを導入、これに合わせて名称も「シアター11」に変更した。
IMAX館から通常館への改築に、8ヶ月を要しているのに、
通常館からIMAXに戻すのに、
3ヶ月しかかかっていない。
つまりいったん低くした天井を、
元に戻すのは大工事で採算が合わないので、
そのままビスタ/シネスコの横長スクリーンでしのいでいるわけ。
当然のことながら、
これじゃあ、
映写画面の縦横比はずっと固定のまま。
つまり単に超大型画面の通常映画で、
IMAXならではの、『インターステラー』(2014)みたいな、
途中で縦方向の映写面積が増し、
IMAX本来の画面比率になる作品には力不足。
やっぱり、成田通いを続けるしかないのか…。
ウイルビィの謎を追え!〈その1〉
売り上げランキング: 217,078
これ(画像アップグレード・パート4 )からの派生記事。
まずは訂正を。
訂正記事だョ!(26)
この図は、
アンドロ合金のアンドロマルスの、
箱側面に配されていた、
と書いたが、
箱裏面だったと判明しました。
かたっぱしから検索してヒットしたが、
今さら逆検索しても、
元画像がどこにあったか見つからず。
後述する海外サイト(www.collectiondx.com)と思われる。
このサイズで箱裏の正面像があったら、
アンドロマルスの正面仁王立ち像の、
大判画像に転用できたのに…。
3000円のプレミア価格の値札がついているので、
海外の超マニアックな玩具サイト、
コレクションデラックスの、
このページと同じ人の所有物らしい。
画像アップの日付は、2016/7/8と、ついほんのこの前。
どうりで過去の英字検索に引っかからず、
見覚えないわけだ。
アンドロマルスのボディカラーはオレンジのはずだが、
製品はどう見ても赤い。
アンドロ合金はマルスだけで、
メロスやウルフはないそうな。
後年に、マルカ社の「鋼鉄ビッグバーズ」に改修されたとのこと。
アンドロ合金は、
「アンドロメロス」が放送された1983年当時、
ウルトラシリーズの玩具製造・販売権をほぼ独占していた、
ポピー(バンダイのキャラ玩具ブランド)、
およびその下請けの丸越
からではなく、
ウイルビィ
W.B CO.,LTD.製品だった。
まったくなじみのないメーカーのはずだが、
なんとなく聞き覚えが…。
というところで、つづく。
ウルフ「次はいよいよ、ウイルビィの秘密が解き明かされるんだな」
フロル「楽しみね!」
『ローグ・ワン』総論
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-02-07)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-02-14)
『ローグ・ワン』について週報で語るのは、
前回で一区切りとする。
というのも、
『ローグ・ワン』については語るべきことが尽きず、
週一のペースでは、どうにも間に合いそうもないから。
各論に手間取っているうちに、
総論を先送りし続けるのも、さすがにどうかと。
のらりくらりとやってるうちに、
公開からすでに2ヶ月を過ぎ、
完全に旬を過ぎたのに業を煮やしたのか、
コメント常連の
YKT株式会社さんが、
『ローグ・ワン』のまとめ感想を下さった。
もったいないので、一部編集して、
ここにご紹介します。
*******************
YKT株式会社 2017-02-05 01:13:53
自分は『フォースの覚醒』賛成派だったのですが、『ローグ・ワン』を観て目が覚めました。
今のスターウォーズに必要なのはノスタルジーでもなく、レトロ感でもなく、可能性なんだと。
キャラクター達の信じるものとしての可能性、製作者たちの創り上げるものとしての可能性、そして観客たちが全く新しい映画としてSWを期待するものとしての可能性、
ルーカスの新三部作はストーリーとしては確かにアレですが、いつも私たちの見たことのない世界を提供してくれました。
しかしディズニーは批判を恐れて見慣れた世界観しか提供しようとしない、
旧三部作のノスタルジーに頼り、冒険をしようとしない。
そこでジョン・ノールが、ディズニーは『ローグ・ワン』のキャラを整合性を図るために殺すだろうという事を逆手に取り、ファン達にメッセージを、例えリスクがあっても新しいものを、危険な橋を渡ってもいいから可能性を信じろということを伝えたかったのだと思います。
*******************
私が何回記事を重ねても行き着かなかった結論を、
ズバリと語っていただきました。
私が初見で涙を流したのは、
ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)のホログラムが、
録画した時点ではその場にいない、
生き別れて久しい娘のジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)に、
真実を告白するくだり。
ジンは泣きながら父のホログラムと向き合うが、
私もこの場面で泣いた。
思えばSWのメインサーガ(『エピソード1〜7』)は、
徹底的に「泣き」の場面を避けており、
主人公はきわめてドライ。
ルークは叔父と叔母の焼死体をまのあたりにしても、
悔しげにうつむく程度。
『ローグ・ワン』の主人公がジン・アーソという女性だから、
泣きが似合うと言う気もするが、
昨年の『フォースの覚醒』の女性主人公レイは、
常人離れしたスーパーレディで、
普通の人の感情移入を拒む存在だった。
だからレイが泣く場面はあっても、
別にこちらは泣く気にならない。
『ローグ・ワン』は普通の人たちの物語だから、
同じ目線の観客の共感を呼び、感情移入を誘う。
だから2度目に観た時は、
物語の全貌を知っているからこそ、
今さらながらに、
ドニー・イェンが演ずる
盲目のチアルート・イムウェの存在に心を打たれた。
帝国の圧政でお役御免となり、
道端で占い師のまねごとで食いつなぐ日々。
そこでジン・アーソに声をかけ、
彼女のペンダントに言及したのが運の尽き。
結局は全滅する決死隊の一人として絶命するも、
見失っていた存在意義を再び見出したことに満足げな表情を浮かべ、
使命を果たして事切れる。
この一連のくだりが、
心に沁みること、このうえなし。
最期のシーンは、もう泣けて泣けて。
SWで“むせび泣く”なんて、
思ってもみなかった!
ジン・アーソは選ばれし者=英雄ではなかったが、
それでも“その他大勢”の中から見出され、
危機を誰かに助けられて、
次へ次へとコマを進めていく。
獲得と喪失、
希望と絶望を交互にくり返しながら、
最期は悔いのないすがすがしい表情で、
その顔に哀しみはない。
「後は誰かが受け継いでくれる」
『ローグ・ワン』については、また視点を変えて記事にして行きます。
ウイルビィの謎を追え!〈その2〉
アンドロ合金のアンドロマルスのメーカーが☆
↑前回、出本不明としたこの大判画像は、ヤフオクの出品画像だったため現在はネットから消失。
☆ウイルビィ(W.B)と聞いて、
「聞き覚えがあるな」と感じたところまで。
「ウイルビィ」で検索したら、ひさびさに、
ウルトラ怪獣消しゴム大百科
に行き着いた。
このサイトには、
「ザ☆ウルトラマン」の消しゴム以来、
時折お世話になっているが、
歴代ウルトラ戦士の消しゴム化は、
「ザ☆ウルトラマン」
「ウルトラマン80」までの、
17人(17種類)までで、
ユリアンが出なかったので、そこで足が遠のいていた。
「80(エイティ)」の次回作「アンドロメロス」の消しゴムは、
従来どおり、ポピー(バンダイ)からも出ていたが、
↓大サイズのメロス(左)、ウルフ(中)、マルス(右)はボディがプラ製、頭と手脚が塩ビ製。
↑小サイズのメロス(左)、ウルフ(中)、マルス(右)。
ウイルビィからも出ていたとのこと。
(左)メロス(中)ウルフ(右)マルス
メロスは全高約8センチ、ウルフは約5センチ、マルスは約15センチ!と、大きさも造形もバラバラ。
とにかく、まるで不案内なので、
同サイトの情報に頼るしかない。
要約すると、
※アンドロメロスに関しては、
様々なメーカーから商品が展開されており☆
↓ヤマカツのメカニックウルトラ超戦士
↓ニットーのプラモデルは、メロス、ウルフ、マルス、フロルの4人全員が模型化。
☆ウィルビィもそのうちの一社。
※ウィルビィは、アンドロメロスのアイテム以外では見かけない謎のメーカー。
怪獣消しゴム等ウルトラマンの小フィギュアのコレクターにとっては、右のメカバルタン、キングジョーグ、改造ブラックキングの怪獣セットが一番有名と思われる。(※未開封だがパーツは中でバラバラになってしまっている)
※雑玩中心のメーカーで、バンダイ系列よりはトミー系に近しい会社と言う情報あり。
——と、ざっとこんな感じ。
この会社、もうとっくになくなってるんだろうなあ。
Wikiに項目すらないし(記事作成時)、
かつては怪獣消しゴム、
↑当初はウルトラマンたちの消しゴムも、怪獣同様にデフォルメ体型だったが、
↓すぐにスリムでリアルなプロポーションに変更された。
キン消し、
最後は怪獣デフォルメ指人形で、
隆盛をきわめた、あの丸越だって、
↑ポピーのPを意味する丸越のロゴ。
↓現在はプレックスに引き継がれている。
今はもう、ないんだから。
2015/10/30に撮影した旧丸越のビル。現在はマルカの所有物件だが、実質上は完全な空きビル。
認知されている商品は、
アンドロメロス関連のみ。
↑上掲のヤフオク出品が、海外サイト、コレクションデラックスに
落札されたらしい。
それも一部マニアが知る人ぞ知るだけの、
超ドマイナーなメーカー、
ウイルビィが、
2017年の現代まで存在しているとは考えにくい。
とはいえ、ネットしか調査手段が思いつかず、
引きつづき、
「ウイルビィ」で検索を続けて行くと…。
というところまでで、今日はおしまい。
続きはまた今度。
ウルフ「なんだ、結局ウイルビィの謎はわからずじまいじゃないか」
フロル「きっと次は明らかになるわよ!」
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「相棒 -劇場版IV- 」(2017)
相棒 -劇場版IV-
首都クライシス 人質は50万人!
特命係 最後の決断
2/23 イオンシネマ越谷レイクタウン
スクリーン3
『相棒』も、ついに映画4作目にして、
観る価値のない駄作になり果ててしまった。
以下に観点を変えて、
駄作になってしまった原因を探る。
1,脚本
観客は上映中ずっと、
イヤな違和感を抱きながら映画を見続ける。
それって違うんじゃないの?
その違和感の正体は、
最後に解き明かされはするが、
もっぱら真犯人に関する、二段構えの構造についてだけであり、
そっちだって奇異な部分が残るだけになおさら、
冒頭から登場する、もう一人の重要な登場人物に関するあれこれは、
ひたすら矛盾とご都合主義の連続で、
まともに取り合えない類の、
とんだできそこない=イディオットプロットである。
脚本の太田愛には、
劇場作品は荷が重すぎたようだ。
2.製作体制
「相棒」が長年積み重ねて来た蓄積が、
最近はズタボロに分断され、
空中分解を始めている。
それは役者の交代に起因するが、
作劇上の必然で顔ぶれが入れ替わっているわけではなく、
もっぱら主演の水谷豊の気分によるところが大きいと伝え聞く。
作品タイトルはあくまでも「相棒」であって、
「特命係 杉下右京」
でない限り、
相棒が交代する場合は、
杉下の方が降板の可能性だってある。
最初に寺脇康文を追いだした時、
水谷はこれに気づき、
自分の代表作かつ最成功作から身を退く気などさらさらないので、
どんどん発言権を増していき、
自分が意志決定の最終権限を握るようになった。
かくして
↓及川光博は長続きせず、
三代目の成宮寛貴の降板はあまりに唐突で、
ドラマはそれまでの流れと全く接点のない、唐突なものだった。
小料理屋「花の里」の初代女将で、右京の元妻。宮部たまき役の高樹沙耶は、
撮影休止期は島に暮らし、
日焼けを戻すのに難儀するので、
自分から降板を申し出たとか。
三代目相棒、
甲斐享(かい とおる)役の成宮寛貴は、
元々は2年の約束だったものを、
水谷や制作陣の申し出により1年延長してもらった
——となっているが、
当初はseason12の最終話の被弾シーンで殉職するという設定で描く予定だったなら、
なんであんな不名誉な去り方(特命係に在籍中、親友の妹が殺された事件に端を発した暴力事件の犯人として逮捕、特命係を去ると同時に、懲戒免職となる)にしたのか。
本人の証言だって、
真実を語っていないことは、
古舘伊知郎や、
有吉弘行の例からも、
テレビ界ではよくあること。
一時期、銀座の東映で試写を鑑賞後、
階段で下りると、
その壁中に「相棒」のポスターがびっしりと貼り尽くされ、
最新視聴率が誇らしげに上から貼り足されて、まさに相棒一色だった。
当時の東映社長は、
テレ朝は「相棒」の再放送だけ流しときゃいいんだ
と言い放ったと言うが、
高樹沙耶と、
成宮寛貴の両名がアレしてしまった現在、
二人のどちらかが出演しているエピソードは放送できなくなった。
それでも、
本放送時にトラブらなかっただけ、
まだ「相棒」は強運だったのかも。
これもあって、今では
米倉涼子の「ドクターX」が、
テレ朝ドラマの一番人気に交代している。
とにかく、水谷の気分次第で、
いつどのキャラが姿を消すかわからない状況では、
真剣に流れを重視したドラマ作りなんて不可能になる。
コツコツと積み上げた積み木を、
わがままで気まぐれな水谷が、いつカンシャクを起こして、
ガラガラと崩しやしないかとい、気が気ではないからだ。
今の「相棒」は、
とりあえず相棒っぽい外観を保ちながら、
惰性で続けているだけだから、
視聴者や観客もドラマに没入できず、
興味関心も薄れる一方。
水谷豊は、自分で自分の首を絞めている。
3.社会情勢
「相棒」には隠し味に、必ず社会問題の告発がある。
ところが、
前作『相棒-劇場版Ⅲ-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』(2014)
の頃から今日まで、
現実の方がドラマより深刻な事態になってしまい、
フィクションとは言え、その問題をスルーして、
架空の社会問題をテーマにドラマを展開しても、
説得力のない事、このうえなし。
「そんなドラマを紡ぐ前に、他に優先させることがあるだろ!」
と、シラけてしまう。
人間、引き際が肝心だ。
ウイルビィの謎を追え!〈その3〉
これ(ウイルビィの謎を追え!〈その2〉)の続き。
ネットで
ウイルビィ
と検索しても、
アンドロメロス関連玩具がヒットするだけで、
↓アンドロ合金のアンドロマルス
↓(左)マルスの消しゴム(PVC製人形)大サイズ=全高約15センチ。
↑(右)ウルトラ怪獣セット。全高は各6センチほど。
会社、企業情報には行き当たらない。
ところが
ウイ(大文字)ルビィ(小文字)
ではなく、
ウィ(小文字)ルビイ(大文字)
で検索すると、
会社情報や求人情報にヒットする。
ズバリそのものは、おそらくこれだが、
現在はサイト自体は消失し、(2015年5月12日 12:34:06 UTC)
過去アーカイブに痕跡が残るだけ。
念のため、以下に文字情報を転載。
*********************
会社理念
企業理念
世界中の人々を豊かな心に。
経営理念
夢が有り売れる商品を創造し、品質と安全性を保ち、より安く、より早くお客様へ提供すること。
ロゴの意味
赤色…何事にも情熱を持って取り組む意味
右上がり…躍動感と成長の意味
WB…「WILL」はする・欲する・決意・意思などの意味
よって、ロゴマークは「情熱と躍動感を持ち成し遂げる。」の意味。
会社概要
商号 株式会社ウィルビイ
本社所在地 〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目6番1号 雷門ミハマビル8F
TEL(03)3845-3803 FAX(03)3845-3804
上海事務所 〒210-8991中国上海市嘉定区永靖路898弄68号1203室
TEL +86-186-7694-4586
東莞事務所 〒523-000中国廣東省東莞市東城大道123号聚福豪苑万福閣1902
TEL +86-136-8665-8665
創立年月日 1983年9月16日
資本金 1,000万円
役員 代表取締役 太田 眞
主要取引銀行 三井住友銀行 浅草支店
朝日信用金庫 ことぶき支店
主要取引先 株式会社 BANDAI(株式会社バンダイナムコホールディングス)
株式会社セガ(セガサミーホールディングス株式会社)
株式会社ニットー(株式会社明治)
株式会社読広クロスコム(株式会社読売広告社)
事業内容
新商品のアイディア提案からサンプル制作
商品企画・デザイン
商品生産管理・品質管理・検品業務
海外生産の輸出入業務
商品企画・デザイン
〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目6番1号 雷門ミハマビル8F
TEL(03)3845-3803 FAX(03)3845-3804
*********************
名前こそ、些細な違いはあるものの、
業種からして、
ウイ(大)ルビィ(小)と
ウィ(小)ルビイ(大)は☆
英字の社名表記は、“Willbee”
☆同じ会社で間違いないかろう。
テレビ番組「アンドロメロス」が初放送された、
1983/2/28〜4/29から、
約半年後の1983/9/16に創業したウイルビィ(仮・当時呼称?)は、
自社製品の第一弾にふさわしい、
ビッグタイトルとしてウルトラマンに目をつけ、
本家タイトルならポピー(バンダイ)
丸越あたりに独占されるところ、
「メロス」は派生番外編的な作品だったうえに、
なにしろ本放送が終わっていたこともあり、
版権許諾がゆるかったのか、
ヤマカツ、
ニットー共々、
チープトイ/雑玩での展開が可能になった。
そふび王さんから寄せられた情報では、
ニットー(日東)のメロス製品には、
ウイ(大)ルビィ(小)の記述が添えられているとのこと。
この件に関しては、
以後の記事で取り上げます。
製品にはTBSの証紙が貼られているので、
テレビ番組「アンドロメロス」からの商品化のはずが、
2年先行した児童誌展開「アンドロ超戦士」との線引きはきわめてアイマイ。
メロスとウルフの消しゴムは、
バイザー越しの目の形がモールドされた、
↓先行児童誌バージョンだし、
ウイルビィで製品化された怪獣は、
◎ジュダ(サイボーグジュダ)
×改造ゴラ
◎メカバルタン
×改造ブラックキング
◎キングジョーグ
——の5種類だが、
赤表示の×印は、番組「メロス」には未登場。
どちらも先行展開「アンドロ超戦士」からの製品化だった。
アーカイブに記録された、
株式会社ウィルビイのサイトに話を戻すと、
2015年5月までは存続していたと判明。
ウィルビイ名義では、
2010年(3/14)に、
ヤッターマンポリストーンフィギュア全5種セット
を発売(?プライズ景品?)していた。
主要取引先が、
株式会社 BANDAI(株式会社バンダイナムコホールディングス)
とサイトに明記されているのに、
ウルトラ怪獣消しゴム大百科に、
「バンダイグループよりは、タカラトミーに近しい会社」
という情報が寄せられたのは、
「ヤッターマン」の主製品がタカラトミーから発売されていたことに起因するのでは。
サイトが消失する3ヶ月前、
2015/02/05
には、
カプセルトイや食玩などの企画開発・製造を行うウィルビイは、
3Dプリンタ「Objet260 Connex3」を導入し、
原型制作工程を外注から内製にシフトした。
——と言う旨の記事が公開されている。
2016年以降は、
求人情報に、
株式会社ウィルビイ 東京都台東区駒形1-3-14 駒形tcビル7f
という、前掲とは異なる所在地情報の痕跡が残るのみ。
今(2017年)も、
ウィルビイは、あるのか、ないのか?
実際に浅草に行って、たしかめてみよう。
(つづく)
ウルフ「なんだ、今度こそ解明されるかと思った謎が、かえって深まるばかりじゃないか!
大文字と小文字や、所在地の違いについては、明らかになるのかな」
フロル「とりあえず、次に期待ね」←いつもほぼ同じ、無責任なセリフ。
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