この記事(ダイナPART3/恥写真・30)つながりだが、
ダイナPART4に行く前に、
気がついたことをまとめておこう。
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記念すべきニセモノ第1号、
にせウルトラマン(1966)のつま先こそ、
尖って反り上がっていたが——
↓後年の、このやり直し「大怪獣バトル」版スーツ(2008)が、
にせウルトラマンの実像を再現しているとは、とうてい思えない。
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↓おかげさまで、本編動画からのアップ画像には事欠かなくなったが、
なにせ1966年の、
足先まで鮮明に写った、
初代にせウルトラマンの全身画像
はネットにないため、
これまで極力、製品(フィギュア)を避け、実物画像にこだわって来たが、
↓やむを得ず、立体資料というべき、
↑造形と色彩の正確な、エクスプラスの製品で代用する。
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————その後は31年も後の、
ウルトラマンシャドー(1997)まで、
この「ニセモノのしきたり」
=先が尖って反り上がった足(靴)
は守られなかった。
シャドーのつま先まで写った、全身像の大判写真はついぞ発見できず、やむなく手持ちの「ウルトラヒーロー完全ガイド」のスキャン画像を投入することにした。
よってこれ以降の「つま先丸見え写真」も、大半が同書からです。
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ところが、シャドーの翌98年には、
↓にせダイナ・フラッシュ/ミラクルタイプが、
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その2年後の2000年には、
↓「つま先尖り疑惑」のヒュドラと——
※ヒュドラの仲間
↓ダーラムは、
↑扁平なつま先だったことを確認済み。
劇中のヒュドラとカミーラについては、引き続き調査中。
同じ疑惑の延長にある、
↓ティガダークで類推すると、
↑正義の同族との差違は、こうして並べてようやく判別できる程度の、かすかなもの。
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——つま先の尖った、
悪のウルトラマンの出現頻度は加速。
さらに2年後の2002年3月登場の
↓カオスウルトラマンと、
同年9月登場の、↑カオスウルトラマンカラミティ。
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そのまた2年後のダークファウスト(2004)。
↓ダークファウストのつま先は、とがって起き上がりまくりなのに、
↑なぜかダークメフィスト(2005)も、
↓それ以外の「ネクサス」登場ダーク達も、つま先は平べったい。
①ダークファウスト
②ダークメフィスト
③ダークメフィスト(ツヴァイ)
④ダークザギ
一応、ネクサス周りの、正義のウルトラマン=Nの系譜も見ておくと、
映画『ULTRAMAN』(2004)のザ・ネクスト
↓①アンファンス②ジュネッスだけが、つま先が、わずかに尖り気味。
「ウルトラマンネクサス」(2004)のウルトラマンネクサス
(③アンファンス④ジュネッス⑤ジュネッスブルー)
ネクサスの最終進化形⑥ウルトラマンノア
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2006年の映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の、
↓ニセメビウスへと続いた。
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というわけで、
今でこそ、悪/ニセモノの目印みたいになっている、
尖って反り上がったつま先だが、
そもそも、にせウルトラマンの時には、
悪の証明だったのだろうか。
いや、もちろん、
むしろ正義の証(あかし)だったのでは、
という話の流れだが、
先を続けると長くなるので、
今回はここまで。
ウルトラつま先クロニクル
オーブ/何人いるの、ウルトラマン2016夏(25)
4月から、土曜午前9時に時間変更になった、
「新ウルトラマン列伝」
4月23日放送回の次回(4/30)予告で、
ティガのタイプチェンジ能力について徹底解説!
他のウルトラ戦士が使いこなす変身能力もバッチリ紹介!
——というのは、今年の新ウルトラマン発表の布石だったようだ。
「ギンガ」発表が、 2013年4月12日。
「ギンガS」発表が、2014年4月11日。
「X(エックス)」発表が、2015年4月30日と、ここのところ発表は遅め。
ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン
「ウルトラマン」と「ウルトラマンティガ」のパワーをかりた姿。
ウルトラマンオーブ ハリケーンスラッシュ
「ウルトラマンジャック」と「ウルトラマンゼロ」のパワーをかりた姿。
ウルトラマンオーブ バーンマイト
「ウルトラマンタロウ」と「ウルトラマンメビウス」のパワーをかりた姿。
素体(基本形態)が不明で、最初から合体した姿で登場。
今後も他の歴代ウルトラマン2人ずつから姿を借りた、
別スタイルのウルトラマンオーブがたくさん登場し、
きっと最後に、基本形態が明らかになるのだろう。
オーブは、正悪併せたウルトラマンの114種類目となりそうなので、
以下に時系列順にリスト化しておこう。
全ウルトラマン名鑑
〈PART1〉(1966-1975)
〈PART2〉(1979-1995)
——と異なるのは、
オーブが複数のスタイルを持つため、
歴代戦士の画像も、一人につき初出の1枚だけとはいかなくなったこと。
ただし調子に乗って画像をベタベタ貼っていたら、
規定文字数を越えてしまったので、
短縮不完全版なのをご了承ください。
1.ウルトラマン(1966)
↑Aタイプ
↑Bタイプ
↑Cタイプ
2.にせウルトラマン
3.ゾフィー(1967)
※2人共演の図
4.ウルトラセブン
5.ニセ・ウルトラセブン(1968)
6.セブン上司
7.新マン/二世/ジャック(1971)
※2人共演の図
※3人共演の図
8.エース(1972)
※5人共演の図
9.エースロボット
10.ウルトラの父/ケン
11.タロウ(1973)
12.ウルトラの母/ウーマンマリー
↓母は劇中での2タイプ、アトラク用1タイプを経て、
↑現在は第3の顔に定着している。
※6人共演の図
13.レオ(1974)
14.アストラ
15.キング
↓21世紀のキングは全くの別物。
16.ニセ・アストラ(1975)
※11人集合の図
17.ジョーニアス(1979)
18.アミア
19.エレク
20.ロト
21. U40の5大戦士
22.にせジョーニアス(1980)
※12人集合の図
※実写版スーツの存在しない、U40のウルトラ族
23.80/エイティ
24.ユリアン(1981)
25.妄想セブン
※10人集合の図
26. アンドロメロス(1983)
27. アンドロウルフ
28. アンドロマルス
29. アンドロフロル
30.スコット(1989)
31.チャック
32.ベス
33.グレート(1990)
※15人集合の図
34.パワード(1993)
35.ネオス(1995)
36.セブン21
↑発表当初の姿
↓その5年後の2000年のビデオ作品「ネオス」劇中の姿
※21人集合の図。上のガイアとアグルは除外。
37.ゼアス(1996)
38.ティガ
↑スカイタイプ(左)マルチタイプ(中)パワータイプ(右)
↑中央はグリッターティガ。
↓ティガダーク(上)ティガトルネード(中)ティガブラスト(下)
39.シャドー(1997)
40.イーヴィルティガ
41.ダイナ
(左)フラッシュタイプ(中)ストロングタイプ(右)ミラクルタイプ
42.ニセ-ダイナ(1998)
↑(左)フラッシュタイプ(右)ミラクルタイプ
43.テラノイド
44.ゼルガノイド
45.ガイア
46.アグル
↑A. ガイア/B. ガイアV2/C. ガイアスプリーム/D. アグル/E. アグルV2
47.ニセ・アグル
↓ステージでのニセ・アグル(左)と、ニセ・ガイア(右)
48.ニセ・ガイア(1999)
49.幻影アグル
50.ナイス
右側の2点は、Dr.エッグ。
51.カミーラ(2000)
52.ダーラム
53.ヒュドラ
↓石像状態の太古の3戦士
54.コスモス(2001)
A. ルナモード/B. コロナモード/C. エクリプスモード/D. フューチャーモード/E. スペースコロナモード
55.にせコスモス
56.ピクト(2002)
57.カオス
58.カオス-カラミティ
※28人集合の図
59.ジャスティス
※29人集合の図
60.レジェンド(2003)
61.ボーイ
62.ニセウルトラマン80(2004)
63.ネクサス
↑(左)アンファンス/(右)ジュネッス
↓ジュネッスブルー
64.ダークファウスト
65.ザ・ネクスト
※組写真は、上がアンファンス
下がジュネッス。
66.ダークメフィスト(2005)
67.ダークメフィスト(ツヴァイ)
68.ダークザギ
69.ノア
70.マックス
71.ゼノン
72.メビウス(2006)
A. メビウス/B. メビウスブレイブ/C. メビウスバーニングブレイブ/D. メビウスフェニックスブレイブ/E. メビウスインフィ二ティー
73.ウルトラマンヒカリ/ハンターナイトツルギ
↑※ヒカリ(右)が戦っているのは、ババルウ星人が変身した、75.ニセ・ツルギ。
74.ニセ-メビウス
75. ニセ・ツルギ
76. 出光人Hotto(2007)
77. 出光人Motto
78. 出光人Kitto
79. ULTRASEVEN X
80. ゼロ(2009)
A. テクターギア・ゼロ/B. ゼロ/C. ウルティメイトゼロ
↓(左)ストロングコロナゼロ
↑(右)ルナミラクルゼロ
↓シャイニングゼロ
81. ベリアル
↑アーリーベリアル(左)
↓ベリアル
↑カイザーベリアル/アークベリアル
↓暗黒大皇帝カイザーダークネス
82-88. ウルトラ市民男性7タイプ
89-92. ウルトラ市民女性3タイプ(ピアニー他2名)
93. ウルトラベビー
94. ニセゾフィー(SR)(2010)
95. ニセマン(SR)
96. ニセジャック(SR)
97. ニセエース(SR)
※ニセセブン(SR)は、5の再来として扱い、カウントしない。
98.ダークロプスゼロ(2011)
※単体がダークロプス「ゼロ」
※軍団が「ダークロプス」
※36人集合の図
99.サーガ(2012)
100.ゼロダークネス
101.ギンガ(2013)
102.マンダーク
103.セブンダーク
104.カオスロイドU(2014)
105.カオスロイドT
106. カオスロイドS
U、T、Sの劇中デビューは、
『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』
107. ギンガS(ストリウム)
108. ビクトリー
109. リブット/ストーム
↑CGモデル
↓ステージ用スーツ
110. ギンガビクトリー(2015)
111. ビクトリーナイト
112. X(エックス)
113. エクシードX
114. オーブ
……。
今から来年が思いやられます。
補完計画・タカラ1/1100アルカディア号〈あな知らアル復活篇〉
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↓この記事(幻の雷神号=ライジンゴー、再び)や、
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↓この記事(ナスカとキスカ)で、
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YouTubeの「行って来ました」動画を見て書きながら、
「はっ、そういえば」と思い出したことを。
題して、
あなたの知らないアルカディア(26)
復活篇
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2014年11月5日の記事(〈アップデート2〉あなたの知らないアルカディア・14)
で紹介した、
へてかるぴ氏の、
タカラ1/1100改造→1/1000アルカディア号(TV版の青いヤツ)が————
もともとの1/1100スケールキット(約36センチ)が、荻田氏という設計士の逸品で、最初に引いた図面はデザイン画に忠実なプロポーションだったが、当時の諸事情であの様な形状になったんだとか。
2015年の静岡ホビーショーの合同展示会に、
お目見えしていたことを発見!
まずはこの動画。
10:14あたり。
しかしこの撮影者(SKYLINE E-HCR32)、
とにかく展示された全点をカメラに収めることに懸命なため、
アルカディア号は一瞬で素通り。
別の動画に望みを託す。
すると、ナスカの際にもお世話になった、
antibiotictab(アンチバイオティックタブ?)氏が、
またものにしてくれました!
26:20あたりより。
実は2013年の合同展示会にも、2014年にも(※後述)出てたそうだが、
まだ舷側のドクロマークは平面的で、
艦首に「衝角(ラム)」と呼ぶらしい、
巨大なナイフも未装備。
しかし、2015年の展示では、
衝角がそそり立ち、
ドクロマークは、レリーフ状に浮き彫り。
というわけで、まぎれもなく最新版!
随行しているのは、昭和ヤマトと、ファインモールド版の「沖田艦」
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展示当日のアルカディア号の周囲には、
ウルトラホーク1号や、
ギャラクティカ、Aウイング等の、
名作キットの完成作例が目白押し。
(※作成者は別の方と推測)
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大日本絵画
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と、ここまでを読んでスルドイ方はお気づきのように、
しょせん動画の抜き焼きは不鮮明だし、色乗りも貧弱、
資料性はきわめて乏しい。
そこでせめてもの挽回を図ると、
アルカディア号の下に写っている、
「ガイキング」の大空魔竜に行き着く。
これまた、超お宝絶版キットなので、
せっかくのチャンスだし、
いつもながら、へてかるぴ氏の絶大なご協力により、
ご当人のHPから、この逸品を転載。
鼻血がでるほど、カッコイイ!
これ以外の画像は、ご本家のページでご覧ください。
大方の読者の興味関心は、
2016年、今年の第55回静岡ホビーショーの
第27回モデラーズクラブ合同作品展にも、
アルカディア号と、
大空魔竜が降臨するかだが、
ご本人に伺ったところ、
大空魔竜は確実!
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アルカディア号は、
●繊細な形状で、破損しやすく、輸送には手間がかかる。
●大型のため場所を取り、他の展示品を邪魔する
——等から、展示しない可能性もあるが、
現状では持ってくる予定、
だそうです。
現代では、ハセガワから1/1500スケールが出ているとは言え、
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ナイフを除いた本体だけで40センチもある
1/1000スケールの迫力は、段違いのはず。
↑こちらの画像では、手つかずだったが、
※2014年の合同展示会以降は、
↓レーダーの方形の網目は、くり抜かれている!
自分の目でじかに見られるなら、
それに越したことはありません!
SWエピソード8のひみつ
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-04-26)
順番から行くと、
Aウイングについての話の続き……ですが、
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記事作成には時間がかかるので、
本日は別の話題。
ただし、ネタバレ、
しかもけっこう信憑性が高いので、
『エピソード8(Ⅷ)』について何も知りたくない方、
ネタバレは一切カンベン、
と言う方は、本日の記事閲覧をご遠慮ください。
“『エピソード8』のプロット流出”
というネタは前にもやったが、
カイロ・レンがレイに、
「私はお前のイトコだ!」と言い放つなど、
あまりにあからさまで、ひねりも何もなく、
捏造、
つまりオレ様の考えた「エピソード8」を、
流出情報に偽装して流布させた可能性が高かった。
それでも評価できたのは、
スノークが、皇帝パルパティーンのなれの果て
というところで、
その理由は、
現実には「なし」(ありえない)だが、
SWとしては、「あり」だったから。
だが今回のやつは、
『フォースの覚醒』を見て、いかにも誰でも予想がつくような、
「レイの父はルーク、つまりレイはルークの娘」(最低レベル)
「レイの父母はハンとレイア、
つまりレイは二人の娘で、カイロ・レンの妹」(いくぶんまし)
——とは一線を画し、
なかなかぶっ飛んでいるだけでなく、
「レイはハン・ソロの娘じゃない」という、
レイ役デイジー・リドリーのインタビューでの発言や、
JJエイブラムスの、
「レイの親は、『フォースの覚醒』には未登場」
という証言とも一致するし、
何より流出前には、
世界中のネット市民の誰一人として、
予想できなかった内容だからだ。
と、もったいぶったところで、
↓これがプロットの全貌。
「英語がわからないで、よかったよ」
という方には、
ここに日本語訳もありますよ。
(※閲覧は自己責任で)
なにせSWはSFでも「スペースファンタジー」で、
「サイエンスフィクション」ではなく、
それは『フォースの覚醒』の、
特にスターキラー・ベース周りのグダグダさ加減で、
いっそう際だってしまったが、
↑この下ぶくれの絶望的なオッサン顔のアジア系が英語を達者に話す様子はなんかムカつくが、言ってることは科学考証、SF考証としてはかなりマトモで、他の動画とは視点が大きく異なる。
今回の流出プロットでも、
SFとしては「なし」でも、
SWとしては「あり」
は健在。
さかのぼれば、『エピソード1』(1999)での、
シミ・スカイウォーカーの証言、
「息子(アナキン)には父親がおらず、
いつのまにか身ごもり、産んで育てただけのこと」
を、真実から目をそらすための言い訳と捉えず、
額面通りに受け取るところから始まっている。
SFなら、
アナキンは、人為的にフォースを強化されたクローン実験の初期モデル
とするあたりが妥当だろうが、
「現実にもイエス・キリストの例があるのに、
どうしてSWでやっちゃいけないはずがある?」
と、
フォースの発現による処女懐胎
——というのを作品内での事実とし、
その延長線上に、レイを置いた。
これはかなり変則的な、
ダース・ベイダーの復活であり、
「ああ、そういえば」と、思い当たるフシもある。
誰の発案かは知らないが、
まさに「コロンブスの卵」
「なかったこと」にされたと思っていた、
プリクエル3部作『エピソード1・2・3』
も破棄せずに尊重しているし、
この設定を主軸に据えれば、
『エピソード7・8・9』三部作の成功も、
約束されたも同然。
JJエイブラムズが、ためらいなく自信を持って、
『フォースの覚醒』の監督業に取り組んだ、
精神的なバックボーンがこれだったのかと、
ようやくにして、うなずける。
あんのじょう、世間は思惑通りに反応してくれて、
(ジェダイは結婚しないのに)「レイはルークの娘だ」
「いや、ハンとレイアの娘で、カイロ・レンの妹だ」
(だからジェダイは結婚しないって言ってんのに)
「いや、レイの英語はイギリス式だから、オビ=ワンの娘だ」
と、全員ひっかかってくれた。
↓イトコ同士では、ほとんど無意味なこの場面にも、
↑兄妹以上の、皮肉な意味合いがこめられていたりする。
また、わざと観客が奇異に感じるように仕組んだ、
レイの完全無欠ぶりにも、
大半の人が、まさに思惑通りの反応、
「絶対おかしいだろ!」
を示してくれもした。
ではあるけれど、このネタバレをもってして、
今や完全に見透かされ、
地に落ちた格好の『フォースの覚醒』の評価がいきなり覆り、
手放しの高評価に逆転したりはしない。
なぜなら、
「レイは○○の××」
という、『エピソード8』の肝(きも)に至る前段として欠かせない、
「カイロ・レンはハン・ソロとレイアの息子」
の説明と、それがもたらすドラマ語りだけに手間取ってしまい、
それ以外のツナギや穴うめの要素がまったく無思慮で、
スカスカでいいかげんだった事実は変わらないどころか
むしろ改めて浮き彫りになってしまうからだ。
これと同様に、
『エピソード8』流出プロットも、
レイにまつわるあれこれだけは興味が沸いても、
どうせ残りはつなぎや穴うめと知れているためか、
実につまらなく、
何度聞いても、
何度読んでも、
さっぱり頭に入って来ないし、
フィンだとかポーだとかの、添え物たちのたどる過程なんて、
ほんと、どうでもいいって気になる。
あんのじょう、世間も同様で、
↓レイ関連だけを抜き出した動画も、当然の成り行きで登場。
スノークの正体は、
『エピソード9』でのネタばらしに取って置かれるのでは?
続・ウルトラマンオーブ/そっくりさん(49)/よげんの書(26)
ウルトラマンのパチモン、
チャイヨー版についての3回目。
PART1
PART2
——をやる予定だったが、
その前に、
正規なのにパチモンくさい、
ウルトラマンオーブについて。
本ブログの初紹介記事では、
画像満載で、規定文字数に気を遣わざるをえず、
省いたオーブの第一印象を、
「既存ウルトラマンの部分の寄せ集めで、
パチモンメンコの絵柄みたい」
——と、
フェイスブックやツイッター、
アメーバなう、ミクシィのブログ告知で書き添えたところ、けっこうウケた。
そこでパチモン絵柄を実際のメンコに探ってみたところ、
↑中国のパチモン絵本。
絵のうまいヘタはさておき、
デザイン自体は意外と元ネタに忠実で、
ぶっ飛んだものは見つからなかった。
怪獣はともかく、ヒーローの場合は、
元ネタ人気にあやかってこそのパチモン、
つまり元ネタがわからなくては意味がない
ということもあろうし、
この道には今や権威もいて、
コミュニティまで形成されてるらしいので、
たんに自分の探し方が、ヘタクソなだけかも知れないが。
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しかし、オーブの3態を目にした時に、
「こいつら、前にどこかで見かけたよな」
という既視感(デジャヴ)は拭えず、
加えて公式発表の当日、4月25日から、
「ウルトラマン」「パチモン」で画像検索すると、
早々とウルトラマンオーブの画面にヒットする
というゆゆしき現状もふまえて、
手順を逆にし、
オーブの姿を手がかりに、
似ているパチモンを探すことにした。
すると成果は、たちまち上がった。
スペシウムゼペリオン
↑右のロボットは、
↓コスモス・ルナモードをパクっており、
同「コンバット・フォース」シリーズには、レオをパクったものもある。
ハリケーンスラッシュ
ゼロに由来するボディカラーの青が、
偉大なる「パチの先輩」、
↓マルサンのウルトラエースのカラーバリエーション(左)に通じる、
フレンチブルーなのはともかく、
ポーズがエスパー伊東の「ハイー!」
なのは、さっぱり解せない。
まあ、「かかってきなさい」の構えなんだろうけどさ。
バーンマイト
バーンマイトの「マイト」は、
↓タロウの自爆技「ウルトラダイナマイト」
↑「バーン」は、メビウスバーニングブレイブに由来するだけに、
体色の赤が、21世紀のウルトラマンの統一色の
↓純赤(レッド/スカーレット・右)ではなく、
↑レオまでのなつかしき昭和色の朱色(シャインレッド/バーミリオン・左)。
というところが、
↓このぬりえと、モロかぶり。
というわけで、
ここまでが、
いきなりそっくりさん(49)
(48はこちら)
で、
ここからは、
よげんの書(26)
(25はこちら)
この「ウルトラぬりえ」、
1967年2月19日に登場したザンボラーがパクられてるので、
描かれたのは67年以降にせよ、
1966年の初代ウルトラマンAタイプと、
それを描いた南村喬之あたりにまで元絵をたどれる一方、
1972年、つまり元ネタ初代マンAタイプから6年後の
↓ウルトラの父(左)、
1973年、7年後の↑タロウ(中)という、
角のあるウルトラマン2人を見越していて、
さらには2016年、
つまりはイラストの元ネタから50年も後の、
オーブ バーンマイトのボディカラーまで、
予見していた?のがすごい。
↑「ぼくたち、オーブ・バーンマイト3兄弟です!」
この、「ウルトラぬりえ」シリーズ、
なかなかの名作(迷作)ぞろいで、あなどれない。
元画像は、上掲のもの共々、このブログより。
元画像はこちらより。
※どちらもパチを言い訳に、無断でパクリました。
2011年のステージショーのみ登場の、
↓ニセウルトラマンレオ(SR・右)=画像やフィギュアは個人制作のカスタムに、なぜか酷似していたり、
顔つきが「エース」から半年遅れの、1972年10月デビューのアイアンキングとの折衷案風だったり、
さらには、
よく見りゃ号泣(滝の涙)キャラで、2004年のダークメフィストにも通じ、
↓1970年代前半当時の石森キャラとも、
はたまた1977年の海外の
↓SWキャラとも通じるばかりか、
「落涙ウルトラマン」に限れば、
2002年以降の「カオスの涙」をうんと先取りした——
↓カオスウルトラマンは“泣いている=涙を流している”のに、
↑カオスウルトラマンカラミティは“泣いていない”という謎。
——そのシンクロ率がとにかくハンパなく、
未来予見性がきわめて高いという点で、
本ブログとしては、
「ウルトラぬりえ」は、「よげんの書」認定である。
…と、いうわけで、
またしても本題
「チャイヨーのウルトラ戦士」
が先に進まないのであった。
2016年5月・話の流れがヘン(8)/顔の大きい人・小さい人(11)
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まずは、
顔の大きい人・小さい人
小顔の代表選手と言えば、
NMB48の市川美織と——
現在、22歳で、NMB内では山本彩と共に最年長だが、2015年6月の時点で、スマホの顔認識アプリの年齢当てで、7歳(たまに5歳)と判定されることさえあった、究極の童顔。
乃木坂48の齋藤飛鳥の二人で打ち止めで——
市川美織がフェイドアウト気味なのに対し、齋藤飛鳥はそれと入れ替わるように最近めきめきと頭角を現し、露出の機会が増えている。
↓絵は「へた」というより、非凡で個性的だが、
2016年4月24日放送回より
本人が「常識はあるんで」と自認するだけに、
↓字は、そこそこうまい。
2016年5月1日放送回より
——おいそれと後続が出るとは思えなかった。
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もちろん、二人より小顔が見つかったわけではないが、
なかなかの逸品が発表されたので、ご報告。
おのののかと横澤夏子
横澤夏子は、テレビ画面からは顔の大きさが伝わらないが、
こうして並ぶと、
大きいというより、長い。
↑幼少期の横澤夏子。
↓ケイティ・ペリーのように。
さて、
ここからは、
話の流れがヘン
どうやらおのののかは、
最近、バッシングの標的にされてるらしいが、
つくづく気の毒。
横澤と並んで写真を撮って、
自分の小顔をアピールするのはあざとい
とか言いがかりをつけられてるが、
私としては、
こんなに
「顔の大きい人・小さい人」の実例として
おあつらえむきの被写体
なのに、みすみすチャンスを逃したら、それこそ
「何しとんねん!」と、
ツッコむところだったよ。
2人が同じ写真におさまるのは、
↓初めてってわけでもないのに。
なぜ今回だけ、
かつての裕木奈江や、
さとう珠緒のように、
魔女狩りの標的にしたがるのか、
ほとほと愚民の思考回路は理解に苦しむ。
おのののかと、小顔の代表選手、平愛梨のツーショット。
平はしかし、身長はたったの152センチで、自分でも手脚が短く、
太めなのがコンプレックスと証言。
顔の大きさだけなら、ほぼ同じおのの方は、
女性としてはかなり高めの、169センチ。
↓身長156センチの中川翔子と。
わずか4センチ差でも、この顔の大きさの違い。
平愛梨と、おのののかの身長差17センチで、
顔がほぼ同じ大きさとは、
トウシン・カオシン研究の対象候補ですね。
彼女を叩くヒマがあったら、
もっと真っ先に糾弾すべきヤツがいるだろ、
そっちは野放しのまま、
もう4年目だぞ!
と、脱力感にも襲われる。
私の行動基準や判断基準は、
自分がされたくないことは、
誰に対してもしない。
これから逸れる一切とは、
かかわる必要を感じない。
世の中には、話のまったく通じない相手もいれば、
つきあっても時間や労力のムダな意識のたまりだってある。
見分けるのはカンタン。
「自分のことだけの人」か、
公共心があるかどうか。
自分だけの人たちばかりに、
社会の要所が牛耳られてしまってから、
日本はほとほと、ダメな国に墜ちたね。
ということに、
まずは気づくか、気づかないかが、
人生の大きな分かれ目だろう。
この話は、今日はここまで。
まだ、「顔の大きい人・小さい人」という記事コーナーを立ち上げる(2014年1月2日)前の、
2011年11月17日、「偶然の奇跡」という題で、
平愛梨の小顔ぶりを、
こうして取り上げていた。
「ホンマでっか!?TV」2011年11月2日放送から2ヶ月後、
この年の大晦日放送の、「絶対に笑ってはいけない空港24時 」の
↓マツコ・デラックス登場シーンは、
テレビ界が、まだ機敏に動けた頃があったのだということを、よく示している。
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Wフィーチャー/537にこだわる理由Ⅻ+選手権Ⅳ
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-04-05)
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-04-19)
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-05-02)
これ(2隻の対比/1:537スケールamtエンプラ選手権Ⅲ)の続きだが、
ゴーサンナナにこだわる理由
の12回目で、
1:537スケールamtエンプラ選手権
の4回目です。
スケール・アイコンズ(SCALE ICONS)のウィーブリー(Weebly)氏の、
エンプラ改装型は——
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——完成わずか数年で、飼いネコの襲撃に遭って大破し、
短い現役時代を終えたが、
その残骸はどうなったのか。
ゴーサンナナにこだわる理由Ⅻ〈その12〉
実は、USSブッシェル(U.S.S. Bushell) NCC-3643という、
オリジナル設定の惑星連邦航宙艦として、蘇っていた。
氏のサイトでは、一応「制作中」となっており、
たしかに完成写真は、ほとんど見あたらない。
だけど2014年の表示から更新がない。
完成の暁には、また再訪してみますか。
「こだわる理由」つながりでは、
スターゲイザーの
VF(バキュームフォーム=真空成型)キット制作動画が更新されたので、
↓ここで紹介。
2016/04/13 に公開
PART1
PART2
***********************
1:537スケールamtエンプラ選手権PART4
また、ウィーブリー氏は、
ネコに破壊された退役エンプラの出来の良さを知っている友人から、
もう1隻、同じものを作ってくれとせがまれたらしく、
USSノースベイ(U.S.S. North Bay)NCC-1802を、2008年に“就航”させている。
ウィーブリー氏自身用には、
↓1991年製で、スタートレック35周年記念版の、
SPECIAL EDITION WITH LIGHTS AND SOUND EFFECTS
(サウンド&電飾つき特別版)を使用したが、
ノースベイのベースキットは、
↓5作目“STAR TREK Ⅴ:THE FINAL FRONTIER”版(1989年製)を使用。
どちらのキットでも制作のネックになるのは、
全面に走る、木目レンガ状のモールド。
自分用には、パテ埋めをくり返して仕上げたものの、
さすがに同じ作業を2度はゴメンと、
ノースベイはレンガモールドのまま、仕上げている。
それを見て、
常々考えさせられていることが、
今さらながらに蘇った。
レンガモールド埋めに手間取って、
いつまでも完成しないのと、
それは直さずに、そのままさっさと完成させるのと、
どちらがいいか。
答はおのずと、明らかだろう。
サンドペーパーがけは、一部分でも一苦労だし。
ということで、今後のエンプラ選手権では、
レンガモールドがそのままの作例も、取り上げるかも知れません。
※取り上げないかも知れません。
2016全ウルトラマン名鑑・PARTⅢ(1996-2005)
2016全ウルトラマン名鑑は、
PARTⅠで、
1966年から1975年まで、
(2016年1月21日)
PARTⅡで、
1979年から、1995年まで、
(2016年1月25日)
やったのに、
それから3ヶ月も空白が生じてしまった。
大判画像集めを兼ねて、
同時進行中の、「恥ずかしい写真」は、
「ダイナのPART3」あたりをうろつきながら、、
そのダイナ関連が、まだ終わらない。
このペースで「恥写真」につきあえば、
名鑑が今年中に完成しないのは目に見えているので、
さすがに見切りをつけて、
まずは名鑑を先行させることにしよう、
基本方針は、
○原則として一人一点のみ
○デビュー(初登場)時の姿
○全身の大判画像
——なんだが、
これがなかなか、貫(つらぬ)くのがむずかしくなってきた。
1.ウルトラマン(1966)
2.にせウルトラマン
3.ゾフィー(1967)
4.ウルトラセブン
5.ニセ・ウルトラセブン(1968)
6.セブン上司
7.新マン/二世/ジャック(1971)
8.エース(1972)
9.エースロボット
10.ウルトラの父/ケン
11.タロウ(1973)
12.ウルトラの母/ウーマンマリー
13.レオ(1974)
14.アストラ
15.キング
16.ニセ・アストラ(1975)
17.ジョーニアス(1979)
18.アミア
19.エレク
20.ロト
21. U40の5大戦士
22.にせジョーニアス(1980)
23.80/エイティ
24.ユリアン(1981)
25.妄想セブン
26. アンドロメロス(1983)
27. アンドロウルフ
28. アンドロマルス
29. アンドロフロル
30.ベス(1989)
31.チャック
32.スコット
33.グレート(1990)
34.パワード(1993)
35.ネオス(1995)
36.セブン21
PART3は、1996年のゼアスから。
37.ゼアス(1996)
38.ティガ
デビューから20年も後の、
↓『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』(2016)より。
初出ではないが、初出時の「姿」ってことで。
ティガマルチタイプの全身大判画像には、なかなかどうして行き着かず。
39.シャドー(1997)
シャドーの全身大判画像はネットにはなく、
自分で供出する羽目に。
メディアックス (2012-12-18)
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40.イーヴィルティガ
ほんもののティガには大判画像がないのに、
悪者ティガにはあるという皮肉。
41.ダイナ
基本形態のフラッシュタイプなら、こうして大判画像は見つかったが、
ティガ以降のタイプ、モード等のバリエーションは紹介しなくていいのか、
という課題が残る。
42.ニセ-ダイナ(1998)
初出はフラッシュタイプ(左)だが、全身大判画像はないので、
それに恵まれているミラクルタイプ(右)を並べてごまかす。
43.テラノイド
テラノイドのバストショットの大判画像は豊富にあるが、
全身のやつは、この大きさしか見つかりませんでした。
44.ゼルガノイド
ゼルガノイドの鮮明な大判画像もネットにはなく、
自分で供出しました。
45.ガイア
初登場時は,当然、バージョン1(V1)です。
46.アグル
アグルの大判画像は、V2(バージョン2)には豊富だが、
初登場時のバージョン1は、ガイアと一緒に写っているものばかりです。
47.ニセ・アグル
本物と顔つきだけが異なるニセ・アグルの鮮明な全身大判画像も、
ほんものとの対決場面しか見つかりませんでした。
48.ニセ・ガイア(1999)
↓ニセ・ガイアの姿は、本物ガイア、バージョン1と同じ。
これではニセモノとわからないため、金属生命体ミーモスの正体が現れた、
ダメージ状態で紹介される方が多い。
49.幻影アグル
幻影アグルも、本物アグルと見かけの違いはない。
50.ナイス
右側2点は、Dr.エッグ。
Dr.エッグの、ムダに大きい画像(3456×5184)はこちら。
51.カミーラ(2000)
ここらへんのマイナーキャラになると、全身の大判画像の取得など、ほぼ不可能。
↓そこで部分画像と、
↑全身画像で、それぞれ入手できる最大のモノを並べてごまかすしかない。
52.ダーラム
これまた、「ウルトラヒーロー完全ガイド」から転載。
53.ヒュドラ
ヒュドラ単体でも最大の全身(に近い)画像は、カミーラ、ダーラムに関しても好ショット。
54.コスモス(2001)
基本形態はルナモード。
55.にせコスモス
本物と偽物に、外見上の違いはない。
56.ピクト(2002)
ピクトの最大画像は、ムダに大きいだけで画像情報量に乏しいので、こちらで代用。
57.カオスウルトラマン↓
58.カオス-カラミティ↑
59.ジャスティス
↑なぜか全身の大判画像に事欠く、ジャスティスのスタンダードモード。
60.レジェンド(2003)
コスモス、ジャスティスといっしょのやつが最大だろうが、今回はあえてマイナーなこちらを選択。
61.ボーイ
↑1枚で事足りる、ボーイの全身の大判写真を見つけるのは、
↓なかなかにむずかしい。
62.ニセウルトラマン80(2004)
同じ画像の背景替え以外に、ニセエイティの写真を見かけたおぼえなし。
63.ネクサス
初登場時は色が地味なアンファンス。立ちポーズだと大判画像がなかなか見つからない。
64.ダークファウスト
65.ザ・ネクスト
初登場なら↓アンファンスだろうが、
さすがに↑ジュネッスとひとまとめにはできない、形状の違いがある。
66.ダークメフィスト(2005)
67.ダークメフィスト(ツヴァイ)
メフィストだけなら、
↓供出スキャン画像を最大表示の620ピクセル幅にするのはわけないが、
↑ツヴァイをネットから転用した兼ね合いで、このような構成に。
68.ダークザギ
69.ノア
ネットからの画像だけで構成すると、この点数とこの横幅しかムリ。
70.マックス
71.ゼノン
ゼノンの大判画像は、およそ見かけた覚えがありません。
今回はここまで。
次回で完結ですが、
○原則として一人一点のみ
○デビュー(初登場)時の姿
○全身の大判画像
——という方針の堅持は、
ますますむずかしくなりそうです。
72.メビウス(2006)
73.ヒカリ/ハンターナイトツルギ
74.ニセ-メビウス
75. ニセ・ツルギ
76. ミレニアム
77. ダークウルトラマン
78. エリート
79. 出光人Hotto(2007)
80. 出光人Motto
81. 出光人Kitto
82.ULTRASEVEN X
83.ゼロ(2009)
84. ベリアル
85-91.ウルトラ市民男性7タイプ
92-94. ウルトラ市民女性3タイプ(ピアニー他2名)
95. ウルトラベビー
96. ニセゾフィー(SR)(2010)
97. ニセマン(SR)
98. ニセジャック(SR)
99. ニセエース(SR)
100.ダークロプスゼロ(2011)
101.サーガ(2012)
102.ゼロダークネス
103.ギンガ(2013)
104.マンダーク
105.セブンダーク
106.カオスロイドU(2014)
107.カオスロイドT
108. カオスロイドS
109. ギンガS(ストリウム)
110. ビクトリー
111. リブット/ストーム
112. ギンガビクトリー(2015)
113. ビクトリーナイト
114. X(エックス)
115. エクシードX
116. オーブ(2016)
PARTⅣ(4)は日数をおかず、
近日公開予定です。
メカコレ版スター・デストロイヤー雑感
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-05-02)
7号~14号までの、追加ディテールアップパーツだそうです。
確実に実物(スタジオモデル)より精度が上がるのを、
よしとするか、受け入れないか。
今日の記事は、
いちおう、この記事と、関連がなきにしもあらず。
メカコレのスター・デストロイヤーが、ついに発売!
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パチ組みにスミ入れでも、じゅうぶんに満足できるが、
電飾モデラーは、
全長わずか約10センチの、
このキットまで発光させようという無謀な計画を立てながら、
しっかり成功させている。
ホビージャパン最新号誌上でも、
モデルグラフィックス最新号でも、やり方は同じ。
最小径の光学繊維と、穿孔(穴開け)用のドリル径も0.3ミリが限界で、
このサイズでやれば、
窓の表現にはならず、
艦側面に大破した大穴が開いている様子にしかならない。
うんと大げさに誇張して言えば、
さしずめ、この近接砲撃戦で、
溝全体の縦径一杯に、大穴が開く“みたいな”なもの。
※正確な例えではありませんので、ツッコまないように。
そこで発光させたいパーツを型取りして、
クリア樹脂に置き換え、
遮光塗装を表面に施した後、
針(虫ピンや、0.3ミリ径ドリル刃)の先端でつついて塗装を剥がし、
窓を表現している。
この手法は、
どろぼうひげ氏が、デス・スターⅡを作った時に考案したもので、
もちろん、
ご本人も今回、ホビージャパンで再現しているし、
モデグラの作例も同じ手法が用いられている。
それだけになるほど、
パーツをクリア樹脂に置き換える手間を省くためには、
クリア成型版をバンダイが発売してくれればという、
モデグラ誌上での提案にもうなずける。
——と、モデラー両氏の偉業には、
ひたすら頭が下がるんだが、
模型誌の誌面構成には、
依然として疑問が残る。
というのも、
実物を見ればたちどころに伝わるはずの、
「こんなに小さいのに、よく光らせたよな」
というオドロキが、まったく誌面からは感じられないからだ。
もう何年も前から、
模型誌には、なんの期待もしていない。
2012年9月15日の、
DORO☆OFFⅡ展示会でみた、
ヤタ(竹下やすひろ)氏の、
1/20000 バイラルジンとガンドロワは、
当時のモデグラにも掲載されたが、
誌面からは、作例の小ささも、
極限まで突き詰められた精密さも、
サッパリ伝わってこなかった。
誌面用の写真撮影に立ち会った竹下氏によれば、
現場では、大きさの比較に、
iPhoneと並べて撮ったそうだが、その画像は掲載されなかった。
ホントを言うと、
今回のモデグラ作例記事では、
スタデ(最近は、スターデストロイヤーを,略してこう呼ぶらしい)
を掌(てのひら)に乗せた写真も掲載されているが、
電飾状態ではないため、
満艦飾(まんかんしょく)に発光状態と同一のモデルだとは伝わらない。
だったら、
発光状態のモデルを実物大で掲載すればいいだろうに。
旧態然としたルーティンで、
やっつけ仕事で乗り切ろうとするから時代に合わず、
10年ほど前に始まった、
ブログモデラーのLED電飾記事や、
最近主流のYouTubeの制作動画に、
すっかり淘汰され、
ついには「電撃」みたいに…。
やっぱり模型は、
じかに見られるに越したことはないから、
行ける人は、
静岡にでかけましょうね。
【本稿おわり】
*************************
「ついで」ではないが、スタデにまつわる記事だけに、
急遽開催、
題して
スター・デストロイヤー写真館
1作目『スター・ウォーズ』(1977)用の、全長36インチ≒91センチのモデル。
側面の溝は艦首方向が広く、艦尾側が狭い。
↓『帝国』(1980)用の、全長102インチ≒259センチのモデル。
100インチ=254センチ想定で作ったら、結果的に2インチ≒5センチはみだしたっぽい。
↓プロモ用の特写で、『帝国』劇中に、そのものズバリの画面はありません。
↓艦橋部の拡大モデル。
全長152×全幅173×全高135センチ=60×68×53インチ
↓『フォースの覚醒』(2015)用の、コンセプトアート。
劇中本編の方が見劣りする気がするのは、自分だけ?
ヴィレッジブックス (2015-12-26)
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C.F.SP/あな知らアル(27)2016年4月
あな知らアル(あなたの知らないアルカディア)は、
久しく中断していたが、
静岡ホビーショーがらみで、
4月30日に復活したばかり。
たった12日後に、
その続きをやることになろうとは…
5月6日に秋葉原に出かけて、
偶然見かけた、
テレビ版の青いアルカディア号の立体新製品。
かなり小さいが、
これはいったい、なんじゃらほい?
メガハウスの、
コスモフリートスペシャル(C.F.SP)
宇宙海賊キャプテンハーロック
宇宙海賊戦艦アルカディア号
なんだとか。
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コスモフリートスペシャル(CF-SP)にファン待望!
自由の艦(ふね)アルカディア号が登場です!!
今回は宇宙海賊戦艦アルカディア号の原点ともいうべき、
1978年放映のアニメ
「宇宙海賊キャプテンハーロック」
に登場したスタイルで商品化。
全長約17cmの艦体は細部までこだわり、
前部2基の砲塔は、旋回が可能。
艦首はパーツの差し替えで、
ラム(衝角)を展開した状態を再現することができます。
また、大航海時代の海賊船をイメージする特徴的な船尾楼(ろう)は、
窓ガラスをクリア成形で再現しました。
その船尾楼の上にはもちろん、
ハーロックの象徴ともいえる髑髏(ドクロ)の旗を掲げています。
(引用・ここまで)
********************************
ここからが本記事。
青いアルカディア号(サメ/イカ型)といえば、
約40年の商品立体化の歴史を経て、
近年は、かなりまともな製品に恵まれるようになった。
しかし、
ほんとうにアニメ
劇中(1978)そのまま、
もしくは、その元デザインの、
マンガ原作(1977)
および、さらにそれを2年ほどさかのぼる、
スタジオぬえ(宮武一貫)の設定画
——どおりに再現された例がなかった。
番組放送当時の、
↓タカラ製プラモ4種は言うに及ばず、
↓近年の製品群も、
アニメ/マンガの絵柄どおりには立体化されていない。
描き手が不慣れでヘロヘロだった宇宙戦艦ヤマトはともかく、
アルカディア号は絵のウソなんかなくて、
そのままの立体化を前提にデザインされたはずなのに…
と感じながらも、
「これでも昔と比べたら、
そうとうマトモになったんだから、
ここらへんで満足しとくか」
——という妥協めいた思いでいたような…
今回の完全新設計による立体製品化は、
そうしたあきらめにも似た意識を改めさせてくれた点で、
価値と意義は大きい。
となれば恒例、
製品と元デザインを突き合わせて検証しないとね。
↓おそらくは、いったん図面どおりに設計して、
↑イメージを損ねない範囲で、各所を修正したんでは?
↓このアングルから捉えた立体製品で、
↑ようやくイメージが合致するものに出逢えました!
↓海賊旗は、マストとキャビン上の両方に掲げている図もあれば、どちらにもない図もあり、
↑この製品では、キャビン上だけになっている。
↓アニメ版では、ほとんど見覚えのないこの図柄に、
↑ほぼ合致する立体製品に巡り会える日が来るなんて!
↓この図は、日頃から素晴らしい記事を続ける、くじら軍曹氏のブログから、誘惑に負けてパクってしまいました。
あくまでも製品デザイン忠実再現ぶりの検証目的なので、大目に見ていただけますように。
※ダメなら削除しますので、ご一報いただきますようお願いいたします。
↓このアングルからのアルカディア号を見て、
↑イメージの合致する「あの絵」が思い浮かぶかどうかが、比較検証のカギ。
数年前にはヘロヘロの解像度しかなかった画像も、
ハーロックは世界的な人気作品だけに、
見違えるくらいにアップデートされていたりする。
ところで、
コスモフリートスペシャル
(CF-SP/C.F.SP)
って、何?
と思って調べたら、
「ヤマト2199」や、
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「ガンダム」シリーズ、
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「マクロス」
売り上げランキング: 5,463
売り上げランキング: 27,154
売り上げランキング: 4,867
————等々の宇宙艦船を、20センチ以下のサイズで、
リリースし続ける、
壮大なシリーズ。
色々あって、
ヤマトと松本零士作品の艦船が、
同じ製品ラインナップに並ぶことは、
もはやかなわないと思い込んでいただけに、
これは意外なサプライズ。
メガハウス、あなどりがたし。
2016モデラーズクラブ合同作品展/蒼きヤマトへの憧憬(80)
※最後に訂正更新情報があります。
(2016年5月14日9:30)
本題に入る前に。
この記事で、
宮武一貴(かずたか)氏を、
一貫(いっかん)と誤記してました。
ずっと間違ってたので、
他の記事でも、誤記してると思います。
ボチボチ直しときます。
それと、商品紹介の中に、
メガハウスと無関係な、
バンダイ製品がまぎれこんでいたのは、
たまたま検索をすり抜けただけのこと。
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これを指摘した投稿者名と書きっぷりには、
全否定の叩き(ディス、ヘイト)しか感じられず、
不快感を拭えません。
明らかに人をバカにしており、
相手が気づこうが気づくまいが、
その失礼な態度が、容認されるものではありません。
同じ誤記の指摘でも、
もっとやり方があるはずなのに、
明らかに別方向に誘導していて姑息で卑劣です。
だれも好きこのんでミスを犯しませんが、
しくじりなしには、
過ちには気づけないもの。
一般人にとっては、
ホームグラウンドとしてデフォな存在であろう、
2ちゃんは私とは無縁だし、
そこで当たり前に横行しているツバ吐き行為を、
アウェイでも平気でやる人間の神経を疑います。
叩くためだけに斜め読みする人に向けて記事は書いておらず、
記事作成に日々の労力を注いでいるわけでもないので、
そのセンでのカキコミはご遠慮いただくとともに、
その時間をより社会的に有意義なことに使われることを,
せつに願ってやみません。
************
今日(14日の土曜日)と、明日(15日の日曜日)、
第55回静岡ホビーショーと同時開催される、
第27回モデラーズクラブ合同作品展の見所として、
世界ブラックマント同盟の、へてかるぴ氏の作品、
アルカディア号と大空魔竜、
DORO☆OFF主宰のどろぼうひげ氏の
スター・デストロイヤーを紹介したが、
売り上げランキング: 217
森雪の旦那氏のブログ経由で、
真っ先に押さえておくべき作品群があることを、
今さらながらに思い出した。
“旦那”氏ご本人の、加藤直之イラストテイストの作例は、
昨2015年の合同展示で初お目見えしたが、
↓後述する、MK氏のmk.3(マークスリー/右)と共に。
↑独自の波動砲口の形状が冴える。
↓他の誰も手をつけなかったフェアリーダーを美しく加工した、旦那版(上)
↑ほぼ無加工の、MK氏版mk.3(下)と比べると、よくわかる。
↓キット本来(右)より、艦橋が沈んで低くなっている、旦那版1/500(左)。
今回はそれとは別に、「2199」版1/500、全長66センチを、
75センチに延長した最新版が、
ついに完成。
出展テーブルは、ここまで読んだ大方がお察しの通り、
模型多国籍軍。
そう、かれこれ2011年から5年もの長きにわたり、
ヤマトの後部デッキ構造にこだわり続けて、
今回はマーク6(mk.6)を展示予定の、
主宰MKさんのところ。
〈マーク1〉
Mk.1(マークワン)制作途中
Mk.1(上・奥)と、Mk.2(マークツー/下・手前)
2012年5月撮影
〈マーク2〉
Mk.2完成
〈マーク3〉
↓mk.3は2014年9月19日、DORO☆OFF前日にギリギリで完成。
↓艦首まわりでは、森雪の旦那版(上)に軍配が上がっても、
さすがに艦尾まわりは、MK氏版に勝る解答なし!
〈マーク4〉
昨年の合同展示会直前の5月11日で、この状態。
MK氏としては不慣れな、2199版1/500スケールキットに手こずり、
制作は中断したまま。
売り上げランキング: 19,756
〈マーク5〉
MK氏の作りなれた、無印1/500キットベースに戻り、
売り上げランキング: 32,946
mk.3の第三艦橋でも実施済みの、
マグネットによる、
各ユニットの分離合体機構を、
司令塔周辺にも拡張するもので、
図らずも、かつて私が夢想した、
ヤマト各部の独立航行機能に通じるもの。
とにかく工作が困難を極め、
mk.4に続き、いまだ完成に至らず。
〈マーク6〉
今年の1月の時点で、この状態。
今日と明日は、どこまで仕上がったマーク6を、会場で見られるのでしょうか。
さらに今回は、波動砲口形状研究のブログの、
カエル課長氏の、
初期設定画に忠実なヤマト↓絵や、
↑CGになら可能なヤマトの姿に、どこまで実物の立体で迫れるかに挑戦するそうです。
【訂正情報】
下段のカラー写真は、CGではなく、
カエル課長氏の作例を、角度を変えて撮影し、
画像合成で1枚にまとめたものでした。
ここに訂正し、
おわびします。
——も展示されるというから、
日本で(=世界で)最も濃いヤマト造形が集結するのは、
静岡ホビーショーだけ!
この3人に共通するのは、
◎できあいのキットに飽き足らず、
◎具体的に手を動かして改造し、完成立体で提示し、
◎作品の完成をゴールとせず、さらに困難な課題に取り組み続けること。
ただその場で見ただけでは、わからないであろう改造ポイントを、
ここに要約したので、
行ける人は私のかわりに?、
あなたの目で、じかに確かめてくださいね。
2016全ウルトラマン名鑑・PARTⅣ(2006-2016)
【重要】昨日の記事に訂正があります。
(2016年5月14日9:30)
ここに完結!
全ウルトラマン名鑑2016
PARTⅠで、
1966年から1975年まで、
1.ウルトラマン(1966)
2.にせウルトラマン
3.ゾフィー(1967)
4.ウルトラセブン
5.ニセ・ウルトラセブン(1968)
6.セブン上司
7.新マン/二世/ジャック(1971)
8.エース(1972)
9.エースロボット
10.ウルトラの父/ケン
11.タロウ(1973)
12.ウルトラの母/ウーマンマリー
13.レオ(1974)
14.アストラ
15.キング
16.ニセ・アストラ(1975)
PARTⅡで、
1979年から、1995年まで。
17.ジョーニアス(1979)
18.アミア
19.エレク
20.ロト
21. U40の5大戦士
22.にせジョーニアス(1980)
23.80/エイティ
24.ユリアン(1981)
25.妄想セブン
26. アンドロメロス(1983)
27. アンドロウルフ
28. アンドロマルス
29. アンドロフロル
30.スコット(1989)
31.チャック
32.ベス
33.グレート(1990)
34.パワード(1993)
35.ネオス(1995)
36.セブン21
PARTⅢで、
1996年から2005年まで。
37.ゼアス(1996)
38.ティガ
39.シャドー(1997)
40.イーヴィルティガ
41.ダイナ
42.ニセ-ダイナ(1998)
43.テラノイド
44.ゼルガノイド
45.ガイア
46.アグル
47.ニセ・アグル
ここで前回の訂正。
ニセ・アグルは
本物と顔つきだけが異なる
——としましたが、常連のRomaさんから、
たしかホンモノの黒部分が、にせものではグレーになってるかと。
とのご指摘が。
なるほど、
そういえば。
アルギュロスがアグルの姿をコピーして変身した偽者。
●カラーリングが本物よりも濃い青、
●目が赤に近いピンク、
●黒の模様がガンメタルになっている。
——との記述もWikiに。
皆様も、今後もお気づきの点はご指摘ください!
↓ステージショーでのニセ・アグル(左)も、劇中に準じたカラーリング。
ところが隣のニセ・ガイア(右)は、本物ガイア初期モデル(V1=バージョンワン)が侵蝕されてるはずなのに、なぜかV2のカラーリング。
ステージ用には、もはやガイアV1のスーツがないってこと?
アグルの方は、ちゃんとV1スーツなのに?
48.ニセ・ガイア(1999)
49.幻影アグル
50.ナイス
51.カミーラ(2000)
52.ダーラム
53.ヒュドラ
54.コスモス(2001)
55.にせコスモス
56.ピクト(2002)
57.カオス
58.カオス-カラミティ↑
59.ジャスティス
60.レジェンド(2003)
61.ボーイ
62.ニセウルトラマン80(2004)
63.ネクサス
↑アンファンス(左)ジュネッス(右)
64.ダークファウスト
65.ザ・ネクスト
66.ダークメフィスト(2005)
67.ダークメフィスト(ツヴァイ)↑
68.ダークザギ
69.ノア
70.マックス
71.ゼノン
今日は2006年から2016年まで。
基本方針は、
○原則として一人一点のみ
○デビュー(初登場)時の姿
○全身の大判画像
——だが、もはやこのルールは崩壊同然。
72.メビウス(2006)
73.ヒカリ/ハンターナイトツルギ
ハンターナイトツルギの大判画像の発見には至りませんでした。
74.ニセ-メビウス
75. ニセ・ツルギ
76. ミレニアム
77. ダークウルトラマン
78. エリート
「~ミレニアム」「ダーク~」「~エリート」の3人を名鑑に含めるのは、今後の記事との兼ね合いです。
79. 出光人Hotto(2007)
80. 出光人Motto
81. 出光人Kitto
82.ULTRASEVEN X
83.ゼロ(2009)
84. ベリアル
85-91.ウルトラ市民男性7タイプ
92-94. ウルトラ市民女性3タイプ(ピアニー他2名)
95. ウルトラベビー
96-99. ニセウルトラ兄弟(SRチーム)
「ニセウルトラ兄弟(SR=サロメ・ロボット)」としての団体写真はあっても、
個々のキャラの鮮明な大判画像には事欠く。
「ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」に登場。
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96. ニセゾフィー(SR)(2010)
同じ顔の3人(ゾフィー、初代マン、ジャック)がゼロと戦っても見分けがつかずムダなので、早々と間引かれてしまった。
97. ニセマン(SR)
ニセセブン、ニセエースと共に善戦し、かなり終盤まで生き延びた。
他のニセ兄弟同様、倒しても無数の同型が控えている。
98. ニセジャック(SR)
ニセゾフィーと共に、初盤で退散。
99. ニセエース(SR)
本では昔からよくある内部図解が、劇中本編に登場した初の例では?
100.ダークロプスゼロ
もはや遵守できない原則、大判の全身画像からあぶれたものの、
↓掲載を見送るにしのびないので、あえて紹介。
101.サーガ(2012)
102.ゼロダークネス
103.ギンガ(2013)
104.マンダーク↓
105.セブンダーク↑
ウルトラマンダーク、ウルトラセブンダークともに、全身の大判画像は見つからず。
ステージショーの画像も使用。
106.カオスロイドU(2014)
「バグレー」としての劇中写真だけで紹介はムリで、これまたステージショーの画像も使用。
107.カオスロイドT
バグレーとは、映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』で、ウルトライブシミュレーションを楽しむヒカルたち『新ウルトラ5兄弟』の前に出現する、プログラムのバグ。
108. カオスロイドS
そもそも映画『ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』のスーツは、新調ではなく、ステージ用の流用だから(? ※確証なし)、これでいいのだ!
109. ギンガS(ストリウム)
110. ビクトリー
111. リブット/ストーム
112. ギンガビクトリー(2015)
113. ビクトリーナイト
114. X(エックス)
115. エクシードX
116. オーブ(2016)
というわけで、一応の完結をみた、
全ウルトラマン名鑑2016
だが、いろいろと問題が。
まずは4回に分けたため、
まるで土偶のように、いびつなこと。
つまり、
PARTⅠは、頭でっかち状態
PARTⅡは、巨乳状態
PARTⅢは、デカ尻状態
PARTⅣは、デブ脚状態。
このまま土偶状態で放置プレイもどうかと思うので、
いずれ細身で統一した、
再リスト化も必然か。
加えて、並行して進めていた、
何人いるの、ウルトラマン
の方で、
オーブに固定スタイル(基本形態)がなくなってしまった余波で、
ティガ以降のタイプ/モード違いももれなく列挙しないと、
目当てのウルトラマンの名前を探す早見表
としては、不完全になってしまうことも判明。
どうせやり直すなら、
見栄を張ってむだにデカイ画像(横幅620ピクセル以上)はさけて、
反対に最小で勝負。
つまり、
横220ピクセルの最小サムネイル形式に統一。
各キャラを顔アップ+全身像の組写真でやり直すことにした。
でもって、そちらはすでに完成している。
画像は組写真にすれば1点として扱えるが、
とにかくウルトラマンの人数が多いため、
アメブロの半角文字40000字の限界に収める必要から、
チャイヨーの3人は別記事扱いになり、本家の113人のみ。
リスト表示のみで説明抜きですが、
明日公開します!
全ウルトラマン早見表/サムネイル劇場
【重要】一昨日の記事に訂正があります。
(2016年5月15日9:30訂正)
※リスト欠落を修復済み(2016/05/16 4:00)
1.ウルトラマン(1966)
↓Aタイプ
↓Bタイプ
↓Cタイプ
2.にせウルトラマン
3.ゾフィー(1967)
4.ウルトラセブン
↓首下の赤いモデル
5.ニセ・ウルトラセブン(1968)
6.セブン上司
7.新マン/二世/ジャック(1971)
8.エース(1972)
↓2ピース式
↓一体型
9.エースロボット
10.ウルトラの父/ケン
11.タロウ(1973)
12.ウルトラの母/ウーマンマリー
↓1973年モデル
↓1984年モデル
↓2002年以降の現行モデル
13.レオ(1974)
14.アストラ
15.キング
↓2009年モデル
16.ニセ・アストラ(1975)
17.ジョーニアス(1979)
(最上段)アニメ版
(中段)商品用スーツ
(最下段)「怪獣大決戦」(1979)用スーツ
18.アミア
19.エレク
20.ロト
21. U40の5大戦士
22.にせジョーニアス(1980)
23.80/エイティ
24.ユリアン(1981)
25.妄想セブン
26. アンドロメロス(1983)
27. アンドロウルフ
28. アンドロマルス
29. アンドロフロル
30.チャック(1989)
31.スコット
32.ベス
33.グレート(1990)
34.パワード(1993)
35.ネオス(1995)
↓1995年モデル
↓2000年モデル
36.セブン21
↓1995年モデル
↓2000年モデル
37.ゼアス(1996)
38.ティガ
↓マルチタイプ
↓マルチタイプ胴太
↓パワータイプ細目
↓パワータイプ胴太
↓スカイタイプ
↓ティガダーク
↓ティガトルネード
↓ティガブラスト
39.シャドー(1997)
40.イーヴィルティガ
41.ダイナ
↓フラッシュタイプ
↓ミラクルタイプ
↓ストロングタイプ
42.ニセ-ダイナ(1998)
↓フラッシュタイプ
↓ミラクルタイプ
43.テラノイド
44.ゼルガノイド
45.ガイア
↓V2
↓スプリーム
46.アグル
↓V2
47.ニセ・アグル
48.ニセ・ガイア(1999)
49.幻影アグル
50.ナイス
↓Dr.エッグ(2012)
51.カミーラ(2000)
52.ダーラム
53.ヒュドラ
54.コスモス(2001)
↓ルナモード
↓コロナモード
↓エクリプスモード
↓フューチャーモード
↓スペースコロナモード
↑スケルトンコロナモード「ファントムコスモス」も同形。
55.にせコスモス
56.ピクト(2002)
57.カオス
58.カオス-カラミティ
59.ジャスティス
↓スタンダードモード
↓クラッシャーモード
60.レジェンド(2003)
61.ボーイ
62.ニセウルトラマン80(2004)
63.ネクサス
↓アンファンス
↓ジュネッス
↓ジュネッスブルー
64.ダークファウスト
65.ザ・ネクスト
↓アンファンス
↓ジュネッス
66.ダークメフィスト(2005)
67.ダークメフィスト(ツヴァイ)
68.ダークザギ
69.ノア
70.マックス
71.ゼノン
72.メビウス(2006)
↓ブレイブ
↓バーニングブレイブ
↓フェニックスブレイブ
↓インフィニティー
73.ヒカリ/ハンターナイトツルギ
74.ニセ-メビウス
75. ニセ・ツルギ
76. 出光人Hotto(2007)
77. 出光人Motto
78. 出光人Kitto
79.ULTRASEVEN X
80.ゼロ(2009)
↓ストロングコロナ
↓ルナミラクル
↓シャイニング
81. ベリアル
↓アーリー
↓カイザー
↓アーク
↓カイザーダークネス
82-88.ウルトラ市民男性7タイプ
89-91. ウルトラ市民女性3タイプ
92. ウルトラベビー
93. ニセゾフィー(SR)(2010)
94. ニセマン(SR)
95. ニセジャック(SR)
96. ニセエース(SR)
97.ダークロプスゼロ(2011)
98.サーガ(2012)
99.ゼロダークネス
100.ギンガ(2013)
101.マンダーク
102.セブンダーク
103.カオスロイドU(2014)
104.カオスロイドT
105. カオスロイドS
106. ギンガS(ストリウム)
107. ビクトリー
108. リブット/ストーム
109. ギンガビクトリー(2015)
110. ビクトリーナイト
111. X(エックス)
112. エクシードX
113. オーブ(2016)
絵と字(8)のうまい人・ヘタな人
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字のうまい人・ヘタな人
は、2014年7月28日の7回目以来。
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ヘタ絵については、
「偶然の奇跡」(2011年10月27日)と、
蛍原画伯の馬
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その旨の表題を立てなかった、ついこの前、
2016年5月5日の、
「2016年5月・話の流れがヘン(8)/顔の大きい人・小さい人(11)」以来となる。
齋藤飛鳥の描く絵は個性的だが、
↑跳び箱を跳ぶ小学生
↓ラグビー日本代表 五郎丸選手
字はいたってまともだった。
乃木坂で“画伯”と言えば。
生田絵梨花(いくた えりか)。
これのどこが、「跳び箱を跳ぶ小学生」なのか…
↓顔だけなら、
藤城清治の切り絵みたいだけど——
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——体はもはや人間ではなく、
ほとんどクモ。
絵のヘタな人の「あるある」は、画風が一定しないこと。
「跳び箱を跳ぶ小学生」と、「ラグビー日本代表 五郎丸」では、
絵柄が異なる。
生田の正面顔の表現は、どうやらいつも同じらしいが。
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そんな生田だけに、
さぞかし字も汚いだろうと予想したが、
意外や達筆で驚いた。
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どうやら絵を描く時と字を書く時では、
気持ちや構えを切り替えているらしく、
↓跳び箱の段数(左)の書きっぷりが投げやり。
とても同一人物の字とは思えない。
このように、
May J.は歌はバツグンにうまくても、字はヘロヘロ。
はいだしょうこも歌なら文句なしだが、
絵が壊滅的。
——等々、
人間はなにかしら取り柄と引き替えに、ハンデがあるもの。
では、
乃木坂の新たな画伯と話題の、
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堀未央奈(ほり・みおな)は、どんな字を書くのか。
いつも積極的にプレゼンするので、
チェックすれば書いた字も確認できるんだろうけど、
それほど彼女に入れ込んでないので、
疑問は久しくそのままだった。
すると、5月15日の「工事中」で、思いがけず明らかに。
文字だけみれば、
「シ」と「ツ」の混同以外は、
ことさら問題は感じられない。
しかし、とにかく描く絵がひどすぎるので、
書き添えられた文字まで、ヘタに見えてくる。
まあ、最大部員数を獲得したんだから、
絵や字の才能はなくても、
プレゼン力や企画力はあるらしい。
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チャイヨーのウルトラ戦士PART3
先延ばしの続いたチャイヨーのウルトラマンも、
さすがに今回でおしまい。
シルバーの部分の鏡面光沢仕上げが顕著で、
本物とは顔つきがビミョーに異なる
ウルトラ6兄弟+父母を、
タイのチャイヨープロ製と特定した経過を語る。
「恥ずかしい写真」探しで取り憑かれた、
「大判画像でなければダメ」という呪縛から、
サムネイル劇場を経て解放され、
今さら行き着いた、
影つきサムネイル風画像に——★
A.ゾフィー
↓「いやいや、ゾフィーの模様はそんなじゃないよ、
↑こんなだから、ニセモノ(非正規品)だってすぐバレるんだよ」
などと思うなかれ。
↓正規の公式画像だって、現状ではこんなもの。
オリジナルから遠ざかっているのは、本家だって変わらないのだ。
B.ウルトラマン
↓これはさすがに、ニセモノ感炸裂。
↓初代マンCタイプのマスク再現は、かくもムズカシイ。
C.セブン
↓グラブの赤が、ボディより黒ずんでいるなど、
よけいなところでオリジナル再現度が高いが、
↓平成セブンには遠く及ばず、「なんでこうなる?」と思ってたが、
↓2代目ニセ-セブン(SR・2010)の原形、
↓「メビウス」以降のウマヅラ細面最新モデルが、どうやら元ネタらしい。
D.新マン/ジャック
「おしいなあ、ブレスレットはそんなに幅広じゃないよ」
と思ったが、
↓今時の現行公式モデルだって、似たようなもの。
E.エース
↑影つき処理がなければ、
↓公式モデルとほとんど差がないエース。
F.タロウ
↑がんばったけど、うまくできなかったフィギュア製品みたいなチャイヨータロウ。
↓脇下の電池ボックスのふくらみこそなくなったものの、
↑タロウのスタイルは、公式画像では維持されている。
G.ウルトラの父
↓これって、チャイヨー製なのか?
角が大きすぎる気もするが、本物初代モデルだって、これぐらい。
↓オフィシャルとの差違はほとんどなく、
見分ける手がかりは、「影つき」かどうかだけ。
※厳密には、脇腹からベルトにつながるラインがチャイヨー版は太い。
H.ウルトラの母
ウルトラの父よりさらに、チャイヨー製でないと判明している、
母の影つき画像。
というのも、このスーツは、
がっつり日本にあった証拠写真が残っており、
↑ウルトラマン25周年、1991年の撮影。
↓アトラクショーの舞台裏
なぜ影つき画像発表の2006年以降に、
15年以上前の写真をわざわざ引っ張り出してきたのか?
という、別の疑問がわくばかり。
チャイヨーモデルはマント着用しかなく、
↓これが使えないため、
やむなく似た顔つきのモデルの写真を流用したらしい。
★——2006~2007年の
チャイヨー製ウルトラマン3人組、
すなわち、
I.ミレニアム
J.ダークウルトラマン
K.エリート
の影つき画像が見つかったから…ではない。
なにせ、影つきでも、ウルトラの父には純正疑惑、
母には純正の証明があるので。
そうではなくて、
影つき版と同じウルトラ6兄弟と、
チャイヨー3人組がいっしょに写っている「証拠写真」が、
いくつもあるからだ。
↓元画像の日付は、2012年4月14日(20120414165726.jpg)となっている。
つまりチャイヨーは、裁判で判決が出た(タイで敗訴、日本で勝訴)後も、ちゃっかり自社版ウルトラマンで事業展開してるわけ。
というわけで、
サムネイル劇場からあぶれた3人組の、
該当画像で、今日の記事を締めくくりましょう。
ミレニアム
ダークウルトラマン
エリート
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』IMAX-3D(2016)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
見るべきかを、かなり迷った、この作品。
アメリカ本国では主題と副題が逆転している——
“Captain America: Civil War”であって、
“Civil War: Captain America”ではない。
——本作の主人公、
キャプテン・アメリカ(演:クリス・エヴァンス)の第1作
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)も、
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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)も未見。
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さらにアイアンマン(演:ロバート・ダウニー・Jr)は、2008年の1作目のみ映画館で、
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『2』(2010)は機内上映。
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『3』(2013)に至っては、
売り上げランキング: 202
2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』公開に合わせた日テレ放送版を、
臨終間際のボロテレビで視聴という、
最悪の条件。
よって、『エイジ・オブ・ウルトロン』も当然未見。
売り上げランキング: 96
だが、そもそも『アベンジャーズ』(2012)の時だって、
騒動の端緒となるロキ(演:トム・ヒドルストン)と、
↓その義兄弟ソー(演:クリス・ヘムズワース/左)の初登場作、
『マイティ・ソー』(2011)を未見だったので、
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人物関係がイマイチ不案内だったが、
鑑賞に致命的とはならなかった。
今年はなにしろ、
ほんの一月前の、
ライバルDCのスーパーヒーロー共演映画、
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の、
恐ろしいまでの低評価が鮮烈なところに、
同じスーパーヒーロー共演/対立路線の映画が立て続けに登場、
ではマーベルの手際はいかに、
と、世間も自分もがぜん注目。
レビューもおおむね高評価だったので、
これは見ておくべきだろと、
5月19日に、木場の109シネマズで、
IMAX-3Dで鑑賞。
メガネ必買、2600円って…。
結論からいえば、
たいへん満足。
知恵と工夫ある、観客へのサービス精神にあふれ、
しかも何かのマネや引用ずくめだとか、
パターンの盲目的踏襲に堕さず、
監督(アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ)
脚本(クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー)
撮影(トレント・オパロック)
音楽(ヘンリー・ジャックマン)が、
それぞれ課せられた仕事をきちんと果たしていて、感心しきりだった。
そもそも私は
「マーベルバンザイ」
「DCサイテー」
なんて、
単純な二元論者ではない。
DC映画は、
ザック・スナイダーの『マン・オブ・スティール』(2013)
から転落の一途なだけで、
『スーパーマン』シリーズも、
『バットマン』シリーズも、
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『ダークナイト』三部作も、
尻つぼみ傾向は否めないものの、
堅調で支持できた。
しかしマーベルは、
独立フォックス組の『X-MEN』シリーズと、
『X-MEN ファースト・ジェネレーション』(2011)
『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014)
トビー・マグワイア主演、
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズだけが傑出しており、
この前日テレで放送されて、
ようやく『2』(2014)をみた、
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『アメイジング・スパイダーマン』(2012)も、
あんな『2』の結末なら(原作マンガどおりとはいえ)、
なんのためのリブートだったのか、
と、やった意義や価値がわからない。
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他キャラだって、
ハルクはどちらもダメ。
↓エリック・バナ版(2003)
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↓エドワード・ノートン版(2008)
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世間的には年間ベストに推す声もあった、
先述『アベンジャーズ』も、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)も、
私としては、さっぱり感心しなかった。
売り上げランキング: 319
と、こちらがマーベル世界からしばらく留守にしてるうちに、アベンジャーズの顔ぶれも交代していて、
1作目『ファースト・アベンジャー』からの生き残り、
ジェームズ・"バッキー"・バーンズ (演: セバスチャン・スタン)は、
2作目『ウィンター・ソルジャー』から
↓ウィンター・ソルジャーとなり、
同作から、
↓ファルコン(演:アンソニー・マッキー)、
カメオ出演だけで、本格的には『エイジ・オブ・ウルトロン』から登場の
↓スカーレット・ウィッチ(演:エリザベス・オルセン)
そして『ウルトロン』からの
↓ヴィジョン(演:ポール・ベタニー)がチームに参入。
↓ソー(左)と
↑ハルクの不在は、セリフのみで語られる。
アベンジャーズの根幹をなすキャラとはいえ、
ソーはなにせ神なので超越しており、
シリアスに話を進める邪魔にしかならず、
これは理屈を一切受け付けないハルクも同様なので歓迎。
中盤から
↓ブラックパンサー(演:チャドウィック・ボーズマン)が新登場。
抜けた穴を強化するため、
↓アントマン(演:ポール・ラッド)と、
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↓スパイダーマン(演:トム・ホランド)が、対立する各陣営にスカウトされた。
『シビル・ウォー』(内乱・仲間割れ・内輪ゲンカ)というタイトルが示すように、
基本的には地味で陰鬱な復讐劇だが、
観客はそんなものを望んでないから、
ここ(両陣営の戦い)だけ別の映画みたいな,
はじけっぷり。
それがいいんですよ!
ブラック・ウィドウ役の
スカーレット・ヨハンソンは、
2003年公開の『ロスト・イン・トランスレーション』当時は太かった鼻柱を整形、
公開時に27歳頃の『アベンジャーズ』では、こんな感じ。
現在31歳(1984年11月22日生まれ)の『シビル・ウォー』では、
↓こんな感じ。
前に感じた「きれいだなあ」から、
「けわしいなあ」とか、
「キビシイなあ」に、素直な感想が変わってしまって残念。
一方でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役の、
↓『ファースト・アベンジャー』(2011)
↑『ウィンター・ソルジャー』(2014)
↓『アベンジャーズ』(2012)
↑『ウルトロン』(2015)
クリス・エヴァンスは、
『ファンタスティック・フォー』([超能力ユニット]・2005/「:銀河の危機」・2007)の
↓ヒューマン・トーチなんかで、
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終わらなくて、ホントによかったね。
↑『シビル・ウォー』(2016)
おまけ
IMAXで見た、
『シン・ゴジラ』の予告は大迫力。
IMAX-3Dで見た『ローグ・ワン』予告の、
スター・デストロイヤーの立体感と模型っぽさ、
AT-ATのそびえ立ってる感じには、
ひたすら感心しましたよ。
続・Aウイング/マジメに考えてはいけないSWメカ
まずは本ブログのスケジュール変更について。
現状では、
○水曜日の深夜、日付的には木曜日
○金曜日の深夜、日付的には土曜日
○土曜日の深夜、日付的には日曜日
○日曜日の深夜、日付的には月曜日
——の週4回更新だが、
いろいろと改善の必要性を感じるように。
以前は深夜0時の更新たちまち、
「いいね!」をいただいたものだが、
最近は激減。
日中を迎え、
お昼あたりからポツポツ増えるというパターンになった。
記事更新たちまち、
読んでくれる人など、
あてにしてはいけない。
とりわけ反応が乏しいのは、
日曜深夜。
次に目がさめたら、勤め始めの月曜日だけに、
ブログを読む気にさえなれないのは、
日曜の夕方の「サザエさん」あたりから、
「ああ、明日もまた仕事か」とユウウツになるのと、
同じ心理状態だろう。
それと、
週4回の更新だと、残りの3日の割り振りが“いびつ”になる。
というわけで、
週3日の更新に改め、間を2日ずつ空けることにし、
○金曜深夜(日付は土曜)
○土曜深夜(日付は日曜)
○火曜深夜(日付は水曜)
——に改めます。
ただし、この更新は改訂の火曜日に代えるものなので、
次回の記事更新は、27日、金曜深夜、日付は土曜日0時となる予定です。
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-05-10)
デアゴスティーニ・ジャパン (2016-05-17)
この記事(Aウイング/マジメに考えてはいけないSWメカPART4)公開からほどなく、
2人の方から、具体的なご指摘をいただいたので、
今回はそれを転載するにとどめます。
まずは、
「SFもスケールも好きなモデラーです」さんから、
1. 撮影用プロップは1/32のF-14は流用してないのでは?
1/32のF-14は全長が60センチなので、
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その胴体前半部分を流用したモデルは
全長が60センチにはならないので、
1/32のパーツを流用したのは
↓検討用のモデルのみで、
↑撮影用プロップは、
その検討用モデルを拡大造形したと考えるべきではないでしょうか?
まったくご指摘のとおりです。
次は「プーちゃん」さんのコメント。
A-wingプロップが1/6スケールというのは疑問です。
一般的に市販の1/6フィギュアは30cm(元身長180cm)ですから、
プロップに乗せられたパイロットフィギュアは、
機体の半分の大きさということになります。
しかし写真を見る限り、
パイロットがそんなに大きいとはとても思えません。
写真を拡大して計ると、
パイロットの頭部(顔の長さ)はだいたい機体全長の1/20サイズ。
60cmの1/20だから3cm。
このフィギュアが1/6スケールならば、
10頭身になってしまいます。
ではこのフィギュアはどのくらいの大きさなのか。
元身長180cm換算、顔の長さと足のサイズはおおざっぱに言ってほぼ同じということも考えると・・・
1/6 → フィギュアは30cm(10頭身・足の元サイズ18cm)。
1/8 → フィギュアは22.5cm(7.5頭身・足の元サイズ24cm)。
1/9 → フィギュアは20cm(6.7頭身・足の元サイズ27cm)。
1/10 → フィギュアは18cm(6頭身・足の元サイズ30cm)。
ということで、プロップに乗っているフィギュアは1/8 or 1/9スケールっぽいと思います。
となると、A-wingの大きさは4.8m(1/8)又は 5.4m(1/9)くらい。
16cmのmpcキットは,
1/30 or 約1/34スケールということになりますが、
どろぼうひげさんがキット制作の際に,
1/35フィギュアを乗せていたことも合わせると,
A-wing 全長5.4m
スタジオモデル(プロップ) 1/9スケール
mpc A-wingキット 約1/35スケール
このあたりが落としどころかと・・・。
ただ公式設定が「全長9.6m」であり、
アニメ「反乱者たち」本編に登場したCGのA-wingも、
5月発売予定のバンダイキットも、
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エピソード8に登場しそうな
「A-wingモドキ」も、
み~んなこのトンデモ公式設定準拠なのが、
なんとも悲しいですね。
ビークルの大きさなんてプロップ実測ですぐに割り出せるのに
なんでそれをしないのかなぁ・・・。
※ちなみに、別記事にも載っていた、
スノースピーダーの「横アングルイラスト」ですが、
これはかなりおかしいです。
スピーダーの全長が「5.3M」と表記されていますが、
これだとイラスト中の人物は2メートル超えの巨体になってしまいます。
この人物を180cmとして計算するとスピーダーの全長はだいたい4.65mくらいです。
なるほどねえ。
そうなると、Aウイングのプロップ(スタジオモデル)は、
全長20センチ級のフィギュアが乗っていることから、
AT-STの爆破用大型モデルと同じ、
1/9スケールと考えられる。
↓ポール・ヒューストンが制作。
↑コクピットには、1/9スケール、立像で20センチサイズのフィギュアがおさまり、
↓安定のしゃがみ気味で、全高86センチ≒34インチ。
おそらく当初の背伸び気味の直立で、全高90センチ≒35インチになる設計で大型モデルが完成。
1/9スケールなので、
実機全高は、35インチ×9=315インチ≒8メートル
(この記事からインチ換算で再計算)
次回は、記事がずさんだった言い訳の予定です。
ウルトラマン裁判/チャイヨー戦士PART4
思いがけず、
「チャイヨーのウルトラ戦士」のPART4。
チャイヨー製のウルトラ3戦士、
ミレニアム、ダークウルトラマン、エリート
3人の、デビュー時期はいつだったのか。
以前の本ブログの独自(=非公式勝手)リストで、
「2006年」としたのは、
あくまでも
↓告知ポスターに基づく逆算に過ぎない。
この、
↓「ウルトラマン・ライブショー4D」告知では、
ショーの開催日付は、
↓2004年4月23、24、25、30日と、
↑5月1日、2日となっている。
また、明確な証拠にはならないが、
この画像ファイルの名称は、「20120414165726.jpg」なので、
2012年4月に開催された可能性がある。
というわけで、あらためて、
チャイヨープロと円谷プロの係争を調べてみることにした。
日本語Wikiは、記述の変化が流動的なので、
海外の案件なら、英語表記の方が簡潔でわかりやすいが、
それはあくまでも、英語が読み取れればの話。
リンクを貼って「そちらを参照」としても、
どうせ誰も見ないだろうから、
これ(日本語版)と、これ(英語版)を、このブログでニコイチし、
画像をふんだんにちりばめて、ごまかす紹介することにした。
若干まとまりに欠け、
話が行ったり来たりだし、
英文は「ぶっちゃけ意訳」なので、
正確さは保証できないが、
いちおう、
2週間ほど前の最新事情まで盛り込んだ。
ウルトラマン訴訟
チャイヨー・プロダクション(Chaiyo Productions Co. Ltd.) は、
ソムポート・セーンドゥアンチャーイ
(Sompote Saengduenchai)
「ソンポート・ソンゲンチャイ」
「ソンポテ」
とも表記されるので、
以下「ソンポート」
が率いるタイ資本の会社。
本社はバンコクにあり、アユタヤ県にスタジオを持つ。
「チャイヨー」の意味は「万歳」。
ソンポートは日本に留学して円谷英二から特撮技術を学んだ人物で、
日本の特撮映画・テレビの影響を受けた映画・テレビ作品を制作している。
特に円谷皐(つぶらや・のぼる)とは同年代として気が合い、
ソンポート本人の著書によると、
来日するたび、円谷プロダクション・同エンタープライズへ、
社員のように自由に出入りしていたという。
ソンポートは、バンコクのプラトゥーナム近辺に、
ウルトラマン博物館を作っていた。
↓建設当初の晴れやかなウルトラマン頭部像(2006年)と、
↑朽ち果てて悪のウルトラマンに変貌した現在(2012年)。
チャイヨー・プロダクションは、円谷プロダクションと
1974年には
↓『ジャンボーグA&ジャイアント』
↓『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』
の合作をするなど良好な関係にあったが、
3代目社長円谷皐が——
↓生前の円谷皐。
撮影時期は、ウルトラマン25周年の1991年。
——死去した半年後の1995年末頃より、
「ウルトラマンの権利は当社(チャイヨー)の所有。契約書も存在する」
と主張を始める。
それに対して円谷プロ側は、
当初チャイヨー側の言い分を鵜呑みにして契約書の存在を認めたが、
仔細に調査・検証した結果、「契約書は偽造」として裁判となった。
チャイヨー・プロダクション側の主張
「この映画(『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』)の配給権が、
1975年に香港に12万米ドルで売れたが、
資金繰りに窮していた円谷プロ側は、
この12万米ドルを1年間借りたいとし、
さらにその後チャイヨーに無断で,
円谷が台湾に配給権を8万米ドルで売却したことが発覚した。
1976年3月に来日したソンポートは,
円谷に20万ドルの返却を要求したが、
金のない円谷は、
20万ドルの返済の代わりに譲渡契約を提案。
1976年に円谷プロの当時の社長円谷皐との間で、
↓『ウルトラQ』から
↑『ウルトラマンタロウ』
及び『ジャンボーグA』
の7作品において、日本以外における独占権をチャイヨーへ譲渡する契約を結んだ」
以上が、1995年末頃から始めたソンポートの主張である。
この主張の裏付けとして、
ソンポートは、『キングコング対ゴジラ』の1962年頃、
円谷英二にタイの仏像を示している写真を根拠に、
自分こそ、ウルトラマンの生みの親の一人と主張。
近年のソンポート(写真集を開いている、メガネをかけた右の人物)。
件(くだん)の仏像の写真は写っていないようです。
裁判中に晩年の成田亨に会って、
彼の絵を購入した見返りに、
この主張を認めさせようとしたらしいが、
判決にはこの一件は考慮されていない。
そもそも契約書というものは、
双方の権利が具体的に明記されているはずなのに、
この文書には円谷プロ側の権利が記載されておらず、
裁判自体が成立しない可能性もあった。
しかし円谷エンタープライズ名義の社印が押印されていることから、
正式な契約書として扱われ、
日本とタイで別々に裁判が開始された。
円谷プロダクション側の対応
生前の皐社長からは権利の譲渡などの話は一切無かったにもかかわらず、
当時社長の円谷一夫はチャイヨー側の言い分を鵜呑みにして、
契約書を認める書簡をソンポート氏に送り、
権利の買戻しを申し出たが、
同氏は拒否したうえに、
理不尽な主張さえくりかえした。
こうしたチャイヨー側の対応を不審に感じた円谷プロ経営陣は、
契約書を仔細に検証すると同時に、
当時の会社経理簿の記載や取引銀行の入出金記録等を綿密に調査を行ったところ、
円谷プロ・同エンタープライズ両社の財務記録とはまったく符合しないうえに、
当時在籍していた重役達と経理担当責任者も、
そのような金銭の流れを知らなかった。
このように当時の経営状態の検証も踏まえた結果、
「契約書は偽造」と確信したため、
チャイヨーへの対応を改め、裁判で争うこととなった。
裁判前の状況
契約書を作成したとされる1976年以降も、
ウルトラマンの商品は円谷プロとの契約により、
世界各国において販売されている。
タイ国内でも同様に販売されていたのに、
チャイヨー側は円谷皐が亡くなった後の1995年まで、
契約に関して一切の連絡をしていない。
さらに円谷プロ(円谷皐)は、
海外での作品自体の放送契約販売も通常業務として行っており、
1990年代前半には、
中華人民共和国でウルトラシリーズが同国初のTV放送されている。
(中国では1980年代後半に「恐竜戦隊コセイドン」を一部地域で放送した実績がある)
特に1993年には、
上海・魯迅公園でのウルトラマンのイベント初日に10万人以上が殺到したために、
安全上中止になったほど作品の人気は高い。
その事が日本のマスコミで取り上げられた際に、
『ウルトラセブン』が放送予定にないことを記者がいぶかしみ、
質問したところ、
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「セブンはアメリカの配給会社との契約期間がまだ残っているため、
現時点では当社(円谷プロ)との直接契約では放送できない。残念だ」
と円谷皐は報道陣に説明している。
このように譲渡(チャイヨー側の主張)後も変わらず、
円谷プロは国際室という部署により海外事業を続けていた。
それらに対してソンポートは
「ノボルサン(円谷皐)が生存中は信頼関係があったために、
契約書を持ち出すようなトラブルは発生せず、
その契約を元にビジネスをしていました」
としている。
ただし、タイ国現地の特撮ライターの証言では、
1984年の『ハヌマーンと11人のウルトラマン』公開の際に——★
この作品について、詳細は一切不明。
11人の内訳は、①②③④⑤⑥=ウルトラ6兄弟⑦父⑧母⑨レオ⑩アストラ⑪キングと推測。
——★チャイヨーがウルトラマン関連グッズを出していたものの、
1997年まで目立ったそれ以外の関連ビジネスをしていなかった
とのこと。
また、円谷プロは『ウルトラマンパワード』をハリウッドで製作した際に、
米国を主軸にした海外での円谷全作品
(当然、ウルトラ全作品や『ジャンボーグA』も含む)
の放送・商品展開拡大のために、
現地法人ウルトラ・コムを拡大充実させて、
カンヌ映画祭(フランス)に併設されている国際見本市にて、
円谷プロ・ウルトラコム連名の番組販売ブースを設置し、
ウルトラ全作及び主要作品を売り込んでいる。
そのウルトラ・コムに対して、
チャイヨーが書簡を送ったのは円谷皐没後であり、
設立後何年も経ってからである。
安藤健二による円谷プロ元スタッフへの取材では、
契約書の真贋について意見が異なる者もおり、
元役員のT氏は
「当時の円谷プロ社印は親会社の東宝が管理していたため、
円谷皐は自分が管理する円谷エンタープライズの印鑑を契約書に押したに違いない。
円谷皐が独断で契約したのだろう」
と語っている。
円谷プロの6代目社長を務めた円谷英明は、
●契約書が結ばれた1976年は円谷プロの業績が急激に落ち込んだ時期であること、
●円谷皐は物事を独断で進めることが多かった、
と著書で私見を述べている。
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そして裁判へ
1997年以後、チャイヨーは日本国外の主にタイ国で事業を展開し、商品に「円谷チャイヨー・プロダクション」(TSUBURAYA CHAIYO Co., Ltd.)として著作権表示を行っていた。
しかし、社名について日本の円谷プロでは「円谷」(Tsuburaya)の名称使用は承認していない。
円谷プロダクションはチャイヨー側が主張する契約書を無効とし、
1997年にタイで、
1999年に日本で、
それぞれソンポートに対して裁判を起こした。
タイ国の裁判ではチャイヨーが敗訴(円谷プロが勝訴)したが、
日本国内では最高裁で円谷プロ側の敗訴(チャイヨーの勝訴)が確定しており、
再審も困難なため、
日本国内では譲渡契約書が有効という判決に変わりはない。
日本での判決は日本国内でしか効力がなく、
同じくタイでの判決はタイ国内でしか効力がない。
そのため、タイと日本以外の第3国でウルトラシリーズ関連のビジネスを行う場合、
円谷プロとチャイヨーのどちらとライセンス契約したらいいか不明であり、
どちらか一方とだけ契約した場合、訴訟リスクを抱える状態となっている。
チャイヨー側にとって権利は日本国外のものであるため、
チャイヨー側が主な市場としてきた、
タイ国内の訴訟で権利が否定されたことは痛手となっている。
一方、円谷プロにとっても、
日本での敗訴判決とチャイヨーからの訴訟リスクによって、
海外展開が低迷する結果を招いた。
契約書の存在と一連の裁判によって、
円谷プロはウルトラマンシリーズ旧作の海外販売が自由に行えない状況に陥った。
2008年12月24日にチャイヨーは、
ウルトラマンの海外利用権を、
上松盛明が代表取締役を務める日本企業ユーエム社へ譲渡し、
裁判は引き続きユーエム社が継続していくことになった。
円谷プロは裁判に多大な費用をかけており、
各国での訴訟合戦になって消耗することが懸念された。
2004年に第6代社長に就任した円谷英明は、
チャイヨーとの和解による解決が最善と判断してこれを目指したが、果たせなかった。
チャイヨーから権利を譲渡されたユーエム社側も、
2010年10月に円谷プロとの和解による解決を希望するとの声明を発表したが、
和解には至らず2011年から独自に韓国・台湾・フィリピンでの事業展開を開始したが、
裁判の途中で
1998年にチャイヨーとバンダイが交わした契約が発覚したため、頓挫している。
日本国内での裁判の状況
著作権確認訴訟
東京地方裁判所と東京高等裁判所は「日本の管轄ではない」として、円谷プロの訴えがいったんは退けられたが、2001年6月に最高裁判所が、日本で審理可能として差し戻す判断を下した。
これを受け、2003年から始まった差し戻し審は、
○円谷プロが1996年に出した譲渡契約の内容と反しない書簡が真正に成立していること
○契約書の印影が1000倍に拡大しても合致していること
を理由に、全て円谷プロの敗訴で、
2004年4月27日の最高裁判決でも、円谷プロの敗訴が確定した。
判決の解釈は別れるらしく、
チャイヨーは、
●「Q」から「タロウ」までの6作品と「ジャンボーグA」の、日本以外の全世界での商品化権
●上記7タイトルのタイ国内でのテレビ放送権
を得た
とする説もあれば、
タイとアジア圏のマスコミの大半が、
チャイヨーは
●上記タイトルの日本以外の全世界での全権を取得
と、きわめてチャイヨーに都合の良い解釈をしている。
そのため、円谷プロは日本のメディアに、
問題の完全決着のために、日本国外で裁判を続ける意向だが、
それまでは上記タイトルの海外展開を控えることも表明した。
ただし、「タロウ」以降「レオ」以来のタイトルについては、
積極的に世界展開していくとし、
2004年の時点で最新作だった、
映画『ULTRAMAN』も含まれていた。
こうした複雑な版権裁判の余波で、
シンガポールとマレーシアではトラブル回避策として、
ウルトラマン全タイトルの輸入が禁じられてしまい、
このとばっちりで、
タイのウルトラマンファンたちまで、
「どうせチャイヨーの味方なんだろ。お前らのせいで…」と、
他の国から白い目で見られるようになった。
損害賠償請求訴訟
2006年5月18日には、
逆にチャイヨー側が東京地裁で円谷プロダクションを相手取り、
日本国外でのウルトラマンの独占的利用権が侵害されたことを理由に、
12億5000万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
訴額はのちに1億円に減額され、
2009年に、タイ知財法廷と、東京地方裁判所の両方で、
チャイヨーが勝訴し、円谷が敗訴。
2010年9月30日、
東京地裁は円谷プロに、1636万円の損害賠償金を支払うよう命じる判決を下した。
これにより、チャイヨーは世界展開が可能になり、
ミル・クリーク社(Mill Creek)から「ウルトラマン」の、
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シャウト!ファクトリー社(Shout! Factory)から、「ウルトラQ」と「ウルトラセブン」のDVDが発売された。
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2011年7月27日、
知財高裁で、
チャイヨー側が1998年にタイ以外の独占利用権行使放棄と引き換えに、
バンダイから1億円受け取った事実が判明。
一審判決を取り消し、
ユーエム側の請求を棄却した円谷プロ逆転勝訴の判決が出された。
2012年4月26日、
最高裁第一小法廷は、
ユーエム社の上告を受理しない決定を下した。
なお、この判決はチャイヨーが権利を得たとする譲渡契約を
「本件契約は有効に成立したものと認めるのが相当である」
としてその正当性を認めた上で、
チャイヨーがバンダイとの契約で利用権行使を放棄したとする判断であり、
譲渡契約が有効と判断した著作権確認訴訟の最高裁判決を覆すものではない。
日本国外での裁判の状況
ウルトラマンに関する権利を巡る同様の裁判は、タイや中国など日本国外でも行われている。
タイ
2003年3月、タイの最高裁はウルトラシリーズ6作品(『ウルトラQ』から『ウルトラマンタロウ』)と『ジャンボーグA』の日本国外における使用権はチャイヨー・プロダクションにあるとして日本側は敗訴した。
この判決を受けて、アメリカのBCIエクリプス社は、
「ウルトラマン」DVD販売権をチャイヨーから取得したと2005年に発表。
2006年に、2回に分けて発売されたセット売りDVDは、
英語音声トラックが時折日本語音声に切り替わった。
これは吹替素材をアメリカで初放映されたものでまかない、放送の際にカットされた部分に英語吹替音声が存在しないためだが、
権利だけ所有していても、映像素材や音源まで管理できないチャイヨーのもろさを露呈する形となった。
真正版なら、おそらく吹き替えを新録するであろう。
キャラクター裁判
契約書の正当性をめぐり、
権利移譲が争点だったウルトラマン訴訟が係争中に、
チャイヨーは新たな3人のウルトラマンを発表。
それが、ミレニアム、ダーク、エリートだった。
↑当初はステージショー限定で、
↓関連商品も発売されたが、
中国との合作で、
香港スターのイーキン・チェンを起用し、
「プロジェクト・ウルトラマン」として映像作品が製作された。
また、チャイヨーが扱えるのは、ウルトラ6兄弟と父、母までのはずなのに、
契約外の『ウルトラマンコスモス』などのDVDが独自に販売されていた。
2006年8月23日、
円谷プロは、
プロジェクト・ウルトラマン
および
チャイヨー製の新ウルトラマン3人組(ミレニアム、ダーク、エリート)は、
著作権侵害及び盗作にあたるとして、中国の法廷に提訴。
日本やタイで裁判しても、
判決の効力が当事国に限られた苦い経験から、
おそらくは第三国の中国で訴えたのだろう。
北京の裁判所は、この問題を精査するために、
「ウルトラマン著作権調査団」 "The Ultraman Copyright Study Group" を編成。
2007年4月に、(なぜか中国ではなく)タイの知的財産、国際貿易裁判所は、チャイヨー側が主張していたウルトラマンそのものの著作権、(新作の)製作権といった権利は却下。
この判決により、チャイヨーが独自に制作している『ウルトラマンミレニアム』などは無許可製作の違法物とされ「プロジェクト・ウルトラマン」は公開禁止になり、1500万バーツ、当時の日本円で約5100万円、約43万米ドル及びその利息分の支払いがチャイヨーに命じられた。
チャイヨーには、クラシックウルトラマン=ウルトラ6兄弟と父母の商品化は認められるが、
自前の新ウルトラマンで商売する権利はないと明確に規定された。
さらに円谷プロの同意なしに、クラシックが登場する新作を作ることも禁じられた。
さらにチャイヨーの権利は、旧作(クラシック)ウルトラマンに限られ、キャラクターの創作権やデザイン権も所有していないのだから、チャイヨー独自の新キャラクターだけでなく、クラシック以降のウルトラシリーズのキャラクター(『ウルトラマンコスモス』など)の利用も認めないとする、円谷プロ勝訴の判決を出している。
2008年2月5日、
タイの最高裁で前年の判決が支持され、円谷プロの勝訴が確定。
そもそもの問題となった独占権に関する契約書について、サインと作品名が誤っていることを根拠に、偽造されたものであると認定。
英文の契約書で、
●「ウルトラQ」は "Ultraman 1: Ultra Q,"
●「ウルトラセブン」は"Ultraman 3: Ultraman Seven,"
●円谷プロダクションは"Tsuburaya Prod. and Enterprises,"
——となっていた。
“HARUMAN AND THE SEVEN ULTRAMAN”とは、
『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』のことで、劇中登場の7人目はウルトラの母。
ソンポートは、ウルトラマンの生みの親とは認められず、
チャイヨーの事業継続の条件として、
30日以内に、ウルトラマンの著作権業務から撤退するようにと命じられた。
さらにウルトラマンの単独版権所有者である円谷プロが本来得るはずの版権料を、
どうせチャイヨーはくすね続けてきたと見透かされ、
損害賠償金1070万バーツ及び、最初の訴訟、1997年12月16日までさかのぼり、年利7.5パーセントの利息まで支払いを命じられた。
中国
中国では、2005年9月にチャイヨーのソンポートが円谷プロを広東省の裁判所に提訴して、キャラクター商品の生産と販売の権利行使の停止と損害賠償を求めていたが、2009年10月に円谷プロ側の勝訴に終わった。
この判決後、今度は円谷プロ側がユーエム社に対して中国でのキャラクター商品の販売差し止めと損害賠償を求め、北京市の裁判所に提訴した。
2013年4月に裁判所は和解勧告を出したが、円谷プロは拒否。
同年9月29日の最高裁判決で、契約書に押された円谷エンタープライズの社判が本物であることを根拠に譲渡契約の有効性を認め、円谷プロ側の敗訴が確定した。
2014年現在の権利
上記のとおりチャイヨー・プロダクションはウルトラマンの海外使用権をバンダイとの契約で、1998年に放棄していたにもかかわらず、ユーエム社へ同権利の譲渡契約を2008年に結んでおり、ユーエム社も権利放棄の事実を知りながら裁判の継続と事業展開を開始していたが、2014年現在の法的判断では
{タイ:権利はすべて円谷プロ}
{日本:日本国内は円谷プロ。海外はチャイヨープロから権利購入したバンダイ}
となっている。
今後諸外国の司法においてチャイヨーへの譲渡契約書は有効の判決があっても、同時に1998年の独占利用権行使放棄の契約が有効になるため、ユーエム社の権利は存在しない。
2011年(平成23年)7月27日に判決の言い渡しがあり、
オンライン公開されている知的財産高等裁判所の判決文に記載されている
チャイヨーとバンダイとの間で交わされた平成10年契約の文面には、
同契約の目的が、
「チャイヨ・補助参加人(バンダイ)間の現在の紛争を排除し,かつ,両当事者間における将来の紛争を回避することを唯一の目的に締結された。」
と記されている。
故に、平成10年契約は、
独占利用権行使放棄の契約ではなく、
当時、チャイヨーと円谷との間で係争中の裁判からバンダイを切り離すための訴権放棄の契約である。
また、同判決文に記載されている平成10年契約に記されている訴権放棄の対象項目には、
●一連のクラシック・ウルトラマン作品の配給権(3.1)
●広告権(3.6)
●及び商業上の目的のためにする複製(3.7)
が含まれているが、
2014年12月に出版された「ウルトラマンと著作権」に添付されている
1976年契約の書面上に記載されている
●第3条ライセンスの範囲3.2「制作権」
●第3条3.3「複製権」
●3.4「著作権」
●3.5「商標権」及び
●3.8「上記の権利の第三者への譲渡」
が含まれていない。
故に、2008年12月のチャイヨーからユーエム社への一連のクラシック・ウルトラマンのライセンス権利譲渡は有効となる。
さらに、平成10年(1998年)契約は、チャイヨー(及び引き継いだユーエム社)とバンダイとの間でのみ交わされたものであり、故に1976年契約によりチャイヨーに与えられた権利の有効性には直接影響を与えないことから、現時点で日本以外の海外市場での全てのライセンス権利は、ユーエム社にある。
ただし、バンダイが、海外市場で一連のクラシック・ウルトラマン作品の配給権、広告権及び複製権を行使したとしても、平成10年契約が有効である限り、チャイヨーからライセンスを引き継いだユーエム社は、バンダイを訴えないという構図になる。
チャイヨーの、ウルトラマンの海外使用権のユーエム社への譲渡契約は2008年のはずだが、英文では2012年となっており、バンダイとの一連の経緯に言及はない。
2015年には、ユーエム社と提携するヴェランダ・エンタ社(Veranda Entertainment LLC)が、「ウルトラマン」数話をユーチューブにアップし、円谷プロの要請で削除された。
ユーエム社はこれを権利侵害として控訴、
同時に、円谷プロの「ティガ」等の海外市場での販売差し止めに動いた。
ウルトラマン・フォーエバー
ウルトラマン50周年の今年、2016年を見据えてか、
チャイヨーの運営するウルトラマン・フォーエバーというサイトでは、
2014年頃より、シリーズ6タイトルをまとめた、
DVDボックスセットの米国市場での発売が告知されている。
6タイトルには、「Q」がないかわりに、
なぜか「レオ」が加わっているものの、
価格や発売日の記述がなく、予約受付状態のまま、
今年を迎えてしまった。
サイトでは、ソンポートが青森美術館から買い取った、
成田亨の複製画セットも予約受付中となっている。
ウルトラマンUSA社
2015年5月10日、
チャイヨープロは、ウルトラマンUSA社の設立を発表。
●フィギュア発売、
●クラシック6タイトルのブルーレイ発売
●新作ウルトラマン映画の製作
●新作テレビシリーズの製作
——を宣言した。
私なりのまとめは、次回に。
オトナ?のいきなりそっくりさん(48)
※テーマが
「ヒーロー・ヒロイン」の理由は、
記事の最後にようやくわかります。
このブログは、
毎日更新から週4日(水・金・土・日の深夜)更新に変更後は、
つとめてギャグネタを避け、
資料性の高い記事を厳選してお送りしているつもりだが、
そうすると、一つの記事の調査や編集に、膨大な時間と手間がかかってしまい、
昨日からの週3日の更新ペースでも、追いつかなくなる。
読者の方だって、毎回濃縮情報ばっかりじゃ、
足も遠のくだろうし、
ということで今回は、
もしかしたら18禁の、
オトナ?のいきなりそっくりさん
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YouTubeに、最近、アイドリング!!!関連動画が多数アップされ、
現行のテレビ放送をほとんど見ないこともあり、
ぼちぼち流し見してるんだが、
メンバーの中に、今さらながらに、
他のどこかで見かけた覚えのある顔を発見。
↓外岡(とのおか)えりか(左)という、横山ルリカ(右)とともに1期生で二人だけ、
2015年10月末日の全員卒業まで在籍したアイドルが、
誰とソックリなのか、ようやく思い出したので、
ここに発表。
外岡えりか(元アイドリング!!!6号)
=みひろ
↓左がみひろ、右が外岡えりか。
首のホクロの有無でしか、見分けがつかない。
みひろは一時期、志村けんの番組に出てたので、
見覚えがあった。
外岡えりか:1991年6月11日生まれ(24歳)
みひろ:1982年5月19日生まれ(34歳)
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囲み記者陣から、みひろの結婚(2015年5月19日)を知らされ、
憮然としていた志村さん、
最愛のお母様への結婚報告はかないませんでした(2015年11月23日)が、
↓みひろ(左)より10歳あまりも若い、
↑とんちゃん(外岡えりかの愛称・右)ではいかがでしょう。
******************
次は前から書き貯めていた、
いわば、究極のそっくりさん。
岡田奈々(AKB48)
=飯岡かなこ(藤原遼子/森沢かな)
↓左が岡田奈々、右が飯岡かなこ。
↓以下は左が飯岡かなこで、右が岡田奈々。
岡田奈々:1997年11月7日生まれ(18歳)
飯岡かなこ:1992年5月9日生まれ(24歳)
飯岡かなこの存在を知ったのはごく最近で、
あまりの岡田奈々とのそっくりぶりは衝撃。
「飯岡かなこ」で画像検索すれば、
もれなく?岡田奈々の画像がついてくる。
静止画だけでなく、動画(…)でも、
同一人物のような錯覚に陥り、
一挙両得?
岡田より5歳年上の飯岡を後から知ったのも当然。
岡田は2012年デビューで先、
飯岡は2013年で後だから。
(2016年以降は、森沢かな名義)
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しかしAKB48の岡田奈々って、
名前は往年のアイドル(本名は矢井 弘子=やい ひろこ)と同じ、
ポニーキャニオン (2015-11-18)
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外見はAV女優と同じって、
別に本人に責任ないけど、
どんだけアイデンティティが欠落してるのか。
↓森沢かな名義の作品(左)には、明らかに狙ったモノもあるようです。(詳細不明)
↑切り取った画像の下方は、とてもお目にかけられません。
(元画像のクリック閲覧は、自己責任でお願いします:未成年禁止)
森沢かな名義での最新作(推定)は、
「巨大ヒロイン 無限のセレスティア」
↑画像は全て森沢かなで、岡田奈々ではありません。
テーマが「ヒーロー・ヒロイン」だった理由が、ようやくわかりましたね(こじつけ)。
ウルトラマンダラ(曼陀羅)PART1
無限の枝分かれが続く、
テーマ:ウルトラマン
今回もまた、新展開。
題して、
ウルトラ曼陀羅(マンダラ)
↓だらしないウルトラマン、
「ウルトラマン・ダラ」ではありません。
曼陀羅:仏教(特に密教)において聖域、仏の悟りの境地、世界観などを仏像、シンボル、文字、神々などを用いて視覚的・象徴的に表したもの。
曼陀羅の仏像をウルトラマンに置き換えるから、
「ウルトラマンダラ」
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枝分かれ記事に至ったきっかけは、
サムネイル劇場。
横幅220ピクセルの画像で、
全ウルトラマンを紹介する試みは、
ひとまず形にまとまったものの、
ここぞとばかりに画像を盛り込みすぎて、
全ウルトラマンをざっと見比べるにはジャマな画像も。
そこで、もっと画像を厳選し、
頭身の読み取れる全身正面像だけを並べて、
初代ウルトラマンや
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ゾフィー、
セブンのように、
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約50年の変遷で、
どれだけ当初のイメージが維持できたか、
あるいは逆に、
スタイルの変化を見とれる並べ方をしてみようと思いついた。
しかし個々のウルトラマンで、
並べる意味合いも変わってしまう。
初代マンなら、
古谷敏氏のスリムで小顔、手脚の長いプロポーションが、
どれだけ維持、再現されたか★——
↓このイベントでは、
あの時(2013年10月18日に、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された、「東京国際映画祭×円谷プロ創立50周年」スペシャルイベント))以来久々に、
古谷氏が
↓例のスーツで登場するとか、しないとか。
詳しくはこちらから。
↓Aタイプ(左)は失敗作として封印されたが、
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(2006)『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008・右)で再登場。
↑Bタイプ(左)の再登場は、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(2009・右)
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——★を比較すべきだろうが、
ゾフィーでそれをやろうにも無理なので、
スタイルの変遷を追うしかない。
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それに、全てを網羅しようとすると、
また散漫になるので、
かいつまんで構成しないと。
「サムネイル劇場」と異なるのは、
画像の拡大や文字消し等の加工が多く、
本来の画像情報は損なわれていること。
ウルトラマンCタイプ単体(怪獣とのからみなし)で、
頭からつま先までの全身が写っている正面像は、
↓おそらくこれだけ。
同じ写真の現像違いやトリミング、サイズ違いを強引にニコイチ。
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境目が明らかなのは、
あえてニコイチの痕跡を残すため…ではなく、
私のフォトショ職人としての腕が未熟なだけ。
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大判画像で資料的価値大なものといえば、昔のレコードジャケット。
シングル盤で17センチ四方、LP版で30センチ四方のサイズは貴重。
↓ただし経年変化の汚れや文字かぶりは避けられないので、
↑別画像(左)とニコイチ(右)するしかない。
パソコンで画像集めのネックになるのは、円谷ステーションの待受画像で、
入手不可、できても公開解像度ではボケボケで鮮明さに欠け、
使用を断念せざるを得ない場合がほとんど。
マガジンハウス (2014-07-22)
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↓このジャケットは、貴重なヤマ(山)トラマンの大判画像だが、文字かぶりが盛大。
↑上半身は幸いにも、かぶせる画像(左)が見つかったが、
右脚(画面左側)のMAT隊員は消せず、やむなく反対の脚画像を反転させてかぶせた(右)。
よって、しょせんはインチキ画像なので、資料的価値はありません。
こっちだってパクッたんだから、
転用はどうぞご自由に…だけど、
100パーセント正真正銘の本物画像でないことだけは、
ご承知おきください。
今回は、あえて説明しないで、
並べて見せるので、構成の意図を各自で読み取って欲しい。
まとまりのいい何人かで、まとめます。
今回は、ウルトラ5兄弟。
ではまた、次回をお楽しみに。
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