先延ばしの続いたチャイヨーのウルトラマンも、
さすがに今回でおしまい。
シルバーの部分の鏡面光沢仕上げが顕著で、
本物とは顔つきがビミョーに異なる
ウルトラ6兄弟+父母を、
タイのチャイヨープロ製と特定した経過を語る。
「恥ずかしい写真」探しで取り憑かれた、
「大判画像でなければダメ」という呪縛から、
サムネイル劇場を経て解放され、
今さら行き着いた、
影つきサムネイル風画像に——★
A.ゾフィー
↓「いやいや、ゾフィーの模様はそんなじゃないよ、
↑こんなだから、ニセモノ(非正規品)だってすぐバレるんだよ」
などと思うなかれ。
↓正規の公式画像だって、現状ではこんなもの。
オリジナルから遠ざかっているのは、本家だって変わらないのだ。
B.ウルトラマン
↓これはさすがに、ニセモノ感炸裂。
↓初代マンCタイプのマスク再現は、かくもムズカシイ。
C.セブン
↓グラブの赤が、ボディより黒ずんでいるなど、
よけいなところでオリジナル再現度が高いが、
↓平成セブンには遠く及ばず、「なんでこうなる?」と思ってたが、
↓2代目ニセ-セブン(SR・2010)の原形、
↓「メビウス」以降のウマヅラ細面最新モデルが、どうやら元ネタらしい。
D.新マン/ジャック
「おしいなあ、ブレスレットはそんなに幅広じゃないよ」
と思ったが、
↓今時の現行公式モデルだって、似たようなもの。
E.エース
↑影つき処理がなければ、
↓公式モデルとほとんど差がないエース。
F.タロウ
↑がんばったけど、うまくできなかったフィギュア製品みたいなチャイヨータロウ。
↓脇下の電池ボックスのふくらみこそなくなったものの、
↑タロウのスタイルは、公式画像では維持されている。
G.ウルトラの父
↓これって、チャイヨー製なのか?
角が大きすぎる気もするが、本物初代モデルだって、これぐらい。
↓オフィシャルとの差違はほとんどなく、
見分ける手がかりは、「影つき」かどうかだけ。
※厳密には、脇腹からベルトにつながるラインがチャイヨー版は太い。
H.ウルトラの母
ウルトラの父よりさらに、チャイヨー製でないと判明している、
母の影つき画像。
というのも、このスーツは、
がっつり日本にあった証拠写真が残っており、
↑ウルトラマン25周年、1991年の撮影。
↓アトラクショーの舞台裏
なぜ影つき画像発表の2006年以降に、
15年以上前の写真をわざわざ引っ張り出してきたのか?
という、別の疑問がわくばかり。
チャイヨーモデルはマント着用しかなく、
↓これが使えないため、
やむなく似た顔つきのモデルの写真を流用したらしい。
★——2006~2007年の
チャイヨー製ウルトラマン3人組、
すなわち、
I.ミレニアム
J.ダークウルトラマン
K.エリート
の影つき画像が見つかったから…ではない。
なにせ、影つきでも、ウルトラの父には純正疑惑、
母には純正の証明があるので。
そうではなくて、
影つき版と同じウルトラ6兄弟と、
チャイヨー3人組がいっしょに写っている「証拠写真」が、
いくつもあるからだ。
↓元画像の日付は、2012年4月14日(20120414165726.jpg)となっている。
つまりチャイヨーは、裁判で判決が出た(タイで敗訴、日本で勝訴)後も、ちゃっかり自社版ウルトラマンで事業展開してるわけ。
というわけで、
サムネイル劇場からあぶれた3人組の、
該当画像で、今日の記事を締めくくりましょう。
ミレニアム
ダークウルトラマン
エリート
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チャイヨーのウルトラ戦士PART3
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