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続・ウルトラマンオーブ/そっくりさん(49)/よげんの書(26)

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ウルトラマンのパチモン、
チャイヨー版についての3回目。
ふぇwらい
PART1
PART2
——をやる予定だったが、
その前に、
正規なのにパチモンくさい、

ウルトラマンオーブについて。
ひま

本ブログの初紹介記事では、
画像満載で、規定文字数に気を遣わざるをえず、
省いたオーブの第一印象を、
「既存ウルトラマンの部分の寄せ集めで、
パチモンメンコの絵柄みたい
——と、
フェイスブックツイッター
アメーバなうミクシィのブログ告知で書き添えたところ、けっこうウケた。

そこでパチモン絵柄を実際のメンコに探ってみたところ、
まいお
中国のパチモン絵本

絵のうまいヘタはさておき、
デザイン自体は意外と元ネタに忠実で、
ぶっ飛んだものは見つからなかった。

怪獣はともかく、ヒーローの場合は、
元ネタ人気にあやかってこそのパチモン、
つまり元ネタがわからなくては意味がない
ということもあろうし、
この道には今や権威もいて
コミュニティまで形成されてるらしいので、
たんに自分の探し方が、ヘタクソなだけかも知れないが。


しかし、オーブの3態を目にした時に、
「こいつら、前にどこかで見かけたよな」
という既視感(デジャヴ)は拭えず、
加えて公式発表の当日、4月25日から、
「ウルトラマン」「パチモン」で画像検索すると、
早々とウルトラマンオーブの画面にヒットする

というゆゆしき現状もふまえて、
手順を逆にし、
オーブの姿を手がかりに、
似ているパチモンを探すことにした。

すると成果は、たちまち上がった。

スペシウムゼペリオン
もも
↑右のロボットは、
↓コスモス・ルナモードをパクっており、
ゆゆゆゆ
「コンバット・フォース」シリーズには、レオをパクったものもある。

ハリケーンスラッシュ
ゼロに由来するボディカラーの青が、
偉大なる「パチの先輩」、
マルサンのウルトラエースのカラーバリエーション(左)に通じる、
ぽぽ
フレンチブルーなのはともかく、
ポーズがエスパー伊東の「ハイー!」
なのは、さっぱり解せない。

まあ、「かかってきなさい」の構えなんだろうけどさ。


バーンマイト
バーンマイトの「マイト」は、
↓タロウの自爆技「ウルトラダイナマイト
まいと
↑「バーン」は、メビウスバーニングブレイブに由来するだけに、
体色の赤が、21世紀のウルトラマンの統一色の
↓純赤(レッド/スカーレット・右)ではなく、
みく
↑レオまでのなつかしき昭和色の朱色(シャインレッド/バーミリオン・左)。
というところが、
↓このぬりえと、モロかぶり。
もいおい

というわけで、
ここまでが、
いきなりそっくりさん(49)
48はこちら
で、
ここからは、
よげんの書(26)
25はこちら

この「ウルトラぬりえ」、
ぬりえうるとら
1967年2月19日に登場したザンボラーがパクられてるので、
ftrで
描かれたのは67年以降にせよ、
1966年の初代ウルトラマンAタイプと、
それを描いた南村喬之あたりにまで元絵をたどれる一方、
minami
1972年、つまり元ネタ初代マンAタイプから6年後の
↓ウルトラの父(左)、
3ninn
1973年、7年後の↑タロウ(中)という、
角のあるウルトラマン2人を見越していて、
sere
さらには2016年
つまりはイラストの元ネタから50年も後の、
オーブ バーンマイトのボディカラーまで、
予見していた?のがすごい。
o-bu
↑「ぼくたち、オーブ・バーンマイト3兄弟です!」

この、「ウルトラぬりえ」シリーズ、
なかなかの名作(迷作)ぞろいで、あなどれない。

元画像は、上掲のもの共々、このブログより
おおい
元画像はこちらより

※どちらもパチを言い訳に、無断でパクリました。

2011年のステージショーのみ登場の、
ニセウルトラマンレオ(SR・右)=画像やフィギュアは個人制作のカスタムに、なぜか酷似していたり、
sr
顔つきが「エース」から半年遅れの、1972年10月デビューのアイアンキングとの折衷案風だったり、
さらには、
よく見りゃ号泣(滝の涙)キャラで、2004年のダークメフィストにも通じ、
しんゆう
1970年代前半当時の石森キャラとも、
ちっこ
はたまた1977年の海外の
↓SWキャラとも通じるばかりか、
sanndo
「落涙ウルトラマン」に限れば、
きゅう
2002年以降の「カオスの涙」をうんと先取りした——

↓カオスウルトラマンは“泣いている=涙を流している”のに、
sann
↑カオスウルトラマンカラミティは“泣いていない”という謎。


——そのシンクロ率がとにかくハンパなく、
未来予見性がきわめて高いという点で、
本ブログとしては、
「ウルトラぬりえ」は、「よげんの書」認定である。
yogenn

…と、いうわけで、
またしても本題
「チャイヨーのウルトラ戦士」
が先に進まないのであった。


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