版権のあるキャラやメカの画像探しは、
日本国内に限定すれば、ほぼ絶望的。
みんな権利にビビって、
文字データだけで無難に済まそうとする。
日本語版Wikiなんか、その典型。
写真なんて、ほとんどない。
だけど「日本の常識は世界の非常識」なのは、
ネットでも同様。
版権無法地帯のネットに画像公開した時点で、
それが拡散するのは、とめようがないのは理解しているはず。
というよりも、海外なら、
画像の拡散は歓迎してくれるのがあたりまえ。
文句を言われたことは一度もない。
そもそも画像をネットに公開した時点で、
その人は拡散を期待してるわけであって。
フェイスブックのシェアの仕組みなんて、
まさにそう。
なのに、
かすかでも日本での画像の所有者ともめた過去の経緯があると、
それをネタに当事者でもないくせに便乗して、
いつまでもゆすろうとする幼稚な不届き者がいて、
なぜか海外案件の、この記事にさえ、かみついてきたばかり。
しかも、いつかツッコもうと、
こちらのサービス精神満点の充実記事を飛ばし読みして、
待ってましたと不自然に無理やりイヤミを言ってくるから、
その内容が支離滅裂で、短文なのに破綻している。
バカはこわいね。
グローバルな感覚が欠如した、愉快犯的な狂人
IPアドレス:182.249.245.151
には、本ブログのコメント欄からは、永久追放する処置を執った。
とにかく、そういう国内事情が常識の日本人が、
転載許可を求めたり、
無断転載を禁じるのは理解もするし、
それもまた個人の自由だから、
気づけば許可をもらうけど……。
返事が来ずに、そのまま、
サイトやブログが久しく更新されず、
相手の消息さえ心配なこともしばしば。
そんなこんなで、
宇宙戦艦ヤマトなら、ここから、
ウルトラマン関係なら、まずはここから、
探すようにしている。
※当然、検索語句は英字に限る。
そしたらこの前、
見かけない新ウルトラマンのスーツの画像に遭遇。
カッコイイ!
どう見ても、パチじゃなさそう。
そう、タイのチャイヨー・プロが2006~2007年の放送を目指し、
権利がないと差し止めになった、
プロジェクト・ウルトラマンに登場予定だった3人、
ウルトラマンミレニアム
ムエタイで戦う青い目のウルトラマン。必殺技はルナパス・ビームなど。以前、地球に来たときに起きた「次元の墓」と呼ばれる事件(詳細不明)を解決したことで、他のウルトラマンから信頼を得たとされる。
ダークウルトラマン
赤い目で黒い模様があるウルトラマン。ウルトラマンミレニアムのライバル。必殺技はアタック・ビームなど。4万年前に初めて地球を訪れた。「次元の墓」事件を起こしたウルトラマンとしてかつてミレニアムに倒されたが、復活した。本質的には善の心を持っているが、自分の意思では善の心も悪の心もコントロールできない。
ウルトラマンエリート
青くて大きな四角い目が特徴のウルトラマン。一般的なウルトラマンの2倍の能力を持っている。ウルトラセブンと同じく全身が赤い、「レッド族」の血を受け継ぐ。他のウルトラマンに比べてまだ若いために戦闘経験は少ないが、次元を超えての移動が最も速い。
——とは一線を画す、
円谷(つぶらや)プロ純正の、正当なウルトラマンに違いない!
ところで、チャイヨープロを調べるうちに、
↓この貧相なウルトラの母は、
チャイヨー製と判明。
円谷製の母が吊り目に固定化されたのは、
この垂れ目気味のチャイヨー製母への対抗策でもあるようだ。
そういえばたしか…と、
タイの南に隣接する、
マレーシア(とインドネシア)の子供向けCGアニメ、
「ウピンとイピン」に登場する、
“あのウルトラマン”を調べていき、
2014年の11月に初登場、
2015年の同じ頃に、「Ⅱ」が放送された、
ウルトラマンリブット
の、2015年開催のステージショーに登場したスーツだと判明した。
ステージでは、ティガやゼロと共演し、正当、純正な円谷ウルトラマンであることをアピール。
「ウピンとイピン」の製作会社レス・コペーク・プロ(Les' Copaque Productions)と円谷プロの合作とされる。
ショーでも「リブト」もしくは「リブート」と呼ばれているのに、
表記が「リブット」なのは、
リブット(Ribut)とは、再起動(Reboot)のマレー語表記ではなく、
嵐(ストーム)の意味だから。
当然マレーシア以外では、
リブットはなんのこっちゃなので、
ウルトラマン「ストーム」と呼ばれているらしい。
スーツ版は、どことなく頼りなげなCGアニメ版と比して、
↓CG版のスーツの赤い部分は、スパイダーマン(2002以降)や『リターンズ』(2006)以降のスーパーマンのように、微細なダイヤカットが見て取れるが、
スーツ版は、いわゆるいつものウェットスーツ製で、こういうディテールは盛り込まれていない。
いかにも堂々たる面構え。
ということで、
善悪、日本の国内外、権利を問わず、
既存ウルトラマンの全員を、
登場年度順に並べてみよう。
ただし
●ネタウルトラマン(キヨタカやタカミー)
●プロレスラーやダンサーなどの異業種
●既存キャラの子供向けマスコット化などの変種
●マンガ/小説等の印刷媒体のみに登場するキャラ
——は除外する。
1.ウルトラマン(1966)
2.にせウルトラマン
3.ゾフィー(1967)
4.ウルトラセブン
5.ニセ・ウルトラセブン(1968)
6.セブン上司
7.新マン/二世/ジャック(1971)
8.エース(1972)
9.エースロボット
10.ウルトラの父/ケン
11.タロウ(1973)
12.ウルトラの母/ウーマンマリー
13.レオ(1974)
14.アストラ
15.キング
16.ニセ・アストラ(1975)
17.ジョーニアス(1979)
18.アミア
19.エレク
20.ロト
21. U40の5大戦士(メレグ/ノア/ミゲル他2名=モーロとジェロの可能性あり)
22.にせジョーニアス(1980)
23.80/エイティ
24.ユリアン(1981)
25.妄想セブン
26. アンドロメロス(1983)
27. アンドロウルフ
28. アンドロマルス
29. アンドロフロル
30.スコット(1989)
31.チャック
32.ベス
33.グレート(1990)
34.パワード(1993)
35.ネオス(1995)
36.セブン21
37.ゼアス(1996)
38.ティガ
39.シャドー(1997)
40.イーヴィルティガ
41.ダイナ
42.ニセ-ダイナ(1998)
43.テラノイド
44.ゼルガノイド
45.ガイア
46.アグル
47.ニセ・アグル
48.ニセ・ガイア(1999)
49.幻影アグル
50.ナイス
51.カミーラ(2000)
52.ダーラム
53.ヒュドラ
54.コスモス(2001)
55.にせコスモス
56.ピクト(2002)
57.カオス
58.カオス-カラミティ
59.ジャスティス
60.レジェンド(2003)
61.ボーイ
62.ネクサス(2004)
63.ダークファウスト
64.ザ・ネクスト
65.ダークメフィスト(2005)
66.ダークメフィスト(ツヴァイ)
67.ダークザギ
68.ノア
69.マックス
70.ゼノン
71.メビウス(2006)
72.ヒカリ/ハンターナイトツルギ
73.ニセ-メビウス
74.ニセ・ツルギ
75. ミレニアム
76. ダークウルトラマン
77. エリート
78. 出光人Hotto(2007)
79. 出光人Motto
80. 出光人Kitto
81. ULTRASEVEN X
82.ゼロ(2009)
83.ベリアル
84-90.ウルトラ市民男性7タイプ
91-93. ウルトラ市民女性3タイプ(ピアニー他2名)
94. ウルトラベビー
95. ニセゾフィー(SR)(2010)
96. ニセマン(SR)
97. ニセジャック(SR)
98. ニセエース(SR)
99.ダークロプスゼロ(2011)
100.サーガ(2012)
101.ゼロダークネス
102.ギンガ(2013)
103.マンダーク
104.セブンダーク
105.カオスロイドU(2014)
106.カオスロイドT
107. カオスロイドS
108. ギンガS(ストリウム)
109. ビクトリー
110. リブット/ストーム
111. ギンガビクトリー(2015)
112. ビクトリーナイト
113. X(エックス)
114. エクシードX
というわけで、昨2015年末の時点で、
個別のウルトラマンは、名称不明なものまで含め、
114人まで、作品世界での存在が確認されている。
これでも疑似ウルトラマン、
すなわち
115.レッドマン(1972)
116. エメラルド星人(1973)
117. エメラルド星人カイン
118. エメラルド星人3代目
119. レイモン(2007)
——を除外している。
見落としがあれば、ご一報下さい。
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リブット/ストーム・海外のウルトラマン/何人いるの?〈24・番外編〉
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