実に久々の「ミッシングリンク」、今回は『帝国』編 。
コトの発端は、この記事で、
“Apology accepted, Captain Needa.”
「詫びは聞き入れたぞ、ニーダ艦長」
のセリフにふさわしい画像を探していたこと。
前に使った,
↑これ以外の画像をね。
結局、
↓これを見つけたが、
画像検索の途中で、気になる画像に出くわした。
「ああ、ニーダ艦長のシャトルね」
と、すぐにわかるところまでは、SWマニアなら、ごくあたりまえ?
エディワン版『帝国・再訪』(Empire Revisited)では、
映画本編では、ヨーダが「だから失敗する」と言ってから、ワイプでニーダ艦長のシャトルの場面につながる。
〈特別篇〉から、この場面の音楽が「帝国のマーチ」のファンファーレに変更されたけど、もともとはそのマーチ前奏の「♪ザッ、ザッザラ、ザッザラザララ♪」(音階で示せず、スミマセン)の、行進曲風クレッシェンドだったんだよなあ…。
シャトルがラムダ級に変更されている。
ラムダ級シャトル。
基本的にエディワン版のコンセプトや方向性には大・大賛成だが、こればっかりはあまり感心できないなあ。
もっとも〈特別篇〉(1997)で、本来は『ジェダイ』(1983)で初登場のはずのインペリアルシャトルを、前作『帝国』(1980)に登場させるという掟破りをしたのは、他ならぬ本家LFL(ルーカスフィルム)だったんだから、
『帝国』劇中に、ダース・ベイダーの、「シャトルを寄こせ」(Bring my shuttle.)というセリフがあったことから、〈特別篇〉では、SW界で唯一「シャトル(連絡艇)」として存在していた、ラムダ級が起用された。
ベイダーのセリフは、「今から戻ると伝えて、迎えの準備をさせておけ」(Alert my Star Destroyer to prepare for my arrival.)に差し替えられた。
エディワンだけに、責任はないけど。
で、ニーダ艦長のシャトルについては、もう何十年も前に、
その道に異様に詳しい、高橋清二氏との雑談の中でその話題になって、
「あれはタイ・ボマーでしょ」
と結論づけられた。
これがタイ・ボマー(爆撃機=TIE Bomber)。タイ「ボンバー」ではありません。
双胴型の本体と、ベイダー専用タイ(TIE Advanced x1)同様の、内側に折れ込んだ翼が特長。
現識別表記は、TIE/sa bomber
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現在の設定では、ニーダの乗機は、タイ・ボマーから爆撃(エネルギー弾垂直投下)ユニットを外した、タイ・シャトル(TIE/sh shuttle)とされ、
↑画像はボマーのものを加工しただけ。
ボマーと共に、タイ・ボーディングクラフト(軽貨物運搬機)の派生型に分類された。
↑ジョー・ジョンストンが、1作目『スター・ウォーズ』(1977)のためにデザインした、タイ・ボーディングクラフト。(TIE boarding craft)
大判画像はこちら。
このわずか1カットのために、わざわざ新モデルを作るとも思えないので、
モデルはどうせ、タイ・ボマーの使い回しだとは思うが、
世の中には、それで済ませたくない人たちがいて、
その人たちが、「かくあるべし」と考えるニーダ艦長のシャトルは、
↓こういう形をしているらしい。
↑ボマーでは内側に折れ込んでいる翼(ソーラーパネル)が、外向きに折れ曲がっている。
どうしてこういう形なのか、その根拠は、またの機会に。
つづく。
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