まずはためしに、1冊お読み下さいませ。
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ハンディキャップヒーローズ
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トイレベンチャー
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ルインズウォー(遺跡戦争)
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スクール リボーン(学校再生)
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本題はここから。
連番ではこの続きだが、
実質上はこの続きで、現役時代(1967.10~1968.9)の1年間に画面に登場した、本物のウルトラセブンのタイプ分類(バリエーション)について。
現役時代(1966.7~1967.3)のウルトラマンの顔には、
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A・B・Cの3タイプあることは、今ではよく知られているが、
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現役時代のウルトラセブンの顔が4タイプもあることは、かなりのウルトラマニアでも、あまり知らない。
なぜかというと、ウルトラマンのタイプの違いがあまりにあからさまだった反省から、セブンのスタイル変更は大幅には行われず、各タイプをじっくり比較して、ようやくわかる、間違い探し的なレベルだったためだ。
セブンのマスクの違いをきちんとフォローしている業界人で著名なのは、M1号の西村祐次氏ぐらいのもので、
たしかセブン40周年のウルフェス2007を皮切りに、
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↓左上からAタイプ。Bタイプ、
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↑Cタイプ、Dタイプ。ウルフェス2007にて。
このサイズだと違いはほとんどわからないが、元画像はもっと小さい。
他のサイトで、より大きな画像を発見。
Aタイプ
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Bタイプ
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Cタイプ
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Dタイプ
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ただし上の4つは、後年に制作されたレプリカで、実際に撮影に使用されたのは、
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↑これだけだった。
現在でも各地の展覧会に、この西村コレクションの4タイプのレプリカマスクが展示されているが、
以下の写真は、「ウルトラマン・アート! 時代と創造」展の各地の展示より構成(同一画像を複数回使用)
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北海道旭川美術館 (2010/09/18~11/28)
岩手県民会館 (2011/01/07~02/13)
鹿児島市立美術館 (2011/03/30~05/08)
福井市美術館 (2011/07/16~08/21)
茨城県近代美術館 (2011/11/03~2012/01/15)
長崎県美術館 (2012/01/27~03/31)
埼玉県立近代美術館 (2012/07/07~09/02)
高松市美術館 (2012/09/15~10/28)
同一の基本型から作成されていることもあり、とにかくマスクの違いは、知っている人から具体的に教えてもらえなければ、わからない。
また、実際に実物を持っていない限り到底知り得ない細部については、レプリカではなく、撮影当時の実物を所有しているimaginer氏のサイトが一番詳しい。
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画像はこちらより転載。
制作サイドだって、あくまでも同じ時代に、同じ日本国内に住んでいたので、特別な制作環境に恵まれていたわけではない。
四角い凹みに貼り付けられているのは、当時よくあった、
↓作業用のオフホワイト(クリーム色)のビニールテープ(左)、
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↑目の輪郭の着彩には、油性マジック(右)が使われた。
マスクはさておき、スーツの違いで顕著なのは、最初は首から胸のプロテクターまで銀一色だったのが、
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途中から鎖骨のあたりが赤くなること。
この銀と赤の色の違いは、スーツのパーツ分割に合わせたわけではなく、塗り分けによるものらしい。
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マスクとスーツの分類は、現在入手できる印刷物では、この本に詳しい。
この話はまだ続くが、すでにかなり長くなったので、これ以降はまたの機会に。
これだけまとめるのって、なかなかタイヘンなんですよ、ホント。
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