昨日の記事の続きで、
究極のベイダーマスクと目される
↓SL ANH(シスロード・ア・ニュー・ホープ)と、
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同じリック・ベイカー型から抜かれたという触れ込みの、
↓eFX社のレジェンド・エディションとの比較から。
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両方持っている、シスロードSL氏が提供してくれた
比較画像を並べて見れば、一目瞭然。
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大判元画像はこちら(2014/03/09)と、こちら(2013/02/24)。
明らかにeFX版の方が一回り小さい。
またマスク(顔面)よりヘルメット(頭部)の方がより縮んでいるため、
eFX版は、メットの裾がかなり刈り込まれた(散髪した)雰囲気、
あるいは縦方向に圧縮した(上からギュッと押し潰した)印象に。
マスク(顔面)部分を比べると、
サイズやヘルメットとの接続機構が異なる以外にも、
eFX版が、表面を平滑にならされた(下地が整形処理された)ことが読み取れる。
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レンズの色や、グリル(網)の太さだけは、
eFXの方が正解かも知れない。
劇中との差異も、eFX版(右)が、ずっと大きい。
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表面をアップにすると、SL ANH(右)に走る無数の傷が、
eFX版(左)では一掃されている。
ということで、eFX版は、
あくまでもSL ANHと同等の第二世代マスク/ヘルメットを原形に、
さらに表面を「整形」して再型取り(量産用の三次型を作成)、
そこから抜いた、第三世代マスクとなる。
まあ考えてみれば当たり前で、
いくら数量限定とは言え、
貴重なリック・ベイカー型(二次型)から、
バンバン抜くわけないんで、
一般消費者には「お下がり」(第三世代)製品しかあてがわれないに決まってる。
ところがこうした比較画像で、
「なんだ。eFX版も看板に偽りありなのか」
と思われるのに困ったのが、
eFX社のアートディレクター兼製品開発のジノ(Gino)。
自社製品の弁護に必死で、
これほど歴然たる違いを見せつけられても、
まだ、eFX製の優位を主張する有様。
For those same people let me add that while the SL is from the Baker mold and retains more of the surface details, it's downside is that it suffers from flaring problems whereas the efx does not.
The bottom neck on the SL is flared open too much and the sides of the SL dome are flared open too much.
Most likely because the SL castings were pulled out of the mold prematurely and fiberglass creep set in (a very common phenomenon you see in fan made vader helmet and armor castings).
Any of the finer surface details (scratches and boogers) that were removed on the efx were done out of necessity for mass production, but the overall shape of the face mask and dome is superior to the SL.
はぁ?
と思ったが、
どうもそれなりの支持層を抱えているらしく、
「ジノさんは、何でも知ってるスゴイ人なんだぞ(=言ってることは全て正しい)」
と持ち上げるバカ信者まで登場。
Gino is without a doubt a master sculptor and the best in the business. I take everything he says as fact not as probability or personal opinion when it comes to props.
とか、
Gino is VERY knowledgable when it comes to authentic props and his contributions to efX have brought us some truly great pieces, it is a great thing to have him there.
とか。(後半のカキコミは、しかしこの後、SL版を支持)
だけどジノの主張には、
「オレはこのフォーラムの誰も入ったことのない、ルーカスフィルムの資料庫で、じかにこの目で見たんだ」みたいな、
In the archives (which none of the people from the prop den have been to)
能力、才能と無関係な「立場」や「特権」をひけらかすに至り、
主張がどんどんブレて行き、
結局はシスロードSL氏にことごとく論破されて、
沈黙に至った。
自分の言い分だけ主張して、都合が悪くなると黙りを決め込むところも、なんだかなあと思いながら、「はっ、そういえば!」と、ジノという名前を思い出した。
その記事では、「続く」としながら、放置プレイになってたが、
このジノ・サビティーノ( Gino Sabitino)、
あちこちのフォーラムで、論争の火ダネになっていた(例は2011年3月4日)。
自分に造形の才能がゼロなのに、
その道のエキスパートと組みながら、
全てを自分の手柄にしてしまうらしい。
なので、「ほら吹き(liar)ジノ」が呼び名になってさえいる。
そんな問題人物が、なんでeFX社とサイドショウの製品開発を兼任してる?
ディズニー体制に移行前の、
アヤシイ人物が幅をきかす、
ルーカスフィルムやSW産業の腐敗体質の象徴だ。
↓インタビューまで受けてるし!
(2011年コミコン会場にて)
インタビューアーが女性と言うこともあり、
途中までは油断してエラソーに「知ったかぶり」しているが、
「あなたはあちこちのフォーラムで、炎上の火ダネになってますね」
とツッコまれた途端に、しどろもどろになっている。
アメリカでもディズニー体制で一掃とはいかないようだが、
日本でもSWの亡霊(才能と無関係に、立場や特権にあぐらをかく)は依然として巣くっている。
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