Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

モンピーの爺(じい)スポット/『エピソード7』流出画像のひみつ〈その1〉

ここ(暗黒時代の終焉)で報じたように、
『(SW)エピソード7』では、
EU(エクスパンデッド・ユニバース/拡張宇宙
=映画と無縁の後付け)設定
が破棄(=「あれはなかったこと」に)される。

↓EU破棄の決定を口々に嘆くファンの代表意見。


↓巧妙な陰謀説を展開する人まで。



この件について私見を述べれば、
本来の映画SWのテイストから
ズレまくっていたEU(小説・マンガ・ゲーム)ごときを、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
表皮

「これもSWとしてアリ」だと同一視してた、
一部ファンのピントの方がズレてただけ
で、
破棄に対する文句だとか抗議だとかは、
そんな「ハズレくじ」に入れ込んでいた
自分を正当化したい
という心理の裏返し

って気がするし、
今回のEU破棄がわざわざ公式発表された真意は、
全然別のところにある気がする
ので、
本日はその話とからめて。

EUだけでなく、
なんと映画『エピソード1~3』
およびその延長作『クローン・ウォーズ』さえ、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
クローンウォーズ映画

“レジェンド(笑・まともに取り合えない作り話)”と再定義され、
『エピソード7』劇中では、
その存在がいっさい無視されるわけだが、

さよなら、新三部作の“ゆるキャラ系”ゴミメカたち。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
sれで


それはすなわち、
「ジョージ・ルーカスのSW」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
からから

なんて尊重せずに、
「↓ラルフ・マクォーリーと
Image may be NSFW.
Clik here to view.
maku

Image may be NSFW.
Clik here to view.
ジョンストン今昔

↑ジョー・ジョンストンのSW」
に立ち帰ろうという方針のあらわれでもあり、
その動きの一環として、
ルーカス支配時代には存在を抹消されていた、
ジョンストン復活の動きが顕著である


…とかなんとか言ってるうちに、
撮影中の『エピソード7』の流出画像が、
けっこうたくさん出て来たが…。

↓ラルフ・マクォーリー翁(おう)が、パーキンソン病で絶筆する前に描き上げた画集にあった、タトゥイーンのジャバ宮殿入口の門扉(もんぴ)のイラスト。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ぱや

そこで、↑『エピソード7』のセットにデザインが転用されたものを、
勝手に「モンピーの爺(じい)スポット」
(↑「マンピーのG★SPOT」のもじり)
と呼ぶことにした。


Kevin Anderson
Spectra (1997-09-02)
売り上げランキング: 87,208


マンピーのG★SPOT
posted with amazlet at 14.06.06
サザンオールスターズ
ビクターエンタテインメント (2005-06-25)
売り上げランキング: 115,824

目を惹く新しいモノが何もなく、
マクォーリーとジョンストンの既存ビジュアルに
あまりにも依存しすぎて、
個人的にはガッカリ。

「使い古された宇宙」こそが持ち味のSW宇宙だって、
『ジェダイ』から30年後に設定された、
政情も安定しているはずの時代に、
新型のビークル(乗物)が一つも姿を見せない

ってのも釈然としない。

では、そうしたガッカリプロップ(映画のセットや小道具)を、
次回から、
1記事で一つずつ見ていこう。
(※次回記事は書き終わってますが、
またしてもクソ長くなったので、
ここでいったん区切ります)


つづく。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

Trending Articles