「鉄は熱いうちに打て」
（Strike while the iron is hot）
次回の「のどじまんザ！ワールド」は夏に開催だが、
検索ワードで「マルティナ・ミアーレ」が上位の今のうちに、
彼女のこれまでの、番組参加の軌跡をたどっておこう。
最初に出場したのは、
2012年3月9日放送
「金曜スーパープライム」のくくりで、
すでにネットで話題の優勝候補、
その美貌と共に、歌声が素晴らしいと紹介された。
Aブロックで、ELTの“Time Goes By”を歌い、
イギリスのポール・バラードの最高得点を更新して、決勝進出。
決勝ではトップバッター、
またしてもELT（“Dear My Friend”）を、そつなく歌いこなし、
点数もあっさり目の830点。
結局、他の３人が渾身の熱唱で、彼女の得点が一番低く、
クリス・ハートが栄冠に輝いた。
予選と決勝の選曲と歌唱には、差がつけにくく、採点では不利だった。
「初来日、初出場で、決勝まで残っただけでも夢が叶った」と、
２曲目の歌い終わりに、至ってのどかで無欲なコメントを残したマルティナだが、
そもそも日本語は全くしゃべれず、
初来日だという彼女が、
とてもイタリア人が歌ってるなんて思えないような、
歌詞が日本人の心に素直にしみこんでくる、
日本の歌が歌えるようになったのがどうしてなのかは、この回を見ただけでは、さっぱりわからないのであった。
つづく。
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マルティナ・ミアーレ「ザ！ワールド」の軌跡（１）
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