“ひおあきら”から“マクォーリー”へ
この記事(コメットファイヤーvsスノースピーダー)の続き。
…なんだけど、前回画像集めをしながら、
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「前にもやったような気がするんだよなあ…」と思っていたが、
記事公開後に、この記事(スノースピーダー/マジメに考えてはいけないSWメカPART3・2016年02月08日)に行き当たり、
そこで「やはり」の以下の画像を確認。
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「ふっ、ヤキが回ったぜ」
当該ページでは、スタジオのセット用プロップと、
特撮用モデルの全長設定の違いを考察しているので、
ぜひご覧ください。
さて話を戻して、
1978年4月29日公開の『宇宙からのメッセージ』は、
1978年2月15日、特撮班イン。京都太秦(うずまさ)での撮影は、同年4月5日クランクアップ。
ーーとのことで、ILMスタッフがこれを見学した場合、
マクォーリーのデザイン作業は1978年2月1日に済んでいるのでまるで間に合わない。
と言うことで、
ラルフ・マクォーリーがコメットファイヤー号のデザインを閲覧したのは、
特撮撮影よりも以前のはず、と言う分析。
映画『宇宙からのメッセージ』のメカ・デザインは平山亨から石森プロに発注があり、ひおあきらが一人で全てのメカ・デザインを製作した。イタリアのカロッツェリアにメカ・デザインが発注されたとする文献もある。
ひおあきらといえば石森章太郎作品=石森プロより、
松本零士の『宇宙戦艦ヤマト』関連作の印象が強いが、
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JOE
西崎Pからヤマトの版権を引き継いだ方の意向で、旧作ヤマトは闇に葬られることになった模様です。アマプラでも旧作シリーズが観られないのはそう言うことだったのですね。
ーーとのことで、細井とすがやは石森プロに在籍したので、ひお氏も当初は石森プロでメカデザインと作画を得意としていた。
一方で、ジョージ・ルーカスの日本作品チェック体制だが、
『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964)に、
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ダン・ユマ名義で出演した、
ロバート・ダナム氏の証言によれば、
ダナム氏は1970年代の中頃にルーカスとロスで面会し、
ルーカスはそのつてで、
日本の映画会社を何社か訪れることになった。
スター・ウォーズの特撮をこなせる会社を探すのが目的で、
訪問時期は、1974年か1975年だった。
ダナム氏はルーカスに、日本映画に多数出演した俳優、
ウィリアム・ロス氏を紹介し、
ロス氏は東宝や、それ以外の映画会社を案内した。
ーーとのことで、このチェック体制がSW(1977)公開後も生きていたから、
『宇宙からのメッセージ』の準備画稿も、『帝国の逆襲』準備中のラルフ・マクォーリーの下に届けられたに違いない。
だがしかし、分析と推理はできても、
物的証拠を集めなければ。
これまで全くノーマークだった、ひおあきら氏の『宇宙からのメッセージ』メカデザイン画稿など、今さら入手できるのだろうか?
「ひおあきら」「宇宙からのメッセージ」で画像検索してみたら、
あったあった、ありましたとも!
こんな画像や、
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これを改めてマクォーリーの初期稿と並べてみれば、
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類似性や共通性は一目瞭然ですよね。
逆に言うと、この程度のひお画稿から、
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これほど洗練されたマクォーリー画稿が生み出されたのは驚きである。
教訓:ネットって便利ね!
今回は以上です。
「ヤマトは1974年が第一作目の放映日です。そろそろ放映から50年が経ちます。
正直、旧作はヤマトというくくりで陽の目を見ることはないでしょう。
これは西崎義展氏の後を引き継いだ著作権管理者の意向なので、我々ファンが強く主張しても変わることはありません。
そして第一作目からのファンは寿命を迎えて、もう一度、スクリーンで宇宙戦艦ヤマトを見たかったな、あのデフォルメモデルのヤマトを作りたかったなと思いながら鬼籍へと足を踏み込むのです。」
デビューを調べたところ、