Quantcast
Channel: アディクトリポート
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)総論(同題・7)

$
0
0

色々な偶然が重なり、
導かれるように、19日に大半の劇場で上映が終了の、字幕版2Dで鑑賞。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-tari

100点満点!

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-rekku

ことごとく、「こんなスタートレックが見たかった」の、理想と期待のはるか上を行く!

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-でで

何より観てて楽しく、体が自然に反応し、ニタニタ、ぶつぶつ(時折、感想を思わず口にし)、口をアングリ、そしてじんわり落涙。

最後は

Space... the Final Frontier.
These are the continuing voyages of the starship Enterprise.
Her ongoing mission: to explore strange new worlds,
to seek out new life forms and new civilizations,
to boldly go where no man has gone before.


を思わず唱和し、映画と一体になる。

これもあって、初見が英語音声・字幕版で良かった。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-yojj

新キャラの追加人数と、役割に過不足なし。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-aaa

そのキャラたちが全員、懸命に、思い切り「生きて」いて、活力がみなぎっている。

$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-swswsw

だから行動と考え方と発言にうなずけて、展開にのめり込む。
その力強さに、こちらまで身を揺さぶられて活を入れられ、励まされた気分。

同じJJエイブラムズ監督の、
2015年『スター・ウォーズ エピソード7』も
成功確実です。


それと引き替えに、今後のスタトレにJJが関わらないと、先行きは不安。

とにかく、この人と同じ時代に生きてて良かった!

見逃さないでホントに良かった!

どんどんダメダメになっていった、「スタトレ暗黒時代」を耐えしのいで、これまで待ってよかった。

エンディングのクレジット場面と、そこに流れる音楽で、旧路線だけでなく、設定刷新の(JJが自ら手がけた)11作目にも同等の敬意を表す、そのバランスとプライドが抜群。

スタートレックのファンが、新旧、国を問わずに厚遇、歓待されてるよ。

この映画こそ、わざわざ劇場に足を運び、お金を払って鑑賞し、たっぷりおつりが戻って来る気分になれる、極上の一級娯楽作。

原作の奴隷(設定にがんじがらめ)にならず、取捨選択を心得て、
基本的には同じ話(「イントゥ・ダークネス」には、対になる過去作がある)を、わざわざ何十年ぶりに、あえて再びやり、変えるところは変えるだけの意義と価値に満ちあふれている!

言葉を換えれば、いったん前に踏み出すと決めたら、グジグジと後を振り返ったりせず、雄々しくたくましく、堂々と前へ踏み出している。

こういうのを、「正当な文化の継承」と呼ぶんだよ。

ここまで評価点の、ことごとく逆を行くのが、
宇宙戦艦ヤマト2199

同じ時代に、世界中にファンを持つ「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクが、どの国のファンに対しても失礼な出来になってしまったことを、同じ国の国民として、心から申し訳ない気持ちになった。


しかし朗報も。

「イントゥ・ダークネス」の製作に名を連ねている、パラマウント社資本のスカイダンス・プロの今後作には、「スター・ブレイザーズ」(「宇宙戦艦ヤマト」の米国公開タイトル)も含まれている

どんどんダメダメになっていった(そして依然として続く)、「ヤマト暗黒時代」を耐えしのいで、待っててよかった!と言う仕上がりが期待できるかも!

もっとも製作会社だけで、作品の善し悪しは決まらないけど。

「イントゥ・ダークネス」各論については、また日を改めて。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

Trending Articles