Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

『ミッドウェイ』(2019)

本日のおつとめ

2020/9/13

 

新総裁スガヨシヒデについて知っておきたいこと

2020/9/14

 

 

 

ここからが本題。

 

『ミッドウェイ』(2019)

Image may be NSFW.
Clik here to view.

2020/9/13 MOVIX三郷 シアター① D-12

 

 

公開日の9/11(金)に観るつもりが、

上映館を間違えてしくじり、

翌12の土曜日は天候が不安でチャリ通を断念。

 

ようやく公開3日目に鑑賞。

イオンシネマ浦和美園か、

MOVIX三郷の2択で、

より近場の三郷に決定。

 

この『ミッドウェイ』、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

↓フランス版ポスター

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

アメリカ公開は2019年11月8日だったのに、

日本公開は10ヶ月も遅れた。

 

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

本国でのレビューが思わしくなく、

見送られていたのを拾ったのが、キノ・フィルムズ。

 

『ANNA アナ』もそうだったけど、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

キノ・フィルムズは、お蔵入りは惜しすぎる映画をていねいに拾って公開してくれる。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

 

『ミッドウェイ』といえば、オリジナルの1976年作、

Image may be NSFW.
Clik here to view.
posuta

Image may be NSFW.
Clik here to view.

チャールトン・ヘストン主演、

センサラウンド方式上映も、

Image may be NSFW.
Clik here to view.
せんさ

新宿プラザで観ましたよ。

Image may be NSFW.
Clik here to view.
ぷらざ

現在のTOHOシネマズ新宿

 

観客席最前列に特設された、

黒塗りの鉄骨組みの箱形、

重低音のみを発する特製スーパーウーファーは、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

爆撃シーンで枠組みに足をかけていると、

グラングランと激しく揺れていた。

 

かように音響の迫力はすさまじかったものの、

特撮は翌年のSW以前だったためショボショボ。

記録映像のボケボケ画像などでしのいでいた。

 

 

音楽はまたしてものジョン・ウィリアムズ。

 

Image may be NSFW.
Clik here to view.
ep

 

 

Image may be NSFW.
Clik here to view.
みっど

 

 

さて、2019年版『ミッドウェイ』の、ローランド・エメリッヒ監督と言えば、

ドイツ出身の1955年生まれだが、

ドイツ映画よりハリウッド映画にかぶれ、

初めて観たのは町山智浩氏と同じ、

『ポセイドン・アドベンチャー』だったそう。

 

結局、『ユニバーサル・ソルジャー』(1992)からアメリカ映画に進出。

1996年の『インデペンデンスデイ』(デヴィッド・アーノルド)では、

冒頭曲は意図的に『ポセイドン・アドベンチャー』(ジョン・ウィリアムズ)をなぞらえている。

 

とにかくエメリッヒは、

70年代のパニック映画やスター・ウォーズの焼き直し作品ばかりを監督しており、

中身があったのはかろうじて『パトリオット』ぐらいで、

あとは「見せ場を楽しめばそれでよし」でしかなく、

最新作は『ミッドウェイ』と聞いて、

「ああ、なるほどね」と感じた。

 

さて、でもって実際に観た2019年版の感想は?

 

エメリッヒ作品に期待される、

戦争シーンのCG映像はさすがに大した出来で、

臨場感もあり、作り物めいたウソ臭さも皆無で、

まずは戦争映画としては、十分の合格点といえよう。

 

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

人間ドラマもかなりまともで、

史実に忠実に描いており、

日本軍の要職には達者な役者を揃えてもいるため、

 

Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

 

英語セリフを日本版だけアフレコ吹き替えた76年版と比べても、安心して観ていられる。

のセリフが変だったり、
日本軍戦闘機の操作盤のスイッチ上部に「オン」とカナ表記があったりはするが、
(「入」じゃないの?)
そうした些細なところをもってして、
全部ダメなんてことはなかろう。
 
↓こんな的外れなレビューもあるが、
こんなの、「私は1976年版と2019年版の両方観ましたよ」と言う自慢にしか聞こえない。
 
具体的に、
76年版のどこがすぐれていて、
2019年版のどこが劣っていたというのか?
 
76年版はミッドウェイ海戦のみに的を絞っていたが、
2019年版は『パール・ハーバー』(2001)公開後の影響もあり、
 
真珠湾攻撃からドゥーリトル(ドリトル)の決死爆撃隊までも描かれており、
格段に充実していたと思うんだが。
 

「ドリトル」という英語名、

実在の人物で聞いた覚えがなかったが、

『パール・ハーバー』(2001)で、

ジミー・ドゥーリトル(Jimmy Doolittle/アレック・ボールドウィン)

という人物が出てきて、「ああ、この人のことか」(oが一つ多いが)と納得。

Image may be NSFW.
Clik here to view.

↑2019年版『ミッドウェイ』では、アーロン・エッカートが演じている。
 
とにかく2019年版の戦闘シーンの迫力は、
テレビなんかで観たって無意味ですので、
ぜひとも公開中に映画館でご覧ください。

Image may be NSFW.
Clik here to view.


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

Trending Articles