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『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』

本日のおつとめ


2020/9/15

 

ここからが本題。

 

 

9/18公開

『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』

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2020/7/10 試写 京橋

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9/18公開作と言えば、

『テネット』1本って気もするが、

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一応、『ブリング・ミー・ホーム』も試写で見た以上は、

紹介しておかなければ。

 

「イ・ヨンエの14年ぶりスクリーン復帰作」

ということで、

まずは「イ・ヨンエって誰?」って話ですが、

『親切なクムジャさん』(2005)が前作だったとのこと。

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『クムジャさん』、たしかTOHOシネマズ市川コルトンプラザで見たと思うが(うろ覚え)、

 

↓ヴァージンシネマズ市川コルトンプラザ(1999年11月27日〜2004年2月27日)
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ごりり

↑TOHOシネマズ市川コルトンプラザ(2004年2月28日〜)

 

オールド・ボーイ』に続く、パク・チャヌク監督による復讐三部作の最終作とのことで、

とにかく『オールド・ボーイ』の鬼畜さにはヘキエキし、

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パク・チャヌクに本能的な反発もあるためか、

上映時間の大半を寝てしまい、まったくほとんど作品の記憶がない。

 

同じ人の主演作とのことで、

いささかの不安もあったが、

実際に観てみると、

『ブリング・ミー・ホーム』は観客を引きつけ、

最後まで集中して画面にのめり込んでいた。

 

(以下、やむをえず作品の内容に若干触れています。赤字部分)

 

主人公は、

行方不明の息子が、誘拐されて田舎の漁村で虐待されていることを突き止めるのだが、

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犯人たちは地元の警察ぐるみで犯行をごまかし、

真相を暴こうとするイ・ヨンエを厄介者扱いし、

排除しようと結託する。

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タチの悪い犯罪者集団って、

犯行がばれかけると、

開き直って口裏を合わせ、

正論の告発者の方に濡れ衣を着せ責め立てて切り抜けようとする。

 

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いわく、

人を犯罪者扱いするとは何事か、

名誉毀損で告訴も辞さない等々と、

相手の糾弾心をひるませて、

犯行を正当化し、のうのうとのさばり続けようとする。

 

これって、ほんとによくある話で、

私もかつて出くわしましたし、

登山家のある人から、

「エベレスト登頂は国によっては報奨金が出るため、

韓国人には登頂成功のウソ申告が絶えない」

という話もついでに思いだした。

 

だけど今や、

庶民や他国の嘘つき詐欺犯罪者にあきれるよりも、

何より日本の政治中枢に巣くう同じ不届き者に、

迷惑をかけられ通しなんだから、

 

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『ブリング・ミー・ホーム』を見たって、

「韓国ガー」とか「田舎者の非文明的犯罪」とか笑ってられないよ。

 

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本作の結末はしかし、

悪を勝たせない点で肯定的で、

それに比べて我が国はと恥じ入るばかりでした。

 

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そういう意味でも、

本作は見て損はないと思います!

 

——というのが私の感想ですが、

一般公開前に試写で見た人には、

真逆の感想の人もいるみたいなので、

ぜひ、ご自身の目で判断してくださいね(笑)。

 


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