本日は消化記事(鑑賞済みの映画がたまらないようにレビューするだけ)ですので、
とりあえず、
↓こちらだけでもご覧ください。
2020/7/1
本日のお題は、
『ソニック・ザ・ムービー』
Image may be NSFW.
Clik here to view.
※本来は3/27公開予定が、6/26からに変更。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
2020/6/29 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン10 C列8席
『ランボー ラスト・ブラッド』鑑賞前にもう1本。
「どうせコケるだろ」の予想を見事に覆し、
人気ゲーム『ソニック』シリーズを映画化したタイトル「ソニック・ザ・ムービー」の米国内における興行収入が1億4,580万ドル(現在の日本円で156億円)に到達したことが、興行収入を集計するサイトBox Office Mojoのデータによって判明しました。この額は「名探偵ピカチュウ」の1億4,410万ドルを上回っており、本作はアメリカで最も興行収入の多いゲーム原作の映画となっています。
本作は2月に上映開始後、わずか3日で予想をはるかに上回る5,800万ドルを記録し、最高の滑り出しとなった。好評の裏には、監督のジェフ・ファウラー氏が上映日時を遅らせてまでも、ファンからの意見を取り入れてキャラクターデザインの変更を行ったことがあると思われます。
8500万ドルとされる制作費は、アメリカ国内の興収でも十分に回収できており、既に3億ドルを突破した全世界での興収がどこまで伸びるかにも注目です。
私は洋画は基本的にオリジナル音声字幕版でしか鑑賞しないが、
『ソニック』は吹替版しか上映がなかったため、やむをえず。
「吹き替え翻訳も変わったな」と感じたのは、
「オーマイガッ」とか「ヒアウイゴー」等々、
英語のカナ置き代えで切り抜けてるところが多数あり、
翻訳作業が放棄されてる事態に驚いた。
子どもでも日常的に英語の常套句に触れている、
それが2020年という時代なのかもね。
作品はそこそこ面白く、
アクビは5〜6回出ても、寝落ちはしなかった。
吹き替え版(山寺宏一)でも、ジム・キャリーの怪演はバリバリ伝わって来る。
主役ソニックのCG像は、ずいぶん改善されたそうだが、
ハリネズミの硬質な毛1本のサンプルと、
全体像のフワ毛の違和感がどうしても拭えず。
背は体毛が変化した棘(とげ)で被われる。棘は根元にかけて細くなり、風や落下の衝撃などによって棘に圧力が加わった場合でも根元で折れ曲がることで体に食い込むことを防いでいる。棘の根元は球状で小型の筋肉と連動し普段はこの筋肉が弛緩しているため棘が倒れた状態になっているが、この筋肉の作用により棘を逆立たせることができる。背外縁の筋肉は環状に発達し、この筋肉が収縮して紐付き袋のような役割を果たし体を丸めこみ球状になる。頭部や下半身も頭部や脇腹の皮膚が伸びることで被われ、これらの作用により背の筋肉も伸びるため針がより逆立つようになる。針のようなトゲは、体毛の一本一本がまとまって硬化したものである。これにより敵から身を守る他、樹上から落下した際に衝撃を吸収して怪我を防ぐ役目も担う。
——とのことだから、
外観の理想像は、「マグマ大使」のガレオンみたいなものではないか?
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
だがその外観の不備を補ってあまりある、
ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)側の兵器群のデザインが秀逸。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
案ずるに『ソニック』デザインチームは、
SW等のメカデザインを引き受けるに足る実力を持ちあわせながら、
不当な政治的采配で弾かれてしまった人たちが、
なにくそと奮起したような感じがする。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ジェームズ・マースデンの出演作にハズレなし!
ジム・キャリーがたどり着く、「ある情景」も、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
↓『シスの復讐』(2005)のフェルーシアより秀逸なビジュアル。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
『ソニック』のスタッフはおしなべて、
これまで不遇を託(かこ)っていたところ、
本作を機に、「いやいや、そうじゃないでしょ、こうやれよ」を示し、
わかってらっしゃる!
こういうゲーム原作のCGアニメが見たかった
に昇華作を完成させたからこそ、観客に受け入れられ、ヒットしたんだと思いますよ。
さすがに大人は絶対必見とまではいきませんが、
まあ、見ても損はないと思います。
『ランボー ラスト・ブラッド』もそうでしたが、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
特にしかけのない通常版の上映でも、
音響に迫力があって、
今さらながらイオンシネマの設備ポテンシャルを見直しました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.