9/6はもっぱらこのニュースと、
宮崎駿監督引退会見で占められたが、
ようやくドコモからも、iPhoneが発売される運びとなった。
しかし、同じiPhoneでも、キャリアによって性能が微妙に異なることは、あまり知られていない。
いや、もちろん、製品自体は基本的に同じものだが、
この記事に詳しいように、
つながりやすさは、機種が対応する帯域に左右される。
KDDI社長は、「われわれはドコモがiPhoneを発売することを前提に準備している」と豪語し、その根拠は、800MHzへのiPhone新機種の対応なわけだが、
これがかなり痛手なのが、ソフトバンク。
なぜなら、この帯域を申請したのに、割りあててもらえなかったから(2005年頃)。
(ドコモとauに総務省が割りあてたのは、両社が天下りを受け入れて、癒着の構造ができあがっているからというウワサも)
だったら900MHzで、と意気込んだが、これまた1年先延ばしされた。(2011年11月)
結局、900MHzは認可され、SBのプラチナバンドは、2012年7月末に開始。
(ただし高速(LTE)は、2.1GHz帯を使用)
だもんで、9月10日に新機種発表、
20日に発売が明白なこの時期、どうせ誰も買わないのがわかっていながら、
テレビCMでは、
「一番つながるソフトバンクで、iPhoneを」
としきりにやっている。
これはすなわち、発売日の9/20を境に、一番つながりやすいiPhoneは、ソフトバンクではなくなることを意味している。
さあ、みんな、今すぐソフトバンクのiPhoneを買って、
たったの2週間ほど、つながりやすさを満喫しよう。
↧
間に合わなかったSB
↧