先週の、これ(JJプライズを作ろう/『イントゥ・ダークネス』・4)の続き。
ドイツレベルの「JJプライズ」(2009年の11作目からの「やり直し」版エンタープライズ)のスケール表記が、22インチ(約56センチ)で1/500というのは、
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全長設定が1100フィート(335.28メートル)となり、
ほぼ同大で1/537スケールの、
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元祖映画版エンプラ(設定全長308メートル=1000フィート)と大差なく、
↓ドイツレベル社の完成見本写真。
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↑ショーン・ウィルズ(Sean Wills)の2004年作例。「Ⅳ」以降の木目レンガ版を削り倒しての、ど根性モデル。
これは劇中の巨大さから考えても、とうていありえない。
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約335メートルといえば、2199版宇宙戦艦ヤマトの333メートルと、ほぼ同じ。
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となると、ドイツレベルのJJプライズと、
1/500 スター トレックシリーズ NCC-1701 U.S.S エンタープライズ (映画版)
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バンダイから新発売の2199ヤマトは、
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同スケールで並べておけることになる。
実は11作目『スター・トレック』公開翌年の、2010年、
JJプライズのプラモは、ポーラー・ライツ社(amtと共に、現在はラウンド2モデルズ Round 2 Models の1ブランド)から発売予定だった。
↓パッケージデザインの初期案。元記事と元画像はこちら。
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↑パッケージデザインの最終案。しかし発売されず。元記事はこちら。
発売中止の理由は、ひとえに新エンプラが、不格好だったから。
↓ライアン・チャーチのクソデザインにイライラしたのは、私だけじゃない。マーク・カスパルズク(Marc Kasprzyk)による別案。
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それはともかく、ポーラーライツ版はスナップ式で、全長11.5インチ(29センチ強)と小さく、
スケールはなんと、1/2500のはずだった。
この計算で行くと、JJプライズは
11.5×2500=28750インチ。
これは2395.8フィート。
メートル換算で、730.25メートル。
ドイツレベルのスケールは、約1/1307という、なんともキリの悪い数値に。
そもそも、JJプライズの、公式設定全長は?
ドイツレベルの335メートルとか、
ポーラーライツの730メートルの根拠や出所は?
というところまでで、(この先、めちゃくちゃ長くなるので)続く。