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ドクター・スリープ

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映画『ルパン三世 THE FIRST』感想記事には反響が大きく、

このブログにしては多くのコメントをいただき

その筆頭はベラデンさんだった。

 

ベラデン

 

昨日、観てきました。
素直に面白かったです。
正直ドラクエがあの惨状だったので不安でしたけどアルキメデスの大戦同様に杞憂に終わったので安心しましたw
一番の危惧していた広瀬すずさんの予告での棒演技も本編では全く気にならないちゃんとした演技だったのでそこも安心しましたw
まぁ内容に関しては金ローでのテレビスペシャルレベルで「可もなく不可もなく平凡」という印象。展開がほぼ天空の城ラピュタ過ぎてちょっとそこは「もうちょっと捻ろよ...」て思いましたけど(苦笑)
あと次元と五ェ門の活躍が少なかったのもちょっと不満でした。

しかしCGで描かれたルパンは本当に迫力がありましたし、テンポも良く93分ダレる事なく普通に楽しめたので良かったです!
パーフェクトとはいきませんが概ね満足な出来映えでした。アルキメデスの大戦に続いて山崎作品でアタリでしたね。
Yahoo!映画の評価はやっぱり偏向しててほんと当てになりませんねw

因みにドクター・スリープはもうご覧になりましたか?もしご覧になったらそちらのレビューもお願いします。
 
 
ベラデンさんがオススメの映画にハズレなし。

『累-かさね-』だって、

 

『アルキメデスの大戦』だって。

 

そんな「安心と信頼のブランド」ベラデンさんからお誘いあれば、

見ずばなるまい!

 

ドクター・スリープ

2019/12/9 イオンシネマ越谷レイクタウン スクリーン8 C5

 

私は一時期、スティーブン・キングの著作にハマり、

きっかけは映画『デッド・ゾーン』(1983)で、

deddo

 

 

分厚い上下巻の原作本も読み、

それから幾多の小説にやみつきに。

 

しかし映画『グリーンマイル』(1999)の頃に、

キングのホラー世界に根付く、

闇落ちの意識から脱する決意をし、

『IT』は原作も映画(1990)も完全ノータッチ。

 

それでも映画なら、

『ショーシャンクの空に』(1994)と『ドリームキャッチャー』(2003)『ミスト』(2007)あたりは面白かった。

 

だったら『シャイニング』(1980)につながる『ドクター・スリープ』だって観れば良さそうなのに、

なぜベラデンさんに示唆されるまでスルーだったのか?

 

理由はキング作品から距離を置くという決定だけを覚えてたのと、

上映中の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』だって、

前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 』(2017)の方も未見だし、

(金曜ロードショーで放送されたが見逃し)

なぜかそれの応用で遠慮することにしていた。

 

もう一つの敬遠理由は、

スタンリー・キューブリック監督作品には、

他監督が引き継いで、まともな続編ができたためしがないことで、

といっても例は『2010年』(1984)しか思い浮かばないが、

とにかく『ドクター・スリープ』には、色々と敬遠材料があったわけ。

 

しかし『IT』は全作(1990・2017・2019)スルーの私とて、

『シャイニング』(1980)は東武松原シネマで観ていたし、

441

2006-3

その際『シャイニング』の、
研ぎ澄まされた映像感覚は認めながらも、
心底「コワイ」とは感じなかったことも手伝ったとはいえ、

同作は色々と曰く付きの映画なので、

ベラデンさんのオススメでもあることだし、
いっちょ観とくべ、ということで。
 
感想は、見逃さないで良かった!
 
これはキング作品長編の特長で、
出だしは話があっちこっちにとっ散らかり、
「どう収束するんだ」と見当もつかないが、
最後にはしっかりまとめるという伏線回収の妙が堪能でき、
「なあるほど、そこにつながるわけね」と感心した。
 
それと、
個々人には生涯を通じて果たすべき命題とか人生課題があって、
それを果たす機会やチャンスは必ず訪れる
という概念は、
個の才能が尊重され、存分に生かされるアメリカという土壌あればこそで、
キング自身も、ホラー作家としての自らの資質と才能を、
存分に遺憾なく発揮できたからこそなのだろう。
 
果たして日本は今、
個々の才能を存分に発揮できるような社会体制か、

『ドクター・スリープ』の映画としての出来について述べれば、
主演の3人はお見事。
 
帽子の女性は、どこかで見た顔。
『メン・イン・ブラック2』(2002)のサーリーナ役、
ララ・フリン・ボイルかなと思ったら、
エンドクレジットでレベッカ・ファーガソンと判明して、
「ああ、なるほど、そういえば」と今さら納得。
↑『ライフ』(2017)
↑『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)
 
 
ユアン・マクレガーは安定感バツグン。
でもって、黒人少女アブラ・ストーン 役の、
カイリー・カラン(Kyliegh Curran)がバツグンにうまい!
 
で、ここからネタバレだが、
 
『シャイニング』のキャラ再登場で、
ジャック・ニコルソンらしき人物が、あんまり似てなくて。
 
さしづめ、アンタッチャブルコンビ復活の「全力!脱力タイムズ」の前フリ、
ザキヤマ(山崎弘也)を小手伸也が演じた程度しか似てなくてガッカリ。
 
他の旧キャラ再現シーンのそっくり度もしょぼかったのは、
この場面の言い訳だったのかとガッカリ。
 
いや、テレビ番組じゃないんだから!
の後で、これはないでしょ。
 
そこだけはさすがに、ちょっと残念でしたが、
大筋では納得感心。
ぜひ皆様もご覧ください!
 
 

 


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