『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』
Extraordinary Journey of the Fakir 2018
2019/4/25 六本木の試写室にて
6月7日公開。
4/25といえば、品川で『シャザム!』
銀座で『峰不二子の嘘』の試写を観て、
同じ日に3本目に観たのが本作。
『シャザム!』が空前のIMAX大画面。
『峰不二子』が試写室の小さなシネスコ比率の画面に、
現在は開閉式の垂れ幕はありません。画像はこちらより。
さらに両脇に黒味のビスタサイズ映写で、
その巨大VS極小の対比にクラクラ。
映画『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』の試写室は、
東映よりはさすがに大きく、
まあまあ持ちなおした。
とにかくこの日は3本映画を見て、
3本とも当たりで、寝落ちしなかった。
映画『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』は、
不思議な偶然の連続で、思わぬ方向に人生の舵を切ってしまう男の人生ドラマ。
出発点がインドで、主役もインド人だから、
当然観客はインド映画テイストを期待するが、
作り手もそれは承知していて、
それっぽい見せ場もある。
本作の言わんとしてることは、
人生ははじめから決まっているレールに沿って歩むのではなく、
そこから逸れてからがホンモノなんで、
今の自分が思いもよらぬ驚きの未来を誰もが夢見よう、
——ということではないか。
ホント、自分の人生をふり返っても、
自分の人生にとって欠かせない人との出逢いって、
まったく自分の意に介さない時間や場所で起きていて、
そこに自分以外の誰かの「はからい」を感じるわけ。
私はそれを神と呼ぶ。