![スタートレックコレクション 83号 (ベイジョー戦闘艇) [分冊百科] (モデルコレクション付) (スタートレック・スターシップコレクション)](http://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51QgW5lfirL._SL160_.jpg)
デアゴスティーニ・ジャパン (2017-07-11)
またまたUSSディスカバリー（NCC-1031）のデザインが変更。
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2017/7/17に公開。
2017/7/17 に公開。
さすがに最終決定だろうが、
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作品の出発点になるべき、
主役宇宙船のデザインがこれほど後回しにされると、
本末転倒の『ディスカバリー』製作姿勢に疑問を感じざるを得ない。
とにかく、
各部を見ていこう。
円盤部第一船体
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『イントゥ・ダークネス』（2013）のベンジャンスに続き、
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円盤部の途中が肉抜きされた構造。
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よく見たら、
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この記事の時点で、
肉抜き処理は決まっていました。
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天体観測ドーム
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TOSエンプラ以来久しぶりに、
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天体観測ドームが発光する。
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↓昨年のCGでは、無発光。
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フェイザーバンク
オッパイ型が２門で一組のフェイザーバンクは、
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円盤底部には、片側３箇所、計６箇所に装備されている潤沢さで、
↓エクセルシオの計５箇所さえ越え、
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改装型エンプラでは、計３箇所と遠く及ばない。
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デルタ翼型第二船体
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航行用ディフレクター
航行の障害となる前方の物質を吹っ飛ばすディフレクターディッシュは、
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改装型エンプラ以降の発光を引き継ぎながら、
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中央から、TOSエンプラのスパイクのように、
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なにやら複雑な形状の突起が生えている。
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↓昨年のCGでは、こんな突起は、影も形もなかった。
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謎の発光グリル
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改装型エンプラのワープナセル側面にあり、
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映画劇中では、発光時には常にブルーだったが、
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１作目『スター・トレック』（1979）のスタジオモデルは、
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実際にはパープル発光だった部分と酷似している。
しかしこの部分は何なのか？
改装型の場合、発光するのはナセルの内側だけで、
互いにエネルギーを放出し、ワープフィールドを発生させる予定だった。
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しかしこのエネルギーバインダーはボツになり、
チラーグリル（放熱冷却スリット）という位置づけに落ちついた。
ディスカバリーのこの部分に、チラーグリルでもなかろうが。
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ワープナセル
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後端に、これまで確認できなかったフィンがある。
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こうしたフィンは、
↓TOSエンプラにも、
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↓改装型にも、
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絶妙なアクセントになっていたので、復活は歓迎だ。
バサードコレクター
「バサードコレクター」とは、星間物質取り込み口のこと。
TOSエンプラから、
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↑パイロット版には、先端にスパイクあり。
↓レギュラー版は発光部が内部で回転していた。
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↓D型も発光。
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↓E型も、
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NX-01も、
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とにかく主役エンプラは一貫して発光していたのに、
なぜか改装型だけ、無発光だった。
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インテイク（取り入れ口）なんだから、光らない方が理にかなってそうだけど。
ディスカバリーは、昨年のCGモデルでは、
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↑TOS型の発光コレクター（インテイク）が３連横並びしていたが、
↓無発光の穴３つに置き換えられている。
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相当なテコ入れで、
ずいぶんとサマになるデザインに進化はしたが、
TOSエンプラの、カーク船長の５年の深宇宙探査の
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10年前って時代設定なのに、
うんと後の年代の、改装型エンプラNCC-1701のデザインエレメントが貼り付けられたり、
ネロの歴史改変後（ケルビン・タイムライン＝代替現実）のデザインからも拝借があるので、
実は何も考えていないという意味では、
相変わらずのディスカバリーなのであった。
以上、最新ポスター画像から見とれる、
USSディスカバリー最終デザインの分析でした。