これ(「おい、ジョージ!」)のつづき。
『エピソード3 シスの復讐』公開時に、
「これって、たかだか4日かそこらの話なんですか?」
と訊かれて、
いったんは「んな、アホな!」と思ったが、
夕暮れや夜景、朝の薄暮等の情景描写を手がかりにすると、
あながち否定もしきれない。
そこで映画を思い出しながら、日数を特定してみると、
〈1日目〉
パルパティーン議長の救出から、
アナキン夫妻の現状、まで。
〈2日目〉
ストーリー転換の下準備として、
オビ=ワンはグリーバスの足取りを追い、
アナキンは議長との心の距離を急速に近づける。
〈3日目〉
まさに怒濤の展開。
オビ=ワンがグリーバスと戦っている間、
アナキンはパルパティーン議長の正体を知り、討伐しようとする。
しかし結局は「かどわかされて」、アナキンは悪の道に堕ちる。
銀河全域にジェダイ粛清の嵐が吹き荒れ、
アナキンはジェダイ本尊の寝込みを襲う。
〈4日目〉
パルパティーンが皇帝への即位と、帝政への移行を宣言。
殺人鬼と化したアナキン=ダース・ベイダーは、その魔手を火山惑星に伸ばす。
粛清を逃れて本尊に戻ったオビ=ワンは、弟子アナキンの悪行三昧を知り、
案ずる妻パドメが、夫アナキンの居場所に向かう宇宙船に密航。
かくして、火山惑星で師弟対決が、
並行して銀河首都では、善悪の頂上決戦が繰り広げられる。
アナキンは師オビ=ワンに敗れ、
手脚切断、溶岩まみれのWダルマ(①イモムシ②火だるま)状態。
ヨーダと痛み分けた皇帝が駆けつけた時には、
機械化しか、生き延びる術は残されていなかった。
長くなったので、つづく。
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「おい、ジョージ!」解答編(前編)
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