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帝国スカウト・ウォーカー商品カタログ/まつわるエトセトラ〈その3〉

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これ(スカウト・ウォーカーにまつわるエトセトラ〈その2〉)
の続きだが、

その際、最後に紹介した動画の完成画像が、
↓こちら。
600
さすがに最盛期と比べると、バランスの悪い仕上がり。


メイキング(映画製作の舞台裏)の話題はいったん中断して、
関連商品の話に寄り道を。

↓予定されていた出番が一つ減り、
12321
↑ボツシーンの撮影案と思われるスケッチ(ストーリーボード)は、
↓この本に収録されています。

The Making of the Empire Strikes Back: The Definitive Story Behind the Film
J. W. Rinzler
Aurum Press
売り上げランキング: 111,532

↓たった2カット、横スクロール出演となった、
みっと
『帝国の逆襲』版、脚の長~い、スカウト・ウォーカー。

チョイ見せ出演なのに、
なぜか人気爆発。

↓基本的には、横スクロール出演のみが、
くだん
考慮されていたらしい。


Star Wars Storyboards: The Original Trilogy
Lucasfilm LTD
Harry N. Abrams
売り上げランキング: 22,658

当時(1980~82)でも、
けっこうな数の立体商品が出ている。

まずはケナー社の主力ライン、
10センチサイズのフィギュア用ビークル。
すかうと
当時は堂々の玩具化にビックリ!

そして歩行アクションが、ブキミに秀逸!


立たせるために足(靴)が大きく、
さんたいぷ
自重でしゃがみ気味とはいえ、実物モデルをよく再現している。

↓『ジェダイ』パッケージですが、ビークルは昔ながらの『帝国』版。

お次が、
マイクロコレクションの、
「ホス・ジェネレーター・アタック」=シールド装置を破壊せよ!
じぇね
フィギュア用ビークルの簡略版といった感じで、
ホスのマイクロコレクションをまとめた、「ホスワールド」セットもあった。


マイクロコレクションのスカウト・ウォーカーは、
↓ワンタッチで分解するギミックがあった。

6:50あたり。

お次が、プラモのジオラマ(ダイオラマ)セットで、
↓MPC版は、「バトル・オン・アイスプラネット・ホス」
はこはこ
↑AMTブランドの再販は、「バトル・オブ・ホス・アクションシーン」


帝国軍側の布陣は、
進撃する2台と倒れた1台のAT-ATに随行する形で、
tohaie
1台のスカウト・ウォーカーが付属している。

え?
どこにいるのか、わからない?

↓ここにいますよ!
ここに
↑スナップ式で、わずか2ピースの左右分割パーツ構成。

↓こっちの方が、わかりやすい。


このセットには、
↓小さな兵隊フィギュアがたくさん付属するんだが、
けっこう
帝国軍兵士が4種×4の16体。反乱軍兵士が5種×6の30体。

スカウト・ウォーカーでさえ満足に写ってる写真がないんだから、
紹介は絶望的
…と思ったら、
ビデオゲーム「エンパイア・アット・ウォー」のプロモ画像に、


これがあり
attouxo-
↑反乱軍兵士5種類も、
↓帝国軍兵士4種類も、
niri
プラモ「ホス」ジオラマ付属の兵隊フィギュアが配されているという、
ほとんどの人には気づかれない芸コマぶり。

これを読んでしまったあなたも、
またムダ知識が増えてしまいましたね。

もちろん『帝国』版スカウト・ウォーカーの立体商品は他にもありますが、
現役(『帝国』から『ジェダイ』までの1980~82)時代の海外製品は、
たしかこれだけです。

↓日本ではツクダのメタルがありました。
mimimi
ただし劇中版ではなく、設定スケッチ版。
というのも、当時は実物モデルの正面写真が公表されず、
流通したジョンストンのスケッチが、AT-ATと同じ、
幅広コインスロット型の1枚窓
“風”だったので、
naminami
↑たいていのイラストで、そのように描かれていたから。

以上、いつものことながら、
今さらそれを知って、
なんになる?

的な情報をお送りしました。


次回はたぶん、メイキングに戻ります。


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