これ(スカウト・ウォーカーにまつわるエトセトラ〈その2〉)
の続きだが、
その際、最後に紹介した動画の完成画像が、
↓こちら。
さすがに最盛期と比べると、バランスの悪い仕上がり。
メイキング(映画製作の舞台裏)の話題はいったん中断して、
関連商品の話に寄り道を。
↓予定されていた出番が一つ減り、
↑ボツシーンの撮影案と思われるスケッチ(ストーリーボード)は、
↓この本に収録されています。
Aurum Press
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↓たった2カット、横スクロール出演となった、
『帝国の逆襲』版、脚の長~い、スカウト・ウォーカー。
チョイ見せ出演なのに、
なぜか人気爆発。
↓基本的には、横スクロール出演のみが、
考慮されていたらしい。
Harry N. Abrams
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当時(1980~82)でも、
けっこうな数の立体商品が出ている。
まずはケナー社の主力ライン、
10センチサイズのフィギュア用ビークル。
当時は堂々の玩具化にビックリ!
そして歩行アクションが、ブキミに秀逸!
立たせるために足(靴)が大きく、
自重でしゃがみ気味とはいえ、実物モデルをよく再現している。
↓『ジェダイ』パッケージですが、ビークルは昔ながらの『帝国』版。
お次が、
マイクロコレクションの、
「ホス・ジェネレーター・アタック」=シールド装置を破壊せよ!
フィギュア用ビークルの簡略版といった感じで、
ホスのマイクロコレクションをまとめた、「ホスワールド」セットもあった。
マイクロコレクションのスカウト・ウォーカーは、
↓ワンタッチで分解するギミックがあった。
6:50あたり。
お次が、プラモのジオラマ(ダイオラマ)セットで、
↓MPC版は、「バトル・オン・アイスプラネット・ホス」
↑AMTブランドの再販は、「バトル・オブ・ホス・アクションシーン」
帝国軍側の布陣は、
進撃する2台と倒れた1台のAT-ATに随行する形で、
1台のスカウト・ウォーカーが付属している。
え?
どこにいるのか、わからない?
↓ここにいますよ!
↑スナップ式で、わずか2ピースの左右分割パーツ構成。
↓こっちの方が、わかりやすい。
このセットには、
↓小さな兵隊フィギュアがたくさん付属するんだが、
帝国軍兵士が4種×4の16体。反乱軍兵士が5種×6の30体。
スカウト・ウォーカーでさえ満足に写ってる写真がないんだから、
紹介は絶望的
…と思ったら、
ビデオゲーム「エンパイア・アット・ウォー」のプロモ画像に、
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↓これがあり、
↑反乱軍兵士5種類も、
↓帝国軍兵士4種類も、
プラモ「ホス」ジオラマ付属の兵隊フィギュアが配されているという、
ほとんどの人には気づかれない芸コマぶり。
これを読んでしまったあなたも、
またムダ知識が増えてしまいましたね。
もちろん『帝国』版スカウト・ウォーカーの立体商品は他にもありますが、
現役(『帝国』から『ジェダイ』までの1980~82)時代の海外製品は、
たしかこれだけです。
↓日本ではツクダのメタルがありました。
ただし劇中版ではなく、設定スケッチ版。
というのも、当時は実物モデルの正面写真が公表されず、
流通したジョンストンのスケッチが、AT-ATと同じ、
幅広コインスロット型の1枚窓“風”だったので、
↑たいていのイラストで、そのように描かれていたから。
以上、いつものことながら、
今さらそれを知って、
なんになる?
的な情報をお送りしました。
次回はたぶん、メイキングに戻ります。
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