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ファミリアー 歌姫の死と再生
本ブログの読者の皆さんは、後でほぞをかむ思いをしないように、全員読んでね!
何せ、今ならタダなんだから!
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そしてよければ、感想もお寄せください。
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今回はこれの続きで、
ニーダ艦長のシャトルが、
↓こういう形に結論づけられた経緯。
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このページの、GKvfx(ジーン・コジスキー/Gene Kozicki)の投稿より。
2010年のワンダーフェスト(名前からもわかるように、アメリカ版ワンフェスともいうべきガレージキットのイベントで、1990年に始まった)に、いわゆるSW(もちろんフィルム時代の旧三部作のみ!)に「濃ゆい」奴らが集まり、
まだ撮影用モデルを徹底再現していないメカは何かという話になった。
前段として、
TIEボマーや、
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↑恐らく一番早く撮影用モデルを個人で再現したTIEボマーの例は、1995年にティム・ケッツァーが完成させたもの。
大判画像はこちら。ケッツァーは2008年には、倍寸モデルに着手している。
プロボットの外殻カプセル(プレデターI・ワン・プローブメイト・ジャンプポッド)、
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2012年3月に、デンマークのクロコハンターが完成させた、形も大きさも微妙に異なるプロボット用超光速カプセル2種。
元画像はこちらで。
日本では昨2012年に、MG誌で高橋清二氏が完成させてましたね。
『帝国』版の脚の長いスカウトウォーカー等、
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↑ジェイソン・イートンが、2010年に顧客から特注を受けて納品したもの。
資料として、高橋清二氏の秘蔵写真が提供された。
大判元画像はこちら。
マイナーメカの形状把握と流用パーツ解析が、ひとしきり終わっていることが挙げられる。
で、そのワンダーフェストの会場で、「ニーダのシャトルじゃね?」という話になり、そこから分析が始まった。
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当時の撮影では、ロングショット用には写真(平面)で済ませることが多かったが、
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これは向き(飛行姿勢)が変わっているので、モデル(立体)であることがわかる。
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画面キャプチャから読み取れるのは、TIEボマーにも流用されている、ダース・ベイダー専用タイの市販キット(MPC製)のソーラーパネルが、
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ボマーとは反対向きに取り付けられている(外側に折れ曲がっている)ことだ。
ローン・ピーターソン(ILM最古参でほぼ唯一の生き残り在籍モデラー)も、パット・マクラング(Pat McClung/ジョンストンのスケッチから、わずか1日でプロボット用ポッドをでっち上げたILMモデラー)も、このモデルについて覚えておらず、真相は闇の中。
資料写真も残されていない。
そこでストーリーボードにあたってみた。
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大雑把だが、読み取れることが2つ。
*双胴型で円筒形の機体本体
*外向きに折れ曲がった両翼
ーーーーということは、ニーダのシャトルのモデルは単純に、TIEボマーの翼を切り離し、
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左右を入れ替えて再接着しただけと思われる。
※筆者注:それが正解だと思う。
なぜならパネル外側の中央水平部分が白い(=黒いソーラーパネルがない)から。
ストーリーボードの日付は、79年の9月26日。
ジョンストンは、主要場面の特撮が終了次第、些細な場面の補強に努めたらしい。
そこでジョンストンの意図通りに、ニーダのシャトルを作り上げるなら、
*ボマーの爆撃ユニットは不用なので外す。
*翼の外側に、太陽光を取り込むソーラーパネルが貼られてないなんて論外。
----というわけで、
ジェイソン・イートンが完成させた、
ニーダのシャトルの理想形がこれだ。
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より大きな画像はこちらで。
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↓実際の大きさはこんなもの。元画像はこちら。
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↑こうしてニーダ艦長のシャトルは、めでたくジェイソン・イートンのプロップレプリカコレクションの仲間入りを果たしたのであった。
元画像はこちら。
ニーダ艦長のシャトルの話は、これでおしまい。
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栄華を極めたフィルム時代のILMとLFLが、デジタル化で凋落していく過程を追ったルポは、こちら!
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