これの続き。
とはいえ話の始めは、スタートレックではなく、スターウォーズ。
今からちょうど30年前の1983年の夏、『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』(当時邦題)公開中で、
SWコレクター歴はリアルタイムで『帝国』の1980年から。なのに巡り合わせが悪く、どうしても入手できなかったものがある。
たとえばこの、
↓劇場売りのヤマカツの『ジェダイ』ポスター商品。
生頼版は何度も入手の機会があったのに、こっちは必ず逃し続けて現在に至る。
家庭教師先の男の子(クラシナくん)の家とか、
↑五香六実のフォルクス模型の天井に飾ってたのに。
元画像はこちら。97年5月撮影だそうです。
うんと後年にスターケースでも見たけど、またしても金欠で逃す。
ケナー社のアクションフィギュアが、ツクダオリジナルが輸入代理店となり、1体500円で発売されていた。
全国の模型・玩具店で!
トイザらスがどこにでも当たり前にあり、そこで海外キャラの輸入フィギュアが売られてて当たり前の現在からすれば、何を当然のことを、と思われるでしょうが、
当時の海外トイを取り巻く事情は大きく異なり、とにかくあこがれのSWフィギュアが、近所(私の場合、大学途上の北浦和のニチイ/今のイオン北浦和店・旧北浦和サティ)で買えるなんて、衝撃だった。
↑ほら、ここがまだニチイだった頃、3階の玩具模型店にあったよね…って、誰がわかるか!
だって前年の1982年に、わざわざアメリカまで、ケナー社のSWアクションフィギュアを、自分で(個人旅行で)買いに行ったんだから!
だが全国くまなく?『ジェダイ』のフィギュアが入荷したのは、あくまでも最初の1回だけで、追加補充分は、チェーン店ならポストホビーに代表される、ごく限られた模型店にしか入らなかった。
そんな限定入荷の店の一つが、大田区は久が原の、モデルエースだった。
↓モデルエース久が原店の写真。あるところには、あるもんだ!
元画像はこちら。って、さっきのフォルク模型と同じ人(石屋主人)じゃん!
↓オオハシ模型の写真までありましたよ!
世の中には、スゴイ人がいるもんです!
モデルエースの品揃えは他店とは変わってて、ホンコン製が当たり前のバイカー・スカウトならメキシコ製、ジェダイのロゴではまず見かけない、カンティーナエイリアン(たしかグリードかハンマーヘッド)まで売られてた。
それだけでも、かなりの通の店だと分かるが、実際に足を運んでみたら、SWよりもST寄りの模型店で、
*他ではまず見かけない、ペーパークラフトの映画版エンプラが天井から吊られ、
*前回のエンプラ作例を担当した石原宏昭氏が、この店の常連モデラーだった。
*初版の映画版エンプラ(純正amt/ERTL移籍前)は、久が原店ではなく、荏原店のウィンドウ内に飾られていた。
HJ作例ではなく、モロ素組で、ワープナセルのレインボーステッカーがオモチャ臭かった。
↑元画像はこのブログより。
表面がツルツルと確認したのは、この時。
↓マッチボックス版を素組みしたもの。平滑な表面がビューティフォー!
元画像はこちら。2003年1月撮影。
とにかくモデルエースは、狭い店内に所狭しと、細かな製品がぎっしり詰まっていて、独自に輸入したものも多かった。
そしてようやく、3年前のHJの記事で、
キットのエンプラと実物(撮影用モデル)の違いが列挙された根拠は、
海外のST関連書籍で、
具体的には、映画版のブループリント集だったと知る。
だが、肝心のブループリントは、さしものモデルエースにも、もはや在庫切れ。
さて、どうするか?
というところで、つづく。
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