これ(兄弟の肖像A/恥ずかしい写真〈その5〉)
の続きで、
ウルトラセブンがらみで、
最終回や現役後の再登場から、
「恥ずかしい写真」を探してみる。
セブン上司
後にも先にも、「セブン」最終2話のみの登場で、
スーツもセブンの使い回し。
差違は全くないので、何も語ることはありません。
このキャラについての分析はこちらで。
売り上げランキング: 733
セブン再登場
セブン再登場時の注目ポイントは、
まずは何より、
目の電飾(発光機能)が生きているか死んでいるか。
「怪奇大作戦」第11話
「ジャガーの眼は赤い」(1968年11月24日初放送)の客演では、
目が死んでいた。
↓セブン本人としてではなく、街頭のサンドイッチマンという設定。
↑そのため顔こそ「まんま」だが、
↓右手がこのように!
↑一応これも、広義の「恥ずかしい写真」の一点?
売り上げランキング: 19,687
「ウルトラファイト」(1970)の原形、
サークロラマの
「ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦」(1969)
では、
初代ウルトラマンの、ズングリ体形スーツも出てきます。
↓5:50あたりから。
屋外撮影でも電飾がしっかり効いて(生きて)いた、
ホワイトラインのウルトラセブン。
番組放送中から、
パレードやイベントの場数をじわじわと踏んで行く、
「快獣ブースカ」は1966年11月9日 - 1967年9月27日、「ウルトラセブン」は 1967年10月1日 - 1968年9月8日で、放送時期は重なっていない。
売り上げランキング: 53,566
ドサ回りの旅では、
↓後頭部と首が激しく黒ずみがちで、
「ウルトラファイト」では、
↓黒首セブンの目から、光がすっかり失われていた。
売り上げランキング: 62,372
ドラマ本篇への3年ぶりの登場となった、
「帰ってきたウルトラマン」
第18話 「ウルトラセブン参上!」(1971年8月6日放送)では、
めでたく現役時代の眼光を取り戻していた。
だがこれは、
現役時代の上西弘次氏の
↑上西弘次(左)は、がっしりした格闘家体型だが、初代マンの古谷敏(右)の八頭身に比して、
↓あまりに頭でっかち。
サイズに合わせたスーツの再利用で、
新マンとの身長差が激しかったからなのか(※憶測であり、確証はありません)、
新たなスーツアクター、望月武郎氏に合わせて、
38話「ウルトラの星 光る時」(1971年12月24日放送)から、
新調されたスーツが登場。
胸の隆起の高さが、ウルトラマンたち(シルバー族)と揃えられ、
センターラインが隆起部に入っていない、この新スーツは、
「エース」の全出演ぶんを、ラインなしで過ごし、
「エース」への、セブン単独客演は3回。
第31話「セブンからエースの手に」(上段)エメリウム還元光線でバクタリを元のバクに戻した。
第39話「セブンの命! エースの命!」(中段)ファイヤー星人に敗れたエースを激励した。
第44話「節分怪談! 光る豆」(最下段)オニデビルの赤い豆を食べてしまった北斗星司=エースをウルトラの星に呼び出し、体内から赤い豆を取り出した。
どれも大して、登場意義の感じられないものだった。
↑「タロウ」1話から、同じスーツにラインを塗り直し、
↓「タロウ」客演の大半と、
↑タイとの合作映画「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」(1974/1979年3月17日(日本公開は1979年)
を、センターライン入りで乗り切った。
この映画、1979年、上映当時に見ましたが、
本編のテンポが独特で、二度と見たくありませんでした。
どうしてもという人は、こちらでどうぞ。
「レオ」第1話「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」では、
↓胸の隆起の形と大きさが現役時代に戻ったかわりに、耳がなかったが、
↑「タロウ」第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」のタイラント戦に、すでに同じ「耳なしセブン」は登場していた。
この後もセブンの客演は続くが、
「恥ずかしい写真」は、まだ「レオ」までなので、
今回はここまで。
ウルトラセブン Blu-ray BOX II
posted with amazlet at 14.11.16
バンダイビジュアル (2015-01-28)
怪奇大作戦 DVD-BOX 上巻【DVD】
posted with amazlet at 14.12.03
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2012-09-21)
快獣ブースカ COMPLETE DVD-BOX
posted with amazlet at 14.12.03
バンダイビジュアル (2013-03-22)
ウルトラファイト DVD BOX
posted with amazlet at 14.12.03
ポリドール映像販売会社 (2006-06-28)