実写版『ルパン三世』（2014）

いよいよ明日の30日から、
一般公開される（されてしまう）、
小栗旬が主演の
『ルパン三世』

この前、
この記事（妄想劇場『ベリーズ仮面、再び』（2016））で、
「ユーザーレビューで、平均2.4点」
と書いたそばから、
点数は少しだが上がっていき、
2.5点あたりをウロウロしていた。

大半の評価が星１つなのに、
なぜ？
と思ったら、
工作員が星５つの評価を定期的に放り込み、
しかもそれを
「役立ち度」をクリックして援護射撃する、
別部隊まで投入されているのだった。

「そんな裏工作を後でジタバタするぐらいなら、
もっと映画自体の出来に力を注いどけよ」
としか思わないが。

この記事を書く頃には、
さすがにマイナス評価を押し戻せなくなり、
平均は2.4より下回っている。

今後どれだけ低くなるかが楽しみだ。

監督の北村龍平の評価は、
むかしから散々だが、
私の初見作は、
『あずみ』（2003）で、
当時はテレビをほとんど見れずに、
上戸彩をこの映画で初めて見て、
けっこう気に入り、
映画自体の評価も悪くなかった。

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この手の映画が得意なはずの、
金子修介監督の続編
『あずみ2 Death or Love』（2005）よりも好印象だったぐらい。

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しかし、
北村監督の次回作
『ゴジラ FINAL WARS』（2004）はどうにもいただけず、
ようやく悪評の理由がつかめた気がした。

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それから10年。

もはや北村監督の手腕は完全に見透かされ、
「伝える力ゼロ」
「絶望的につまらない」
「ダメな奴同士でつるんで、ゴミをまた一つ増やしただけ」
という主旨の、手厳しいが、至極まっとうな評価が並んだ。

私には、
この映画に費やすムダな時間もお金もないし、
健康を害したくもなく、
心理的ダメージも被りたくないので、
鑑賞は慎んでご遠慮させていただきます。