これ(木製アルカディア号/あな知らアルカディア〈その8〉)の続き。
…と、その前に、
「訂正記事だョ!全員集合」の14弾。
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行方不明だった、
↓これが出て来たが、
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↓この画像は、その号では右端の翼端が切れていて、サイズも小さく、
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あらためてチェックして、画像自体は、
↓こちらに載っていたのだと気がついた。
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「気がついた」って事は、
上の画像は、行方不明だと思って、
ネットからパクったのがバレちゃったが、
ま…まあ、
*そもそも自分でも所有してるんだし、
*その号の記事も執筆したんだし、
*まんまでなく加工にも手間がかかったんだから、
カンベンしてください。
あ、それから目当てのウッドモデルの画像はとても小さく、
本ブログに載せた方が、よほど大きかったので、
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一応、ご報告。
では本題。
アルカディア号の画像検索の
条件を日本語に限定しないで、
英字綴りにも広げたところ、
英語以外のヨーロッパ言語、
特にフランス語記述およびフランス語の変名にも、
頻繁にたどり着くようになった。
それで次第に、
「宇宙海賊キャプテンハーロック」(1978-79)は、
フランスでは「UFOロボ グレンダイザー」(1975-77)に次ぐ、
大人気アニメだったことが、わかって来た。
日本版スターログ(ツルモトルーム刊)で、
↓「パリ・マッチ」誌というフランスの雑誌の表紙に、なぜかグレンダイザーが載ってるのを知ってビックリ!
胸のダブルハーケンが抜けていて、元画像はこれ→ http://picpost.mthai.com/pic/3790/60170.jpg らしい。
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↑日本市場では全く見かけないアニメ版に準じた絵柄。
海外のポスター商品のために、後年に描かれた一連のイラストの一点らしい。
ただし「グレンダイザー」が「ゴルドラク」(Goldorak)になったように、
「ハーロック」とは全く別名の「アルバトール」(Albator)になっている。
海外への売り込み用に、
東映動画が用意した英文プレスキットでは、
HARLOCKになっているが、
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当初の正式英字表記HERLOCKといえば、
フランスでは
かつてモーリス・ルブランが、
自作「アルセーヌ・ルパン(リュパン)」シリーズの中に、
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コナン・ドイルの作中人物、
シャーロック・ホームズと助手のワトソンを登場させるも、
版権逃れのために、
「エルロック・ショルメス」“Herlock Sholmes”
「ウィルソン」Wilson
とアレンジした故事と通じてしまう。
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それにフランス人は、ハヒフヘホが発音できないので、
Herloack(エルロック)であろうが、
Harlock(アルロック)であろうが、
とにかくHで始まる名前は、
避けたほうが無難。
というわけで、
ラテン語で「白くする」「漂白する」と言う動詞の変化形の一つ(らしい)、
Albatorという名前に置き換えられた。
(以下、Wikiより)
フランスでは1978年に公共放送「アンテンヌ2」(Antenne 2)の子供向け番組『レクレA2』内にて17時15分から18時までハーロックの名をアルバトールに変え、
“Capitaine Albator”(「キャピテン・アルバトール」)
として放送された。
正確には、
“Albator, le corsaire de l'espace”
(アルバトール、ル コルセール ド レスパース
「アルバトール 宇宙の海賊」)
後年には「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」(1982-83)放映分
“Albator 84”(quatre-vingt-quatre/キャトルヴァンキャトル)と区別するため、
↓松本零士ブームも完全に去り、不発に終わった「SSX」だが、フランスでだけは「どうやらアルバトールの続編があるらしいじゃないか。なぜ放送しない?」と請われたらしく、1984年に放送された。
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↑「アルバトール84」放映後は、オリジナルの78年版ハーロックは、「アルバトール78」と呼び替えられた。
“Albator 78”「アルバトール78 (soixante-dix-huit=スワソントディズウィット)」
が通称となる。
と、だいぶ長くなったので、この続きはまた。
ちなみにアルカディア(号)は、「アトランティス」に改名され、
↓フランス語版アルカディア号商品の名前は、「アトランティス」。発売元がアトランティック社なので、ややこしい。
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海外版「宇宙戦艦ヤマト」タイトル「スター・ブレイザーズ」ブランドのプラモでは、ヤマトはARGO(アルゴ)になっている。
これは「スター・ブレイザーズ」で、
ヤマトがアルゴ(アルゴー船)と改名されたのに通じる、
古代神話や文明になぞらえる発想といえる。
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