これ(残り2人のスペースマン
/カンティーナ宇宙服の秘密〈その3〉)の続きですが、
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テーマは「スター・ウォーズ」ではなく、
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「猿の惑星」です。
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…が、先に「スター・ウォーズ」の訂正情報をば。
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この記事(やっぱりヤツはやって来た!)で、
サイドショウの1/6スケールR2-D2の発売を告知し、
魂ネイションの12“PM C-3PO(12インチパーフェクトモデル・シー・スリーピーオー)と、
対をなす製品
ーーーーと紹介したが、それは間違いで、
サイドショウの独自企画製品でした。
ちなみに、バンダイ製の、PM R2-D2の発売は、
中止になったとも、延期なだけかも、
まったく公式発表はありません。
ここにつつしんで、
お詫び申し上げます。
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ここから、ようやく本題。
『新・猿の惑星』(1971)で、
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冒頭に3匹のチンパンジーが着ていた宇宙服は、
ヘルメットが、『スター・ウォーズ』(1977)の
カンティーナ(酒場)のシーンで、
↓スペースマン♯3と♯4に流用され、
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スーツの方は、
↓ダンズ・ボーリンと、
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↓デュロスの1名(エローズ・マダック)に流用されたわけだが、
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そもそも、この宇宙服、
なんで「猿の惑星」(1968)で、
チャールトン・へストン演ずるテイラー大佐(船長)以下、
↓左より、ドッジ、テイラー船長、スチュアート中尉、ランドン。
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スチュアート中尉役は、ダイアン・スタンリー。
ANSA=アンサ(もちろん、NASA=ナサのもじり)
の乗組員たちが着用し、
“猿の惑星”探検中にくたびれて行き、
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↓1作目『猿の惑星』(1968)のロケ地、レイク・パウエルは、『ゼロ・グラビティ』(2013)にも登場している。
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(下2点)『続・猿の惑星』のブレントと船長も、1作目版の宇宙服を着ている。
『続・猿の惑星』(1970)でも引き継がれたものを再利用せずに、
わざわざ別物をあてがったのか?
『新・猿の惑星』には、削除された冒頭シーンがあり、
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不時着したテイラーの宇宙船を回収した(ありえないPART1)
マイロ博士が修理し(ありえないPART2)、
医者のジーラ、考古学者のコーネリアスと乗り込んで、
未来なき地球を見限って宇宙に脱出(ありえないPART3)、
地底人類と猿軍団の戦いの巻き添えを喰らったテイラーが、
息も絶え絶えに水爆を起動、(『続・猿の惑星』のストーリー)
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地球滅亡の衝撃で、宇宙船はタイムスリップ(ありえないPART4)、
1973年、つまりテイラーたちが人類初の恒星間飛行に出発した(ありえないPART5)
時代にたどりつく(ありえないPART6)。
ーーーーという始まりになるはずだった。
↓現存するスチルとシナリオを元に、ファンが復元した冒頭の削除シーン。
実際に撮影されたシーンでは、
3匹のチンパンジー学者たちは、
宇宙船内でもバイザーを下ろした(ありえないPART7)
船外スーツを着ていて、
(テイラーたちは船内スーツで外に脱出したため、
宇宙船内に残っていたのが、
真空作業用の船外活動スーツだけだったと考えられる)
これは当然、ヘルメットを脱ぐと、
中から猿の顔が出て来る衝撃シーンのためだった。
いくら顔が見えなかろうが、
会話の内容から、中身が猿だとわかってしまうので、
この冒頭の経緯はバッサリカットされたのであった。
結局、『新・猿の惑星』で、
3匹の猿がANSA標準型スーツを着なかったのは、
フルフェイス型のヘルメットを脱着できる、
リング状の首部マウントが未装備だったため。
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とはいえ、冒頭のシーンのためだけに、
わざわざヘルメットとスーツを3着も新調するのも、なんなんで、
結局過去作からのリサイクルで済ませてるんだが、
今日のブログは、ここまでで時間切れ。
↓なつかしいなあ、このポスター!
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東武松原シネマ2で、1枚100円で買った、1975年頃…。
続きはまた今度。
それまで、秘蔵映像をお楽しみください。
1974年の、「キャロル・バーネット・ショー」"The Carol Burnett Show"より。