これ(感動の区切り/『アナと雪の女王』〈その5〉)の続きで、
タイトルは、
“May J. Rises”
(メイジェイの飛翔)
最初に「仕分け」にMay J.が出てきた時は、
「誰、この人?」で、
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一般には、ほとんど知られていない存在だった。
「仕分け」の女王は、そろそろmisonoにミソがつき始め(シャレか!)、
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歌手単体で見れば(聴けば)、ジュウブンにうますぎる、misonoも、カラオケ採点では意外に奮わず。
思えば彼女から、「血を吐きながら続ける哀しいマラソン」は始まっていたのかも。
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さくらまやの、鉄壁の防衛が続いていた。
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盤石の安泰ぶりに思われた次の女王、さくらまやも、若さから来る遠慮で、細川たかしに敗れたあたりから調子が崩れた。
やはりこの年齢には、荷が重すぎたのかも知れない。
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その後「仕分け」での、May J.の快進撃が続き、
姉妹番組の「お願い!ランキング」にも、
「仕分け」への出場権をかけて、
歌うま芸人が挑む壁として、何度も登場。
なので、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子など、
May J.との対決で、より高得点を出した例は、
「お願い!」の方では、けっこう、しょっちゅういたわけで、
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2013/11/13放送の『下克上カラオケサバイバル』には、
直前放送の「お願い!」でMay J.を破った阿佐ヶ谷姉妹の渡辺が勝ち抜き、
完全に勝利を確信しながら敗れた。
そういや、増田有華も、この番組に出てたんですね。
実を言えば、別にサラ・オレインが、
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史上初ってわけでもない。
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とにかく番組のおかげで、
May J.の認知度はグングンあがっていくんだが、
最初のカバーアルバム、
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“Summer Ballad Covers”が、
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「仕分け」効果で売れに売れても、
中には厳しい評価もあって、
曰く、
「確かにうまいが、心に響かない」
「がなり立てているだけで、耳障り」
「周りが彼女を生かしていない」
等々。
個人的には、
「それを言って何になる?」
つまり
「現状でベストを尽くしてこれなんだから、
それ以上を望んだって、しかたないだろ」
とは思いながらも、
次のオリジナルバラード
"Love Ballad"には、
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なぜか私自身も食指が動かず、
(持ち歌よりも、カバーの方が魅力があった)
最新のカバー第2集、
"Heartful Song Covers"
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を1集目と比べれば、
明らかに新作の方が、歌の魅力が増していたりもして、
「なるほど、第1集の時の否定コメントは、
全てがいいがかりってわけではなく、
物足りなく感じる点への、
まっとうな指摘もあったのかもしれないな」
と思い直す部分も、なきにしもあらず。
とにかくXデー(連勝がストップした日)には、
May J.本人が、自分の前日のブログで、「絶対に見て欲しい」と告知。
さらに放送終了後たちまち、ブログを更新し、
敗戦の弁を語った。
そこに寄せられたコメントは、
(本人のブログにだから当然かも知れないが)
彼女を応援するものばかり。
「確かにうまいが、心に響かない」
から、
「点では負けても、歌には感動した」
に、
「がなり立てているだけで、耳障り」
から、
「力の限りの熱唱に、心打たれて、自然と涙が出た」
に評価が覆り、
そして、
「周りが彼女を生かしていない」
については、本人が自ら番組を通して、
「自分のステイタスが上がっていったのは、番組あればこそ」
と、自らの努力よりも、周囲の導きを感謝の気持ちで振り返る
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----と、May J.を取り巻く状況や形勢、人気や支持を、2年前とは完全に逆転していることが、なんとも感慨深かった。
May J.は歌手である以前に、
人としての鑑(かがみ)です!
次回は、対戦相手のサラ・オレインを中心に。