『ウルトラセブン Legend』
2023/11/23 TOHOシネマズ池袋 Screen 1 B-7
まずはこの記事(ゾフィー/矛盾まみれの肖像【その3】)へのコメントをここに再掲。
白井美也子
庵野秀明セレクション 4K『ウルトラセブン』 102分
庵野秀明セレクション 『ウルトラマンタロウ』

上映劇場 全15劇場(予定)
札 幌:札幌シネマフロンティア
宮 城:TOHOシネマズ仙台
東 京:TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ池袋、TOHOシネマズ錦糸町
神奈川:横浜ブルク13、川崎チネチッタ
愛 知:109シネマズ名古屋
大 阪:TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば
兵 庫:OSシネマズ神戸ハーバーランド
京 都:TOHOシネマズ二条
広 島:広島バルト11
福 岡:T・ジョイ博多
◆シネマトゥデイ 庵野秀明 、押井守の“ウルトラセブン愛”を明かす「円谷映画祭 2023」Part1 公開記念トークイベント (8:11)
ラインナップは「庵野秀明セレクション」と銘打ったものの、セブンもタロウも、何の変哲も無い、客寄せに無難な著名回を選んだだけ(それに、セブンは昨年とカブらないという制約もあっただろう)。
Part2『タロウ』は今年(2023年)が50周年の割に、目立った取り上げ方はされていなかったから、ちょっとは配慮したのか。
昨年のセレクト上映会は5話126分あったのに対して、今回は4話102分だから、実質値上げじゃん。おまけに、当地の劇場は12月から料金改定で値上げされる。
でも私は今年からシニア料金で、曜日に関係なく安く見れるようになったから、『セブン』は見に行っとくかなあ。
来年もまたセレクションをやるだろうか?4Kセブンを売り込むために。
カップリングは師弟関係でレオ(2024年が50周年)か。親子関係のゼロも15周年だけど、映画が主でテレビシリーズが無いからやりにくいか。
せっかく白井さんから情報をいただいたのに、「セブンの4K上映ねえ、わざわざ観るまでもないかな」とみくびっており、たまたま『ゴジラ-1.0』〈ゴジラマイナスワン〉
以後の新作上映作品を探り、
『セブン・レジェンド』って、なんやねん?
と色々調べてみた。
その結果、
近隣では、
- TOHOシネマズ日比谷
- TOHOシネマズ新宿
- TOHOシネマズ池袋
- OHOシネマズ錦糸町
の4館しか上映されておらず、しかも1日たったの2回上映。
「これは見逃せないぞ」と、久々の池袋へ。
池袋グランドシネマサンシャインではなく、
TOHOシネマズ池袋での鑑賞は、
『流浪の月』以来、
2022/6/1 TOHOシネマズ池袋 スクリーン1 D列-8番
1年以上ぶり。
11/23勤労感謝の日の木曜日に着いてみると、
『セブン・レジェンド』の上映回数は1回にまで減っていた。
上映まで4時間ほどあったが、焦って公開初日に観るまでもなさそうな、
新作の北野武監督作品『首』だとか、
やたらと人気の
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とかには目もくれず、
さりとて『ゴジラ-1.0』〈ゴジラマイナスワン〉の未体験別鑑賞方式、
4DX SCREEN (池袋グランドシネマサンシャイン)
だとか、ドルビーアトモスや
爆音上映(TOHOシネマズ)
にも都合がつかず、
結局は『セブン・レジェンド』ただ一本を鑑賞することに。
でもって100分(1時間40分)の上映時間を見ての感想は?
いや、これは絶対見逃し厳禁です!
なぜかyahoo!のレビューには掲載されず、
「十分な評価数がありません」表示続き。
鑑賞後に評価を試みるも、なぜか書き込みできず。
いくら4Kだろうと、何度も見て、
画質にこだわらなければいつでもサブスク視聴ができる「ウルトラセブン」なんかより、
よほど見ておくべき作品です。
途中から涙が止まらず、
円谷英二氏の元に集まった、
当時の平均年齢、わずか22歳のスタッフの才能と熱意が結集。
「ウルトラ」シリーズ最高峰が、

わずか3タイトル目で早々完成。
その後現在の「ブレーザー」まで続きながら、
どの作品も、決して「セブン」の水準を超えられない。
こんなとんでもない作品が55年前にできた秘訣はなんだったのか?
「レジェンド」は存命中の関係者の証言を元に、
本年・昨年の「4K上映」作品も絶妙に絡めながら、
- 第7話「宇宙囚人303」
- 第26話「超兵器R1号」
- 第37話「盗まれたウルトラ・アイ」
- 第48話「史上最大の侵略」(前編)
- 第49話「史上最大の侵略」(後編)
- 「ウルトラマン」を原型に、一層の洗練と先鋭化を図り見事に成功。
- 脚本の金城哲夫、演出の実相寺昭雄、満田穧(みつた・かずほ)=「かずほ」の名は正しくは「禾(のぎへん)」に「斉」(
)と書くが、コンピュータ上で表記できる文字コードに含まれないため、項目名および本文では漢字の「穧」または平仮名による表記で代用する。実際の表記は下記の画像を参照のこと。ネット上では満田穧という代用表記も見られる。 デザインの成田亨、造形の佐々木明、高山良策、俳優の石井伊吉(いしい いよし)=毒蝮三太夫、古谷敏等の「マン」続投組に加え、音楽の冬木透、デザインの池谷仙克(いけや・のりよし)、美術の山口修(しゅう)、脚本の市川森一、田口成光(しげみつ)、俳優の森次浩司(現:晃嗣)、菱美百合子(現:ひし美ゆり子)等々の新規組が前任と遜色ないか、凌駕する仕事ぶりを発揮した。
- 総括役の円谷一と、なんといっても総監修の円谷英二の、子供向け番組でも決して子供だましではなく、幾度もの鑑賞にも色褪せず、大人の鑑賞にも耐えうる作品を生み出しながら、ポリシー「子供たちに夢を与える」を貫き通した
- 円谷英二はウォルト・ディズニーと同い年で、1968年の目標に遊園地(テーマパーク)構想をあげていた。
直近のウルトラマン・テーマがこの記事なので、ここに記します。
みんな大好きウルトラセブンが、今年も大スクリーンに帰ってきます!全国15劇場にて特別上映。11月25・26日に実施される「TSUBURAYA CONVENTION 2023(ツブコン)」との連動企画です。
◆円谷公式 > ニュース
円谷プロダクション創立60周年記念「円谷映画祭2023」開催決定(2023/10/30)