今日のテーマに連なる、
この記事(旧志津小学校青菅分校/場所の記憶〈その2〉)の際に、
クルマでなければ、おいそれといけない場所だったことも考え併せ、
「次は当然、電車で行ける、大佐倉(おおさくら)駅だよな」
と思っていたが、
たまたま『ゼロ・グラビティ』鑑賞で、
近くの成田までクルマで行ったこともあり、
iPhoneも、iPhotoも現在堅調なので、
ネットの画像だけに頼らず、自分で取材することにした。
ところで京成線で大佐倉駅の隣は、佐倉駅。
どっちの駅が大きいと思いますか?
名前からすれば、「大」がつく方のように思われるが、
↓路線図からも判断がつくように、
答えは断然、佐倉駅!
大佐倉駅って、
松本零士の
↓「元祖大四畳半大物語」や
↑「大ヤマト零号」、
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そこから派生して、同じ姓の松本人志の監督作、
↓「大日本人」や、
↑この4人が、本ブログでウルトラマンとしてカウントされることはありません。
主人公の大佐藤大(だいさとうまさる)みたいに、
皮肉や逆説的なネーミング。
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だが、大佐倉駅の創設は、実に1926年(大正15年)12月9日。
当時に、小さい方に皮肉混じりに「大」をつける感覚があったかどうかは、わからない。
とにかく、ネットで「大佐倉駅」を検索しようとすれば、たちまち「秘境」のキーワードがもれなくついてくる、その秘境ぶりをご覧に入れましょう。
電車なら、ただ各停に乗ってりゃ着くが、
クルマで行くとなると、一苦労。
途中まではほぼ一本道だが、駅の近くでエライ遠回り。
地元の人か、カーナビなしでは、とてもたどりつけない。
↓これが改札口。無人駅ではありません。
改札口は、東京方面行きホーム側1箇所だけ。
YouTubeより。
踏切を渡って、
成田行き側のホームを臨む。
駅構内の様子です。
停車時間は、とても短い。
以前に、駅から通じる道を散策したことがありますが、駅沿いに数軒の民家がある以外は、畑と小山、林ぐらいしかありませんでした。
京成電鉄が開通当時に、路線上にある、この近辺の集落の住民(おそらくは土地の有力者)の便宜を図って、この中途半端な場所に駅を設置したのだと思われる。
成田方面行きホーム側の、
踏切より東京寄りにある林は伐採、
小山は造成されてしまいましたが、
駅周りのたたずまいは、以前のままです。
とても2013年12月中旬の風景とは思えません。
以上、場所の記憶、第3弾、大佐倉駅の紹介でした。
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