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2回目『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』鑑賞に伴う雑感

2回目『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』鑑賞に伴う雑感

 

 

2023年7月7日の金曜日。

 

いよいよ来週の金曜日からIMAXなので、

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※2023年7月7日当日に撮影。

昼過ぎに越谷レイクタウンで査察。

 

まだ最終入口の表示は4DXのみだが、

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さらに引いたシネコン入口では、4DX表示が取り払われている。

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周辺には、

さすがにIMAX予告がチラホラと。

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↓まだ外観は4DX表示のまま。

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査察が終わったので、ついでに映画も1本見ておくかと、

村井國夫氏が吹替に返り咲いた『運命のダイヤル』吹替版でもと思ったが、

次の開映まで2時間もあるので、ふと「ここからテラスモール松戸までは近いのでは」と思い立ち、

夏空の晴天下の中、チャリで向かった。

 

新松戸駅までならチャリでたどり着いたことが何度もあるので、

実際に行ってみたら、南流山駅からの延長ルートはほぼ一直線で、

なるほど、こうたどり着くのかと実感した。

 

そこでどの映画を観るかとなって、

浦和のユナイテッドのIMAXは、上映方式こそ同じIMAXレーザー/12ch音響なれど、

シネコン改装型のため座席の勾配がゆるく、

前列観客の頭がスクリーン最下辺を遮るため、

完全映像鑑賞するには、完全新築のユナイテッドテラスモールで再確認するしかなかろうと。

 

2回目鑑賞『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』IMAX

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2023/7/7 ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸 9スクリーン F-16

 

見返してよかったです!

 

再鑑賞で気付いたことを訂正すると、

オープニングでパラマウントの山から本編冒頭映像に重なるお約束がなかったのは、

パラマウントのロゴ(静止画風)が、

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ディズニー100周年ロゴと

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ルーカスフィルムロゴに

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挟まれるためだったが、

順番は

  1. ルーカスフィルム
  2. パラマウント
  3. ディズニー
ではなく、
  1. ディズニー
  2. パラマウント
  3. ルーカスフィルム
だったのでここで訂正。
 
それと年号・年代に関して触れておくと、
1939年と1969年という30年を隔てた年号の言及は、
バズ・ショー(トビー・ジョーンズ)の遺したメモにあった数字の羅列からインディが導き出したもので、
結局は当たらなかった。
 
ショーの娘で、少女時代にウォンバットと呼ばれていたインディの名付け娘、
ヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)の年齢設定は、
冒頭の1944年の冒険時に、バズが「娘がいる」と述べているので、それ以前に誕生している。
 
1969年のインディは、
「18年来会っていない」「最後の対面時には12歳だった」と述べている。
 
1969-18=1951
1951-12=1939
 
ということで、インディとヘレナが飛行機内で回想していた時代は1951年なのでインディ若返り像は51歳。
1939年生まれの12歳のヘレナを演じたのはホリー・ロートン/Holly Lawton。
 

アポロ11号の月面着陸と宇宙飛行士の月面活動は1969年7月21日。

7月1日生まれのインディは記念パレードの時点では70歳となり、ニューヨークのホーク大学?教授を定年退官。

この70歳のインディを演じたハリソン・フォードは、

撮影時には78歳だったそう。

 

他に気づいたことは、

紀元前212年にシラキュースにいたアルキメデスは、

1969年にユルゲン・フォラー(マッツ・ミケルセン)がはめていた腕時計を手に入れるだけでなく、

アンティキティラ(ヘレナだけは「アンティカイティラ」読み)の片割れを仕事場に置いていたが、

墜落したドラゴン(第二次大戦時の独軍機)から助手が完全形のダイヤルを持ってくる。

 

現代にダイヤルを持ち帰ると厄介なので、元の時代に留め置きしたわけだがしかし、

さすれば紀元前212年のアルキメデスの手元には、二つのアンティキティラが残ったことになる。

 

これは皆さんもお気づきにならなかったでしょう?

 

それと脚本家がルーカスフィルムの現況を皮肉ったセリフを盛り込んでいることにも気づいた。

 

歴史は損失の連なりだ

責任は取ってもらう

 

これって、就任以来失策続きで、ディズニー社全体に損害を与え続けている、

キャスリーン・ケネディへの「あてこすり」でしょ?

 

最近の『ブラックアダム』393.3 million USD

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『シャザム!〜神々の怒り〜』133.8 million USD

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『ザ・フラッシュ』$249.8 million USD

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等のDC映画の不振や、

今回の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

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の興行不振は、

作品自体に欠陥があるわけではなく、

公開前から「絶対に観になんか行ってやるもんか」というボイコット運動の顕在化である。

 

DC映画の拒絶反応は、

『マン・オブ・スティール』(2013)668 million USD

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次回作の『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』(2016)872.7 million USD

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でザック・スナイダー監督が構築したスナイダーバース「ジャスティス・リーグ」(ジョス・ウィードン監督作)657.9 million USD構想に

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失望した観客が、その延長線上に位置する作品群に期待するのを辞めてしまったからだし、

『ワンダーウーマン』822.8 million USD

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『アクアマン』1.15 billion USD

『ジョーカー』1.074 billion USD

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『ザ・バットマン』771 million USD

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が興行的に成功したのは、脱ジャスティス・リーグ/脱スナイダーバース路線の単独作でもあったから。

 

逆説的に、ジャスティス・リーグを継承路線のキャストや出演者の作品は、

「もう二度とザック・スナイダー作品の悪夢は味わいたくない」という拒否反応から見向きもされない。

 

同様に、キャスリーン・ケネディの采配ミス、人選ミス続きのディズニー・新生ルーカスフィルム作品群は、

どうせシリーズの本質を見誤ったまがいものと烙印を押され続けている。

 

そもそもの始まりは、

『フォースの覚醒』$2.07 billion

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『ローグ・ワン』$1.057 billion

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までは好調だったのに、

『最後のジェダイ』$1.333 billion

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でライアン・ジョンソン監督がSWファンをコケにして猛反発を買い、

それ以降の作品は軒並み、

『ハン・ソロ』$393.2 million

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『スカイウォーカーの夜明け』$1.077 billionも、

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まるで奮わないまま、今日に至る。

 

『運命のダイヤル』公開前後から、アメリカ本国では「キャスリーン・ケネディ解雇」の怪情報があふれているが、

2023/07/09

監督のジェームズ・マンゴールドを糾弾する声は聞こえてこない。

 

これはつまり、「キャスリーン・ケネディが社長就任中はどうせロクな作品に仕上がるはずもないんで、『最後のジェダイ』で裏切られたトラウマを再び味わいたくない」というファン心理の体現であって、その状況が改善されるまで、2026年以降に久々にSW映画が公開されても大コケ必至。

たとえ社長が交代してもKK暗黒時代の企画だというだけで、観に行くのを敬遠する人の数は変わらないかもしれない。

 

そもそも契約上、K Kは解任されないようになっていて、解雇すれば契約違反で訴訟に出るかもしれないが、そんな厚顔無恥の彼女にこそ、『運命のダイヤル』劇中のセリフ、

歴史は損失の連なりだ

責任は取ってもらう

をぶつけたいよ。

 

これも皆さんはお気づきにならなかったでしょう?

 

ジョン・ウィリアムズの引退作はよかったです!

 

 

 

 

 

 


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