※先月(2021年9月)は15日にコロナから退院し、
たまっていたり速報性が求められる記事が重なったため、
連日更新が続きましたが、
今月(2021年10月)は基本的に、
水・土・日(火・金・土の深夜零時)の週3回更新に戻します。
本日は前回のこの記事(そうじゃないんだよなあ④/内山まもる平成ウルトラ作品集③)の続き。
いただいたコメント。
漠然と、
その筋の個人所有のノートやスケッチブックを集めて復刻すれば…
と思ってましたが、
誰が何を持っていて、どう連絡を取り、
気軽に貸してもらえるかなんてわからない。
それに比べて、
ショウワノートといえば、現存する紙製品主体の大文房具会社。
55年前のショウワノート製品の復刻となれば当然同社の許諾が必要だし、
ならば直接かけあって、
保管庫にある(と推測する)全品から復刻作業をした方が完璧なものも出来上がるのでは。
本ブログをつぶさに読み込んで下さる熱烈読者代表の、
白井美也子
本文からリンクされている、addictoe様の 妹さん のコロナ療養日記
◆note まりりん
addictoe様の感染入院
◆note まりりん
addictoe様の感染入院
↓
お父様の感染入院
↓
まりりん様の感染自宅療養
の経過が詳しく綴られており、コロナ対応に非常に参考になります。
元々かなり知識をお持ちで、先手先手に的確な準備をし、冷静に対処されたことに、大変感銘を受けました。
addictoe様には、このような頼りになるお身内がいらっしゃることは、幸せですね。
の経過が詳しく綴られており、コロナ対応に非常に参考になります。
元々かなり知識をお持ちで、先手先手に的確な準備をし、冷静に対処されたことに、大変感銘を受けました。
addictoe様には、このような頼りになるお身内がいらっしゃることは、幸せですね。
9歳若いまりりんには、たまたま私と父のかかりつけの病院近くに住んでいることもあって、4回の入院のたびに救われてきました。
特に今回ばかりは、
兄、父に続いて、
家族全員が深刻ダメージ。
妹は自宅療養の後、無事に復帰はしましたが、
とにかく空前の大騒動でした。
そこで私もせっかく生き延びたんだから、
それまでできなかった社会貢献をするなら、
自らに課した課題の第二弾として、
これ(ショウワノート製品からの内山まもる復刻画集)を目標にするのもありかな、考えておこうかなと。
※漠然と考えているだけなので、あてにしないでください。
では本日のブログ題
内山まもるの「揺れるココロ」①/そうじゃないんだよなあ⑤
に行きましょう。
「揺れるココロ」と言う題名は、
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第10話「揺れるココロ」のパクリです。
そもそもは、コメント欄での
投稿者同士のやり取りに端を発します。
かたおか徹治版ウルトラマン、私も苦手でした。
内山ウルトラマンに似せて描いてはいるものの、内山まもるさんの絵柄の持つ繊細さが感じられないところがなんとも…なんか大雑把と言うか…。
しかしジャッカル軍団の生き残りが登場する等内山ウルトラマンの設定を微妙に引き継いでたりするので、結局単行本は揃えちゃいましたねぇ『ウルトラ兄弟物語』。
設定引き継ぐんなら、内山さんがそのまま引き続き執筆してくれれば良かったのに(^^;
内山ウルトラマンに似せて描いてはいるものの、内山まもるさんの絵柄の持つ繊細さが感じられないところがなんとも…なんか大雑把と言うか…。
しかしジャッカル軍団の生き残りが登場する等内山ウルトラマンの設定を微妙に引き継いでたりするので、結局単行本は揃えちゃいましたねぇ『ウルトラ兄弟物語』。
設定引き継ぐんなら、内山さんがそのまま引き続き執筆してくれれば良かったのに(^^;
>麻朱麿さん
確かに内山先生に引き継いでほしかったですね。当時人間が描きたいということでウルトラから離れたみたいですが。
確かに内山先生に引き継いでほしかったですね。当時人間が描きたいということでウルトラから離れたみたいですが。
まずは、「ウルトラQ」(1966)
「ウルトラマン」(1966)
「ウルトラセブン」(1967)の頃は、
講談社にしか出版権がなかった。
そこで小学館は、
「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の間の東映作品「キャプテンウルトラ」(1967)を数誌で連載。
- 敵役としてバンデル星人が登場するのはテレビシリーズと同じだが、内容は大きく異なる。
- 漫画版では唯一単行本化されており、アケボノコミックス(曙出版)から1968年3月に第1巻、同年4月に第2巻がそれぞれ発売されたが、いずれも絶版。
- 2005年10月からは「マンガショップ」より全1巻が発売されている。
「セブン」後の小学館のウルトラ/円谷作品のマンガ展開は以下の通り。
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「ジャンボーX」から推移した「ジャンボーグA」(1970)
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1970年版
1973年にドラマ化されたものとは、一部設定が異なる。「ジャンボーグA」は地球の科学者でPATの技術顧問である大川博士が、PATの参謀から極秘に依頼されて建造した操縦型ロボットで、操縦者は大川博士の息子、真一少年となっている。デザイン自体はのちのテレビ版にきわめて近い。操縦室は、テレビ版では頭部左眼の奥に設定変更されているのに対して、漫画版では腹部格子状部分の中に位置する。ただ、操縦者の身体の動きにシンクロナイズさせる操縦方法自体は、テレビ版と同様である。セスナ機からの変形はテレビ版から追加された設定であり、漫画版には無い。
「ミラーマン」(1969)
↑下記リストにない、いいだひろ詩の「小二」版
1969年版
ミラーマンのデザインが1971年にテレビドラマ化されたものとは異なる。キャラクターデザインは、森藤よしひろ。
- よいこ 1969年11月号 - 1970年3月号 杵渕やすお
- 幼稚園 1969年9月号 - 1970年3月号 森藤よしひろ
- 小学一年生 1969年9月号 - 1970年3月号 中城けんたろう
- 小学二年生 1969年9月号 - 1970年3月号、1970年9月増刊号 久松文雄
- 小学三年生 1969年9月号 - 1970年3月号 久松文雄
1971年の「帰ってきたウルトラマン」での、小学館の意気込みはすさまじかった。
なにしろ年齢ごとのいわゆる「小学館の学習学年誌」というのが、
- よいこ 1971年6月号 - 1972年3月号 馬場秀夫、1972年4月号 久松文雄
- 幼稚園 1971年5月号 - 1972年3月号 中城けんたろう、1972年4月号 久松文雄
- 小学一年生 1971年4月号 - 1972年3月号 中城けんたろう、1972年4月号 森義一
- 小学二年生 1971年5月号 - 1972年4月号 内山まもる
- 小学三年生 1971年5月号、11月号 - 1972年3月号 高須礼二、1971年6月号 - 10月号 馬場秀夫、1972年4月号 林ひさお
- 小学四年生 1971年10月号 - 1972年3月号 平沢茂太郎(絵物語)、1972年4月号 斉藤ゆずる
- 小学五年生 1971年4月号 - 6月号 坂口尚、1971年7月号 - 1972年4月号 森藤よしひろ
- 小学六年生 1971年7月号 - 1972年4月号 森藤よしひろ
——と8誌もあった。
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講談社「週刊少年マガジン」での、
楳図かずおの「ウルトラマン」とか、
桑田次郎の「ウルトラセブン」のような、
↑この2ページ3コマ(赤枠表示)には先見の明がありましたね!↓
週刊誌ペースは不向きだろうと判断され、別冊サンデーに8回連載。
- 別冊少年サンデー 1971年5月号 - 1971年12月号 水穂輝
- 小学館BOOK 1971年4月号 - 1971年12月号 西田幸司、1972年1月号 - 1972年3月号 林ひさお
- ——とまあ、総合10誌での大連載。
この当時はまだ、
内山まもるは、「ジャンボーグA(旧)」つながりで、
つきあいのあった「小学二年生」で連載したまでで、
世間で小学館の学年誌のウルトラ漫画といえば、
読者の誰もが内山まもるを期待する、
と言う状況は、ご本人でも予想していなかったことだろう。
というところで、
今回はおしまい。
復刻して欲しいですな。