私個人のウルトラ最大の関心事は、
何と言っても、
CRぱちんこウルトラセブン2に、
樋口真嗣監督の演出で新撮パートに登場する、
後藤正行氏がデザインした、
リニューアル版ウルトラセブン。
マスク造形がセブンよりではなく、
ゼロよりだと言うこと以外に、
さらに調査を進めるうちに、
新たに気づいたこともある。
まずは、画像獲得に格好な動画が、新たに見つかった。
パンドンとの戦いの後、
アイスラッガーを戻し、直立。
そこから身をひねり背を向けて、
空へ飛び立つ。
でもって、
このぱちんこセブン、
2018年の7月2日が開始日なのに、
どうしてセブン「2017」と呼ばれるのか?
「ウルトラセブン2017」というのは、
ウルトラセブンの初放送の1967年から50周年と節目なためで、
実際のセブン2017というのは、
『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』2017/3/11
に登場したやつのことらしい。
↑『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』2017/3/11
↓『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』2017/4/15〜6/3
2017年4月15日から同年6月3日まで、『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』内で『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』のスピンオフテレビ作品『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』が全8話に渡って放送された。物語は劇場版のラストから直結した内容であるが、作中でエメリウムスラッガーが誕生するなど劇場版との時系列が異なる描写がある。1話につき約3分間であるが、内容によって前後しており、これに合わせる形で『ゼロ THE CHRONICLE』本編の尺が調整されている。
ぱちんこ版をリリース年度の
ウルトラセブン2018としないのは、
セブン50周年記念モデルとするのが、キリが良いためではないか?
ところでデザイナーの後藤正行氏は、
これを機に他のウルトラマ
そう聞いて、「何を勝手に。デザインは絶対堅固に死守が当然
とお考えのファンもおられましょう。
ですがセブンの前にも、五人のウルトラマンでデザインリニューア
一人目はウルトラの母で、
間に合わせの
⓪客演新マン+トリプルファイターの腕 1973/4/6はともかく、
「客演新マン」とは、
↑この画像は、『ウルトラマンUSA』の映画パンフレットより。
(情報提供:斉藤靖氏)
①「タロウ」1973/4/20
②「ウルトラマン物語」1984/7/14
③中間暫定版(1991)を経て、
↓チャイヨー版パチ(スーツは複数存在)と混同されるが、
撮影時期は、ウルトラマン25周年の1991年。ただし映像作品には登場せず。
③『新世紀ウルトラマン伝説』2002/8/3
——と、都合3タイプの異なるマスク/スーツ造形が登場。
二人目はウルトラマンキング。
1974/10/4の①は、
マントの有無、色の違いはともかく、
マスク造形は大差なく堅持だと思っていたら、
②『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』2009/12/12で大幅リニューアル
三人目、四人目はウルトラマンンネオスと
パイロット版の公開は1995/6/1?
タイトル作品登場は、2000/11/22
セブン21。
ウルトラセブン21/ツーワンのパイロット版登場は1995/6/1?
ビデオ作品「ウルトラマンネオス」登場は、2000/12/6
五人目はウルトラマンジョーニアス。
①まずはポピーの商品パッケージ用に、1979年の4月までに最初のスーツ。
②『ウルトラマン怪獣大決戦』1979/7/21撮影用の第2スーツ
③同作の屋外撮影用に、覗き穴が多数開けられたタイプ
②をベースに、スリット状の覗き穴の位置が移動したアトラク用スーツ各種
『新世紀ウルトラマン伝説』2002/8/3
マスク造形は横顔と鼻の不自然な隆起に難があり、
実物版新スーツは、2019/7/19
「ウルトラマンフェスティバル2019」ライブステージ第1部「受けつがれる光 僕らの未来」で登場。
そんなこんなで、
「大いなる陰謀」の次の「ギャラファイ」冒頭では、
同じ空間に幽閉されたユリアンが、
リニューアル版ぱちんこセブンに、
「あなたは…ウルトラセブン? でも少し姿が違うような…」
と問いかけ、
それに答えてこのシン・ウルトラセブン(仮)が何かしらの説明/言い訳をして、
その後の展開で、
後藤正行デザインの、
別のウルトラ戦士のリニューアルバージョンが登場するのかも。
まあ、パターンから行けば、
息子のタイガに寄せた
タロウかもね。
↑こういう今風(下からあおり見アングル)じゃなくて、
↓こんな自然体からのリニューアルでさ。
今回はここまでです。