昨日の記事(JOE氏、あなどりがたし!/コメント返し2021-1-2)に続き、
書き切れなかった部分をフォロー。
JOEさんはこの記事(誰も知らないスター・ウォーズ⑬)には、
JOE
——という、けっこう
「なかなかどうして」の難題をいただきました。
JOEさんのご要望に添えるかはわかりませんが、
一応、記事の方向性は整ったので、
持論を展開させていただきます。
そもそもマーク・ハミルが顔に重傷を負った自動車事故は、
いつ起きたのだろうか。
デイル・ポロック(Dale Pollock)の“Skywalking”は、
邦訳も何度か出ているが、
最初の刊行、
「ジョージ・ルーカス ハリウッドを越えた映像帝国の若き成功者」
(学研・1989年7月5日)
の278〜279ページには、こうある。
——ということは、
事故は1作目追加撮影の直前であり、
1977年1月11日、『スター・ウォーズ』撮影の最終盤、ハミルは撮影に向かう途中で自動車事故に遭い、鼻と左頬の骨を折ってしまう。 この事故の影響で、次作『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』では、ハリソン・フォード演じるハン・ソロ中心に脚本が変更されたとされる。また顔の傷跡を理由付けるため、雪男のような猛獣ワンパに襲われ顔を殴られるシーンが追加されたという説があるが、このシーン以前にも顔のアップがあり、ジョージ・ルーカスもこの説を否定している
——とのことなので、
顔を負傷して表情の変わったマーク・ハミルは、
『帝国の逆襲』(1980)本編撮影中はもちろんのこと、
テレビ番組「ホリデースペシャル」(1978年11月17日放送)
第50回アカデミー賞授賞式(1978年4月3日)
日時は、まだ映画の超ヒットが確定前の、1977年6月6日。
ことごとく、事故後に形成術を施され、
表情が変化した後のハミルだったことになる。
となると、JOEさんご要望の、
「確かに初期のポートレートなどを見ると、ハミル氏が角度のせいか鼻筋の通った金髪の美少年に見える写真を見かけます。
もし事故がなかったら、エピソード5から9までのルークはどんな顔だったのか興味があります」
もし事故がなかったら、エピソード5から9までのルークはどんな顔だったのか興味があります」
に応えるには、SW以前のハミルの出演作を探らねばならない。
そこから、SW以前の出演作の、
ハミルの表情集を選り抜きました。
(順不同)
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そんなこんなで、
事故前のマーク・ハミルは、
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たしかに、「鼻筋の通った金髪の美少年」だったことがよくわかる。
本来ならここで、
この、事故前の表情の「エピソード5〜9」版ルークのシミュレーション画像でも添えれば、
大満足なんでしょうが、
そろそろ更新時間なのと、
この件で私が展開したい話は別筋なので、
そちらについてはまたいずれ。
ルーク役のマーク・ハミルは、自動車事故で顔の形成手術を行ったと聞いています。確かに初期のポートレートなどを見ると、ハミル氏が角度のせいか鼻筋の通った金髪の美少年に見える写真を見かけます。
もし事故がなかったら、エピソード5から9までのルークはどんな顔だったのか興味があります。
もしかしたら氏に失礼なお願いかもしれませんが、比較写真などをお持ちでしたらご紹介ください。