母の元はトリプル/それ言っちゃダメ三連発〈その3〉
この記事(書評【2刷】オール・ザット・ウルトラマンタロウ)を受けて、
いよいよ、
それ言っちゃダメ三連発
の最終回です。
- それ言っちゃダメ三連発〈その1〉2019/7/2
- ホークとドラケン/それ言っちゃダメ三連発〈その2〉2019/7/10
関連してさかのぼると、
この記事(タイガ!テレ東ウルトラマン・No.6/白抜き画像ライブラリー19-7/2019/7/8)へのコメントで、
以下をいただきました。
Yancy(ペタ返し遅れ気味)
孫?
タロウって「父」と「母」の実子という記憶が。
という事は(タイガは)、「父」・「母」からみると孫って事?
昔のスポ根漫画じゃないけど、親父直伝の技とかじっちゃんの名にホニャララとかはないでしょうけれど。
ふと頭に浮かんだので、コメントしました。
という事は(タイガは)、「父」・「母」からみると孫って事?
昔のスポ根漫画じゃないけど、親父直伝の技とかじっちゃんの名にホニャララとかはないでしょうけれど。
ふと頭に浮かんだので、コメントしました。
↓そうです。
それつながり?で、
今回のトピックはウルトラの母ですが、
初代ウルトラの母といっても、
↓こちらではなく、
↑目にのぞき穴がない(? 目立たない)ですね。
ミニチュアランドのSAITOU氏によると、
ウルトラマンの眼の構造は、本来その効果を狙った穴の空き方で、
反射板が巧く作用すると丁度その部分が一致して隠れて白っぽく見えます。
反射板が巧く作用すると丁度その部分が一致して隠れて白っぽく見えます。
この母は覗き穴が巧く反射板とシンクロして隠れているだけで、穴はしっかり空いてます。
——とのこと。
さてさてそれはともかく、
こちらの、
↓第1話のみのウルトラの母の仮バージョンですが、
同様に、
私にしてみれば、
「それ言っちゃダメ」のガセネタ、
そもそもはSAITOU氏のご意向をくんだつもり…だったんです。
以前にお世話になりながら、
記事掲載には何段階ものチェックが必要なため、
ご無沙汰が続いていた、
特殊美術工房BD7 SAITOU氏は、
令和を機に
ミニチュアランド SAITOU氏に改称されましたが、
今回、改めて問い合わせて、
「黒い仮母はトリプルファイター改造」説について、
以下のように詳細なご回答をいただきました。
(青字部分)
同書の発行用に書き直した新規ライターが、を、「エース」の13・14話(ゴルゴダ星)新マン→初代マン→ゾフィのスーツは、眼光がイエローにもなってしまった↑(左)「帰ってきた」30話オクスター戦1971/10/29/(右)「タロウ」52話ドロボン戦1974/3/29
以前安井ひさしさんに伺ったところ
このエース〜タロウの時期は、
雑誌で印刷された際に黄色眼の方が歓迎されていた。
その部分を比較してみると、
同じ場所に同じ段状の帯が!肩から手首までは、トリプルファイターのスーツから移植したのでは?
マントの影を見誤り、トリプルファイターのスーツと思いこんだ
——と言う誤解の根拠は弱すぎるのでは?
と、さすがに疑問が浮かんだ。
そこで再び、
SAITOU氏に訊いてみると、
そこはそうかも知れません。
というのも、
ウェットスーツの場合は、着る人とサイズが合わないと、手の場合文字通り「皺寄せ」が関節にくる場合があるのです。
特に新マンの菊池さんに合わせたスーツは、
——の混同を戒めるような、
私の勝手な〈それ言っちゃダメ〉には、
「黒い仮母はトリプルファイターの改造」はくくれない
そうなので、
知識を拝借しながらSAITOU氏のご主張やご意向に沿わないわけにはいかず、
本日まで公開を先延ばししてまいりました。