前回の「おい、ジョージ!」解答編(前編)から、だいぶ間が開いてしまいましたが、
『エピソード3 シスの復讐』(2005)で描かれた出来事を、1日ごとにまとめる作業の続きです。
〈5日目〉
ルーク、レイアの誕生と、
ダース・ベイダーの誕生が交互に描かれる。
生命の誕生に続いて訪れる人生の幕引きと、
それに対する失意と無念。
〈6日目〉
アナキン=ベイダーに子供がいることは隠さねばならず、ヨーダ、オビ=ワン、ベイル・オーガナ議員はその策を案じ、パドメは子供をはらんだまま亡くなったことに偽装された。
ダース・ベイダーは皇帝の片腕として、影のようにつきまとう存在に。
〈7日目〉
生まれた双子のうち、女の子のレイアは、ベイル・オーガナの養女としてオルデラーンで育てられ、
男の子のルークは、砂漠惑星タトゥイーンで、ラーズ夫妻に託される。
オビ=ワンはこの星にとどまり、ルークの成長をかげながら見守ることにする。
というわけで、多少の時系列の入れ替えや区切り方の解釈の違いはあるだろうが、それはあくまでも日にち単位での調整に過ぎず、各出来事の間隔が、何ヶ月も、あるいは何年も隔たったりはしていない。
つまり、『ジェダイ』準備時の頃の原案と本筋は変わらないが、
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大きな出来事の間隔が、原案では「半年」や「2年」と開いていたのが、
たかだか1週間に集中して毎日矢継ぎ早に起きる形になり、
その結果、レイアが、
「幼少期に亡くなった母の面影をぼんやりと覚えている」という証言と、
実際のドラマが食い違うことになってしまった。
ではなぜ、旧三部作との整合性を犠牲にしてまで、ジョージ・ルーカスはこういう流れに変えたのか?
「脚本執筆は大の苦手」を自認するルーカスは、SWをミュージカルに見立て、六作全て、エンディングはセリフなし、ジョン・ウィリアムズの音楽に、場面を重ねる形で終わらせている。
同じ形で最終作『シスの復讐』を終わらせるにあたり、
セリフと合わせてジャマになるのは、場面転換に付随する「半年後」とか「2年後」という字幕である。
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そこでそれらを省くために、本来なら何年にもわたるはずの映画全体の時間軸を圧縮して、1週間単位にドラマを凝縮して見せる形に改めた。
*パルパティーンの正体が明かされたことへの、アナキンの反発から服従への転向
*共和制から帝政への銀河国家体制の移行
*隆盛から一転、ジェダイ騎士団の壊滅
*パドメの懐妊から出産、そして死亡から葬儀まで
----等々、本来なら数ヶ月から数年のスパンで展開すべき重大な事象が、
まるで日替わりランチのように、目まぐるしく推移する。
つまり史実としてのリアリティをあえて犠牲にしてまでも、劇的効果の方を優先させたわけである。
結果としてドラマはよりタイトに仕上がり、それなりに盛り上がりはした一方で、
随所にウソ臭さも目立ち、商売と割り切ったルーカス本人よりもSWに入れ込んだファンやマニアが、ドラマを事実として受け入れられないという、心理的抵抗を生み出す結果にもつながった。
ダース・ベイダーが臆面もなく再登場するとウワサされる、ディズニー体制下でのエピソードⅦ(7)以降が、
※正式なポスターではありません。
どこまでルーカスの「しきたり」を踏襲するのか、今から楽しみ半分、不安半分といったところ。
この話(「おい、ジョージ!」)は、これでおしまい。
「おい、ジョージ!」解答編(後編)
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緊急募集! 助けてください!/それまくる話(57)
「ミス・ストッキング強盗」の安藤美姫さん、
お母様になられたとか。
お父様は誰?
勝手な意見ですが、私は歯茎が目立つ人(女性)が苦手です。
その人に何の責任もないのに、なぜか恐怖心を抱いてしまうのです。
美醜は関係ありません。
↑コワイヨ~!
↓こんなにキレイなのに…。残念です(←何が?)
一説によれば、歯茎の目立つ人には、性に奔放な人が多いとか。
反対に、歯並びが良く、歯の形が美しい人には、
長澤奈央さんの美麗な歯並びを、ぜひ元画像で、ご堪能下さい。
無条件で降伏してしまうほど、憧れてしまいます。
↑歯茎が目立たなくても、性に奔放な人はいるんじゃ…(アワワ)
↓これ以上アップにすると、前歯がちょっと曲がってるようですが、
そもそも小顔なんで、じゅうぶんに合格です!
最近見つけた、歯のきれいなタレントは、
桐谷美玲さんですね。
矯正と言うこともあり、専門家のご意見はキビシイですが、私には満点です!
男女を問わず、歯の美しい人はよく覚えています。
1999年、『エピソード1』のアメリカ公開初日ツアーというのがあって、参加しましたが、
ユニバーサルスタジオ近くのホテルへの道に、迷ってしまいました。
ホテルの名刺を持ってましたが、
もうアメリカでもケータイが当たり前になっていて、公衆電話はのきなみ使えず、お手上げ。
セルフ式のガソリンスタンドに立ち寄り、給油をしているグループに名刺を示すと、その車に乗せて、ホテルまで送ってもらえました。
学校の先生たちのグループとのことでしたが、最初に応対してくれた男性の歯並びがとてもキレイで、14年経った今でも、その印象が強く残っています。
反対に、2007年のCE(セレブレーション・ヨーロッパ)で、
ロンドンの地下鉄(チューブ)で、時間を訊いてきた若者の歯は真っ黒で恐かった!
英語が出来ればどこでも行ける、何でも出来る。
英語が出来ないと無理な、人とのつながりもたくさんできますよね。
私は英語が出来ることを重宝されて、多くの外国人の助けになってきたと自負してはいます。
しかし、近年は、なにせ足下がおぼつかないため、以前なら手助けをしてあげられた件にも同じようには対応できず、不本意ながら、海外からのリクエストに応えられない状況が続いています。
「そういう(ボランティアに徹する)時期は脱したのだろう」と自分に言い聞かせながらも、昨晩もメールで断ったことに、今も悔やむ気持ちが残っています。
視覚がどんどん弱まっていく病のアメリカ人が、まだ見えるうちにと、日本のゲームをプレイしたいのですが、あいにく従来の日本のコンタクトを失い、輸入物では高くて手が出ないので、英語の分かる日本人とメールで連絡を取り、代金をペイパルで払うから、日本国内で買ってくれないか、という要望です。
「便利屋に使い倒すつもりはない」とは言ってくれているので、多少は手間賃も上乗せしてくれるということなのでしょう。
私はこれまでに知り合った外国人にも近年不義理が続いてしまっているため、新たな知りあいをこれ以上増やせませんが、そもそも自分の世界観が大きく広がったのは、海外の人たちとの交流があったからこそです。
自分の前歴(私立高校の英語教員)からも、英語の出来る若い知りあいはたくさんいるので、下記の条件にあてはまり、「一肌脱いでやるか」と言う方は、このブログの個人メッセージ、facebook、Twitter、mixi等でご連絡下さい。
*英語のメールのやりとりの出来る方
*現在、日本国内に在住で、指定された日本製品(ゲームソフト)を買って、アメリカに発送できる(誰でも出来るとは思いますけど)、もしくは過去にその経験がある方
*代金の受け取りに、ペイパルを使えるメールアドレスを持っていて(誰でも持ってますけど)、できればやり取りをしたことのある方
歯並びとかは、どうでもいいです!(笑)
なにとぞ、よろしくお願いします。
今回は、私事で失礼しました。
明日からは、いつものブログに戻ります。
電飾研究/究極の立体エンプラへの道〈7〉
これ(マジカム版/究極の立体エンプラへの道〈6〉)の続き。
1983~84年頃、
amt・アーテル社は、『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』(1984)公開に合わせ、
副題なしの「Ⅲ」版で、エンプラのプラモを再版。
「Ⅱ」版まであった、第一船体の窓から放射される光のイメージ
(※この記事の下の方に画像あり)は、
(電飾が「Ⅱ」以降は廃止されたことを反映して)
消去されている。
だが知る限り、(まだ市場に「Ⅱ」版の余剰在庫があふれていたため)
このキットは日本には未入荷だった。
実際、今回の一連の記事の素材集めで、初めてお目にかかったよ!
この1984年、アーテル社は、「Ⅲ」劇中に登場する新メカ、エクセルシオやバード・オブ・プレイをキット化せず、1作目のキット再版でお茶を濁した。
クリンゴン・クルーザーと、
バルカン・シャトルには、
発売は同じ1984年のアーテル再版でも、
1作目(THE MOTION PICTURE)表記と、
「Ⅲ」表記の2種類がある。
----ということも、今回の素材集めで初めて知った。
日本には、「なんで今どき?」と唐突な印象の、1作目表記版しか入荷しなかったと記憶している。
オリジナル版の箱絵はこちらで。
※モウロクしているので、記憶違いかも知れません。
映画版エンタープライズ(NCC-1701改装版)の、
amt・アーテルの1/537スケールのプラモを、
できるだけ劇中の実物に近づけるという試みは、
資料がそろい始めて、
↑内部図解のイラストで、船体外殻の塗装パターンが読み取れて、
↓ブループリントからは、プラモとの細部の違いが読み取れる。
あながちムリだとも言えなくなってきた。
そうなると、ヒトは往々にして、実現不可能な言い訳を見つけようとする(別名:積んどくモデラーへの道)ものですな。
アメリカの精力的なモデラー、インペイン(Inpayne=In Payne?)の棚。
ちなみに彼は、「積んどくモデラー」ではありません。
そこで改めて映画版エンプラを眺めてみると、
まさに満艦飾(まんかんしょく)という言葉がふさわしい、デコ(デコレーション=飾り・電飾)っぷり。
こうした照明のうち、各所の船名(ENTERPRISE)や船体番号(NCC-1701)を照らしているスポットライト(自照灯)については、
↓かなり大きなスタジオモデルでも、実際に船体に仕組んだ照明では実現不可能なため、
↑やむなく外部に設置した歯科医用の口腔鏡で照らしていたので、
さすがにプラモでそこまでやるのはムリだろうが、
当時すでに光学繊維(東洋レイヨンのエスカ)は市販されていたので、窓は発光できる。
光源は、LED(当時の呼称は「発光ダイオード」)は色数も限られ(赤・黄・緑の3色だけ)、
小型化もそこそこだった(現在も販売されています)ので、
豆球やムギ球を使うしかなかった。
エンプラのキットは初版(amt/マッチボックス箱)のみ、
第一船体の窓が発光できる仕組みで、
ムギ級6個と電池ボックスが付属、第二船体の先端が電池交換用に取り外せて、船底にON/OFFスイッチがあった。
再版以降は、このギミックは廃されたが、中空なキットなので電飾は至って容易。
となると、写真(静止画)ではなく、
映画のビデオパッケージが高価だった当時、
↓いわゆるフィルムコミック(フォトストーリー)、特にフルカラーの1作目版には重宝したが、
↑モノクロページが大半の、「Ⅱ」版は、ほとんど役に立たず。
動画を見直して、
*各発光部分の色の違いと、常時点灯/点滅の区別
*点滅の間隔や発光の強さ
----を確認しなければならない。
まだシネコンが一館もない時代。
封切りから日の経った映画は、ビデオ化されても高価で、
しかもテレビサイズに両端がカットされていた。
↓劇場ではこれだけあった画面情報も、
↑当時の真四角なテレビでは、こんなに端折(はしょ)られてしまった。
そこで中古のフィルムで上映する二番館、三番館を「ぴあ」で探して、
池袋の文芸座の地下(文芸座2)で、
久々に1作目を見たりした。
だけど特撮部分は全編にちりばめられていて、映画はダラダラと長いので、目当ての場面に集中するのがタイヘンだった。
今みたいに、クリック一つで、
↓目当ての場面だけ、カンタンに見れたりはしなかった。
『カーンの逆襲』の、ほぼ2年ぶりの再鑑賞は、新宿で。
どう考えても、スタトレに興味がなさそうな人が隣に座るや、ガーガーといびきを立てて寝始めた。
もちろん席はすぐさま移動したが、本気で殺意を覚えたね。
リライアントはエンタープライズの僚艦なのに、
あらぬところ(船体下部のインパルスエンジンのクリスタル)が、あらぬ光り方(点状の発光・点滅)をしていたし、
エンプラ自体も、1作目とは一部発光や点滅が異なっていた。
今みたいに、個人レベルで、CG完全再現できるようになるなんて、
思いもしなかった。
タミヤの点滅回路というのがあったが、
いざ買ってみると、
エンプラのストロボライトの、強烈で断続的な点滅は再現できないことも判明した。
と、自ら事態を先送りしている感は否めないものの、
私は私なりに、真剣にまともなエンプラを再現しようと奔走していたわけである。
まだまだ続くよ!
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第13話「異次元の狼」感想〈後編〉「宇宙戦艦ヤマト2199」
お約束した、これ(第13話「異次元の狼」感想〈前編〉「宇宙戦艦ヤマト2199」)の続き。
…と、その前に。
前回はコメントできない設定にしておいたら、
別の日のブログから迂回して、
カプセルの中で沖田が呼吸できる液体の正体は
本作の制作にも携わっている庵野カントクの、
「エヴァ」のL.C.Lでは
というご意見を、
本ブログをごひいきにしてくださっている、
ドリカンさんからいただきました。
いつもありがとうございます。
たしかに『アビス』からの引用なんかよりは、ご指摘のとおりでしょうね。
それがまた問題な気もしますけど、詳しくはまた稿を改めて。
ここから本題。
前回は、「ヤマトⅢ」の雪辱戦のように「2199」13話に登場した、フラーケンと次元潜航艦は、
緻密な描写もあって、なるほどよくできていた、というところまで。
いや、まだ戦いは終わっちゃいませんけどね。
※あれ、終わってませんよね?
それとも今回きりなの?
しかしそもそも、オリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクするだけだったら、「2199」にあえて「ヤマトⅢ」からのキャラや設定を盛り込もうなんて、思いつくだろうか?
実際、強引にそれをやったために、よく考えると、かなりヘンなことになっている。
13話の冒頭は、ワープ(ゲシュタムジャンプ)抜けして、
バラン鎮守府に続々と降り立つ、
ドメル率いる大ガミラス艦隊の威容。
これまでヤマトが戦ったのは、ザコキャラの一般型ガミラス艦で、
↓たかだか4隻が最多。※うろ覚えなので、間違ってるかも知れません。
バラン星にはそれが無数に集結しているうえに、ボスキャラは巨大で強大。
人的采配も的確。
数にかまけて、無能な現職(ゲール)に預けることなく、
戦い慣れた名将を、これでもかとばかりに投入。
こんなのが本気で牙をむいたら、
ヤマト1隻ごときに、とうてい勝ち目はないのでは?
消耗戦の末に、力尽きるのが関の山では?
というのが、13話冒頭が視聴者にもたらす感想なはず。
ところがフラーケンの次元潜航艦との戦いは、
冒頭の大艦隊のザコキャラにもボスキャラにも、まるで無関係。
なぜなら潜航艦は実験艦で1隻しか存在せず、
同じ戦い方は、他の艦にはできっこないから。
この実験艦にも知将が多数配属されているようだが、
彼らの戦法もまた、他のガミラス艦には応用できない。
話数を重ねることで、段階を追ってまともに話を進める気があるなら、
*浮遊大陸のザコ艦4隻と、バラン星に集結するおびただしい隻数の間を取り持つ程度のザコ艦数でコトにあたらせるとか、
*艦数の差だけでは戦いを差別化できないなら、新型艦を登場させるのはやむをえないにせよ、それと同型艦(たとえば戦闘空母の類)は、当然バランに集結した本隊にも配属されているとか、
等々の気配りが欠かせないだろうに。
同じガミラス側の描写がブツ切れ、チグハグで、第13話という括(くく)りの中でさえ、まるでつながらない。
このように、
他の人が総監督だったら絶対入れるはずのない
「唐突な夾雑物」を、
平気で「これでもか」とブッ込んでくる
神経(=無神経ぶり)こそを、
私は常々疑っているわけであります。
その理由は、単に「総監督が、そうしたかったから」(自分の積年のウップンを晴らしたいから)というエゴ以外には思い当たらず、そのエゴのゴリ押しには、お客さんへの配慮なんて、まるで感じられない。
そのくせ(だからこそ?)、自分が興味がないけど、話の展開上、通過せざるを得ない部分に対しては異様に投げやりで「やっつけ仕事」がミエミエ、「やりたくないこと」にはきわめていいかげんなところもウンザリする。
これって、見続けてくださっている人々への裏切り行為じゃないのか?
だって「2199」を見ている人たちは、「ヤマト」だから見てるんでしょ?
逆に「この人が監督してるから見てるんだ」って人が、どんだけいるのさ?
なのにどうして、「ヤマト味」よりも「自分味」を優先できちゃう(ヤマトの世界観よりも、自分の世界観を優先させられる)わけ?
私だったら、お客さんに申し訳なさ過ぎて、とうていこんな展開はやれないけどなあ。
だって考えてもみて欲しい。
「マルティナ・ミアーレの『逢いたくていま』が聴けますよ」
と宣伝されてたから来てみたら、
彼女は影も形もなくて、
なぜか唐突に、町あかりが出て来て、
「もぐらたたきのような人」を歌ったら、
「看板に偽りありだ、ふざけんな!」
と怒るのが当然で、
「いや、町あかりも、なかなかオツなもんですな」
と、したり顔で喜ぶ客がいたとしたら、
そいつはハッキリ言って、ただのバカである。
同じ事だと思われ。
もっともっと続けられるが、まだ語るべき機会はあと13回残ってるので、今日はここまでにしておこう。
ああ、そうだ!
商売と割り切って、ヤマト商法は好調らしいので、
私もあやかることにして、アフィをベタベタ貼り付けておこうっと!
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14話の感想に続く。
ウルトラマン72種類全リスト(中編)
これ〈ウルトラマン72種類全リスト(前編)〉の続き。
と、その前に。
ウルトラの母の名前は、「メリー」ではなく、(ウルトラウーマン)「マリー」とのご指摘を、
カナタさんよりいただきました。
「ケンとメリー」に由来するので、同名(Mary)のカナ表記違いのマリーが本名とは知りませんでした。
訂正しておわびします。
また、
前回の最後の方の
ウルトラマンティガの、
7つのバリエーション(タイプチェンジ)のうち、
現役時代、つまりテレビで同タイトルが放送中に出てきたのは、
㉖基本形のマルチタイプ
㉗パープル基調でスリムなスカイタイプ
㉘レッド基調でたくましい体型のパワータイプ
㉜第52話にだけ登場、スーツ自体はマルチタイプで、照明効果だけが異なるグリッターティガ
の4つだけで、
残りの3つ、
㉙体色は黒と黒銀で、塗り分けと体型は㉗スカイタイプに準じるティガダーク
㉚体色は赤と黒と黒銀で、塗り分けと体型は㉘パワータイプに準じるティガトルネード
㉛顔とプロテクターの溝が黒銀だが、それ以外は㉖マルチタイプと同じティガブラスト
は、平成三部作
「ティガ」(1996-97)
「ダイナ」(97-98)
「ガイア」(98-99)終了後の、
2000年3月11日に公開された、
TV「ティガ」の完結編であり「ダイナ」の前日談でもある、
劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』
にようやく登場するので、
「ティガ」の続編のダイナのタイプが、3つしかないのは、
7つもタイプがあった「ティガ」の反省からではなく、
当時は(スーツの新調が不用なグリッターをのぞけば)
3つしかなかった前作を踏襲したまでのこと、
----という主旨のご指摘を、ゼクアイン太郎さんからいただきました。
ゼク・アイン・タロウ?
ありがとうございます。
修正情報だけで、かなり長くなったので、今日はここまで。
…とはいかず、関連事項もあるので、行けるところまで行きましょう。
今回は、37種類目から。
ここ以降は前回同様、
*青字は、Penでリスト化されたもの。
*順番は、「ウルトラヒーロー完全ガイド」のページ順に準ずる。
37. ガイア
38. ガイアV2
39. ガイアスプリーム
40. アグル
41. アグルV2
地球の大地の巨人、ガイア㊲は、ライバルの蒼き海の巨人、㊵アグルの形質を取り込んで、㊳V2(バージョン2)に。
アグルの出番は終了…のはずが、人気が出てこちらも㊶V2として再登場。
ガイアは負けじと?㊴スプリームへと進化する。
今では、ガイアといえば㊳、
7/10の「ウルトラマンの日」から放送開始される、「ウルトラマンギンガ」に合わせた玩具展開、ウルトラヒーロー500でも、
↓ガイアはV2。
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アグルといえば㊶と、
↓アグルのウルトラヒーロー500もV2。
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共にV2のことを指すようで、
デフォルト(初期設定)の㊲ガイアと㊵アグルが顧みられることは、ほとんどない。
ところで、「ゼアス」(1996)「ティガ」以降の平成期になると、M78星雲、光の国の本家ウルトラマンは、なんとも肩身の狭い存在に。
42. ネオス
43. セブン21
↓本家のはずのネオス、セブン21でさえ影が薄いんだから、
↑正式に「ウルトラ」を冠していない「アンドロメロス」(1983)の戦士達、左からフロル、マルス、メロス、ウルフも、本リストからは当然のごとく除外。
ネオスとセブン21のコンビは、キャラ発表が1995年だったのに、正規タイトル「ウルトラマンネオス」のビデオ作品が完成したのは、ようやく5年後の2000年という、超難産キャラ。
「ティガ」からは「ウルトラマン」の概念からして刷新され、
M78星雲も光の国も「なかったこと」にされた世界で、
世界観の異なる初代マンとティガの共演が見られる「ティガ」49話「ウルトラの星」は、パラレルワールドでの番外編的な扱い。
ティガとダイナは、(先ほども登場いただいた、ゼクアイン太郎さんによれば)
3000万年前の超古代文明の光の巨人一族の
DNAを持つ者(末裔)
だとのこと。
だったら、ティガやダイナの出身も「地球」なのかというと、なぜだかWikiでは「不明」とされている。
3000万年前に、どこかの星雲からやって来て、勝手に文明を築き、勝手に滅んだらしいので、純然たる地球人ではないらしい。
(現生人類の文明発祥は、最新研究でもたかだか4万4千年前あたりとされているから、別種族、他星に起源を持つと考えて当然)
明確に地球出身とされているのは、先述のガイアとアグルのみ。
こちらは逆に、年代的な設定が一切ない。
「ティガ」の1話と、完結編『THE FINAL ODYSSEY』には、超古代戦士の石像が多数登場するが、バラージのノアの神以来、「石像」と言うカテゴリーは別枠なので、ここでは触れない。
同様に「ダークヒーロー」も別枠だから、『THE FINAL ODYSSEY』のカーミラ、ダーラム、ヒュドラには触れないが、同作に登場する、超古代戦士には言及しておこう。
同族で敵味方に仲違いした超古代戦士たち。
画像はこちらより。
全てダイナのスーツの改造だとか。
キング風に口ひげのあるもの、タロウ風に角のあるもの以外に、ウルトラマンや円谷プロとは別のヒーロー、レッドバロン(個人の企画から宣弘社作品に昇格)風やザボーガー(ピープロ)風の戦士もいる。
ただし全員、シルエットのみでの登場で、デザインも名称も設定も存在しないので、当然72種類のリストからは除外。
テレビ「ダイナ」終了の99年から2年あけて、2001年に「21世紀初のウルトラマン」として登場した「コスモス」は、主演俳優のトラブルなどで放送を危ぶまれながらも、結果的には単独タイトルで最長寿のウルトラマンとなった。
テレビ「ウルトラマンコスモス」2001年7月7日 - 2002年9月28日(全65話+特別編3話)
『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』
2001年7月20日公開
『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』
「ムサシ最後の決戦」とされていることからも、この映画の時点では、コスモスをジャスティスにバトンタッチさせる予定だったのだろう。
2002年8月3日公開
『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』
2003年8月2日公開
(事情による中断をのぞけば)ほぼ間断なく、初お披露目の時期(第1話の放送日や映画の公開日)だけでカウントしても、丸々2年を超えている。
コスモスは久々に「宇宙からやって来たウルトラマン」に戻ったが、出身地は特定されていない。
コスモスのタイプチェンジの特徴は、体型や身体の模様だけでなく、マスク造形まで変わってしまうこと!
顔つきまで変わってしまったら、もはや同じウルトラマンと認識できない気がするが…。
44. コスモスルナ
45. コスモスコロナ
46. コスモスエクリプス
47. コスモスフューチャー
48. コスモススペースコロナ
テレビでのタイプチェンジは、
基本形の㊹ルナ、
㊱ナイスに続いて模様が左右非対称な㊺コロナ、
ルナとコロナの両方の力を併せ持つ㊻エクリプス、
全身が光り輝くミラクルナ(リストからは除外)まで。
㊼フューチャーモードは劇場版第3作に、
㊽スペースコロナモードは劇場版第2・3作に登場。
㊽の半透明・幻影バージョン、スケルトンコロナモード(ファントムコスモス)はリストから除外。
現在では「コスモス」の客演ウルトラマンという位置づけのジャスティスだが、元々は『ウルトラマンコスモス』の後番組用に考えられたキャラクターで、映画での登場は先見せの意図があった。
それもあってか、顔見せだった『コスモス2 THE BLUE PLANET』と、
「コスモス」のドラマに組み込まれることが決まった『コスモスVSジャスティス THE FINAL BATTLE』では、まるで別キャラ。
『2 THE BLUE PLANET』では難民宇宙人、ギャシー星人の伝説にはジャスティスしかいなかったはずが、
『コスモスVSジャスティス』では、コスモスやレジェンドまで盛り込まれている。
49. ジャスティススタンダード
50. ジャスティスクラッシャー
51. レジェンド
コスモス劇場第2作に初登場した
㊾スタンダードモードは、
第3作の劇中で㊿クラッシャーモードに覚醒。
さらにコスモスと合体して、シリーズ初の複合ウルトラマン、
51のウルトラマンレジェンドになる。
…と、ここで問題発生。
○付き数字は、㊿までしか出せません!
レジェンドに振った51なら、㊿と⑪でニコイチででっちあげ、
以後、
52は㉕の左右入れ替え、
53は㉟を…
とやれるのは、54まで。
55以降は別のやり方を模索するため、
えらく時間がかかります。
なので、ネクサス以降ギンガまでは、次回にさせてください。
耳美人2013
今年も半分が過ぎたので、ブログの情報更新をはかり、七夕にちなんで(?)、久々に、この話題(記事は2012年7月28日付)のアップデート。
題して
2013年版耳美人
まずは、「灯台もと暗し」を避けるため、本ブログに登場した女性を中心に。
桐谷美玲
歯並びだけでなく、顔の左右のバランスの良さ、声の可愛さ、華奢さも魅力。
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篠崎愛
耳を示すだけなら、顔の画像だけでいいのでは?
最近露出が増えてる気がする。「顔はコドモ、体はオトナ」の、ジュニドルからの出世頭で、まだまだ伸びる!
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長澤奈央
耳を示すだけなら、顔の画像だけでいいのでは?パート2
つくづく、芸術的なパーツの集合体だと思います。
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鈴木ちなみ
耳を示すだけなら(以下略)パート3
耳でも、相似形の長澤まさみに負けていません。
(ちなみに吉川友も、かなりのものです)
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須田亜香里(SKE48)
「関ジャニの仕分け∞」の「荒川静香に挑戦!柔軟女王決定戦!」変則リンボーダンスにて、高さ35cmをクリアして優勝した。
余勢を駆って、総選挙でも16位に大躍進。
さらに、6月22日の第3回「柔軟女王決定戦」でも、高さ29cmをクリアして優勝と、
その勢いは止まらない。
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三田友梨佳
「アイアンシェフ」がスペシャル番組に移行した、ワールドカップの第1弾、7/3のオンエアでは、アメリカチームに自ら英語でインタビュー、そのまま自分で日本語に訳して実況し、バイリンガルの底力を見せつけた。フジの若手女子アナではかなりの実力派。
重盛さと美
バカの座は川栄李奈に譲っても、キミにはすばらしい耳がある。
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西内まりや
「ピカルの定理」で、潜入していたニノを「カッコイイ」とすぐさま察知。
イケメンを嗅ぎつける能力は、キツネ顔が示すとおりの肉食系。
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以上、過去のブログ記事からのエントリーでしたが、いかがでしたか?
さてここからは、本ブログでは一度も登場していない方々だけに、真の耳美人と思われる皆さんです。
吉木りさ
耳を示すだけならパート4
※ケータイだと閲覧がブロックされるので、元画像はこちらでご堪能下さい。
民謡も立派に歌いこなし、イイ体の本人は、極端に短い小指がコンプレックスなんだとか。
そんなところ、どうでもいいジャン!
今野杏南
耳を示せば(?)パート5
ドロリッチのCM第2弾のセンター。
「あれ、今野杏南(こんの・あんな)じゃん!」と、すぐさま気づいた…と言うことは?
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杉原杏璃
耳を示せばパート6
元カレのDVだとか、ストーカー被害とか、キケンな香りの漂いまくる、童顔の31歳。
葉加瀬マイ
耳を示せばパート7
※調査力不足で、右耳の画像がゲットできませんでした。
元「あいのり」の袴田真衣(はかまだ まい)。
番組は見なかったが、葉加瀬マイなら知っている。ということは…。
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さて、ここからは、
独断と偏見による、
2013年耳美人ベスト3
第3位
福原遥
元まいんチャン。現「なめこのうた」。
んふんふレコード (2013-02-13)
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14歳で露出ゼロでも、めちゃくちゃエロイ。
シンボリックな、なめこの隣で、腕を上下にこする動作って、絶対狙ってるだろ!
こんなの、「火曜曲!」の企画で全国に出没させたら、本来の見込み客の子供以外に、絶対アブナイ大きなお友達(含むオレ)がよって来ちゃうぞ!
児ポ法とかの定義を見直すべきだと、勝手に思う今日この頃。
一度なめさせてくれたら、その後終生、光の国の軌道上の、ウルトラプリズン(宇宙牢獄)に幽閉されてもいい!
第2位
冬月かえで
ついに出た! ジャケ写だけでなく、本人も正真正銘の美人AV女優。
レースクイーンから転向。
美しすぎて、「やってること」が、神々しく神聖な愛の行為にしか見えず、
ちっともやらしくないのが難点かも。
天職だと思いますよ。
一度だけでもさせてもらえたら、その後の人生に良いことが1回もなくてもかまわない。
終生、流刑惑星ルラ・ペンテで強制労働でも文句はいいません!
栄えある第1位!
白石麻衣(乃木坂46)
これはちょっと格が違いすぎるというか、近年まれに見る、圧倒的な取れ高。
ミミズみたいな生駒里奈をどかして、センターに陣取るのも当然だろう。
つくづくすげぇなあ、オイ!
一度だけさせてもらえたら、その後一生、スパイス鉱山惑星のケッセルで(以下略)
SMR (2012-12-19)
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以上、本日のブログを読まれて、不快な思いをされた方々には、くれぐれもお詫びいたします。(手遅れ)
人(女性)を耳だけで判断してはいけません。
お大事に。←自分に向けて。
まあ、1年に1回の超絶バカ企画だから、笑って許して。
な…夏の暑さが、オレを狂わせたんだよ!
第14話「魔女はささやく」に寄せて「宇宙戦艦ヤマト2199」
14話に関して話を進める前に、
2話の感想と、
3話の感想、
そして
つい今し方、ぶり返したように「4話の感想、その前に」の、
私の「2199」分析に対して、
「でたらめ」「ひがみなだけ」
と揶揄するコメントが寄せられたが、
内容について精査、検証することが、
どこをどうすると、「でたらめ」で、
「ひがみ」に結びつくのか、私には理解しかねるが?
私がたまたまクリエイターと自己宣言してるから、
私の感想が気にくわない人は、そこを突こうとするわけだが、
そもそもそういう「ひがみ」が発生しえない一般視聴者の立場からだって、
「2199は破綻している」
という意見感想は、そこここで聞かれているではないか。
そういう他の方の批判的な意見について、
私は「でたらめ」だとも思わないし、
「ひがみから」だとは、一度足りとも思いつかない。
そもそもどの立場の人であれ、
作品について感想や意見を自由に述べる権利は保証されてるはずである。
4万本ソフトを売らなきゃ意見が言えないんじゃ、感想を表明できる人なんて、ほとんどいねえだろ?
そういう勝手な制限を設けようとするヤツこそ、まずはソフトを4万本売ってから、いいがかりをつけて来いよ、クズ!
これまでの経験上、こう言う感情論はどこまで行っても論理的一致点を見ずに平行線をたどるだけなので、今後投稿されても、まともに取り合う中身がない言いがかりと判断した場合、公開しませんのでご了承下さい。
また、最終26話までに、この手の「ファンの歪んだ作品擁護心理」についても、触れることにしておきます。
さて、14話「魔女はささやく」を見た。
総監督は天才です!
奥深い中身と予測のつかない展開にグイグイ引きこまれ、
気がついたらエンディング、
最後まで一気に見ました。
見終わった後、圧倒されて、言葉もありません。
なんて、思うわけねえだろ!
アメリカでは、最悪の映画に対する最大の酷評は、「途中で席を立とうとした」だが、
今回は見逃したってかまわないカス回(タイトルで予想もつくが)で、
途中で見る気が失せた。
だがまあ、同様にシュールだった、
第9話「時計仕掛けの虜囚」
よりは、作劇的にはいくぶんまともだった。
なぜかといえば、「どういう話なのか」「今、どこまで進んでいるのか」
について、きちんと押さえのセリフがあったから。
9話は自動航法室に宿る女神に話を持って行くことだけに腐心して、
*オルタ(ガミラス機械兵士)がネットワーク侵入したのは、元来のガミラス兵の意志が残っていたからではなく、純粋な好奇心から
*格納庫での事故は、アナライザーの落ち度ではなかったこと
*オルタの視点からの映像で、人間を攻撃する意志がないこと
*それを理解しない保安部と、真田の対立
*オルタの機能停止をアナライザーが受け持つ理由
等を、真田のセリフで、随所で押さえておくべきだった。
14話も9話同様の「2199」オリジナルに思われがちだが、下敷きになっているのは、
松本零士が「ヤマト」人気に応えて後年に発表した余話の
「永遠のジュラ」編(1976)。
ガミラス女性で耳の尖った種族は、この14話のラストで、ただ一人になってしまった。
あれ、まだ他にもいるか?
どうでもいいけど。
「2199」のストーリーテリングの手法には、
「それやっちゃダメ」(=やらねえだろ、フツー)的な掟破りというか、
後出しジャンケン的とでもいおうか、
逆引き辞書みたいな独特のクセがあるが、
今回も同様のことがしっかりあったので、それだけに話を絞ろう。
冒頭、古代と雪は、探索機の中で、かなりごついヘルメットを着用している。
4話では、船内で素顔むき出しだったのに。
第7話の船外活動用のヘルメットより、ものものしく、
まさに戦闘機のパイロットと同種のもの。
第6話「冥王の落日」より
理由は、格納庫から艦内に戻れず、探索機の外に出て、緊急ハッチから司令塔に侵入する場面が後で出てくるから。
「何言ってンの?
戦闘機も探索機も、コクピット構造は似たり寄ったりなんだから、
同型のヘルメットをかぶってて当然じゃん」
と思った、そこのキミ!
だまされちゃいかんよ。
そもそもどうして、今回は探索機で出たんでしょうね?
こういうのを、イディオットプロットと呼ぶ。
こんないびつで雑な作劇でも、タイトルのご威光にあやかって4万本も売れんなら、その外に広がるまともなお客さん相手に、自分のタイトルを4億本売ってやるよ!
15話の感想に続く。
てんまつ報告「いいとも!」似顔絵(後編)
少し間が開きましたが、これ(てんまつ報告「いいとも!」似顔絵・前編)の続き。
IKKOの似顔絵に入れ込みながら、
現場での空回りぶりを痛感し、
「もうやめにしようかな」と思う一方、
「いやいや、ここでやめたら…」という思いもあった。
せっかく、勝ち抜くコツを目の当たりにしたんだし。
なので、もう一度だけ、挑戦することにした。
再挑戦の理由には、いろいろあった。
*まだ未使用のイラストボードが1枚残ってたこと。
*IKKOの似顔絵のために買った画材を、補助的にではなく、メインで使うべきだと考えたこと。
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*前の挑戦の時には見つからなかった画材が、なぜかひょっこり出て来た。
勝ち抜くコツは、
*一目見て、笑いにつながること
*そのためには、一点だけに視線を集めること
*それもあって、サイズは大きすぎないこと
では行ってみよう!
お題は、大久保佳代子さん。
以下の2つの画像をニコイチ。
当日。
やはり笑いにつながらない!
輪郭線を、はっきりくっきり、
うんと目立たせないと、伝わらないね。
これにて我が挑戦は幕を閉じたが、それなりに収穫があった。
前週に続き、挑戦している車椅子の男性。
素朴で味のある画風。
何より、めげずに毎週、果敢に挑戦し続ける姿勢が素晴らしい。
野村サッチーの回で番組に出場した男性。
花木マロンさん。
明確なテクがある。絵の勉強の下地がありますね。
出場後も続ける熱意がすごい。
IKKOさんの回で番組に出場した女性。
曽根愛菜さん。
近くで作品(大久保佳代子の似顔絵)を見せてもらったら、
えらくうまかった。
フシギなのは、前回は1発でテレビ出場を決めた同じ人の作品でも、
毎回威力を発揮するわけではないこと。
妙な運気の流れがある。
IKKOさんの時に、自分としては、一番気に入った作品を描いた女性。
大久保回で、勝ち抜いて出場した。
Lips(リップ)さん
くしくも出場者が美人揃いだったこの回で、
見事に画面映えしていた。
この回は彼女の運気だったね。
自分が挑戦をやめたのには、もう一つ理由がある。
金曜日の
見て美味しい!とびだせ!3Dキャラごはんコンテスト
の賞金は3万円なので、
似顔絵も同じだと思ってた。
そしたら、似顔絵の賞品は、
ズライター(イタズラのもじり)だった。
賞金制にすると、絵の蓄積のあるプロがお金目当てで参加してしまうから、だろう。
ちっとも知らなかった。
だけど私は、賞金狙いで挑戦したので、ズライターはいりません。
かくして私の2回の挑戦はむなしく幕を閉じ、勝ち抜く秘訣を、ここに公開した次第。
この話は、意外なところに続く予定。
訃報:吉田昌郎氏 (東電福島第1原発の元所長)
この記事より。
(以下転載・パープル表示)
東電福島第1原発の元所長、吉田昌郎氏が死去 58歳
2013/7/9 17:08
2011年3月の東日本大震災の際、東京電力福島第1原子力発電所の所長を務めていた吉田昌郎(よしだ・まさお)氏が9日、食道がんのため死去した。58歳だった。
はぁ?
第一報とはいえ、この方の訃報に関して、
まさかこれだけってこたぁ、ねえだろ!
ただ「死にました」と報じるだけなところに腹が立つ。
東電の人間が全員悪人なわけがなく、
吉田所長だって、事故当時の無能無策な経営陣の犠牲者で、
この人が所長でなければ、被害はもっと甚大になってたかも知れないのに。
夕方のニュースぐらいから、被災地の仮設に住む人に意見を訊いてたけど、
誰も吉田元所長の悪口は言わなかった。
なのに、この吉田所長みたいに、事故の当事者ってだけで、責任を押しつけられた人が、けっこういるよね。
「官邸の過剰な介入が事態を深刻化させた」って、こじつけられた菅首相とか。
官邸がどう関わろうが、あの時の東電の無能無力ぶりには何の影響もなかったのに。
さらに事故は「民主党政権の責任」みたいな流れ(オイオイ!)になって、
まんまと取って代わった安倍晋三現首相が、平気で狂った戯言を次々にほざいてるのに、
それが正論みたいにまかり通ってるんだから、
日本国民は(どうにもできない自分も含めて)つくづくマヌケばっかりだと呆れる。
報道は思い切り偏向してるし。
たとえば、泉田裕彦新潟知事が、東電の柏崎刈羽原発再稼働申請に、なんの事前通知もなかったことに怒り心頭だったニュース。
NHKは、「今後も説得を続けていく予定です」と、完全に東電寄りの報道だったんだよ。
どこが公共放送なのか?
イイ根性してるよな。
トルコに「日本は世界一安全な原発を売り込んでいく」という、「ギャグですか?」としか思えない安部の戯れ言に、トルコ国民は一様に冷笑的だったというのも、一部マスコミしか伝えてないよね。
トルコ国民は日本国民ほど愚民じゃないぞ。
それから、「産休・育休を3年に延長」とか、こいつは誰に媚を売ってるつもりなのかね。
ネット社会に移行して、業務内容も急速な変化に対応を余儀なくされてる時代に、
3年前と同じ仕事をしてる会社なんて、とっくにつぶれてんだろ!
逆に言えば、3年もブランクあって職場復帰できるはずないし、できると思うヤツがいたら、そいつは仕事をナメてるよね。
どの会社だって、そんなふざけた人材を遊ばせておく余裕なんて、ないはずだよ。
憲法改正(改悪)もなあ。
国民よりも国家が優先する、時代錯誤で「そんなの通るわけねえだろ!」なゴミ案しか思いつかず、
そんな為政者だけに都合の良い案が通るわけないってバレると、
今度は支持が少なくても通るように、
仕組みの方を変えようなんて、本末転倒も甚だしい。
どう考えても、こいつ(安倍晋三)、頭おかしいよね。
「宇宙戦艦ヤマト2199」でも同じ事だが、完璧な人間なんていないから、言ってることや、やってることの「一つや二つ」程度なら、至らぬこともやむをえないが、「一事が万事」(=ことごとく)ヘンだったら、そいつは「アブナイ奴」「使えない奴」「ダメな奴」に決まってんだろ!
んでもって、ダメな奴、アブナイ奴を区別できずに支持しちゃう人間も、やっぱり「使えない」奴なんだよね。
参院選が迫ってるこの時期に吉田所長が亡くなられたのは、最期に自らの命を賭けて警鐘を鳴らしてるんだから、最期の瞬間まで、この人は正しい方だったんだよ。
どれぐらいの日本人が、そのことに気がついているか。
吉田所長、ありがとう。
あなたの死を無駄にしないつもりで、今日のブログを書きました。
ウルトラマン72種類全リスト(後編)
これ(ウルトラマン72種類全リスト・中編)の続きで、
今回は、52種類目から。
リストはこれまで同様、
*青字は、「Pen」でリスト化されたもの。
阪急コミュニケーションズ (2012-02-29)
*順番は、「ウルトラヒーロー完全ガイド」のページ順
メディアックス (2012-12-18)
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に準ずるが、
ネクサスつながり(ザ・ネクスト/ノア)、いわゆる「Nの系譜」(=ULTRA N PROJECT)については、「完全ガイド」とは順番を変えてある。
というのも、2004年の映画『ULTRAMAN』

(2004年12月18日公開)
が、企画の発端だったため、物語の起点はこの劇場版で、
作品内の設定年代的には、(映画公開より2ヶ月早く始まった)
テレビ「ウルトラマンネクサス」(2004年10月2日~2005年6月25日)
の前日譚(一説には5年前)なので。
この「Nの系譜」では、
アンファンス (ANPHANS) とジュネッス (JUNIS)
という、形態に関する独自用語(※いまだに、意味も語源もよくわかりません)も共通している。
52. ザ・ネクストアンファンス
53. ザ・ネクストジュネッス
54. ネクサスアンファンス
55. ネクサスジュネッス
56. ネクサスジュネッスブルー
57. ノア

52は初代ウルトラマンの21世紀リメイクなので、Aタイプ同様に、お肌がザラザラ。
細面(ほそおもて)の53は、番組内でB、Cタイプに進化していった初代マンのBタイプ的な位置づけ。
54はネクサスの初期形態で、
55は進化形態。これがさしずめ初代マンCタイプに相当するのかも。
56はジュネッスの強化形態。スピードに勝る点は、ティガのスカイタイプにも通じる。
57は、Nの系譜の最終形態で、背中の大きな翼は、初代マンの検討デザイン、ベムラーに由来する。
21世紀にふさわしい新たなウルトラマン像が模索されたが、提示された新作群は、これまでに下がりきっていた対象年齢のお子ちゃまたちには、総スカン。
『ULTRAMAN』上映館内で、子供の「コワイ!」と言う悲鳴を聞いた。
「ウルトラセブン」みたいにシリアスにやるのと、「深刻に」「重苦しく」「設定をややこしく」「ブキミに」やるのは違うと思うが。
案の定、「Nの系譜」は企画倒れで、後続作も次々に中断。
「ネクサス」は短縮され、原点回帰の、
「ウルトラマンマックス」
(2005年7月2日~2006年4月1日)
に交代した。
マックスは「ネオス」以来久々の、M78星雲、光の国のウルトラマン。
マックス(最高位)な存在だから、平成期の「ティガ」以来あたりまえになっていた、タイプチェンジなんかしない。
助っ人ウルトラマンはゼノンのみで、他のウルトラマンとの共演はなし。
さらに「マックス」には、それまで恒例になっていた、劇場映画作品が存在しない。
58. マックス
59. ゼノン

58のマックスは、セブン系ながら初めて、目の中心に黒い点がない。
アップだと、うっすら点が見えたりする。
59のゼノンは、デザイナーの丸山浩が内山まもるの『ザ・ウルトラマン (漫画)』に登場したメロスをモチーフにした。またウルトラマンメビウスの没デザインを流用したので、どことなくメビウスの面影もある。
次回作「ウルトラマンメビウス」
(2006年4月8日~2007年3月31日)
のメビウスは、
主役をつとめた映画は1作のみだが、
後述する『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で、後続のゼロにバトンを渡すまで、最新ウルトラマンとしての現役時代が、3年8ヶ月(『超ウルトラ8兄弟』まででも、2年5ヶ月でコスモスを越える)と、最長記録を持つウルトラマンになった。
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』

(2006年9月16日公開)
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』

(2008年9月13日公開)
60. メビウス
61. メビウスブレイブ
62. メビウスバーニングブレイブ
63. メビウスフェニックスブレイブ
64. メビウスインフィ二ティー

60がデフォルト(基本形態)。
61のブレイブは、ヒカリから託されたナイトブレスでパワーアップした形態。
第35話のナイトブレス返却により、メビウスの強化形態の中で唯一、映画やOVに未登場。
62のバーニングブレイブは、第30話より登場。劇場版・OVなどでも出番が多い。
63のフェニックスブレイブは、テレビ最終回で初登場。
64のインフィニティーは、ウルトラ6兄弟と融合した、レジェンドに次ぐ複合ウルトラマン。
「メビウス」には、光の国の歴代ウルトラマン総出演(何人かハブられてるが)に加え、新たにヒカリが登場している。
「ネクサス」「マックス」「メビウス」と続いたテレビ放送の流れを絶やしてはならじ…と思ったかどうかは知らないが、ウルトラセブンの番外編的な、
「ULTRASEVEN X」
(2007年10月5日~12月21日)
が、深夜に細々と放映されて、その終了と共に、結局テレビの「ウルトラマン(ウルトラ戦士の物語)」は途絶えてしまった。
65. ヒカリ
66. ハンターナイトツルギ
67. SEVEN X
65.ウルトラマンヒカリは、当初はアーブギアという鎧をまとった、
66.ハンターナイトツルギ(復讐の鎧ver.)として「メビウス」第5話に登場。
鎧はいったん砕け散るが、ババルウ星人との戦いで再び勇者の鎧ver.(外見は同一)をまとうことになる。

67.ULTRASEVEN Xは、ウルトラセブンの異世界での姿。
ゲームを下敷きにした
「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」
(2007年12月1日~2008年2月23日・BS11デジタル)
と「同・ NEVER ENDING ODYSSEY」
(2008年12月20日~2009年3月14日)
の計26話には、客演をのぞいて、ウルトラマンが主役として登場せず、
レイモンという類似キャラのみが登場するが、

彼はウルトラマンではないので、当然72種のリストからは除外。
同タイトルの映画版、
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』

(2009年12月12日公開)
のドラマ中盤から、新ウルトラマン、ゼロが登場。
ゼロはいわゆる「隠し球」で、タイトルにも出て来ず、本編でもなかなか姿を現さない。
↓M78星雲、光の国の情景が描かれ、ウルトラ市民や、

↑ウルトラベビーもカメオ出演しているが、リストからは除外。
ようやくその名を冠した続編
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』

(2010年12月23日公開)
では、主役として全編に登場した。
68. テクターギア・ゼロ
69. ゼロ
70. ウルティメイトゼロ
ウルトラマンゼロは当初は上半身をプロテクターで覆われた、
↓68. テクターギア・ゼロとして、素顔を隠して登場。

↑69.素体(基本形態)で、都合3本の映画の主役級で出演。
『ベリアル銀河帝国』では、ノアから授かった伝説の鎧、ウルティメイトイージスをまとって、70.ウルティメイトゼロとなる。
ウルトラマンゼロは、自分の名前を冠した30分枠フルのテレビタイトルを持たない、完全な映画主導キャラ。
次回作『ウルトラマンサーガ』では、

(2012年3月24日公開)
ダイナ、コスモスと合体して、サーガへと昇華する。
ゼロの現役時代は、『ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の2009年12月12日から、テレ東の総集編リサイクル番組「ウルトラマン列伝」内の3分枠新作で、『サーガ』の後日譚「ウルトラゼロファイト」(2012年8月1日~2013年3月)までだから、断続的とはいえ3年4ヶ月と、かなり長期に渡った。
そして本記事発表前日の2013年7月10日、ウルトラマンの日に、30分枠のテレビドラマとしては「メビウス」から実に6年4ヶ月ぶりに、テレ東からは初の主役「ウルトラマンギンガ」が、「新ウルトラマン列伝」内で開始された。
71.サーガ
72.ギンガ
レジェンド、メビウスインフィニティーに続く、第3の複合ウルトラマン、
↓71.サーガは、従来のどのウルトラマンとも形態が似ておらず、おそらく「サーガ」つながりで、永井豪のマジンサーガを模している。
72.ギンガのデザインは、サーガの簡略版的な雰囲気がある。

「ウルトラゼロファイト」には、ダイナのストロングタイプとコスモスのコロナモードと融合した、「赤い」ストロングコロナゼロ(左)と、ダイナのミラクルタイプとコスモスのルナモードと融合した、「青い」ルナミラクルゼロ(右)が登場するが、どちらも72種類のリストからは除外。
というわけで、3回にわたってグダグダと、
↓最古の初代ウルトラマン(右)から

↑最新のギンガ(左)まで、ウルトラマン72種類を見てまいりましたが、いかがでしたか?
えっ、ダラダラ長すぎて、読む気が失せた?
そうですか。
書く方はもっとタイヘンでしたよ。
では、会場でお会いしましょう?
キミもMay J.と握手!〈その1〉
一応、これ(てんまつ報告「いいとも!」似顔絵・後編)の続きだが、
今日のタイトル(キミもMay J.と握手!)からもわかるように、
似顔絵の話は、前回で終わりです。
そもそもは、「関ジャニの仕分け∞」と、その前哨戦になる「お願い!ランキング」で知った、最強歌うま歌手のMay J.(メイジェイ)の、
カヴァー・アルバムが、6月19日に発売されて、
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彼女のTwitterでも、その話題で盛り上がってたこと。
いいなあ…。
聴きたくても、お金がないよ。
というわけで、アルバム購入資金獲得のために、6月20日の、「いいとも!」のIKKOさんの似顔絵に挑戦したわけですよ。
なにせこの時点では、優勝して、
もらえるのがズライターだなどとは思いもよらず、
3万円だと、思い込んでましたからね。
でもって、IKKOであえなく敗退したのに、どうして翌週の6月27日の大久保佳代子さんの回に再挑戦したかというと、これまた動機は、May J.でした。
年間の来客数が、3位の東京ディズニーリゾートの2750万人、
2位の東京スカイツリー(タウン全体)の4476万人を抜いて、
堂々1位に輝いた、5000万人越えのイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)に、
6月22日の土曜日にブラリと立ち寄ってみると、
こんな告知が!
えっ、今度の土曜日、メイジェイ来んの?
見るだけなら無料だが…。
せっかくなら、握手したいよなあ。
(ドミーハーな52歳独身男性・談)
かくしてイベント2日前に軍資金を手に入れるべく、
2回目の似顔絵にチャレンジして、あえなく玉砕。
勝ち抜いたとしても、どのみち資金は手に入らなかった。
しかし、今日のブログタイトルは、
キミもMay J.と握手!
さて、どうする?
というところで、つづく。
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次はクルマだ!
この記事(アップル、車のダッシュボードをリデザインする特許を取得)より。
※画像はイメージです。
ここのところの、Appleの動きと言えば、
新社屋が、ほとんどUFOのマザーシップ(母船)級だとか、
完成:2016年
平方フィート:280万
従業員数:14,200人
コスト:50億ドル(推測)
まるで、『スタートレック ジェネレーションズ』(1994)
「iWatch」の商標登録を世界各国で行い、
※画像はイメージで、実際の製品ではありません。
いよいよ発売目前だとか、
LTE-Advanced(LTE-A=第4世代移動通信ネットワーク)に対応する
※画像の真偽は保証できません。
iPhone 5Sの発表は9月20日、
5色のバリエーションがある、
※画像の真偽は保証できません。
中国・インド向けの廉価版IPhoneは、
iPhone 5S発表の1~2週後にリリースされるとか、
ドコモが今季、最新スマホを2機種に絞り込んだのは、
これまでの各社とのしがらみを断ち、いよいよiPhoneを発売する下地だ、
という見込みと、
もはや「ドコモからiPhone」は、完全なオオカミ少年状態で、どうせ今年も出ず終(じま)いと、
予測もメディアごとに、ことごとくバラバラ
(検索:結局「iPhone」は出る? 出ない? ドコモ社長の発言にメディアも揺れる)
とか、
新しいMac Pro
等々が目立っていたが、
実は冒頭記事の前哨戦のような、クルマがらみの話題も、あるにはあった。
それが、iOS in the car。
日産とホンダはあるけど、トヨタがない。
このままだと、ケータイ会社なのにAppleのケータイ、iPhoneを出さないことで、自分の首を絞めまくりのNTTドコモと同じ道、
つまり自動車会社なのにAppleの自動車関連製品を出さないことで、自分の首を絞める道(「ええ、Apple使えないの? だったら買わない」という客ばかりになる)をたどっちゃうぞ、トヨタ!
リンク記事が多いので、今日はここまで。
PR: ポストGoogleリーダー7選 引越は6月中に
「アッセンブリー・マニュアル(SFAM4)」/究極のエンプラへの道〈8〉
これ(電飾研究/究極の立体エンプラへの道〈7〉)の続き。
新しい情報や資料に事欠いていた、停滞期の1985~86年頃。
新風は、別のところから吹いてきた。
1984年に、SWコレクションを通じて、スティーブ・サンスイートと知りあい、
1985年の冬、当時ウォール・ストリート・ジャーナルの記者だった同氏が、東南アジアで研修講師をつとめたごほうびの日本滞在で、いろいろと世話した私へのお礼にと、帰国後に送ってくれたギフトの中に、
それまで
↓日本国内でマッチボックス箱しか目にしなかった、
↑アメリカ本国の純正amt箱の、エンタープライズ「表面つるつる」(=スムージー)初版を送ってくれた。
日本滞在中に、同行しての道すがらの会話で、
私がスターウォーズだけでなく、
スタートレックも好きだと打ち明けていたからである。
そしてサンスイートは、SWコレクションの下地造りに、
宇宙もののトイや模型も、たくさんコレクションしていた。
↑こんな本まで出していた。
やったぜ!
ここに示す一連の写真は、映画版エンプラの初版の写真をネットから寄せ集めただけで、私が所有していた現物ではありません。
基本的なパネルライン(ディフレクターグリッド)以外にモールドのない、ツルツルで美しい表面。
レインボーステッカー、
電池ボックスと麦球(極小電球)。
インレタ式(こすりつけて定着させる)のデカール(マーキングシール)
と、その内容は、再版以降とは大きく異なる。
これによって、以前に行っていた、
再版にくまなく走る、
醜い木目レンガを削り倒した作業は振り出しに戻り、
美しいエンプラを完成させられる可能性が、思いがけず訪れた。
以下の組写真は、アーサー・ペンドラゴン
(Arthur Pendragon/カルロス・ザングランド Carlos Zangrando の変名)が、
2006年に、
初版キットを再建後続艦NCC-1701-A(アルファ)に仕上げたもの。
誰にでもここまで完成させられるわけではないが、
再版以降のキットを使うよりは、近づけられる可能性はかなり高まる。
逆に言えば、再版のザラザラ版で、ここまで仕上げるのは、まずムリ。
初版の素性の良さとポテンシャルの高さが際立つ。
色々ネットを見て回ったが、amtの1/537スケールの映画版エンプラを、
ここまで仕上げた、おそらく最高峰では?
(一連の写真からは読み取れないが、きちんと電飾も施されています)
作者のアーサー・ペンドラゴン氏は、ネットに公開されている情報を駆使して、
2004年から2005年の、まるまる1年かけて、このレベルに完成させられた、とのこと。
↑この画像のみ、本来の鏡像を正像に修正して公開しています。
より大判画像での閲覧はこちらで。
そこでサンスイートという、新たなアメリカとの太いパイプにより頼み、
一般的な洋書店には入荷されそうもない、マニアックな1冊を手に入れた。
それが、ポール・M・ニューイット(Paul M. Newitt)の、
スターフリート・アッセンブリーマニュアル4
(SFAM4=宇宙艦隊組立要覧第四巻)
4ということは、1~3もあるわけで、
こちらは合冊版が、2004年に再刊されている。
amtのスタトレプラモを、できるだけ撮影用の実物モデルに仕上げるための解説書(マニュアル=便覧)で、このテレビTOS版3冊の好評を受けて、映画版エンプラ版が1982年に出版された。
塗装パターンを、「アズテック(アステカ模様)」と定義した、最初の書物だと記憶している。
細部の修正指示や、
モノクロとはいえ、改造途中の写真、
電飾用回路図と、まさにいたれりつくせりの内容。
アメリカの代表的な電気店(電子部品を扱う店)を、レディオシャック(Radioshack)というのも、この本で初めて知った。
著者のニューイット氏は、マニア誌「エンタープライズ・インシデンツ」にも多く寄稿していた、まさにマニアモデラーの鑑(かがみ)。
↑彼はいた!
ニセタイトル『ブルー・ハーベスト』で秘密裏に撮影中だった、
『ジェダイの復讐』(当時邦題・1983)撮影中の、
アリゾナ州ユマのバターカップバレーに。
↓現在は、カルトTVマンと言うサイトと懇意なようだ。
ニューイット氏は、現在はムスタング(自動車)の専門家として名を馳せている。
つづく。
第15話「帰還限界点」に寄せて「宇宙戦艦ヤマト2199」
※毎週、本ブログの
「宇宙戦艦ヤマト2199」
関連記事のみ閲覧の方は、
本日の記事を読んでいただく前に
こちら(訃報:吉田昌郎氏)もついでにお読み下さい。
それから、すでに前回からそうなってますが、もうこれまでのように、各話の「感想」という形はやめることにします。
というのも、この作品(宇宙戦艦ヤマト2199)全体に横たわる問題は、各話の個々の事象を列挙するだけでは見えてこず、半分を過ぎたことだし、そろそろ(さすがに)総合分析に移りたいからである。
その分析の端緒として15話に触れておくと、
けっこう起伏に富んだ内容のはずなのに、
タイクツきわまりなく、途中で眠りそうになった。
とにかく、作り手が持って行きたい話の方向に興味も持てず、そもそもの「持って行き方」にも、きわめて不満。
人工食糧合成装置(オムシス=どうやら排泄物から食べ物を作ってるらしい)の不調で、クルーの士気が低下。
得策でない戦いを回避するためにワープで逃げるが、
中性子の影響?で、よりによってドメル艦隊の只中に身を投じてしまい、必然的に総力戦に。
ガミラスの仕掛けた罠に落ちるのではなく、ヤマトの方からまんまと火中に飛び込んでくれたのは、覚えているだけでも、次元断層に続いて二度目である。
討伐必至なヤマトの側の、「たまたま偶然」なしには、接触や交戦の機会が得られないんじゃ、智将も歴戦の勇士もへったくれもないんでは?
ストーリーテリングのまずさに話を戻すと、
「2199」の話の持って行き方は常日頃から強引な反則技で、流行りのケータイメール詐欺に通じるところがある。
はんにゃの金田が引っかかったヤツに、
「私がマネジャーをしているタレントの誰々が、あなたに相談したいことがある」
というのがあった。
話が進んでいくうちに、「これ以上の情報を得るには、通信料の3000円を振り込め」ってやつ。
一般人でもけっこう被害があるそうだが、金田は芸能人だから、そういう相談に疑問を抱かなかったわけだが、とにかくこの詐欺の特徴は、カモにする相手をジェットコースターに乗っているように、次々に極端な非日常で徹底的にゆさぶって、そもそものきっかけ(相談したい某タレントからの依頼)に意識を戻さないところにある。
ジェットコースターに乗ってワーワーキャーキャー言ってる時に、
乗るかどうか迷っていた時を思い出す人なんていない。
「2199」も、
「もう話はここまで進んじゃったんだから、“とっかかり”(=話し始め)を蒸し返さなくたって、いいじゃないか」
的な、できれば視聴者に、そもそもの出だしの部分は忘れてもらいたがっている雰囲気がプンプンしている。
ひるがえって、天海祐希が犯人役だった、先日の「ガリレオ」の最終回。
したたかな天海に、さしもの湯川(福山雅治)も、検挙はムリとあきらめかける。
だが、形勢を逆転したのは、
美人の天海に、鉢植えの水やりを頼まれて、愚直にその務めを果たしていた、ハライチの澤部だった。
ちゃんとしたドラマなら、ただ単に愚かな振る舞いのようにちりばめられていた澤部のこと(前フリ)を、お客にしっかり覚えておいてもらわなければ、オチにつながらない。
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反対に、話し始めを客に覚えててもらわれると都合が悪い「2199」なんて、「詐欺」とか「ポンコツ」「イディオットプロット」とか「反則技」と呼ばれても仕方ないのではないか?
次回は、「なんでこんな無神経なことを、平気でできてしまえるのか」について、分析する予定。
明日は
キミもMay J.と握手!〈その2〉
ですので、お楽しみに!
キミもMay J.と握手!〈その2〉
好評(1件にペタ100越え)の新記事、
これ(キミもMay J.と握手!〈その1〉)の続き。
6月29日の握手会イベントの、2日前の27日まで、そのためのアルバム購入資金(CDなら2800円、DVDつきなら3500円)に事欠いていた自分。
さて、どうするか?
ところが、なんとイベント前日の28日金曜日ギリギリに、
5000円を越える思いがけない収入が!
振り込み元は、
アマゾンジャパン(カ
そうです。
アフィリエイト収入が5000円を越え、
イベント前日の金曜日に振り込まれたのです!
とはいえ、毎月のように振り込みがあるわけではありません。
多い月で900円ほど(ありがたや)、
少ない月で、200~300円をコツコツ積み重ね、
前回は昨2012年9月の振込以来、9ヶ月ぶりの収入が、
May J.握手会イベントの前日とは!
ついてるぜ!
ブログを続けてきてよかった。
…じゃなくて、このブログ経由で、amazonでお買い上げ下さった、
あなたのおかげです!
ありがとう!
というわけで、握手の権利をより確実なものとすべく、
その日のうちに、チャリで向かったレイクタウンのタワレコで、
DVD付きの方を、めでたく買ったのであった。
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そして、翌日の予習の意味?で、帰宅後に早速聴いた。
まずはDVD。
【Music Video】
・ハナミズキ
・Precious
・First Love
・白い雲のように
【Studio Live】
・波乗りジョニー
・渚
・島唄
「Precious」
オリジナルはなぜかテレビ露出が少ない、伊藤由奈。
導入には最適な曲で、ビジュアルにも気合い入りまくり。
「白い雲のように with クリス・ハート」
「あの」クリス・ハートとのコラボ。
猿岩石の、あの歌が、こんな名曲だったとは!
「ハナミズキ」
私はたどたどしい、榮倉奈々のもけっこう好きですけど、これはまた、堂々たる歌いっぷりの極致ですな。
「島唄」
「の」を「ぬ」と発音する、The Boomのオリジナルは、もはやスタンダードすぎて顧みられず、
さらにこのMay J.バージョンの神々しさと比べるまでもなく、オードリー若林バージョンは、さしずめ完全な犯罪の域です。
「First Love」
宇多田ヒカルの最初のアルバムなら、発売当時に買ったけど、
EMI Records Japan (1999-03-10)
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その時には、心癒され、しみいる感慨は、まるでなかったなあ。
「First Love」が、こんなに良い曲だったなんて、今回初めて認識した。
リッチな伴奏(生オケっていうの?)も貢献してるね。
メイジェイご本人は口が裂けてもおっしゃらないが、原曲とオリジナルアーティストを超えないんだったら、カヴァーする意味がない。
モノマネでなく、完全に歌を自分のものに昇華させ、元歌手のヘンにクセのついた歌い方でとうに廃れてしまっていた歌の数々が、濾過装置や蒸留器を通したみたいに、みずみずしく息を吹き返す。
歌詞がしっかり聴き手の頭に入ってきて「伝わる」のは、バイリンガル(May J.はマルチリンガル)な歌手だからこそ。
先入観で、「やっぱ、元歌にはかなわないわ」と思う人は、あらためて原曲にあたってみるといい。
とにかく翌日の握手会の権利も手に入れて心休まり、メイジェイの歌う「First Love」にすっかり癒されて、聴きながらぐっすり眠っちゃったところまでで、つづく。
※ヘンに引っ張るつもりもないんで、一応、ちゃんと握手はできましたので、あらかじめご報告いたします。
明日の記事は、「生賴範義のウルトラマン」を予定。
生頼範義のウルトラマン
今日の本題の前に、
前回(ウルトラマン72種類全リスト・後編)、
「Nの系譜」(ザ・ネクストとネクサス)の、
アンファンス (ANPHANS) とジュネッス (JUNIS)
という用語の意味も語源もよくわからん
と書いたら、
Romaさんと恒天観測員さん(投稿順)から、
フランス語の
enfance(アンファンス):子供時代(フランス語)
jeunesse(ジュネッス/ジュネス):青春時代(フランス語)
に由来
とのご教示をいただきました。
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ありがとうございます。
では、途中に解説を挿し挟むなどして、
3回に分載した、
ウルトラマン全72種類(※72人ではない)を、ここにまとめて紹介しよう。
1.ウルトラマン
2.ゾフィー
3.セブン
4.セブン上司
5.新マン(マン2世/ジャック)
6.エース
7.父(ケン)
8.タロウ
9.母(マリー)
10. レオ
11. アストラ
12. キング
13. ジョーニアス
14. アミア
15. エレク
16. ロト
17. U40の5大戦士
18. エイティ
19. ユリアン
20. スコット
21. チャック
22. ベス
23. グレート
24. パワード
25. ゼアス(左下枠内はウルトラ出光人)
26. ティガマルチ
27. ティガスカイ
28. ティガパワー
29. ティガダーク
30. ティガトルネード
31. ティガブラスト
32. グリッターティガ
33. ダイナフラッシュ
34. ダイナミラクル
35. ダイナストロング
36. ナイス(右枠内はDr.エッグ)
37. ガイア
38. ガイアV2
39. ガイアスプリーム
40. アグル
41. アグルV2
42. ネオス
43. セブン21
44. コスモスルナ
45. コスモスコロナ
46. コスモスエクリプス
47. コスモスフューチャー
48. コスモススペースコロナ
49. ジャスティススタンダード
50. ジャスティスクラッシャー
51. レジェンド
52. ザ・ネクストアンファンス
53. ザ・ネクストジュネッス
54. ネクサスアンファンス
55. ネクサスジュネッス
56. ネクサスジュネッスブルー
57. ノア
58. マックス
59. ゼノン
60. メビウス
61. メビウスブレイブ
62. メビウスバーニングブレイブ
63. メビウスフェニックスブレイブ
64. メビウスインフィ二ティー
65. ヒカリ
66. ハンターナイトツルギ
67. SEVEN X
68. テクターギア・ゼロ
69. ゼロ
70. ウルティメイトゼロ
71.サーガ
72.ギンガ
これでもう、試験に出ても大丈夫(←出ねえよ!)。
さて、
●47.コスモスフューチャーと50.ジャスティスクラッシャーの2人が合体した
51.レジェンド
●60.メビウスとウルトラ6兄弟(2.ゾフィー、1.初代マンAタイプ、3.セブン、5.マン2世、6.エース、8.タロウ)の7人が合体した
64.メビウスインフィニティー
に続く、第3の複合ウルトラマン、
●69.ゼロ(70.アルティメイト?)、33.ダイナフラッシュ、49.コスモスルナの3人が合体した
71.サーガ
だけは、既存のどのウルトラマンにも似ていない件について、
「サーガ」つながりで、マジンサーガがモチーフではないかと書いたが、
同じマジンサーガでも、
永井豪が描く、クレヨン画みたいな、モロ漫画(左)ではなく、
扶桑社版の表紙を手がけた、生頼範義(おうらい・のりよし)版(右)が参考にされている。
実際に並べて見ると、顔だけでなく、恐らくは、
↑ウルトラマンサーガの胸の模様まで、生賴版の表紙の影響が見て取れる。
生頼範義の名前が出たついで、でもないが、
「スター・ウォーズ」
「ゴジラ」を多数手がけたことで有名な生頼氏は、
実はウルトラマンも描いたことがある。
ただし、知る限り、たった1回だけ。
「ウルトラマンパワード」のビデオ発売告知ポスター
文字を抜いた原画状態。
部分
本記事公開時点で、このポスターは4万円で売り出されている!
生賴範義氏に話が及んだので、
ガンダム(左)やダンバイン(右)まで描いている。
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前にこの記事(生頼範義のSW・3/起用の経緯)に書き込んでいただいた情報に触れておこう。
2014年の2月にみやざきアートセンターで、念願であった企画が実現します。もう、これをやれたら死んでもいい、NPO法人を辞めてもいいとう企画です。
「生賴範義 展~The Illustrator~」という、宮崎市に40余年住んでいらっしゃる生賴先生のイラストを中心とした初の本格的展覧会なんです。
70年代前半から雑誌の挿絵やカヴァーを描き、80年に「スターウォーズ帝国の逆襲」の国際版ポスターでG・ルーカスに認められ一躍世界に名を馳せるようになった伝説のイラストレーター。「グーニーズ」「平成ゴジラシリーズ」「復活の日」等の映画ポスター、小松左京や平井和正のSF小説のカヴァー、ライフワークとして取り組んだ戦記モノ、「信長の野望」「メタル・ギア・ソリッド」等のゲームのパッケージ等、日本だけでなく世界の文化を「イラスト」という力で支え続けた「孤高の作家」の全貌が明らかとなる特別企画展をただいま鋭意準備しております。
情報がまとまり次第、ホームページでご案内いたしますので、皆さん、是非楽しみに!そして今しばらくお待ちくださいね!
現在では、最新関連記事も公開されている。
以上、かなり強引な合わせ技で、ギュウギュウにウルトラマン情報を詰め込んだのは、
今日、7月17日が、1966年のこの日に、ウルトラマンの第1話が放映されたからである。
(ウルトラマンの日は、「ウルトラマン前夜祭」でお披露目されたことから、1週前の7月10日)
明日は、「キケンなニオイのする映画(邦画編)」の予定です。