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この記事(2016全ウルトラマン名鑑PARTⅦ/衣替え・追加武装編C)で、
ウルトラの母の画像探しをしていたら、
偽(元サイトの記述)ウルトラの母
なる者に行き着いた。(2016/3/21の記事)
※参照元の画像ではありません。
こんなの、いたのか!
ってことは、
「何人いるの、ウルトラマン」も数え直し(…)
「全ウルトマン名鑑」も、追加が必要(……)
「早見表」や、「サムネイル劇場」だって(………)
何度もやり直したくないので、
他にもにせ/ニセのウルトラヒーローがいないか、
改めてチェックし直したところ、
母以外にも、
●ゾフィー(SRとは別)
●メビウス(プロトマケット)
●ゼロ(ババルウ星人の偽装)
——と3人も偽者カテゴリーで数え漏れがあることが判明。
しかも、さらに念のため、再確認作業を進めた結果、
霊体/幻影カテゴリーにも、
何人か数え漏れが見つかった。
●アグル(ザラブ星人が関与)
●ストロングコロナゼロの姿
●ルナミラクルゼロの姿
※他にもあればご一報ください。
ただし、存在を知りながら、
こちらの判断で除外している者もあります。
というわけで、
ここでこうして、
「ニセモノの奥深き世界」と題し、
全ウルトラマン名鑑を部分的にやり直すわけだが、
これまでの流れを断ちたくないので、
PARTⅠ(1966-1975)
PARTⅡ(1979-1995)
PARTⅢ(1996-2005)
PARTⅣ(2006-2016)
PARTⅤ(衣替え・追加武装編A)
PARTⅥ(衣替え・追加武装編B)
PARTⅦ(衣替え・追加武装編C)
〈番外編〉とし、今回はそのAとする。
Aってことは、Bもあるし、たぶんCも…。
やれやれ。
底本はこのページとし、
2012/5/1以降は、こちらで補完した。
「にせ」とかな表記は赤字
「ニセ(・/-)」とカナ表記はパープル表示
記述は、2012年までは、
「ウルトラヒーロー完全ガイド」を、
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それ以降は、やむなくWikiに頼った。
↓持ってないから!
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また偽者の英語名は、総称の
近年はほとんど使われず、
等、より特定するものになっているため、そちらを優先して併記する。
画像は、対象を際立たせるため補正した場合、
本来の映像(元画像)とは異なります。
にせウルトラマン
Fake Ultraman
『ウルトラマン』第18話「遊星から来た兄弟」1966/11/13
正体はザラブ星人。
ニセ・ウルトラセブン
Robot Ultraseven
『ウルトラセブン』第46話「ダン対セブンの決闘」1968/8/18
サロメ星人の製造したロボット。
エースロボット
Ace Robot
『ウルトラマンA』第14話「銀河に散った5つの星」1972/7/7
↓エースキラー(右)のテストのため、
↑異次元人ヤプールが製造したロボット。
にせアストラ
Imitation Astra
『ウルトラマンレオ』第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」1974/12/27
ババルウ星人の変身。
にせウルトラマンジョーニアス
Fake Ultraman Joneus/
なんと、
初代ウルトラマンXは、
にせジョーニアスのことだった?
劇中ではその名を呼ばれず、
北米版DVD付属冊子に、この名前が記述されている…らしい。
Despite his name being Ultraman X in the English dub, it is not mentioned within the show itself, but used by official manuals.
外見的な差異はないが、
本物のジョーニアスのプラニウム光線を受けた際に、
青く変色した。
第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」1980/1/23
↑ギロ星人(…)が製造したロボット。
↓ギロ星獣との関連は不明。
『レオ』第9話「宇宙にかける友情の橋」1974/6/7
妄想ウルトラセブン
Delusion Ultraseven
『ウルトラマン80』第44話「激ファイト!80VSウルトラセブン」1981/2/11
↓少年が肌身離さず持っていたセブンの人形(ポピー製)に、
↑怒りと憎悪の怨念が宿って、妄想セブンとなる。※少年の意識下のイメージ
重症の少年の枕元に置かれたセブンの人形は、無念の涙を受けると生命を得て、
病床を離れて市街地に飛んでいき、巨大化して暴れまわった。
犯人の暴走族を執拗に追い回し、街は巻き添えで破壊される。
本物のセブンのプロテクターの溝には、
↓市販のクリーム色のビニールテープが貼られていたが、(※諸説あり)
↑妄想セブンの溝の色はゴールド。
これは当時の、「セブンのタロウ化」の一環、
すなわち、
六角形の目の輪郭だけイエローで中央は無色透明(セブン)
↓
目の全体がイエロー1色(タロウ)
方形の凹みがクリーム色(セブン)
↓
丸い
でもあるが、
妄想セブン原形のソフビ人形も、
凹みがゴールドだからってのも、
あるかも知れない。
だけどもしソフビ人形どおりの姿なら、
現行のバンダイソフビのセット売りだとか、
「ギンガ」以降の500円シリーズの一部にも見受けられる
悪しき慣習の元祖、
つまり前面のみの手抜き塗装が特徴だから、
その巨大版の妄想セブンだって、
後頭部と背中は、赤一色じゃないのか?
ということは、全く考慮されなかったようである。
今回はここまで。
にせウルトラの母に行き着くまでの道のりは険しい。
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堤 哲哉
円谷プロダクション