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キケンなニオイのする映画(洋画編)

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※今日のブログは、日本では8月30日に公開される『マン・オブ・スティール』について、何も知りたくない人は、読まないでください。

けっこう大きな映画を見逃している。

『007/スカイフォール』
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-かいふぉーる

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『私を愛したスパイ』(1977)以来、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-supai

私を愛したスパイ [Blu-ray]
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ずっと007を映画館で見続けてきたのに…。

『ホビット 思いがけない冒険』
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-zasaz

ホビット 思いがけない冒険 Blur-ray & DVD (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
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『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は、もちろん映画館で観て、後で延長版のDVDまで買ったのに。


『アイアンマン3』
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-eeee
えっ、もう上映終了?
本稿執筆時点で、池袋、舞浜、港北ニュータウンの3館のみ、生き残り中だが…。
まあ、公開からほぼ2ヶ月じゃ、しかたないか。

1作目は映画館で観た。
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『2』は機内上映。
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アベンジャーズ』は、IMAXで観たけど、
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世評(秘宝ベストワン)ほどには、感心せず。

スター・トレック イントゥ・ダークネス
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-だrkねっs
(8月日本公開)は意地でも見る。
なにせスタトレ映画は、出来不出来に関係なく、観るのが義務だから。
といいつつも、
劇場版スタートレックでも、9作目の『叛乱』(1998)だけは、

映画館で観られず、DVDが初見だった。
スター・トレックⅨ 叛乱/リマスター版スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
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もう1本、公開されたら必ず観るけど、その出来に一抹の不安が募るのは、
マン・オブ・スティール
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-mann
(日本公開8月30日)

ザック・スナイダー監督
(『300 〈スリーハンドレッド〉』 2007/『ウォッチメン』2009/『エンジェル ウォーズ』』2011)
の力量はあまり買っておらず、
たとえクリストファー・ノーラン
(『バットマン ビギンズ』2005/『ダークナイト』2008/『インセプション』2010/『ダークナイト ライジング』2012)のテコ入れがあろうとも、信頼はしきれない。

とっくに公開済みの本国で鑑賞済みの観客全般の満足度はぴったり8割(8.0)と、「アイアンマン3」(7.6)よりも高スコアだが、わざわざレビューを表明する人たちは、誰もが異口同音に、手放しで称賛できないと語る。

昔ながらの文章でも、
(編集:リンク先では最新レビュー、それも絶賛の嵐しか閲覧できないので、私が目にしたレビューを以下転載)

140 out of 214 people found the following review useful:
Remember that sinking feeling you had watching The Dark Knight Rises?
Author: arthurcooper from South Korea
13 June 2013

I wanted to like this movie. Admittedly, I went in with high expectations, but I thought the names behind the movie, the actors and the beautiful trailer justified my high hopes.

And - at first - I thought it was all going to work out. For the first 40 minutes or so, this movie is awesome. Krypton, an ALIENated Clark Kent doing odd jobs on earth, a confused boy trying to cope with his powers...

Some reviewers have bashed the movie for being too serious, but there's nothing wrong with a little seriousness, or a little reverence towards the character. In the first half, I think the tone is perfect. A little dark, sure, but it all feels like we're building up towards something truly awesome. Then, kind of suddenly, the main story with Zod and the action starts. And, as much as I love action movies, I really wished it hadn't.

When the serious actions starts, all coherent story telling stops. In the blink of an eye the movie goes from feeling like a sci-fi Batman Begins to Transformers 3 minus the nuanced story telling. Suddenly Superman is here and we get these big sweeping beautiful scenes, and they're just completely boring and out of place. And I don't even want to talk about the totally contrived Lois Lane - Superman romance. (Lots of sighs, and "WTF?" comments at the theater I was in).

I kept waiting for it to recapture the tone of the first half, but the action just keeps getting bigger and dumber. In the middle of the unending action spectacle of the second half, I actually nodded off.

This movie had the creative talent, and the actors to make something really great. And I feel like without a Michael Bay explosion quota maybe they could have done it here... But in the end this is a missed opportunity.



はやりの動画レビューでも、


論調は、ほぼ同じ。

英語が分かる人は、ネタバレ覚悟ならこちらもご覧ください。

「予告編こそが本作のピークであり、ハイライト」だと。





そもそも『スーパーマン・リターンズ』(2006)の時に、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-mei


すでにノーランの『バットマン ビギンズ』(2005)は公開済みだったから、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ビギンズ
スーパーマンも現代の世相に合わせた、リアルな存在にすべきじゃないかと言う声があって、『ダークナイト3部作』を終えたノーランに、ようやくチャンスがめぐってきたわけだが、
どっこいブライアン・シンガーが、『リターンズ』をああやったのは、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-りたーん
スーパーマンの本質をわきまえれば、
そうやるしかなかったからで、
$作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ori
スーパーマンの理想形は、後にも先にもクリストファー・リーブに尽きるわけで、その線でやった「リターンズ」は、製作年代が大きく隔たりながら、リーブの4作とひとまとめにされる。



バットマンをダークナイトと呼び変えたように、
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-小画面
作家集団Addictoe オフィシャルブログ-ポッド
スーパーマンをマン・オブ・スティール(鋼鉄の男)と呼び変えて、その線で映画を作れば成功するかと言えば、必ずしもそうはいかなかったようで。

次回は、キケンなニオイのする映画(邦画編)の予定。


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