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『ルパン三世 PARTⅣ』1話感想

「10月放送かあ、そろそろだなあ」
ぐらいに考えていた、
「ルパン三世」新テレビシリーズ
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ねろ

だが、
2015年10月1日より日本テレビにて毎週木曜25:29~放送開始!
——のはずが、
関東は、ラグビーW杯の影響で初回放送時間が変更、
10/1木曜 26:40~
だったのが、さらに押して、
実際は、深夜2時50分から放送された。

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果たしてその出来映えは?

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sannsann


作画と美術は最高レベル。
アニメーションは無難で、
アクションが驚きや笑いにはつながらない。
ということは、
話(脚本)が、イマイチ突き抜けてない。

とはいえ、話の純粋に面白い「ルパン三世」って、
TV第1シリーズ4話「脱獄のチャンスは一度」で、
投獄されたのが実はルパンじゃなかったというのは、
モンキー・パンチのマンガ原作にもあって、
大元はルブランの「怪盗紳士」からだし、

モーリス・ルブラン
早川書房
売り上げランキング: 163,693

『カリオストロの城』のラストで、
湖底の遺跡が姿を現すというのは、
『緑の目の令嬢』(青い目の少女)


からだったりと、
純粋に「ルパン三世」というマンガ原作に由来する
ストレートに一本筋の通った面白い話は、とっくに枯渇しており、
テレビスペシャル初期の柏原寛司が脚本の回が、
アニメオリジナルのプロット、ストーリーとしては最後の成功群で、


以後は程度の差こそあれ、
既存作のリサイクルと再構成でしのいでいて、
それは今回も例外ではない。

一応、新味…といえるかどうかは、
新キャラ、レベッカ・ロッセリーニや、
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っっっっk

峰不二子が、
実は男性に変装してましたって場面が目立ったが、
「体格や身長や声色はどうなんねん?」
(答:それがアニメのいいところ)
と気になり、
同様に、銭形が行く手をはばむサーベルを、素手ではらったりしたのが、
「ああ、そういうところに気が使えないんだな」ぐらいは思った。

だけど、きわめて優等生的な出来映えで、
第2シリーズの、
ホントはわかっちゃいないくせに、
「ルパン三世って、こういうもんでしょ」の見よう見まねが、
意外やガキンチョには受け入れられる事態に、
当初からのファンがガクゼンとしたような失望はない。

「峰不二子という女」みたいな変化球でなく、
まっこう直球勝負なのにも好感が持てる。


とにかく、超ベテランの友永和秀氏の参加で、
正統派で現状で考えられる最高レベル、
予想のかなり上は軽く越えてきた。

にしてもネット社会で見逃し配信があるにせよ、
本放送がこんな深夜って、どうなのよ。





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