これ(8月29日の記事)の続きで、
どうやって、丸越を知ったのか。
ポピーのウルトラマンの消しゴムは、
同サイズ、同ポーズで、80(エイティ)までの17体が揃った。
その少し前、
1980年の春頃、
仮面ライダーとバイク(ライダーマシン)が、
ランナーでつながれた消しゴムを発見。
最初に手にしたのは、ストロンガーとカブトロー。
↓アストラ同様に拾いもの。
これがまたまた、出来が良い!
↓その出来の良さを、大判画像が入手できたジャングラー(左)で検証。
↑サイズに合わせた適度なデフォルメがあるが、アマゾンともども、実物の特徴をよくつかんでいる。
いったい何種類あるのか?
=歴代仮面ライダーとバイクが全種揃うのか?
どうやら20円カプセル用商品だというところまではつきとめたが、
この当時は、↑「全8種類」というところまではわからなかった。
「ポケットアイドル」という商品名は、
仮面ライダー消しゴム全般をさすもの。
今なら、その頃に最新だった、スカイライダーが8番目で、
その内訳は、
①サイクロン+ライダー(旧1号?)
②改造サイクロン+ライダー(新1号?)
③新サイクロン+ライダー(2号?)
④ハリケーン+V3
⑤クルーザー+X(エックス)
⑥ジャングラー+アマゾン
⑦カブトロー+ストロンガー
⑧スカイターボ+スカイライダー
——だと判明しているが、
当時は
↓ライダーマンマシン(左 スズキ ハスラーTS250IVを無改造で使用)と
↑テントロー(右)もあるのではないかと考えた。
↓テントローとは、電波人間タックルの乗るバイク。
テントローはポピニカも出ていたし、
この大きさ(20円サイズ)なら、造形も製造もわけないだろうし。
なにせ同じ(キャラクター消しゴム=塩ビ人形製造の)会社で、
ウルトラマンなら、
ドマイナーなU40の5大戦士まで、全員作ってるマニアックさなんだから。
だいたい、ウルトラマンは単体造形なのに比べ、
1979年の時点では、
↓ウルトラマンはこの16人(16種類)
全員、めでたく怪獣消しゴムとして商品化された。
「やっぱ仮面ライダーは、
バイク込みでこそライダー(乗り手)でしょ」
スカイライダー(1979年10月~)には、
↑ライダーマンを含む、歴代仮面ライダー7人がバイクと共に客演したが、
改造サイクロンと新サイクロンは新調されて、
カウルのデザインが、オリジナルとはほど遠いブサイクなものに。
——という商品コンセプトがすばらしい。
なにしろ、
ポピニカだったら、揃えるのにかなりの出費のうえに、
↓大判元画像は、こちらより。
↑ジャングラーだけは、ミサイル発射ギミック等で外形が大きく変形、
↓実車とのギャップが激しい。
製造・発売時期が異なるために、まるでふぞろいなのと比べれば、
1個20円の消しゴムなら揃えるのもカンタンだし、
同時期の一斉発売だけに統一感バツグンで、
揃え甲斐が、ありまくり。
そんなこんなで、勝手な脳内都市伝説=希望的観測で、
この20円サイズには、幻の、
⑨ライダーマンマシン+ライダーマン
⑩テントロー+タックル
があるに違いない
と思い込んでいた。
その思い込みは、かなり激しく、
ポケットパックというセット売りで、
↓メインラベルでは「ポピー」表示でも、
同封のミニミニブックは、「P」マークで丸越を主張。
Pマークはポピーではなく、丸越のものだと初めて知る
と同時に、
20円サイズより一回り大きい、
中型サイズのライダーとバイク、
①サイクロン+ライダー
②改造サイクロン+ライダー
③新サイクロン+ライダー
④ハリケーン+V3
⑤クルーザー+X(エックス)
⑥ジャングラー+アマゾン
⑦カブトロー+ストロンガー
⑧スカイターボ+スカイライダー
——がセットされていてもなお、
いや、ライダーマンはきっと、
タックルはひょっとして、存在するに違いない。
と考えた。
別に自分だけじゃない。
この記事でも、
「デッドストック品で未開封でしたが
残念ながらライダーマンは入っていませんでした」
——とあり、
消しゴムラインナップにライダーマン+バイクが当然あるはず
あるいは、
なんでライダーマンだけ外されてるんだ?
と疑問に思う人は、
他にもいることがわかる。
ポケットパックに詰め合わされた中サイズ8種は、何がよかったかというと、
↓スカイライダー(1979)の時こそ、
↑ライダー1号2号は、新旧サイクロンを乗り分けていたものの、
「V3」(1973)「X」(1974)「ストロンガー」(1975)の頃は、
どちらも新サイクロンに乗っていたのを再現するのに、
ポケットパックを2つ買えば済んで、手間いらずだったこと。
ただし、この中サイズ、
20円の小サイズより大きいから出来が良いかというと、さにあらず。
実際には、先に発売された小サイズを参考に単純に拡大したため、
(横に20円サイズを置いて作業をしたらしく)
造形はきわめて大味。
しかも小サイズを引き写すときに、
実物から変えた部分まで受け継いでるから、
ブサイクなこと、このうえなし。
ポケットパックには、100円売りのビッグサイズも1つだけ入っていて、
その造形は、中サイズとどっこいのアバウトさ。
しかもこれぐらいのデカさだと、
透明なはずの部分がゴムのムクという、
リアルさを損なう弱点が、さらに目立ってしまう。
今回の調査で初めて知ったが、
丸越のバイク+ライダーは、
20円サイズよりさらに小さい、極小サイズも確認されている。
↓極小サイズ用のライダーは小さすぎて現存率が少ないが、
↑右端にかろうじて1体だけ写っているので、バイクとセットだったとわかる。
つまりバイク+ライダーの消しゴム=ポケットアイドル各8種類は、
●100円大サイズ=ポケットアイドル№100
●中サイズ
●20円小サイズポケットアイドル№20
●極小サイズ
——の4つの大きさがあった。
(1980年春現在)
極小サイズの商品価値が謎だが、
おそらく、駄菓子屋のくじあて賞品
ポケットアイドル当の、末等(4等)だったのではないか。
——と、今ならネットで関連画像を集めて、
分析、推測できもするが、
なにせ当時は、自分が行き当たった現物からしか予想できない。
となれば、わからないことは、
直接メーカーに問い合わせするしかなく、
商品に記載のあった丸越の所在地に、
手紙で訊いてみることにした。
ライダーマン+バイクって、
20円の消しゴムにあるんですか?
つづく。
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マルコシ訪問記【2】/35年の時を経て語る〈その3〉
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