今回のタイトルの「トウシン」「カオシン」は、
フルポン村上のヒザ神(ひざしん)のような、
“トウ神”や“カオ神”ではなく、
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もちろん「頭身」「顔身」のこと。
でもって、流れとしては、この記事(齋藤飛鳥・後編)つながりですが、
小顔で背の高いタレントを検証するより、
↑菜々緒は9頭身とされている。
もうちょっと、実のある記事にしようかと。
頭身と言えば、成田亨(なりた・とおる)が、
●ウルトラマンは、8頭身の古谷敏がスーツを着込んで7頭身になり、
これがヒーローの理想のプロポーション。
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●ウルトラセブンにも古谷氏に続投してもらいたかったが、かなわず、
起用された上西弘次氏が、
ずんぐり5頭身で困った
——という話は有名。
…有名だが、情報源を知らなかった。
そしたら、どうやらその情報の大元と思われる、
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成田彫刻 第一段 MAN(宇宙人M)
成田彫刻 第二段 SEVEN
(※それぞれ、“弾”の誤記?)
——が惜しげもなく公開されてるので、
そこから頭身にまつわる箇所だけを要約すると、
頭身記述はもっぱら「第二段(弾)SEVEN」に集中しており、
●マンは7頭身より、少し頭が大きかったが、
↓マン(左)はトサカを除けば、ほぼ7頭身。
↑セブン(右)はアイスラッガーを除けば、5.6頭身程度。
●セブンは演者の上西浩次氏で確定のため、5頭身半が避けられない。
●ギリシャの彫刻家は、男性の美の基準を7頭身とした。
●ミロのヴィーナスは7頭身半。
↓下から煽り気味で巨大な像を捉えているためか、この画像解析では8頭身以上。
●「八頭身美人」という言葉があるように、女性ならサマになるが、
↓最新八頭身美人の新川優愛(しんかわ・ゆあ)。
↑とはいえ、少しオマケしないと8頭身にならない。
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●8頭身の男性では白痴化(=脳容量が少なく、頭が悪そうに見える)し、
↓速水もこみち(左)の現実離れした完璧な8頭身。
↑ネアンデルタール人(右)は、がっつり5頭身。
●6頭身~5頭身も、やはり白痴化(=原始人チックで、低脳に見える)する。
——等々が語られている。
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でもって、成田亨氏としては、
頭身(とうしん)とは、すなわち顔身(かおしん)
——のことを、しっかり指していたのも明らかになった。
日本人の体位が急速に向上した、平成の現代はともかく、
↓「新世紀ウルトラマン伝説」(2002)では、28人のウルトラマン全員が、見事に理想化されたプロポーションで、
現役時代のセブンやエースのような、胴長短足=5頭身クラスは、もういない。
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昭和の時代で、初代マンに続く7頭身ウルトラマンは皮肉にも、
成田氏が「セブンに角をつけただけ」と忌み嫌った、
タロウだけだった。
※レオは、頭部とトサカの境目がわからず、
今日の記事の本旨から外れるので、今回は除外します。
ってことは、
タロウは角さえなけりゃ、
古谷敏風7頭身プロポーションの、
理想のセブン像でもあったはず。
もっともカラータイマーも、成田氏は嫌ってたけど。
↑成田氏の彫刻をソフビキット化したもの。
詳しくはこちらで。
そんなこんなで、頭身研究は、おそらく今後も続きます。
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