※タイトル<は、「パワードピグモン」の間違いではありません。
細々ながらも、「ふぞろいの怪獣たち」として続けて来た、
ガラモン/ピグモン編の、通算12回目。
(11回目は、「ザ☆ウルトラマン」の、ロボットピグ)
●ガラモン(1966)↓
●ピグモン(1967)↑
●格闘戦用ガラモン(1971)↓
●ロボットピグ(1979)↑
●花井その子応援団のピグモン(1983)↓
●『アニメちゃん』のピグモン(1984)↑
——と来ると、
順番としては、
「ウルトラマンパワード」(1993)の、
↑生賴範義画の「パワード」のポスターアートには、さりげなくピグモンも小さく描き込まれています。
パワードピグモンとなる。
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グ…グロい!
個人的には、「パワード」本編は、何話かを「つまみ食い」で断片的に見た程度。
DVDも出ておらず、鮮明なパワードピグモンの写真は、
ネットからでは、これが限界。
でもって、当ブログの最近の画像転用は、
日によっては、もっぱら動画からなので、
海外版(英語バージョン)を見つけて、
(※絶望的につまらないので、閲覧注意)
劇中本編から、
パワードピグモンを抜き出して、
Wikiの解説と合わせて、以下にご紹介。(青字部分)
『ウルトラマンパワード』に登場するピグモン
↑オリジナル(ガラモン)同様に、まばたき機能があるスーツ。
アメリカで制作された『ウルトラマンパワード』第3話「怪獣魔境へ飛べ!」(米国版サブタイトル:A QUARTET OF CREATURE)に登場。玩具などではパワードピグモンの名称が用いられている。
身長:1.3メートル
体重:20キログラム
↓どう見ても、1.3メートルより背が高く、大柄なアメリカ人と肩を並べるパワードピグモン。
南米の伝説で知られており、レッドキングに襲われた人を匿う。危険を感知する能力があるらしくレッドキングの雄の襲来に際して暴れる。
↓それを言ったら、パワード怪獣すべてにあてはまるが、
↑もはやオリジナルの面影のない、あまりにも大胆すぎるアレンジ。
初代ピグモンと異なり、死亡せずに生存する。
デザインは前田真宏。可愛い方向にはせず、深海生物のイメージでまとまられた。
顔はオコゼ、背中は軟質サンゴ、腹は甲殻類の甲羅、
手はエビの脚をイメージしている。
↓エビの手というより、エイリアンのフェイスハガーみたいな、パワードピグモンの手。
↑サンゴを模しているので、ベロクロン同様に、挽き肉を連想させるパワードピグモンの突起。
背中の脊髄が剥き出しになったようなディテールはデザイン画にはなく、造形段階でアレンジされた。
で、タイトルのパワードガラモンは?
↓こいつです。
↑ウルトラマンパワードは、「天上天下唯我独尊」のポーズなのでしょうか? ガラモンにどんな説教をたれてるのか?
フェイスブックの円谷プロダクションのアルバム、
円谷アーカイブスで公表された、この写真。
「パワード」劇中には出て来ない、
このガラモンは、一体ナニモノ?
フルスクリーン表示で、さらに大判画像の限界に挑む。
高山良策が造形した、初代は別格として、
これまでの、どの再登場ガラモン/ピグモンよりも、
ガラモンらしさを失わず、
しかも堂々たるオリジナリティも加味した、
久々に秀逸な造形のガラモンスーツ。
この前の“貧相な”ウルトラの母のように、
これもアトラク用のスーツだったのか?
そんなもったいないことするかね、しかし。
アトラク用なら、完全に宝の持ち腐れ。
フェイスブックがなかったら、
永遠に陽の目を見なかったかも。
——などと、
あれこれと考えを巡らせていたが、
このガラモンの正体を、突き止めましたよ。
それについては、また次回。
あなたも推理しておいてください。
※わかってる人は、まだヒミツだよ。
ヒント:「パワード」のビデオが発売された、1993年といえば?
ウルトラ怪獣シリーズ [パワードピグモン] パワードモンスターシリーズ
posted with amazlet at 15.02.10
バンダイ1993