これ(タカラ1/1100/あな知らアルカディア〈その4〉)の続きで、
関連記事に、
数度にわたりコメントいただいた
Romaさんの情報から。
〈情報その1〉
アルカディア号の権威、
カナダ人のアレックス氏のフルネーム、
アレクサンドル・デュマ(Alexandre Dumas)は、本名。
↓アレックス・デュマ氏による、タカラ1/1500アルカディア号の作例。
元画像一覧は、こちらより。
『モンテ・クリスト伯』の著者と同名なのは、偶然。
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〈情報その2〉
1/1500では、
↓アニメ風とリアルタッチの、どっちつかずだったボックスアート。
↑それに対して、リアルで大人なタッチの、1/1100ボックスアート。
「作者不詳」としていたが、
スタジオぬえ(当時)の、加藤直之氏の作品と確定した。
このイラスト、元々は、
月刊OUT(アウト)の、1978年12月号(発売は10月27日)に収録された、
見開きピンナップカレンダーのもの。
イラストの作者名義は、加藤氏ではなく、「スタジオぬえ」だったようで、
理由は、
ヤマトの時は、
絵柄も加藤氏が描き起こしたが、
アルカディア号に関しては、宮武一貫氏の線画設定を元画にしているため。
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(以下引用・一部編集)
加藤さんのアルカディア号とリアルハーロックのピンナップが好きでした。
↑
そのアルカディア号は、宮武が描いた線画にぼくは色を塗っただけだと思いますw 色を塗るだけなら、なんと楽な仕事であることよ、なんて思いますですよー。(加藤氏)
このイラストが、プラモの箱絵に流用されたということは、
箱絵の方が絵の全体が見渡せるので、当初よりプラモのために描かれ、ピンナップに転用された可能性も高い。
1/1100キットの発売は、1978年11月以降で、
おそらく歳末のクリスマス商戦用だったと思われる。
では、1/1500キットの発売はいつだったかといえば、
こちらは1978年の夏(6~8月)に決まってる。
証拠は、これ。
週刊少年チャンピオン1978年38号の広告
この1978年の夏は、アメリカ本国から1年以上遅れの、
『スター_ウォーズ』の日本公開だったので、
↑普段は演劇や歌謡ショーに使用する日劇で特別興行された、1作目『スター・ウォーズ』
タカラは、ハーロックも抱き合わせの宇宙モノ商品として売り込んでいた。
当時のタカラの関係者は知るよしもなかったが、
実は「宇宙海賊」キャプテンハーロックと
「宇宙海賊」ハン・ソロは、デザインの出発点は同一で、
起源を1975年にさかのぼるであった。
というわけで、はからずも最後は、
昨日に続いて、
SW情報になってしまいましたが、
とにかく今回の記事は、
Romaさんの情報なしには成立しなかったので、
この場を借りてお礼申し上げます。
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TVサントラ 水木一郎 くにたちカンマーコール