3月28日に、まさに新消費税率(5→8%)導入直前に発売される、
「昭和怪獣画報 梶田達二画集」
3,675円で買える、
今月中にぜひお買い求め下さい!
4月からは3,780円、つまり105円余計に払うことになります。
現在、入手できる画像は、表紙のこの絵だけです。
以上。
それも味気ないんで、
以下、蛇足を承知で。
梶田氏が2011年10月8日にご逝去され、
すぐさま画業をまとめたものが出版されるかと思いきや、
一向にそんな気配もなく、
なぜだろうかといぶかしんでいた。
梶田氏の子供むけノートの表紙絵をコレクションしている人と、
ワンフェスで会ったとき、
そこらへんを訊いてみると、
画業が重なる前村教綱(まえむら・のりつな)氏の画集が売れなかったため、
どこも手がけたくないんだとか。
おりしも出版は冬の時代。
たまたま映画「電人ザボーガー」(2011)公開に合わせた、
洋泉社の
『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑 (別冊映画秘宝)に、
洋泉社 (2011-10-14)
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梶田氏のミニギャラリー(主にプラモの箱絵)があったので、
「ここがやってくれれば」
と思っていた。
そしたら、やっぱり、洋泉社から出たわけだが、
編集を担当された岸川靖(きしかわ・おさむ)氏によれば、
*梶田氏ご本人が、生前に岸川氏をご指名だった。
*数社に打診して、部数が見込める企画に変更し、ようやく洋泉社で実現。
*テーマは怪獣。しかも、第1期怪獣ブームのQ、マン、セブンが中心。
放映当時に描かれた物をメインに収録。小学館の学年誌からが多く、マニアでも初見の絵があるはず。
----とのことでした。
↓今ならこうやって、デジタルで色調補正もカンタンだが、
↑あえて古びた色調にしてあるようです。
ここからは、ついでに、いつかのために集めておいた梶田氏のギャラリーです。
※画集に収録されているわけではないので、お間違いなく。
ウルトラマン/ウルトラQ
だ…だれにだって、初めてで不慣れな時があるものさ。
ウルトラセブン
だいぶ手慣れてきましたね。
第2期(1971年以降)の画稿も含まれています。
帰ってきたウルトラマン
たいへん脂ののっていた時期ですね。
スペクトルマン(宇宙猿人ゴリ)
公害Gメンの特殊ヘリは、「カエルとトンボ」を逆読みした名前のプラモになり、
箱替えのたびに、梶田氏が新しいイラストを描いていた。
その他いろいろ
明日は、のどじまんザ!ワールド関連記事です。
『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑 (別冊映画秘宝)
posted with amazlet at 14.03.22