元ネタ探しの思い出【SWココラジ#016】
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2023/11/01
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↓こうした比較画像を見て、互いに無関係だとか似ているのは偶然の一致とか言う人って一体…。(2回目)
【有紀蛍≒レイア姫/トニカ姉妹】
↓有紀蛍(ゆうき・けい)→ヒロインのコスチューム案→トニカ・シスターズ。
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松本零士のデザインにかなり影響を受けていたのは明らかで、
それは自発的なものではなく、
ジョージ・ルーカスがマクォーリーに手渡した、
資料の束から目についたものだった。
『宇宙大怪獣ドゴラ』(1964)に、
ダン・ユマ名義で出演した、
ロバート・ダナム氏の証言によれば、
同氏は1970年代の中頃にルーカスとロスで面会し、
ルーカスはそのつてで、
日本の映画会社を何社か訪れることになった。
スター・ウォーズの特撮をこなせる会社を探すのが目的で、
訪問時期は、1974年か1975年だった。
ダナム氏はルーカスに、日本映画に多数出演した俳優、
ウィリアム・ロス氏を紹介し、
ロス氏は東宝や、それ以外の映画会社を案内した。
その後ウィリアム・ロス氏は、日本でスターウォーズの参考になるようなデザインや資料が発見されるたびに、
逐一ルーカスに報告と資料提供を欠かさなかった。
零時社が❌1975→⚪︎1976年(後述)に作った、
「宇宙海賊キャプテンハーロック」の企画書で、
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↑脚本準備稿で「小太り」と描写されたルークの原案と隣り合わせで、後に双子の兄妹関係になるレイアの原案が描かれているのが興味深い。
ショートカットの髪型、コスチュームの模様、膝から下が描かれていない等、有紀蛍のこのイラストを参考にしたのは明らか。
↓パンツ側面の断続ストライプと、
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↑腰の西部劇風ガンベルトが、かろうじて引き継がれた。
↑こうした比較画像を見て、互いに無関係だとか似ているのは偶然の一致とか言う人って一体…。(4回目)
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↑当時のジョージ・ルーカス/コッポラの風貌を模したあごひげ面ハン・ソロの原案は、ハーロック同様にマントを羽織っていた。
↓アナライザーはここから、
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R2-D2にプチコピペされた。
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2種類の宇宙怪物の要素をニコイチして、
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ご覧のように、誰の目にも明らか。
他のどの「宇宙戦艦ヤマト」関連書籍にも載っていない!
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「ギャラクティカ」のバイパー戦闘機の、
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↑先端に並んだ突起、コクピットの位置と形状、機体のフォルムと構造、「大図鑑」では手前の古代機のコクピットで隠れた主翼が省略されている等々、証拠は数知れず。
※「ヤマト大図鑑」の大判画像での一覧はこちらで。
このように、コスモファルコン(「2199」)の元ネタ?の元ネタは、
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コスモゼロだったことが判明。
↓ポピニカの箱に掲載された、貴重な撮影用ミニチュアの写真
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これをマクォーリーのスノースピーダー初期稿と並べてみれば、
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類似性や共通性は一目瞭然。
逆に言うと、この程度のひお画稿から、
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これほど洗練されたマクォーリー画稿が生み出されたのは驚きである。
今回は以上です。