臨時ニュース
*369*みるくさん
から、
伊藤秀明氏の最後の仕事になった、
松本零士漫画家生活60周年展が、
銀座若山美術館で、12/21まで開催中
との情報をいただきました。
情報ありがとうございます。
皆様、お見逃しなく。
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では今日の本題で、まずは、おさらい。
本ブログでは、
↓この船舶設計図を元に造形された、
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宇宙戦艦ヤマト立体を振り返っている真っ最中。
第1弾は、2メートル10センチの精密カットモデル。
↓1号艦(奥)の初披露は1977年11月。
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↑2号艦(手前)の完成は1980年。
----というところまでが前回。
…で、最近恒例になりつつある、補足。
引き続き、サミュエルソンさんのご指摘で、
↓オークションに出品されたのは、翼こそあるものの、
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本ブログでうかつにも特定した
↓1号艦ではなく、
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2号艦とのこと。
証拠として、
●モールド(立体処理)による艦長室窓枠
●第二艦橋脇の張り出し
●窓が前縁まで達している第三艦橋
----等から判断できる。
なるほど。
教訓:人(ヤマト)を外見(翼)だけで判断してはいけません。
となると、2号艦がオークションで落札されず、
松本零士氏の手に渡った過程で、
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(氏が常々気に入らず、場所も取ってしまう)翼を除去したと思われる。
呉の大和ミュージアムでは翼は跡形もなく、
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だからこそ、艦体を包み込むようなシリンダーに収まっている。
除去を担当したのは、カットモデルを製造した業者かどうか、その処理がいつだったのかは不明。
1号艦のフィンの修理が、プロモデラーの桜井信之氏だったことや、
2号艦が、
↓呉大和ミュージアムから
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↑ヤマトギャラリー零に移転した際、
艦長室上の3本アンテナが修復されている例が示すように、
改造や補修は、製造担当とは別人だって、じゅうぶんに可能。
2号艦には他にもヒミツがあって、
↓大判元画像はこちらから。
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↑大判元画像はこちらから。
主砲砲身の3本線と共に、
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「永遠に」版ヤマトに特徴的な、
↓艦首波動砲口直上や舷側の、白い錨マークのうち、
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艦首のマークはたしかにあったが、
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1980年放送のフジテレビの番組登場時には、2号艦の艦首に錨マークが、しっかり確認できる。
↓呉の大和ミュージアム展示時には、錨マークは跡形もない。
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↑舷側の錨マークはしかし、オークション記事でも見あたらない。
舷側のマークがあったことを特定できる画像が、一点も発見できない。
もしも舷側マークが最初からなかったならば、
あえて外した理由は?
目にしない場所だから?
翼はあるのに?
単なるつけ忘れ?
----等々、謎は深まり、今後の解明が待たれる(人任せ?)。
また、こじこじさんは、
↓前回紹介した1号艦とは別に、
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●“2号艦”再現旧1/700
●ノーマル旧1/700
↓「永遠に」当時に、メカニックモデルから内部メカを除外し、外装だけで発売したもの。
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現在も入手可能。
売り上げランキング: 25,997
●ノーマル新1/700
↓新1/700って、このDVDボックスの特典キットのことでしょうか?
売り上げランキング: 62,923
●↓“永遠に設定画”再現新1/700
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元画像はこちら。
↓内部メカが改造された新メカニックモデルは、現在でも入手可能。
売り上げランキング: 31,579
の総計5隻が並んでいて、
さらに
まもなく(12/28)発売される、「2199」版1/500は、
売り上げランキング: 90
今後メカニックモデル(内部メカ再現モデル)に発展予定と知り、
今から思いを馳せているという、
骨の髄までカットモデルマニア。
さらに、まぁまぁまぁさんは、
存在しない幻の3号艦を夢想しているというから、
とにかくこの2.1メートルのカットモデルには、
並々ならぬ関心と思い入れのある方が多いことがわかりました。
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では、ようやく今回の本題。
…というところだが、その本題がかなり長~くなるので、今回はほとんど話が進みませんでしたが、続きは次回とさせていただきます。