今日の本題に入る前に、
昨日の記事(「長谷川町子物語」/優良番組選定委員会・13)の補足。
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実はそんなに名作になるとは思わず、本放送も最初の方は見逃していた。
そこで自分のリンクからたどってみたら、
途中で見られなくなったので、リンク先を張り替えました。
(こちらもしかし、一時的なものでしかなく、永続的な手段ではありません)
また、歴史/時代考証で、「んなわけねえだろ!」が見あたらないとほめたが、
戦前の1935年頃、
長谷川町子(尾野真千子)が弟子入りした田川水泡(三浦友和)の家の、
隣にある教会で礼拝するシーンに出てきた聖書だけは、いただけない。
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新共同訳聖書の初版刊行は、1987年。
町子は聖公会の信者。
さすがにズサンすぎますよ。
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では今日の本題。
これ(士官用ラウンジ/1:537エンプラ補完計画〈その4〉)の続きで、
DLM(ドンズ・ライト&マジック)の、
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1/537スケールエンプラ改造パーツ紹介の、いよいよ最終回。
ワープエンジン・グリル用パーツ
実物のエンタープライズ(撮影用スタジオモデル)のワープナセルは、
内側のスリット1対のみが発光し、
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大判元画像はこちら。
↓外側の同じ箇所は、単なる黒い帯。
↓根元に光源があるが、スリットを照らしている…のか?あまり効果は認められない。推進光?
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大判元画像はこちら。
今日のブログでここまで掲載してきた写真や、
ドライドックの撮影写真を見る限り、
発光色は
映画本編で改装型(NCC-1701とNCC-1701-A)の現役時には一貫していた
ブルーではなく、
NCC-1701
『スタートレック』→ブルー
『Ⅱ』→ブルー
『Ⅲ』→全篇通して発光せず
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NCC-1701-A
『Ⅳ』→ブルー
『Ⅴ』→全篇通して発光せず
『Ⅵ』→全篇通して発光せず
これを踏襲し、歴代エンプラおよび惑星連邦所属艦のワープナセルは、
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のきなみブルーに発光。
なぜかパープルだった。
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トリミング前の全判元画像は、こちら。
しかし1/537スケールの作例で、パープル発光なんて見たことがない。
ポーラーライツの1/350だったら、ありますが…。
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あるフォーラムで、
「パープルとブルーの、どっちがいいか?」
という意見を募るための、見本写真。
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パープルを支持する声が圧倒的多数だった。
そもそもブルーにしてからが、この部分(ワープナセル)の発光作例が少ない。
おそらくネットで公開され、現存している最初の作例は、
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2003年の、スティーブン・コフィー(Steven Coffey)のもの。
窓のように点状の発光部分ならともかく、こうした広い帯状の発光パーツ(LEDテープ)が、普及していなかったんだろう。
それもあってか、次は5年も離れた、
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クリス・ウエストゲート(Chiris Westgate)の2008年作例と、
その翌年、2009年のラリー・Z・デイリー作品。
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さらに3年後の、PJTモデルズの、2012年作例
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----くらいしか、見かけない。
※本当は他にもあったが、写真が不鮮明だったり、キリがないので割愛しました。
完成作例の写真でさえ数えるほどなので、制作途中の写真は、もっと少ない。
↓ドン・マシス(Don Matthys)の1989年作例。DLM製パーツは、これを複製。量産したもの。
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↑アーサー・ペンドラゴンの制作途中写真。
↓適切な画像探しと組み合わせに奔走してたら、元画像を見失ってしまいました。
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↑PJTグラフィックスだけは、発光の仕組みが他の作例とは異なっているように見受けられる。
DLM製のパーツの成型色はクリアブルーなので、
これを使用する限り、
発光はブルーを選択するしかなくなる。
(※赤いLEDを内蔵すれば、合わせ技でパープルにできる…のかもしれません・ただし未検証かつ、1/537作例ではパープル発光は未確認)
DLM製パーツには2種類あり、
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内側のクリアパーツ2枚だけ(左)なのは、再版以降の木目レンガ版用の改造キット。
外側の発光しないスリット用に、不透明樹脂製の2枚が追加された4枚バージョン(右)は、初版キット、通称スムージー用。
木目レンガ版はモールド改修の際に、
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大判元画像はこちら。
外側にもスリットが追加されたから、そこは直す必要がないのに対し、
スムージーのスリット部分は、外側も内側ものっぺらぼうで、
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レインボーステッカーを貼る仕様だったため、より正確な外形に修正するには、スリットのモールドの入ったDLM製パーツに取り替える必要がある。
この項の最終回…のはずだったが、これには続きがあります。
とはいえ、今日はここまで。