Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』IMAX 3D

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』IMAX 3D

Image may be NSFW.
Clik here to view.

2022/5/5  池袋グランドシネマサンシャイン シアター12 e-22

 

5/4が初公開日だったが、

会員の先行予約で、同日の座席はほぼ満杯。

翌日の空席状況からあわてて予約。

 

午前8時50分からの回で鑑賞。

 

IMAXのMCUは、最近では『シャウ・シンチー〜』と『モービウス』こそ見逃したものの、

ほぼ全作を池袋のこの劇場で鑑賞してきたが、

3D=飛び出す映画はひさしぶり。

 

近年はどの映画でも、2D公開があたりまえ。

グランドシネマでのIMAX 3Dは、たしか初体験のような気が。

 

とにかく『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の

Image may be NSFW.
Clik here to view.

総キャラ出演映画は一区切りだったため、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

その後も食傷気味で、

「もう追いかけるのはまっぴらだ」と、

ディズニープラスの『ワンダヴィジョン』も『ホークアイ』も『ホワット・イフ』も未見のまま。

 

まあ、つながり感覚としては、

『ドクター・ストレンジ』(2016)と、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

 

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021/日本公開は2022)

Image may be NSFW.
Clik here to view.

あたりだけ見ときゃじゅうぶんだろうと、甘く見越しつつ鑑賞。

 

果たしてその予想どおりか、期待以上のできばえで大いに満足だった。

 

この作品で押さえておくべきなのは、

 

(以下、内容に触れますので鑑賞後にお読み下さい:赤字部分)

  • 前作『ノー・ウェイ・ホーム』から導入されたマルチバース(多元宇宙)概念により、今後のアベンジャーズ/マーベルヒーローチーム再編時に、キャストが交代したり、以前は未加入だったメンバー新規加入を正当化する。
  • ディズニーがフォックス社を傘下に収めた影響で、これまでMCUに未参加だった「ファンタスティック・フォー」と「Xメン」のマーベルキャラが新規加入。キャプテン・アメリカ(前:クリス・エバンス)、キャプテン・マーベル(前:ブリー・ラーソン)のキャストは交代。
  • お約束のポストクレジットに登場する金髪で丸顔美女はクリア(クレア)という重要キャラらしいが、IMAXの大画面では、誰なのか(※クリックするとネタバレします)即座に認識できず。
  • そうした設定の再編成はともかく、庶民派監督のサム・ライミ(正しくは「レイミ」)は、スーパーヒーローでも悩みの根底には、庶民の誰しもに通ずる男女の愛/家族愛が満たされる望みがあることを鋭くえぐり出していて圧巻。ここらへんは世相的にはイマイチだった(MCUではなくDCEUだが)『ワンダーウーマン1984』に通ずるところがあった。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
 
さてさて、例によって「こんな上出来の作品に、文句をつける人の気が知れない」と、とりあえずYahoo!映画レビューをのぞいてみたが、前から色々と問題の取り沙汰されてるこの映画感想星取りサイト、『ノー・ウェイ・ホーム』あたりから、新たな病原菌が蔓延しているのをご存知だろうか。
 
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ザ・バットマン』『モービウス』と、
アメリカの新作大作シリーズ作品が公開たちまち、
全体平均評価が3.5〜3.7あたりと不当に低評価なのは、
まだ未鑑賞の観客の肯定的/好評価のレビュー(☆4〜5)が大量に注がれる前に、
単純思考で映画の理解力のない粗暴な個人が、
「ここがダメだから全部ダメ」的な☆一つ評価を、異口同音を偽装して、
同一人が別アドレスで絨毯爆撃。
——という嘆かわしい状況が続いている。
 
こちらはその状況を把握しているため、
公開たちまちの☆一つ評価は徹底スルーだが、
『マルチバース・オブ・マッドネス』に関しては、マイナス評価の理由に
「本作は、『ワンダヴィジョン』を未見ではわからない」と言う意見が多くてちょっとビックリ。
 
私は「ワンダヴィジョン」未見でも、じゅうぶんに楽しめましたけど。
 
Image may be NSFW.
Clik here to view.
全く知らなけりゃわからないかもしれんけど…。
 
せっかくIMAXの大画面鑑賞だったので、
そこら辺についても述べておけば、
『マルチバース〜』は、ほぼ全編IMAX純正スタンダード比率の天地フル表示。
 
これをフル表示で映写しきれるIMAX館は、
日本では池袋のグランドシネマサンシャインと、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

国内最大となる18.9m×25.8m(高さ×横幅)のスクリーン

大阪はエキスポシティの109シネマのたった2館のみ。

109シネマズ大阪エキスポシティ

Image may be NSFW.
Clik here to view.
えきすぽ

2015年11月19日から、4kツインレーザー、スクリーン縦18m×横26m(スタンダード1:1.43=真性IMAX)、次世代音響12.1chを導入。

Image may be NSFW.
Clik here to view.
ekisupo

 

他館はレーザー式でも比率がビスタ止まりなため、

Image may be NSFW.
Clik here to view.

できれば2館のどちらかでフル表示でお楽しみください。

 

新登場キャラの若い姉ちゃんはヒスパニック系なのか、

鼻が大きく、鼻の穴も前向きに開き気味で、
クリスティーン役のレイチェル・マクアダムスも、
1作目から変わらず、左頬の大きな赤いホクロが目立ちまくり。
実物はさほどでもなかろうと、大画面に大映しになると特徴が強調されてしまい、
女優もさぞかしたいへんな気苦労だと思った。

そういやこの、鼻の穴の目立つ新キャラ、
『ノー・ウェイ・ホーム』でお世話になったYoutube情報先取りサイトで、
キャラ名がずいぶん前から紹介されていた。
 
最近は、視聴者数を稼ぐためもあり、
こうした映画公開前にどれだけ内容を明かすかという暴露系が大はやりだが、
映画は初鑑賞で初体験の新鮮なオドロキが信条だから、
私個人としては、ネタバレ先取り情報はほどほどにという気がしている。
 
IMAXの予告編は、
さんざん延期されてもう観たような気になっている
『トップガン マーヴェリック』

2022/05/04
——のIMAX専用予告編には、
まったくちっとも触発されず。
 
これだったら、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)本編終了後に流された、
1作目『トップガン』の予告の方が、よほど衝撃的だった。
後日鑑賞した本編はアレだったけど…。
 
『シン・ウルトラマン』予告は、通常版予告のシネスコ比率固定だったが、

2022/04/18
 
どうせIMAX版を作るなら、
それこそ昔のテレビのスタンダード比率(純正IMAX天地フル表示)で映写してこそ、
真のオリジナル精神の復活と呼べる気がしますが。
 
 
今回は以上です。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2735

Trending Articles